Exnessゼロ口座とは?スプレッド・手数料・デメリットとプロ口座・ロースプレッド口座との違い

Exness(エクスネス)のゼロ口座には、他社のECN系口座と一線を画す仕様があります。取引手数料が往復最小0.4USD/1ロット——業界標準とされる往復10ドルの25分の1というコスト水準です。
手数料が往復0.4USDって、1日10回取引しても4ドルで済む計算。スキャル向けのコスト設計になっているわね。
ただしゼロ口座は初回最低入金が1,000USD相当じゃ。資金を本格的に用意したトレーダー向けの口座と割り切るべじゃな。
この記事では、Exnessゼロ口座の手数料の安さがどれだけ取引コストを変えるか、プロ口座・ロースプレッド口座との違い、メリット・デメリットを、Exness固有のスペックに基づいて解説します。
この記事を先読み
- Exnessゼロ口座はスプレッド0.0pips~・手数料最小0.2USD(片道)のECN的な成行約定口座
- ゼロ口座のメリットは狭いスプレッドと約定拒否なしの高品質な約定環境
- ロースプレッド口座・プロ口座との違いはスプレッド・手数料・約定タイプの3点
2024年12月中旬より、公式の日本語サイトが非表示となっています。申込みフォームは英語表記ですが、通常通り口座開設が可能です。
(※2024年2月にも数ヶ月の非表示期間あり)
ログイン後のマイページは日本語で、サポートも日本語対応です。
(関連記事:「Exnessから日本語が消えた!?」)
目次
Exness(エックスエム)のゼロ口座(ECN口座)とは?

Exnessのゼロ口座は、Market Execution(成行約定)方式を採用した低スプレッド特化型のプロフェッショナルタイプ口座です。
Exnessは「ECN口座」という名称を使っていませんが、ゼロ口座はブローカーのディーラーを介さず市場価格で直接約定するECN的な仕組みを採用しており、スキャルピングやデイトレードに適した取引環境を提供しています。
- ECN(Electronic Communication Network)とは、複数の流動性プロバイダーと直接取引を行う仕組みです。Exnessのゼロ口座はこれと同様の成行約定方式(Market Execution)を採用しています。
Exness ゼロ口座の基本スペック一覧
重要度:★★★★★
Exness ゼロ口座の基本スペック
- 注文方式:Market Execution(成行約定)
- スプレッド:0.0pips~(変動制)
- 取引手数料:最小0.2USD(片道)/1ロット
- 最大レバレッジ:無制限(条件達成時)
- 初回最低入金額:1,000USD相当
- 最小ロットサイズ:0.01ロット
- 最大ロットサイズ:20ロット(日本時間 午前6:00〜午後3:59)/200ロット(夜間・週末)
- 最大ポジション数:無制限
- マージンコール:30%
- ロスカット:0%
- ゼロカット:あり
- 取引プラットフォーム:MT4 / MT5
- 銘柄名サフィックス:末尾に「z」が付く(例:USDJPYz)
- ボーナス:なし(Exnessはプロタイプ口座へのボーナス提供なし)
ゼロ口座の最大の特徴はスプレッドの狭さです。
主要通貨ペアでは0.0pipsから取引でき、取引手数料(最小0.2USD/片道)を加えた実質コストでも業界最低水準を実現しています。
一方、初回最低入金額が1,000USD相当と他口座より高めなため、口座開設前に入金準備が必要な点は注意が必要です。
Exness プロフェッショナルタイプ3口座の概要比較
重要度:★★★★☆
Exnessのプロフェッショナルタイプには、ゼロ口座を含む3つの口座タイプがあります。
| 項目 | ゼロ口座 | ロースプレッド口座 | プロ口座 |
|---|---|---|---|
| 最低スプレッド | 0.0pips~ | 0.0pips~ | 0.1pips~ |
| 取引手数料 | 最小0.2USD(片道) | 最大3.5USD(片道) | なし |
| 約定方式 | 成行(Market) | 成行(Market) | 即時/成行(選択可) |
| 最大レバレッジ | 無制限(条件あり) | 無制限(条件あり) | 無制限(条件あり) |
| 初回最低入金額 | 1,000USD相当 | 1,000USD相当 | 1,000USD相当 |
3口座はいずれも低スプレッドを特徴としますが、手数料体系と約定タイプが異なります。
スプレッドの狭さを最優先するならゼロ口座、手数料なしで取引したいならプロ口座が選択肢になります。各口座の詳細な違いは後述の比較セクションで解説しています。
Exness ゼロ口座のスプレッド・手数料と実質コスト

Exness ゼロ口座の取引手数料は往復最小0.4USD/1ロットです。これが他社との差を実感しやすい数字に換算すると、100回取引しても手数料の合計は最小40USD——往復10ドルの口座なら同じ100回で1,000ドルになる計算です。
月100回取引なら年間1,200回。手数料差が年間で最大9万6,000円以上になることもあるわ。
ただし手数料は「最小」0.4USDで、銘柄によって変動する。メジャーFXは安く、エキゾチック系は高め。事前確認は必須じゃ。
スプレッドと手数料を合算した実質コストで選ぶなら、ゼロ口座はメジャー通貨ペアとゴールドのスキャルピングで最も恩恵を受けやすい口座です。
Exness ゼロ口座のスプレッド一覧と手数料込み実質コスト
重要度:★★★★★
以下は、当サイトが収集したデータに基づく、Exnessゼロ口座の銘柄別・平均スプレッド・手数料・実質コストの参考一覧です。
| 銘柄 | 平均スプレッド | 手数料(往復) | 実質コスト(目安) |
|---|---|---|---|
| メジャー通貨 | |||
| USD/JPY(米ドル/円) | 0.00pips | 3.5ドル | 0.35pips |
| EUR/USD(ユーロ/米ドル) | 0.00pips | 3.5ドル | 0.35pips |
| GBP/USD(ポンド/米ドル) | 0.00pips | 4.5ドル | 0.45pips |
| AUD/USD(豪ドル/米ドル) | 0.00pips | 3.5ドル | 0.35pips |
| USD/CHF(米ドル/スイスフラン) | 0.20pips | 3.5ドル | 0.55pips |
| USD/CAD(米ドル/カナダドル) | 0.10pips | 3.5ドル | 0.45pips |
| NZD/USD(NZドル/米ドル) | 0.40pips | 3.5ドル | 0.75pips |
| マイナー通貨 | |||
| EUR/JPY(ユーロ/円) | 0.20pips | 3.5ドル | 0.55pips |
| GBP/JPY(ポンド/円) | 0.30pips | 3.5ドル | 0.65pips |
| AUD/JPY(豪ドル/円) | 0.20pips | 3.5ドル | 0.55pips |
| EUR/GBP(ユーロ/ポンド) | 0.30pips | 3.5ドル | 0.65pips |
| 貴金属(メタル) | |||
| XAU/USD(ゴールド/金) | 1.5pips前後 | 要確認 | 1.5pips~ |
| XAG/USD(シルバー/銀) | 2.5pips前後 | 要確認 | 2.5pips~ |
※当サイトが収集した参考データです。貴金属は別途公式でご確認ください。スプレッド・手数料は変動制のため目安です。
EUR/USDやUSD/JPYなどのメジャー通貨ペアでは平均スプレッドが0.2〜0.3pipsと非常に狭く、取引コストが極めて低い水準を実現しています。
手数料は最小0.4USD(往復)/1ロットのため、スプレッドと合算した実質コストでもスキャルピングに十分対応できるコスト感です。
Exness ゼロ口座のゴールド(XAU/USD)スプレッドと手数料
重要度:★★★★☆
ゴールド(XAU/USD)は、Exnessゼロ口座で取引できる人気の高い貴金属銘柄です。
ゼロ口座でのゴールドの平均スプレッドは約1.5pips前後で推移しており、取引手数料と合算した実質コストも業界内で競争力のある水準です。
Exness ゼロ口座 ゴールド(XAU/USD)の取引スペック
- 平均スプレッド:1.5pips前後(変動制)
- 取引手数料:最小0.2USD片道(往復 最小0.4USD)/1ロット
- ロット単位:1ロット = 100トロイオンス
- 最小ロット:0.01ロット
- 注文方式:Market Execution(成行約定)
ゴールドは急激な価格変動(フラッシュクラッシュ)が起きやすい銘柄です。
Exnessのゼロ口座はMarket Execution(成行約定)を採用しているため、注文した価格通りに約定しない(スリッページが発生する)ことがあります。特に重要指標発表時は注意が必要です。
Exness ゼロ口座の最低入金額と口座開設条件
重要度:★★★★☆
Exnessゼロ口座の初回最低入金額は1,000USD相当(日本円で約15万円前後)です。
XM TradingのZERO口座(最低入金5ドル)と比べると大幅に高く、口座開設前に資金の準備が必要になります。
Exness ゼロ口座の開設・維持条件
- 初回最低入金額:1,000USD相当(決済方法により異なる)
- 最大レバレッジ:無制限(口座残高5,000USD以下 かつ 指値注文を除く決済10回以上・5ロット以上の取引実績が必要)
- 証拠金によるレバレッジ制限:残高5,000USD以上は段階的に制限あり
- ロスカット水準:0%(ゼロカットあり)
- マージンコール:30%
無制限レバレッジは魅力的ですが、口座残高5,000USD以下かつ所定の取引実績を達成した場合のみ利用可能です。条件を満たさない間は最大2,000倍などの制限が適用されます。
それでも国内FXの最大25倍と比べれば十分な水準であり、少ない証拠金でも柔軟なポジション管理が可能です。
Exness ゼロ口座のメリット

Exness ゼロ口座のメリットは、スプレッドの狭さだけではありません。業界最安水準の取引手数料・約定拒否ゼロ・無制限レバレッジ・CFD/仮想通貨対応と、4つの強みが重なるのがゼロ口座の特徴です。
手数料が往復0.4USDで約定拒否もないって、スキャルの環境として文句なしよ。
無制限レバレッジや仮想通貨CFDまで1口座でカバーできるのも、他のECN系口座にはない強みじゃな。
Exness ゼロ口座のメリット
メリット1:Exness ゼロ口座はスプレッド0.0pips~のECN的な低コスト取引環境
重要度:★★★★★
Exness ゼロ口座の最大のメリットは、主要通貨ペアで0.0pipsから取引できるスプレッドの狭さです。
EUR/USDの平均スプレッドは0.2pips前後、取引手数料は往復最小0.4USDです。USD換算で1ロットあたりの往復コストは概ね0.6USD以下に収まることが多く、往復10ドルが主流だった時代の感覚とは別次元のコスト感です。
1日10回ゼロ口座で取引した場合の手数料は最小4USD。同じ頻度で往復10ドルの口座を使えば100USDの手数料になります。年間では最大数万円単位でコスト差が生まれる計算になります。
メリット2:Exness ゼロ口座は約定拒否(リクオート)がなく高品質な成行約定
重要度:★★★★★
ゼロ口座はMarket Execution(成行約定)方式を採用しており、約定拒否(リクオート)が発生しません。
注文した価格と異なる場合でも即座に最良価格で約定するため、スキャルピングや急変相場での素早いエントリー・エグジットに適しています。
Instant Execution(即時約定)のプロ口座では注文価格と乖離した場合にリクオートが発生することがありますが、ゼロ口座ではそのリスクを排除できます。
- Market Executionではスリッページ(注文価格と約定価格のずれ)が発生する可能性はあります。ただし約定拒否とは異なり、注文は必ず市場価格で成立します。
メリット3:Exness ゼロ口座は無制限レバレッジで資金効率が高い
重要度:★★★★☆
Exness ゼロ口座は、所定の条件を達成すると無制限レバレッジを利用できます。
無制限レバレッジを利用するには、口座残高5,000USD以下かつ指値注文を除く決済10回以上・5ロット以上の取引実績が必要ですが、条件を達成したトレーダーは非常に少ない証拠金で大きなポジションを保有することができます。
条件未達成の場合でも最大2,000倍のレバレッジが利用可能で、国内FX(最大25倍)の80倍に相当します。少額から高いレバレッジで取引したいトレーダーにとって、大きな強みです。
メリット4:Exness ゼロ口座はFX・CFD・仮想通貨など豊富な取引銘柄
重要度:★★★☆☆
Exness ゼロ口座では、FX通貨ペアにとどまらずCFDや仮想通貨など多彩な銘柄を取引できます。
Exness ゼロ口座の取扱銘柄(主要カテゴリ)
- FX通貨ペア:メジャー・マイナー・エキゾチック通貨ペア
- 貴金属CFD:ゴールド(XAU/USD)・シルバー(XAG/USD)など
- 株価指数CFD:US30・US500・USTECなど
- エネルギーCFD:原油(USOIL)など
- 仮想通貨CFD:BTC/USD・ETH/USDなど
- 株式CFD:個別株(MT5のみ)
XM TradingのZERO口座(ゼロ口座)が「FX通貨ペアと貴金属のみ」に限定されているのと対照的に、Exnessのゼロ口座は幅広い銘柄を一つの口座でカバーできます。
1口座で多様なトレードを行いたいトレーダーにとって、大きなメリットです。
Exness ゼロ口座のデメリット

Exness ゼロ口座を選ぶ前に、必ず把握しておくべき3つの制約があります。取引コストの安さは本物ですが、この3点を事前に理解しておかないと口座開設後に想定外の問題が起きます。
最低入金1,000USDは大きなハードル。いきなりゼロ口座から入るのが適切かどうか、確認してから選んでね。
EAユーザーにとってはサフィックス「z」が最大の落とし穴じゃ。口座開設前に自分のEAが対応できるか必ず確認せよ。
デメリット1:Exness ゼロ口座は取引手数料が片道最小0.2USDかかる
重要度:★★★★☆
ゼロ口座では、スプレッドの狭さとは別に取引手数料が片道最小0.2USD(往復最小0.4USD)/1ロット発生します。
最小0.4USD往復という金額は、EUR/USDで換算すると0.04pips相当と非常に小さく、他社ECN口座(往復10ドル前後が多い)と比べてコストは格段に安い水準です。
ただし「最小」という表記に注意が必要です。銘柄によっては手数料が高くなることがあるため、頻繁に取引する銘柄の手数料をExness公式サイトで事前に確認することをおすすめします。
また、プロ口座は取引手数料が完全無料のため、手数料ゼロを重視するならプロ口座が適しています(ただし約定方式や最低スプレッドが異なります)。
デメリット2:Exness ゼロ口座は初回最低入金額が1,000USD相当と高め
重要度:★★★★★
Exness ゼロ口座の最大のデメリットの一つが、初回最低入金額の1,000USD相当(約15万円前後)という高さです。
同じく低スプレッドで人気のXM TradingのZERO口座は最低入金額5ドルから開始できるため、比較すると約200倍の差があります。
Exnessのスタンダード口座やスタンダードセント口座は最低入金額が低めに設定されています。まず少額でExnessの取引環境を試したい場合は、スタンダード系口座からスタートするのも一つの方法です。
既にある程度の資金があるトレーダーや、本格的なスキャルピング環境を求めるトレーダーにとっては大きな障壁にはなりませんが、少額から始めたい初心者には向かない口座です。
デメリット3:Exness ゼロ口座は銘柄名末尾に「z」のサフィックスが付く
重要度:★★★☆☆
Exness ゼロ口座では、MT4/MT5上の銘柄名(シンボル名)の末尾に「z」のサフィックスが付きます。
たとえば、通常「USDJPY」と表記される銘柄が、ゼロ口座では「USDJPYz」と表示されます。
EA(自動売買)や既存のチャートテンプレートを使用する場合、シンボル名の不一致でエラーが発生することがあります。設定ファイルやEAのシンボル名をすべて「z」付きに変更するか、もともとExnessゼロ口座用に設定されたEAを使うことが必要です。
サフィックスはMT4/MT5の「気配値表示」で一覧確認できます。口座開設後はまず銘柄名を確認し、チャートやEAの設定を行うことをおすすめします。
Exness ゼロ口座・ロースプレッド口座・プロ口座の違い

Exness プロフェッショナルタイプの「ゼロ口座」「ロースプレッド口座」「プロ口座」は、スプレッド・手数料・約定タイプの3点で大きく異なります。
手数料なしのプロ口座か、スプレッド最狭のゼロ口座か、どちらが自分に向いているかここで確認よ。
約定タイプが違うのが一番のポイントじゃ。スキャルパーなら約定拒否なしのゼロ口座を選べ。
ゼロ口座・ロースプレッド口座・プロ口座のスプレッド・手数料・実質コスト比較
重要度:★★★★★
主要銘柄の平均スプレッドと手数料を含む実質コストを3口座で比較しました(当サイト収集の参考データ)。
| 銘柄 | ゼロ口座 平均スプレッド | ゼロ口座 手数料(往復) | ゼロ口座 (実質コスト) | ロースプレッド 平均スプレッド | ロースプレッド 手数料(往復) | ロースプレッド (実質コスト) | プロ口座 平均スプレッド | プロ口座 手数料 | プロ口座 (実質コスト) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| USD/JPY | 0.00pips | 3.5ドル | 0.35pips | 0.00pips | 3.5ドル | 0.35pips | 1.00pips | なし | 0.70pips |
| EUR/USD | 0.00pips | 3.5ドル | 0.35pips | 0.00pips | 3.5ドル | 0.35pips | 0.90pips | なし | 0.60pips |
| GBP/USD | 0.00pips | 4.5ドル | 0.45pips | 0.00pips | 3.5ドル | 0.35pips | 1.10pips | なし | 0.70pips |
| XAU/USD (ゴールド) | 1.5pips前後 | 要確認 | 1.5pips~ | 2.0pips前後 | 要確認 | 2.0pips~ | 2.5pips前後 | なし | 2.5pips前後 |
※当サイトが収集した参考データ。プロ口座は手数料無料のため実質コスト=スプレッド。ゴールドは目安。最新値はExness公式サイトでご確認ください。
スプレッドの狭さではゼロ口座が3口座の中で最も優れています。
ロースプレッド口座はゼロ口座とスプレッドが近い水準ですが、手数料が最大7.0USD往復とゼロ口座より大幅に高くなるため、実質コストでの比較が重要です。
プロ口座は手数料無料ですが、スプレッド自体がゼロ口座より広いため、スキャルピングには実質コストが高くなりやすいです。
ゼロ口座・ロースプレッド口座・プロ口座の約定タイプの違い(ECN的 vs STP方式)
重要度:★★★★★
3口座の最も重要な違いの一つが約定タイプ(注文執行方式)です。
| 口座 | 約定タイプ | 約定拒否 | スリッページ | 向いているトレード |
|---|---|---|---|---|
| ゼロ口座 | Market Execution (成行約定) | なし | あり | スキャルピング デイトレード |
| ロースプレッド口座 | Market Execution (成行約定) | なし | あり | スキャルピング デイトレード |
| プロ口座 | Instant/Market Execution (即時/成行 選択可) | 即時約定時はあり | 即時約定時はなし | スウィング ポジショントレード |
ゼロ口座・ロースプレッド口座は約定拒否がなく、常に市場価格で約定するECN的な環境です。
プロ口座はInstant Execution(即時約定)を選択した場合、指定した価格で約定するか拒否(リクオート)が発生します。急変相場でのスキャルピングには向いていませんが、指定価格厳守を重視する取引スタイルには向いています。
ゼロ口座・ロースプレッド口座・プロ口座のゴールドスプレッド比較
重要度:★★★★☆
ゴールド(XAU/USD)は多くのトレーダーが注目する銘柄です。3口座でのゴールドのスプレッドを比較します。
| 口座 | 平均スプレッド | 手数料(往復) | 実質コスト(目安) |
|---|---|---|---|
| ゼロ口座 | 1.5pips前後 | 最小0.4USD | 1.5pips~ |
| ロースプレッド口座 | 2.0pips前後 | 最大7.0USD | 2.0pips+α |
| プロ口座 | 2.5pips前後 | なし | 2.5pips前後 |
※ゴールドは目安です。プロ口座は手数料無料のため実質コスト=スプレッド。最新値はExness公式サイトでご確認ください。
ゴールドの取引コストでは、ゼロ口座が3口座の中で最もコストが低い水準です。
ゴールドのスキャルピングやデイトレードを中心に行うトレーダーには、ゼロ口座が最も適しているといえます。
ゼロ口座・ロースプレッド口座・プロ口座のレバレッジ・最低入金額・条件比較
重要度:★★★☆☆
| 項目 | ゼロ口座 | ロースプレッド口座 | プロ口座 |
|---|---|---|---|
| 最大レバレッジ | 無制限(条件あり) | 無制限(条件あり) | 無制限(条件あり) |
| 初回最低入金額 | 1,000USD相当 | 1,000USD相当 | 1,000USD相当 |
| ロスカット | 0% | 0% | 0% |
| マージンコール | 30% | 30% | 30% |
| ゼロカット | あり | あり | あり |
| 銘柄名サフィックス | 「z」付き | なし | なし |
| プラットフォーム | MT4 / MT5 | MT4 / MT5 | MT4 / MT5 |
レバレッジ・最低入金額・ロスカット水準はいずれも3口座で共通です。
唯一の違いは銘柄名のサフィックスで、ゼロ口座のみ「z」が付く点に注意が必要です。EAを運用するトレーダーは、ゼロ口座専用の設定が必要になります。
Exness ゼロ口座に向いているトレーダー・向かないトレーダー

初回最低入金額1,000USD相当という設定は、ゼロ口座がある程度の資金を持った本格トレーダー向けに設計されていることを示しています。資金条件をクリアした上で、取引スタイルが合致するかを以下で確認してください。
「1,000USD入れてもいい」と思える資金感があって、かつ高頻度で取引するなら、ゼロ口座の手数料の安さを最大限に活かせるわ。
逆に月に数回しか取引しないなら、手数料差の恩恵は小さい。プロ口座の手数料ゼロのほうが合っているぞ。
Exness ゼロ口座に向いているトレーダー
- 1日10回以上の高頻度取引で、往復0.4USDの低手数料をフル活用できる人
- Market Executionによる約定拒否ゼロの環境でスキャルピングしたい人
- ゴールドや仮想通貨CFDをFXと同一口座でコスト重視で取引したい人
- EAのシンボル設定でサフィックス「z」への対応が可能なシステムトレーダー
- 1,000USD相当の初回入金を問題なく用意できる中〜上級トレーダー
Exness ゼロ口座を避けたほうがよいトレーダー
- 月の取引回数が少なくコスト差を体感しにくい → プロ口座(手数料ゼロ)が合理的
- 1,000USDの初回入金を確保できない → スタンダード口座から始める
- 既存EAのシンボル設定変更が難しい → サフィックスなしのロースプレッド口座・プロ口座を選ぶ
- 急変相場でスリッページを避けたい → Instant Executionを選べるプロ口座が向いている
取引頻度が高いほど、ゼロ口座の手数料の安さは利益に直結します。年間1,000回取引する場合、往復10ドルの口座との手数料差は最大9,600ドル以上になる計算です。その差を実感できる取引量があるかどうかが、ゼロ口座を選ぶ最も重要な判断基準になります。
Exness(エックスエム)ゼロ口座のよくある質問
Exness ゼロ口座とは何ですか?ECN口座ですか?
Exnessゼロ口座は、スプレッド0.0pips~・Market Execution(成行約定)方式を採用したプロフェッショナルタイプの口座です。Exnessは「ECN口座」という名称を使っていませんが、ブローカーを介さない成行約定はECN的な仕組みと同様です。約定拒否がなく、スキャルピングに適した取引環境を提供しています。
Exness ゼロ口座の取引手数料はいくらですか?
ゼロ口座の取引手数料は片道最小0.2USD(往復最小0.4USD)/1ロットです。銘柄によって手数料が異なりますので、詳細はExness公式サイトの口座タイプページをご確認ください。他社のECN口座と比べて非常に低コストな水準です。
Exness ゼロ口座でスキャルピングはできますか?
はい、スキャルピングは制限なく行えます。Market Execution(成行約定)のため約定拒否は発生せず、取引手数料が往復最小0.4USDという低コスト設計はスキャルピングと相性が良い仕様です。ただし、MT4/MT5上の銘柄名にサフィックス「z」が付くため(例:USDJPYz)、チャートテンプレートやEAを使う場合はシンボル名を事前に確認してください。スリッページは発生する可能性があり、特に重要指標発表時は注意が必要です。
Exness ゼロ口座の最低入金額はいくらですか?
Exness ゼロ口座の初回最低入金額は1,000USD相当(日本円で約15万円前後)です。XM TradingのZERO口座(5ドル)と比べると大幅に高い設定のため、ある程度の資金準備が必要です。入金方法によって多少異なる場合もありますので、Exness公式サイトでご確認ください。
Exness ゼロ口座とプロ口座の違いは何ですか?
主な違いは3点です。①スプレッド:ゼロ口座が0.0pips~に対し、プロ口座は0.1pips~とやや広め。②取引手数料:ゼロ口座は最小0.2USD/片道かかりますが、プロ口座は手数料なし。③約定タイプ:ゼロ口座はMarket Execution(約定拒否なし)、プロ口座はInstant/Market Execution(選択可)でInstant時は約定拒否あり。スキャルピングにはゼロ口座、手数料ゼロを重視するならプロ口座が向いています。
Exness ゼロ口座でゴールド(XAU/USD)は取引できますか?
はい、Exness ゼロ口座でゴールド(XAU/USD)の取引が可能です。平均スプレッドは1.5pips前後で、取引手数料を加えた実質コストも3口座の中で最も低い水準です。ゴールドのスキャルピングやデイトレードにはゼロ口座が最適です。
Exness ゼロ口座で約定拒否(リクオート)は発生しますか?
Exness ゼロ口座ではMarket Execution(成行約定)を採用しているため、約定拒否(リクオート)は発生しません。ただし、スリッページ(指定価格と約定価格のずれ)は発生する可能性があります。急変相場や重要指標発表時に大きなスリッページが生じることがありますので、注意が必要です。
Exness ゼロ口座の銘柄名に「z」が付くのはなぜですか?
Exness ゼロ口座では、MT4/MT5上の銘柄名(シンボル名)の末尾に「z」のサフィックスが付きます(例:USDJPYz、EURUSDz)。これはゼロ口座固有の仕様です。EA(自動売買)やチャートテンプレートを使用している場合、シンボル名の変更が必要になります。気配値表示から銘柄名を確認した上で設定を行ってください。
Exness ゼロ口座の最大レバレッジはどのくらいですか?
所定の条件(口座残高5,000USD以下かつ指値注文を除く決済10回以上・5ロット以上の取引実績)を達成した場合、無制限レバレッジが利用できます。条件未達成の場合でも最大2,000倍のレバレッジが使用可能です。口座残高5,000USD以上の場合は残高に応じて段階的に制限されます。
Exness ゼロ口座とロースプレッド口座、どちらがおすすめですか?
スプレッドと実質コストの観点では、ゼロ口座のほうが多くの銘柄でコストが低くなります。ロースプレッド口座の手数料は最大3.5USD/片道(往復最大7.0USD)とゼロ口座より大幅に高いため、高頻度取引ではコスト面でゼロ口座が有利です。EAのシンボル名変更が不要なロースプレッド口座のほうが使いやすい場合もあります。
Exness ゼロ口座はMT4とMT5のどちらに対応していますか?
MT4・MT5ともに対応しており、口座開設時に選択します。MT5はMT4より取扱銘柄が広く、株式CFD(個別株)の取引が可能です。ただし、ゼロ口座のシンボル名には必ず末尾に「z」が付くため(例:EURUSDz)、MT4でもMT5でも既存のEAやテンプレートを流用する場合はシンボル名の変更が必要です。なお、約定タイプ(即時/成行)の選択ができるのはプロ口座のMT5のみで、ゼロ口座はMT4・MT5ともMarket Executionのみです。
Exness ゼロ口座でボーナスはもらえますか?
Exnessのプロフェッショナルタイプ口座(ゼロ口座・ロースプレッド口座・プロ口座)には、口座開設ボーナスや入金ボーナスは提供されていません。Exnessはボーナスよりも低スプレッドと低コストの取引環境を強みとしているブローカーです。ボーナスを重視する場合は、XM TradingなどのECN口座も選択肢に入れることをおすすめします。
Exness(エックスエム)のゼロ口座(ECN口座)のまとめ
Exnessプロフェッショナル3口座の中でゼロ口座を選ぶ理由は、一言で言えば「取引頻度が高いほど手数料差が収益に直結する」からです。往復最小0.4USDという手数料水準は、年間1,000回の取引で最大9,600ドル以上のコスト削減になる計算です。
ロースプレッド口座との比較では手数料で明確に差がつき、プロ口座(STP・手数料ゼロ)との比較ではスプレッドの狭さを取るかゼロ手数料を取るかのトレードオフになります。スキャルピングや高頻度のデイトレードであれば、スプレッドと手数料を合算した実質コストでゼロ口座が3口座の中で最も有利な場面が多くなります。
一方、初回最低入金額の1,000USD相当・銘柄サフィックス「z」への対応・ボーナスなしという3点は、事前に把握した上で選ぶ必要があります。この制約をクリアできる資金と知識がある場合、ゼロ口座はExnessの中でもっとも取引コストを絞り込める選択肢です。まずはExness公式サイトで各口座のリアルタイムスプレッドを比較した上で判断してください。