AXIORY(アキシオリー)でシグナル配信する方法｜MQL5のコピートレード提供と報酬の仕組みを解説

AXIORYのシグナル配信とは？コピートレードで報酬を得る仕組み

※画像はAIによるイメージイラスト（ChatGPT生成後に編集）

AXIORYのシグナル配信は、自分の取引を購読者に共有し、成果に応じて報酬を得られる仕組みです。

特徴1：AXIORYではMQL5を使ってシグナル配信する
重要度：★★★★★

AXIORYでは、MetaQuotes社が提供するプラットフォーム「MQL5」を通じてシグナル配信を行います。

これは、世界中のトレーダーが取引戦略を共有できる公式ネットワークで、AXIORYのMT4/MT5と連携して動作します。

• MT4/MT5に標準搭載された「MQL5シグナル機能」を利用
• MQL5のアカウント登録とログインが必要
• AXIORY公式の独自コピートレードアプリやツールは提供なし

配信を行うには、AXIORYのリアル口座をMQL5に接続し、VPS（仮想サーバー）などでMT4/MT5を常時稼働させる必要があります。

ただし、複雑な外部アプリの導入や特別な開発作業は不要で、AXIORYの取引環境とMQL5だけでシンプルに配信が可能です。

特徴2：シグナル配信はMT4・MT5口座を利用(cTraderは不可)
重要度：★★★★☆

AXIORYのシグナル配信は、MetaTrader 4（MT4）またはMetaTrader 5（MT5）で行われます。

取引内容はリアルタイムで購読者の口座に反映され、同じ条件で自動注文が実行されます。

• MT4/MT5のどちらにも対応
• 取引内容はリアルタイムで購読者の口座へ自動コピー
• cTrader口座ではシグナル配信できない

AXIORYの約定力の高さにより、取引精度とコピー速度が安定している点も魅力です。

特徴3：報酬はMQL5の購読システムを通じて受け取る
重要度：★★★★☆

シグナル配信者は、購読者が支払う月額料金を報酬として受け取ります。

支払いと受け取りはすべてMQL5のウォレットで完結し、AXIORY側での特別な手続きは不要です。

• 購読料を配信者が自由に設定できる
• MQL5システムが自動で決済と分配を管理
• 購読者が増えるほど報酬も拡大

具体的な報酬と手数料・収益化については、後述で詳しく解説します。

AXIORYでMQL5シグナル配信をするメリット

AXIORYでは、MQL5を通じて自分の取引を世界中に共有できるシグナル配信（コピートレード配信）が可能です。

取引スキルをそのままシグナル配信して、“収益化”できる点が魅力です。

メリット1：取引スキルを”収益”に変えられる(月額の固定報酬)
重要度：★★★★★

MQL5シグナルを通じて、購読者から月額課金型の固定報酬を得られます。

自分の取引をコピーしてもらうだけで継続的な収益化が可能です。

まさに「トレード実績をビジネス化できる仕組み」です。コピートレードを“提供する側”として、自分のスキルを収益源にできます。

メリット2：AXIORYは高約定力で配信精度が安定する
重要度：★★★★★

AXIORYは約定速度・サーバー安定性に優れ、コピー遅延や約定ズレが起きにくいのが特徴です。

配信者にとっては、正確な成績が購読者に伝わることが信頼構築の第一歩です。

MQL5を通じた正確なコピートレード配信を行うには、AXIORYの環境が非常に適しています。

メリット3：信託保全レベルの資金管理とMQL5公式経由で安全性が高い
重要度：★★★★☆

AXIORYのMQL5シグナル配信は、資金面・システム面の両方で高い安全性が確保されています。

AXIORYは分別管理＋信託保全に近い水準の資金管理体制を採用しており、万が一ブローカー側にトラブルが起きても、顧客資金が保全される仕組みを整えています。

また、配信システムにはMetaQuotes社の公式ネットワーク「MQL5」を利用します。

取引データや報酬決済はすべてMQL5上で管理され、外部アプリや個人ツールを介さないため、情報漏えい・不正アクセスのリスクを最小限に抑えられます。

AXIORYは、「取引の安全性」と「資金の保全性」を両立できる数少ないブローカーです。

長期的にシグナル配信を継続したいトレーダーにとって、安心して運用できる環境が整っています。

メリット4：目的に合わせて柔軟に口座タイプを選べる(制限が少ない)
重要度：★★★★★

AXIORYでのMQL5コピートレード配信は、専用の制限口座ではなく、通常の取引口座をそのまま利用できます。

そのため、配信者は自分のトレードスタイルや資金量に応じて最適な環境を選択可能です。

他社の公式コピートレード配信ような「特定口座のみ対応」「固定レバレッジ制限」といった制約がないため、配信戦略を制限されずに構築できる柔軟性がAXIORYの大きな魅力です。

メリット5：取引実績の公開でシグナル配信者としての信頼を得られる
重要度：★★★★☆

MQL5では、配信者の取引履歴・損益・ドローダウンなどが自動で公開されます。

一度配信を始めれば、取引履歴がそのまま自分の“実績ページ”として積み上がります。

購読者は「安定性」や「継続力」を重視する傾向があり、地道に実績を積み重ねるほど、フォロワーやリピート購読が増えやすい環境です。

透明性が高いMQL5の仕組みを利用すれば、外部から購読者を集める宣伝ツールとしても活用可能です。

数字そのものが“信頼の証明”になる点は、配信者にとって大きな強みです。

AXIORYでMQL5シグナル配信をするデメリット

AXIORYでMQL5シグナル配信を行う場合、法的・技術的なハードルや環境面の注意点も存在します。

大きなリスクではありませんが、配信を始める前に理解しておくことでトラブルを防げます。

デメリット1：24時間の安定稼働にはVPS(仮想サーバー)の契約が必要
重要度：★★★★☆

MQL5シグナル配信は、MT4・MT5が稼働している間だけ購読者へ取引が共有されます。

自宅PCを常時起動して配信することも可能ですが、スリープや停電・通信障害などによる停止リスクがあります。

安定的にコピートレード配信を行うためには、VPS環境が推奨されますが、AXIORYでは無料VPSが提供がないため、外部サービスを利用する形になります。

VPSを活用することで、24時間MT4・MT5を稼働させられるほか、通信切断や停電の影響などによる取引の中断リスクを減らし、外出中でも自動配信が継続できます。

デメリット2：AXIORYでは専用のコピートレード管理ツールがない
重要度：★★☆☆☆

AXIORYでは、MQL5を通じたコピートレード配信に対応していますが、自社開発の専用コピートレードツールやスマホアプリは提供されていません。

そのため、配信登録・購読管理・成績確認などは外部のMQL5サイト上で行う必要があります。

MQL5コピートレードのシグナル配信も操作自体はシンプルなものの、専用アプリのようにワンタップで完結するUIではないため、最初はやや煩雑に感じる場合があります。

ただし、MQL5シグナル配信は、公式コピートレードアプリやツールのように「専用口座」「レバレッジ上限」「取引量制限」といった制約がなく、自由度の高い環境で配信できる点が大きな強みです。

管理の手間よりも柔軟な運用を重視したい人に適しています。

デメリット3：MQL5コピートレードはAXIORY公式サポート対象外
重要度：★★☆☆☆

MQL5シグナルはMetaQuotes社の外部サービスのため、配信設定・購読エラー・ランキング表示などに関してはAXIORYサポートの対象外です。

技術的なトラブル時には、MQL5のサポートフォーラムや公式ドキュメントで自己解決する必要があります。

一方で、AXIORY側はサーバー稼働・約定トラブルなどの相談には対応してくれます。

AXIORYでMQL5シグナル配信のやり方・手順

AXIORYでシグナル配信を始めるには、MT4/MT5口座とMQL5アカウントを連携し、自分の取引を「シグナル」として公開する流れになります。

手順1：AXIORYでMT4/MT5口座を開設

AXIORYのMQL5シグナル配信は、MT4またはMT5口座を使用して行います。どの口座もシグナル配信に利用でき、専用制限はありません。

口座をまだ持っていない場合は、公式サイトの「口座開設」より新規口座を開設しましょう。

本人確認書類のアップロードなどもありますが、特に難しい設定項目ではなく、口座もすぐに利用できるようになります。

手順2：MQL5アカウントを作成

次に、MQL5公式サイトで無料アカウントを作成します。メールアドレスとユーザー名を登録すればすぐに利用できます。

このアカウントが、購読者からの支払い受取やシグナル管理の中核になります。

手順3：AXIORYの取引口座をMQL5に紐づける

MT4/MT5を起動し、上部メニューから以下の操作方法でAXIORY口座とMQL5を紐づけます。

1. 「ツール」→「オプション」→「コミュニティ」タブを開く
2. MQL5で登録したユーザー名・パスワードを入力
3. 「OK」を押してアカウントをリンク

これで、AXIORY口座の取引履歴がMQL5側で認識され、配信準備が整います。

手順4：MQL5でシグナルプロバイダー登録(販売者登録と本人確認)

MQL5公式サイトの「シグナル」タブから「私のシグナル > 登録」をクリックします。

審査が完了すれば、シグナル配信が公開されます。

手順5：VPS(仮想サーバー)環境の用意

AXIORYでは無料VPSの提供がないため、外部またはMQL5公式VPSを利用して、MT4/MT5を常時稼働させます。

VPSを使えば、PCを起動しなくても配信が途切れず、安定したシグナル配信を維持できます。

AXIORYのVPSについては、別の記事も参考にしてみてください。

手順6：配信を公開し、購読者を獲得する

登録後、MQL5の「Signals」ページに自分の取引成績が表示されます。

購読者はこのページを見て購読を判断します。

AXIORYのMQL5シグナル配信の報酬・手数料と収益化

MQL5シグナル配信の月額報酬と手数料

MQL5シグナル配信では、購読者が支払う月額購読料の一部(手数料)を除いた報酬が自動的に配信者のウォレットに反映されます。

報酬はMQL5システムが自動で分配するため、AXIORY側での特別な設定や申請は不要です。

この仕組みにより、購読者が1人でもいれば月額固定の報酬を得ることができ、継続的な購読や高評価の維持によって安定収益化も可能です。

MQL5シグナル配信報酬の受け取り・出金方法

MQL5で得た報酬は、購読者の支払いから自動的にMQL5ウォレットに反映されます。

サイト右上のアカウント名より「アカウントから出金する」をクリックすると、出金申請の画面へ進みます。

ウォレットにある報酬は、以下の方法で引き出し可能です。

PayPalが現在利用停止になっているため、現在はクレジットカードが一般的です。(2025年現在)

送金トラブルが発生した場合は、出金フォームでサポートに連絡可能です。

AXIORYのMQL5シグナル配信に最適な口座タイプ

AXIORYでは、シグナル配信専用の制限付き口座は存在せず、通常のリアル口座をそのままMQL5シグナル配信用として利用できます。

他社の公式コピートレードアプリやツールのような「レバレッジ固定」「ボーナス利用不可」「専用サーバー必須」といった制約がなく、配信者の取引スタイルに合わせて最適な環境を自由に選べるのが大きな特徴です。

※cTraderはMQL5シグナル配信に非対応です。

AXIORYでは、口座タイプごとにスプレッド・手数料・対応プラットフォームが異なります。

口座タイプの違いは「AXIORYスプレッド一覧」の記事でも違いを解説していますが、配信目的やトレードスタイルに応じて使い分けることが効果的です。

AXIORYでは、1つのアカウントで複数の口座を開設できるため、トレードスタイルや配信内容に合わせて口座を使い分けるのが効果的です。

どの口座にすべきか迷う場合は、まず「スタンダード口座」から始めるのがおすすめです。手数料無料でコスト管理がしやすく、配信・購読どちらの立場でも扱いやすいため、初めてMQL5シグナル配信を行うトレーダーにも最適です。

運用に慣れてきたら、「ナノ口座」や「テラ口座」など、よりスプレッドの狭い環境へステップアップすると良いでしょう。

また、MT4とMT5では構造上の違いがあります。MT4は利用者が多く購読者を集めやすい一方、MT5は統計データや自動レポート機能が充実しており、よりプロフェッショナルな配信環境としておすすめです。

AXIORYのMQL5シグナル配信で成功するためのコツと宣伝方法

MQL5シグナル配信は、単に取引で勝つだけでは成功できません。

購読者に「安心してフォローしたい」と思わせる信頼構築と運用設計が重要です。

戦略1：安定した取引成績を維持し、ドローダウンを抑える

MQL5では、トレード履歴・損益・最大ドローダウンなどが自動で公開されます。

短期的な爆益よりも、低リスク・安定運用のほうが購読されやすい傾向があります。

• 1回の損失を抑えて、総損益曲線をなだらかに保つ
• 長期的にプラスを積み上げるスタイルを目指す
• ナノ口座・テラ口座などスプレッドの狭い環境を活かして安定運用

安定したグラフや低ドローダウンの成績は、購読者からの信頼に直結します。

戦略2：MQL5プロフィールを最適化し、購読者に信頼感を与える

シグナル配信ページには、自己紹介文や取引戦略の説明を記載できます。

購読前に多くのトレーダーが確認する部分のため、ここで信頼を得ることが重要です。

プロフィールが充実しているほど購読率が高くなる傾向があります。

戦略3：SNS発信で購読者を増やす導線をつくる

MQL5内だけでなく、X（旧Twitter）やYouTubeなどで運用実績を共有することで、購読者の流入経路を増やせます。

特に英語対応を行うと海外購読者も取り込みやすくなります。

• MQL5シグナルのリンクを投稿に設置
• トレード成績を定期的に画像で発信
• 海外トレーダー向けに英語版プロフィールを追加

AXIORYの高約定力・低スプレッド環境を活かした「再現性の高いトレード」は、購読者にとっても魅力的な要素となりやすいです。

AXIORYのMQL5シグナル配信は違法？注意すべきポイント

MQL5シグナル配信は、AXIORYの取引環境を利用して世界中のトレーダーへ取引を共有できる仕組みです。

ただし、法的・運用上のルールを理解しておかないと、アカウント停止やトラブルにつながるおそれがあります。

注意点1：日本の金融ライセンスとの関係に注意

AXIORY自体は海外ライセンス（ベリーズ）で運営されており、MQL5シグナル配信もMetaQuotes社の独立サービスとして提供されています。

そのため、配信自体が日本の「投資助言・代理業」に該当しない範囲であれば、個人トレーダーとして配信可能です。

ただし、次のような行為は金融庁の規制対象となる可能性があります。

• 購読者に対して「特定銘柄を買うべき」と助言する
• 外部サイトやSNSで「利益保証」「自動的に稼げる」と勧誘する
• 他人の資金を預かって運用する

これらは金融商品取引法に抵触するおそれがあるため、避けましょう。

注意点2：配信はあくまで「自己責任」で行う

MQL5のシグナル配信は、取引内容を共有する仕組みであり、購読者の損益について法的な責任を負うものではありません。

ただし、取引が異常に不安定・不正確な場合、MQL5アカウント停止などの措置を受けるリスクもあります。

• MQL5規約に反する複数アカウント配信は禁止
• デモ口座での成績水増しは不可
• 異常なスパイク注文や価格操作も規約違反

AXIORYのサーバー環境は安定していますが、シグナル精度を維持するためにはVPS利用・通信管理も重要です。

注意点3：報酬の税務処理にも注意

MQL5シグナル配信の報酬は、海外サービス経由で得る外貨収入にあたります。

日本居住者の場合は、国内での確定申告が必要です。

• 報酬は「雑所得」として申告
• 円換算レートは受取日のTTM（公示仲値）を使用
• PayPalなど経由の場合も同様に課税対象

金額が大きくなると事業所得としての申告や法人化を検討するケースもあります。

「AXIORYの法人口座」は別記事でも解説しているので、法人化を検討している人は参考にしてみてください。

注意点4：商用利用や第三者サービスとの併用は禁止される場合もある

MQL5シグナル配信は、個人トレーダーが自分の取引を共有するための仕組みです。

そのため、MQL5の購読システム以外で収益を得るような使い方は原則として禁止されています。

これらの行為は、MQL5の「販売者規約」やAXIORYの「利用約款」に抵触するおそれがあり、最悪の場合、アカウント停止や報酬没収のリスクもあります。

正しく運用するためには、配信をすべてMQL5システム内で完結させ、AXIORY口座と紐づけて運用するのが安全です。

AXIORYでのシグナル配信に関するよくある質問

AXIORYのシグナル配信(コピートレード配信)まとめ

AXIORYのMQL5シグナル配信は、自分のMT4/MT5口座の取引を世界中の投資家へ共有できる仕組みです。

専用アプリを使わず、AXIORYのリアル口座をそのまま配信に活かせるため、制約が少なく自由度の高い環境が整っています。

トレードスキルがあれば、月額購読料によって安定した報酬を得ることも可能です。成績が公開されるため、誠実な運用を続けるほど購読者の信頼が積み上がり、長期的なファン獲得にもつながります。

MQL5システムはMetaQuotes社が運営する正規の仕組みで、購読・解除も完全にユーザーの意思で行われる安全設計。誇大な勧誘を避ければ、合法かつ透明な形で収益化を目指せます。

AXIORYは、実力を正当に評価されたいトレーダーにとって、取引環境・自由度・信頼性のそろった海外FX業者です。