AXIORYコピートレード(ミラートレード)の始め方│cTraderユーザーは注意

AXIORY(アキシオリー) 2025.07.25 2025.09.16

AXIORY(アキシオリー)では、MT4・MT5の「MQL5シグナル」を活用して、プロトレーダーの戦略を自動コピーできる本格的なコピートレード(ミラートレード)が可能です。

コピトレ用のアプリがないのって、ちょっと不便じゃない?

代わりにMQL5が使えるから、自由度はむしろ高いぞ。

AXIORYでは専用アプリの提供はありませんが、MQL5のシグナル機能を使えば、初心者から上級者まで自分に合った使い方ができます。

本記事では、AXIORYでのコピートレードの始め方や選び方、AXIORYのVPS(仮想サーバー)の活用ポイント、手数料の仕組み、そしてcTraderユーザーが注意すべき点まで詳しく解説します。

資金の安全性×高精度コピトレ

この記事を先読み

  • AXIORYはMQL5シグナル(MT5・MT4)で自由度の高いコピートレードが可能
    ※専用アプリはなし
  • AXIORYのcTraderはコピートレードに対応していない
  • コピートレード費用は「シグナル月額利用料+VPS利用料(仮想サーバー)」

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目次

AXIORYのコピートレード(ミラートレード)の基本情報

AXIORYのコピートレードイメージ

※画像はAIによるイメージイラスト(ChatGPT生成後に編集)

AXIORY(アキシオリー)では、専用のスマホアプリこそ提供されていませんが、プロトレーダーの戦略を選んで自動コピーできる仕組みが整っており、裁量を残した柔軟な運用が可能です。

特徴1:AXIORYのコピートレードはMT5・MT4で利用可能【cTraderは非対応】
重要度:★★★★★

AXIORYでは、MT4・MT5・cTraderの3プラットフォームを提供していますが、コピートレードに対応しているのはMT4・MT5のみで、MQL5シグナルを通じてプロのトレードを自動コピーすることができます。

MQL5シグナルとは?

  • MT4・MT5で使える、世界的に利用されているコピートレード機能のひとつ
  • プロの取引をそのまま自動コピー
  • 実績データやフォロワー数、勝率なども確認可能
  • ロット数・損失制限など、詳細なリスク調整もできる
  • 数千以上の戦略から、自分に合ったトレーダーを選択可能

専用のコピートレードアプリは用意されていませんが、MQL5シグナルを使えばMT4・MT5で柔軟かつ本格的なコピートレード運用が可能です。

特にMQL5では、複数の戦略から自分に合ったものを選び、リスク管理やロット調整なども細かくカスタマイズできます。

AXIORYは、cTraderでのコピートレードは非対応です(公式サポートへ確認済)。

コピートレードを使いたい方は、口座開設時に必ず「MT4」または「MT5」を選択してください。

特徴2:日常的なコピートレードにはVPS(仮想専用サーバー)が必要
重要度:★★★★☆

VPS(仮想専用サーバー)とは、ネット上に設置された24時間稼働するリモートPCのようなものです。

「MQL5シグナル」は、プロトレーダーの売買をリアルタイムで自動コピーする仕組みです。

そのため、コピートレードを安定して運用するには、MT4やMT5を24時間オンラインで動かし続ける必要があります。

VPSが必要な主な理由

  • 自宅PCでは、電源OFFやネット切断でコピーが止まる
  • スキャルピングなどは、一瞬の遅延でも損益に影響する
  • VPSなら24時間接続が保たれ、コピーのズレや漏れを防げる

ただし、AXIORYではVPSの提供は行っていないため、必要な場合は外部VPSサービスを自分で契約・設定する必要があります。

【あわせて読みたい】AXIORY(アキシオリー)にVPSはある?提供状況とおすすめFX運用方法

特徴3:AXIORYのコピートレード利用料は無料(※シグナル提供者への月額費用あり)
重要度:★★★☆☆

AXIORYで利用できるコピートレード(MQL5シグナル)は、AXIORYの口座を開設すれば誰でも利用できます。AXIORY自体が手数料を徴収することはなく、システムの利用自体は無料です。

ただし、シグナル提供者ごとに設定された報酬(例:AXIORYの場合は月額制が基本)が発生する場合があります。

これらの条件はトレーダーごとに異なるため、コピー開始前に確認することが重要です。

後述の「AXIORYコピートレードの手数料・コスト」では、より詳しく解説します。

補足:過去に提供されていたスマホアプリ「AXIORY CopyTrade」は廃止済

AXIORYでは過去に、専用トレーダーを選んでスマホから手軽にコピー運用できる「AXIORY CopyTrade」という公式アプリが提供されていました(2020年頃)。

しかし現在、このサービスは終了しており、公式サイト上にも案内はなく、利用はできません。

現在AXIORYでコピートレードを行うには、MT4/MT5のMQL5シグナルまたはcTraderのCopy機能を使う形が主流となっています。

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AXIORYでコピートレード(ミラートレード)するメリット

コピートレード_メリットと向いている人

時間がなくても、プロに任せて資産を動かせるって最高よね。

プロ戦略をそのまま自動コピーできるから、忙しくても運用できる
重要度:★★★★★

AXIORYでは、MQL5シグナルを使ってプロトレーダーの売買を自動でコピーできます。

そのため、日中のチャート監視やタイミングの判断ができない方でも、時間に縛られず安定したトレードが可能になります。

  • 自分で相場分析や注文をしなくても、プロの判断で自動売買
  • トレードの知識や経験が浅くても、すぐに運用を始められる
  • 忙しい平日でも、放置で取引が進むから継続しやすい
  • 自分が詳しくない銘柄もコピー対象にできるから、収益のチャンスが広がる
  • 相場の急変にもプロが対応するので、機械的な自動売買よりリスク管理に優れる

トレードの時間がとれず悩んでいる方でも、AXIORYのコピートレードなら無理なく資産運用に取り組めます。

実績データを見て、自分に合ったトレーダーを比較・選択できる

AXIORYが採用するMQL5シグナルでは、各トレーダーの成績が詳細に公開されており、自分のスタイルに合った戦略を選びやすい仕組みになっています。

  • 勝率や月間収益率、ドローダウンなど詳細なデータを閲覧可能
  • フォロワー数や稼働期間など、信頼性の指標もチェックできる
  • 複数の戦略を比較してから、自分に最適なトレーダーを選べる

「誰をコピーすればいいのかわからない」と迷うことがなく、根拠を持って選択・運用できる点は大きな安心材料です。

約定力に優れたAXIORYだから、コピーの精度が高い
重要度:★★★★★

AXIORYは高い約定力で知られ、スキャルピングにも適した取引環境を提供しています。

そのため、シグナルトレーダーの動きをタイムラグが非常に少なく再現できるコピー精度が強みです。

  • 成行注文が滑りにくく、意図した価格に近いレートで約定
  • 急な値動きにも追随しやすく、シグナルとの再現性が高い
  • コピー先の戦略通りに近いパフォーマンスを期待できる

コピー精度は、コピートレードの成果を左右する重要な要素です。

その点でAXIORYは、安定した約定力によって再現性の高い運用を可能にしています。

リスク調整の自由度が高く、自分の許容度に合わせて運用できる
重要度:★★★★☆

MQL5シグナルでは、コピー時のロット数・証拠金使用率・損失制限などを細かく調整できるため、自分にとって無理のないリスク管理が可能です。

  • 投資額やロット数を個別に設定し、資金規模に応じた運用ができる
  • 一定の損失額で停止するなど、リスク制限ルールを事前に設計可能
  • 複数の戦略を並行運用して、リスク分散型のトレードも実現

「プロに任せる=完全放任」ではなく、自分で関与できる余地も残されているため、より安心して使える仕組みです。

AXIORYは信託保全に近い制度で、万一のときも資金が守られる
重要度:★★★☆☆

コピートレードでは預けた資金を長期的に運用するケースも多いため、安全性や信頼性の高い業者を選ぶことが重要です。

AXIORYでは、以下のような制度で顧客資金を保護しています。

  • 会社資金とは分別管理されており、運営と切り離して保管
  • 第三者機関「The Financial Commission」に加盟し、万が一の際は最大20,000ユーロまで補償
  • ベリーズIFSC(ライセンス番号:000122/163)の金融ライセンスを取得し、国際基準で運営

安心して資金を預けられるかどうかは、コピートレードでも見逃せないポイントです。

その点でAXIORYは、安全性と透明性を兼ね備えたブローカーとして、多くの投資家に選ばれています。

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AXIORYでコピートレード(ミラートレード)する注意点・デメリット

コピートレード_デメリットと注意点

コピトレは便利じゃが、事前に知っておきたいポイントもあるぞ。

AXIORYの「cTrader」ではコピートレードが使えない
重要度:★★★☆☆

AXIORYでは「MT4」「MT5」「cTrader」の3種類の取引プラットフォームを提供していますが、MQL5シグナルを利用したコピートレードに対応しているのはMT4とMT5のみです。

そのため、cTrader口座を開設した場合はコピートレードが利用できません。

  • コピートレードを使うには、MT4またはMT5口座の選択が必要
  • cTrader口座ではMQL5シグナルに接続できない

なお、cTrader自体は他社でも導入が少なく、AXIORY特有のデメリットとは言えません。

ただし、cTraderの操作性や機能が気に入っている方は、裁量取引や自動売買はcTraderで、コピートレードはMT4/MT5で行うなど、目的に応じた使い分けがおすすめです。

コピートレード専用アプリがないため、最初はやや慣れが必要
重要度:★★☆☆☆

AXIORYのコピートレードは、MQL5公式サイトやMT4/MT5のプラットフォームを通じて操作する仕組みです。

そのため、スマホで完結するような専用アプリは提供されていません。

  • シグナルの検索や接続は、MT4/MT5またはMQL5サイト上で操作
  • 最初は操作画面に戸惑うこともある
  • 慣れてしまえば、以後のメンテナンスや確認は最小限でOK

とはいえ、設定は一度行えば自動でトレードが進行するため、日常的な手間はほとんどかかりません。

24時間安定稼働には、VPS環境を自分で用意する必要がある
重要度:★★★☆☆

AXIORYのコピートレードは、MT4/MT5を常時稼働させて初めてシグナルを正確に受信し、取引が自動で行われます。

そのため、パソコンの電源を入れっぱなしにしないといけないの?という点が、多くの人の悩みどころです。

AXIORYでは無料・有料を問わずVPSの提供がないため、現実的な選択肢は「外部VPS」の利用となります。

外部VPS(仮想サーバー)

  • 月額課金型の外部VPSを自分で契約(Beeks、使えるねっと、ForexVPSなど)
  • 他社ブローカーの無料VPS条件を併用して活用
  • MQL5経由で「MetaTrader VPS」をMT4/MT5内から契約

価格帯の目安としては以下のとおりです。

  • 安価なVPS:月額10〜15ドル(1,500円〜2,000円前後)
  • 高性能VPS:月額30ドル以上(低Pingや複数EA稼働に対応)

外部VPSの利用はたしかに少し手間ですが、現在も多くの中上級者がこの方法で安定運用を実現しています。

本格的にシグナルトレードを継続したい場合は、VPS導入も選択肢として検討しておくと安心です。

なお、VPSを使わずに短期だけコピー運用することも可能ですが、その場合は稼働中のPCを閉じないよう注意が必要です。

コピーだからといって、常に利益が出るわけではない
重要度:★★☆☆☆

コピートレードは「プロに任せる」スタイルで効率的な運用が可能ですが、相場変動によって損失が出るリスクも当然あります。

  • どのトレーダーをフォローするかによって、結果は大きく異なる
  • 相場が不安定なときは、実績あるトレーダーでも連敗する可能性あり
  • 過去の成績は将来の利益を保証するものではない

そのため、トレーダー選びやロット設定など、自分で判断すべき部分も存在します。

「完全放置で絶対に稼げる」と思わず、あくまで投資としてのリスク管理は忘れずに行いましょう。

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AXIORYでコピートレードを始める方法【基本の3ステップ】

コピートレード_始め方

AXIORYでのコピートレードは、「MQL5」という公式シグナル提供サービスを使って行います。

特別なアプリをインストールする必要もなく、MT4やMT5があればすぐに始められるのが特徴です。

STEP1:MT4またはMT5口座を開設・ログインする

まずは、AXIORYの【MT4またはMT5口座】を開設し、取引ツールにログインします。

AXIORYではMT4/MT5口座のみがコピートレード対応です。
cTrader口座ではコピートレードが利用できないため、口座開設時に必ずMT4かMT5を選択してください。

具体的な流れは以下のとおりです。

  1. AXIORY公式サイトから新規口座開設
  2. MT4またはMT5をダウンロード・インストール
    (AXIORY公式サイトより取得)
  3. 登録時にメールで届くログイン情報を使って、MT4/MT5にログイン

口座開設時にMT4かMT5か迷う場合は、最新のMT5を選択すると良いです。また、マイページより追加口座も可能です。

プラットフォームのダウンロードリンクや、設定方法はAXIORY公式サイト内で丁寧に案内されています。

STEP2:MQL5コミュニティに無料登録する

AXIORYのコピートレードでは、「MQL5」という外部サービスとの連携が必要です。

MQL5は、MetaQuotes社が運営する信頼性の高いプラットフォームで、世界中のトレーダーが自身の戦略(シグナル)を公開しています。

  1. MQL5公式サイトで無料アカウントを作成
  2. 発行されたMQL5アカウント情報(IDとパスワード)をMT4/MT5に入力して連携

MT4またはMT5上では、「ツール」→「オプション」→「コミュニティ」タブからログイン情報を入力するだけで連携完了です。

アカウント作成は数分で完了します。

STEP3:コピーしたいトレーダー(シグナル)を選ぶ(購読する)

MQL5のアカウント連携が完了したら、次はコピーする対象(シグナルトレーダー)を選びます。

MQL5には数千のシグナルが公開されており、それぞれ実績や取引スタイルが異なります。

AXIORYと同じサーバーのトレーダーを選ぶことで、より高いコピー精度が期待できます。

  • MQL5アカウントに入金
  • コピーしたいトレーダーを選ぶ(購読する)
    ※いつでも停止可能です
  • シグナルに対するリスク設定(初期設定)後、同期開始

選び方のコツやポイントは、次の項「AXIORYコピートレードでのシグナル(コピー先)の選び方」で詳しく解説します。

【任意・推奨】安定運用のためにVPSサーバーを準備しておく

AXIORYでは、MT4/MT5を安定稼働させるために外部のVPSサービスを使うことができます。

コピートレードを24時間体制で運用したい場合には、以下のような流れでVPSを準備しておくと安心です。

VPS導入の流れ(例)

  1. 外部VPSサービスに申し込む
    ※例:Beeks、使えるねっと、ForexVPS、MQL5 VPS など
  2. サーバー情報(IPアドレス・ログインID/PW)を確認
  3. リモートデスクトップ接続でVPSにログイン
  4. VPS内にMT4/MT5をインストール
  5. AXIORYの口座情報でMT4/MT5にログイン
  6. 通常通りコピートレードを設定すれば、VPS上で常時稼働可能

※Windowsパソコンなら、標準の「リモートデスクトップ接続」機能で簡単に接続できます。

より詳しいVPS比較や設定手順は、「AXIORYのVPS」記事を参考にしてみてください。

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AXIORYコピートレードでのシグナル(コピー先)の選び方

まずはMQL5公式サイトの「シグナル」一覧へアクセスします。

MQL5シグナルのフィルタ検索画面(MT4・MT5)

で、どのトレーダーをコピーしたらいいんですの!?

フィルタ機能で候補を絞り込むのじゃ!

AXIORYでは、MQL5という外部プラットフォームを通じて、世界中のトレーダーの取引をコピーできます。ただ、シグナルは何千件もあるため、いかにして「安定して利益が出せそうな人」を選ぶかが非常に重要です。

ここでは、具体的な選び方のコツをご紹介します。

フィルタ機能で候補を絞り込む

MQL5のシグナル一覧ページでは、左側に「詳細フィルタ」があり、次の項目で絞り込みが可能です。

初めての場合は、目安を参考に検索してみてください。

検索ページ使えるフィルタ

  • レバレッジ・・・目安:200倍以下
  • 月間利益率・・・目安:5~20%前後
  • 最大ドローダウン・・・目安:30%以下
  • 取引アクティビティ・・・目安:70%以上
  • 利益トレードの割合・・・目安:60~90%
  • 初期入金額・・・目安:$1,000〜$10,000
  • 週間トレード時間・・・目安:20時間前後
  • 1週間あたりの取引回数・・・目安:10~50回
  • 購読者数・・・目安:50人以上
  • 購読料金・・・目安:$0~$30程度

たとえば「月利が高くてドローダウンが小さい人」「取引頻度が少なめのスイング系」など、自分のリスク許容度や好みに応じて調整しましょう。

成績グラフで「一発屋」か「安定型」かを見極める

候補を絞ったあとは、各シグナルのページで損益グラフを確認できます。

  • なだらかに右肩上がり → 長期で安定しやすい
  • 急に上下する → ボラティリティが高く、一発狙い型
  • 短期間で利益が出ているが運用歴が浅い → 継続性に不安あり

利益率だけに目を奪われず、グラフの形状と「運用期間」もセットで見ておくことが大切です。

取引スタイルとロットサイズの傾向をチェック

コピー元のトレーダーが「スキャルピング型」か「スイング型」かで、必要証拠金やストレスのかかり方も大きく異なります。

  • スキャルピング:トレード回数が多く、短期で損益が激しい
  • スイング:保有時間が長く、取引回数は少なめだが大きめの損益が出やすい

MQL5のシグナル詳細ページで、1取引あたりのロットサイズ、平均保有時間、取引頻度などが見られます。

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AXIORYのコピートレードで失敗しないための戦略

コピートレード_失敗しないための戦略

AXIORYのコピートレードは、設定さえすれば自動でプロの取引を反映できますが、「放置で安定利益」とはいきません。

トレーダー選んでコピーすれば勝てるんでしょ?

それは甘い考えじゃ。AXIORYでも“工夫次第”で成績は大きく変わるのじゃ。

コピー対象の選定だけでなく、運用の仕方やリスク管理次第で、結果が大きく変わります。

戦略1:コピー後も“放置せず”定期的に見直す

コピートレードは「自動運用」が大きな魅力ですが、完全放置では思わぬ損失につながるリスクもあります。

とくに以下のような状況では、コピー対象の見直しが必要になります。

コピートレードの見直しタイミング

  • 相場が急変(経済指標・戦争・政策転換など)
  • コピー先のトレーダーが明らかに調子を落としている
  • 最大ドローダウンが過去の平均を大きく上回っている
  • 運用資金が増えた/減ったことでリスク許容度が変化した

AXIORYは口座追加が簡単なので、「一時停止→別のトレーダーに切り替え」も柔軟にできます。

コピートレードの見直しポイント

  • 月1回程度は「利益率・ドローダウン・トレード頻度」の変化を確認
  • 不安定な動きが続いていれば、シグナル変更を検討

戦略2:AXIORYの強みを活かす“スキャルピング型”を選ぶのもあり

AXIORYは約定力の高さ、サーバーの安定性、スリッページの少なさといった点で、スキャルピングとの相性が良い環境が整っています。

さらに、最大1,000ロットの大口注文にも対応できるスペックは、頻繁な取引を行うトレーダーのコピーに適しています。

スキャルピング型トレーダーの見分け方

  • 1週間あたりの取引回数が多い(100回以上)
  • 利益トレードの割合が高い(75%以上)
  • 最大ドローダウンが比較的低い(15%以下)

フィルタ設定のポイント

MQL5の検索画面で「アクティビティ」「取引回数」「ドローダウン」などを調整することで、スキャル型に近いトレーダーが絞り込めます。

戦略3:複数のトレーダーをコピーして、リスクを抑える

「1人のトレーダーにすべてを任せて大損」というのは、コピートレードで最もよくある失敗パターンです。

どれだけ実績が良いトレーダーでも、相場状況によっては急にパフォーマンスが落ちることもあります。

そこで有効なのが、異なる戦略や期間を持つトレーダーを複数コピーすることです。これにより、特定のシグナルに依存しない、バランスの取れた運用が可能になります。

リスク分散の運用例

  • A口座:リスク低めの長期スイング型トレーダーをコピー
  • B口座:短期スキャルピング型で回転率重視のトレーダー
  • C口座:新規トレーダーをテスト的に少額でコピー

トレーダーごとに特徴や戦略が異なるため、同じ相場でも結果が分かれやすく、安定した成績につながります。

また、AXIORYでは最大10口座まで作成できるため、シグナルごとに口座を分けておくと、管理や見直しもしやすくなります。

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AXIORYコピートレード(ミラートレード)の手数料・コスト

コピートレード_手数料・コスト

コピートレードって、実際いくらかかるの?

シグナルの月額利用料やVPSなどのコストが中心じゃ。

AXIORYでは、MQL5の外部シグナルを通じてコピートレードを行います。

AXIORY自体がこの機能に対して手数料を取ることはなく、費用はコピー元のトレーダー(シグナル提供者)や、環境整備にかかるコストが中心となります。

コピートレード費用 = シグナル購読料(月額)+VPS利用料(月額)

以下は、コピートレードにかかる費用の目安です。

AXIORYコピートレードの費用の内訳
項目費用の目安補足
シグナル購読料月額0~50ドル程度無料シグナルも多く、有料でも10~30ドルが中心
VPS利用料月額30ドル前後
(2,000~4,000円)
高速・安定した通信を求めるならVPSが推奨
AXIORY利用料無料AXIORY自体は、コピートレードに対して課金なし

なお、コピーした取引が自分の口座で実行される際には、通常の取引コストも発生します。

たとえばナノ口座・テラ口座・ゼロ口座では、1ロットあたり往復6ドルの取引手数料がかかるため、短期売買を多くコピーする場合はこの手数料負担も考慮しておくべきです。

加えて、スプレッドも銘柄によっては積み重なるため、コスト全体を見ながら運用するのがポイントです。

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AXIORYコピートレード(ミラートレード)のおすすめ口座タイプ

【画像】

AXIORYでのコピートレードは、MQL5のコピー元トレーダーのプラットフォーム(MT4 / MT5)に合わせた口座タイプ(MT4口座またはMT5口座)が必要になります。

おすすめは、ナノ口座・テラ口座・ゼロ口座よ!

その中から、コピー元や銘柄に合わせて選ぶとよいぞ。

以下は、主要な口座タイプのうち、コピートレードに適したものを比較した表です。

AXIORY口座タイプのコピートレード比較
口座タイププラットフォーム取引手数料適性と特徴
スタンダード口座
(STP方式)
MT4, cTrader無料・スプレッドやや広め
・初心者に扱いやすい
マックス口座
(STP方式)
MT4, cTrader無料・スプレッドやや広め
・最大レバレッジ2,000倍
・デイトレード向け
ナノ口座
(ECN方式)
MT4, cTrader往復6ドル※・スプレッド狭め
・コピートレードに最適
・スキャルピングに最適
テラ口座
(ECN方式)
MT5往復6ドル※・スプレッド狭め
・コピートレードに最適
・スキャルピングに最適
ゼロ口座
(通貨ペアのみ/
ECN方式)
MT4, MT5
cTrader
往復9.9ドル※
(ドル円)
・スプレッド狭め
・コピートレードに最適
・通貨ペアのスキャルピングに最適

※通貨ペア、ゴールド、シルバー以外は手数料無料です
※ゼロ口座は通貨ペア毎に手数料が設定されています

AXIORYは、cTraderのコピートレード非対応です。

コピートレードには「ナノ口座(MT4)」「テラ口座(MT5)」「ゼロ口座(MT4 / MT5)」が適しています。

ECN方式の口座は、約定速度が速く、STP方式と比べてタイムラグやスリッページが少ないためです。

また、その中でも口座タイプに迷う場合は「テラ口座(MT5)」がおすすめです。AXIORYの全銘柄の取引にも対応していて、MT5のコピー元(シグナル)は増加傾向にあるため、今後の選択肢も広がります。

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AXIORYのコピートレード(ミラートレード)でよくある質問

AXIORYではスマホだけでコピートレードを利用できますか?

はい、可能です。MQL5の公式サイトにスマホのブラウザからアクセスすれば、シグナルの検索・購読ができます。また、MT4やMT5のスマホアプリをインストールして、AXIORYの口座と連携することで、完全にスマホのみで運用可能です。

ウェブ版のMT4やMT5ではコピートレードは使えませんか?

いいえ、使えません。AXIORYでは、ウェブ版のMT4・MT5(WebTrader)ではMQL5のシグナル購読機能が非対応となっています。コピートレードを利用するには、デスクトップ版(パソコン用)またはスマートフォン版のMT4/MT5をインストールして、MQL5と連携する必要があります。

MT4・MT5をインストールしなくてもコピートレードはできますか?

現時点では難しいです。MQL5のシグナルを購読するには、MetaTrader本体(PCまたはスマホ)のインストールが必要で、そこからログインして連携を取る必要があります。

コピートレードはAXIORYのマイページから設定できますか?

いいえ。コピートレードの設定はAXIORYのマイページではなく、MQL5の公式サイトまたはMetaTraderアプリ(MT4/MT5)上で行います。

AXIORYにはコピートレード専用アプリがありますか?

AXIORY独自のアプリはありませんが、MQL5が提供するシグナル機能を使う形で運用することができます。操作はMQL5公式サイトやMetaTraderアプリ(MT4/MT5)を通じて行います。

AXIORYではcTraderでコピートレードはできますか?

いいえ、cTrader口座ではコピートレードは利用できません。MQL5のシグナル機能はMT4・MT5専用となっており、AXIORYでコピートレードをするにはMT4またはMT5口座の開設が必要です。

AXIORYのどの口座タイプでもコピートレードはできますか?

MT4またはMT5口座であれば、どの口座タイプでも利用可能です。ただし、cTrader口座ではシグナルが使えないため非対応です。なお、ECN方式(ナノ、テラ、ゼロ口座)の方が、スプレッドや約定面で相性がよく、おすすめです。

AXIORYのどの口座タイプがコピートレードにおすすめですか?

「ナノ口座(MT4)」「テラ口座(MT5)」「ゼロ口座(MT4/MT5)」の3つが推奨です。いずれもECN方式で約定スピードが速く、スリッページが少ないため、MQL5との相性が良好です。特にMT5ベースのテラ口座は、対応シグナルが増えている点で有利です。

AXIORYのコピートレードにかかる手数料はどのくらいですか?

AXIORY自体にコピートレードの手数料はありません。ただし、コピー元トレーダーに支払う「シグナル購読料(月額0〜50ドル程度)」と、安定運用を目指す場合の「VPS利用料(月額約30ドル)」が主なコストです。ナノ・テラ・ゼロ口座を使う場合は、別途取引手数料もかかります。

AXIORYのコピートレード(ミラートレード)まとめ

AXIORYのコピートレードは、MQL5シグナルサービスを通じて行う形式で、AXIORY独自の専用システムではありません。

そのため、専用アプリや一括設定機能はなく、シグナル購読や取引設定、VPSの用意などを自分自身で行う必要があります。

操作には多少の慣れが必要ですが、その分、コピー対象や取引条件を自由に選べる柔軟性があり、自分に合った運用スタイルを築けるのが大きな魅力です。

MT4・MT5の口座であればすぐに始められ、特にナノ口座やテラ口座、ゼロ口座といったECN方式の高約定口座を選ぶことで、スリッページや遅延を抑えた安定した環境で運用できます。

また、AXIORYはサーバー性能が高く、大口取引にも対応しているため、本格的にコピートレードに取り組みたい中上級者にとっては、長期的な資産運用の土台として活用しやすいブローカーといえます。

信頼性や資金の安全性の面でも安心感があり、自分の戦略次第で広く応用できる自由度の高いサービスです。

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