Exnessのゴールド(金・GOLD)まとめ│スプレッドや手数料・取引時間・レバレッジ・証拠金など

Exness(エクスネス)のゴールド(XAUUSD)の取引条件やルールをはじめ、ゴールド取引に必要な情報をまとめました。
Exnessのゴールド取引は他社よりも有利ですの?
ゼロ口座がスプレッド最狭で低コストじゃ!ただ、注意点もあるぞ。
Exnessのゴールドのスプレッド比較や取引手数料、取引時間、レバレッジ、1ロットの価値、証拠金、損益計算の他、ゴールド取引に最適な口座タイプ、注意事項やリスクについても解説します。
「Exness評判・口座開設方法」、「Exnessのゴールドの法人口座(受付停止・再開目処なし)」については、別記事で詳しく説明しています。
この記事を先読み
| 口座タイプ | ボーナス | 平均スプレッド | 取引手数料(片道) | 最大レバレッジ | ストップレベル | 1ロットの価値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| スタンダード口座 | 100オンス | |||||
| スタンダードセント口座 | 1オンス | |||||
| プロ口座 | 100オンス | |||||
| 【おすすめ】 ゼロ口座 | 100オンス | |||||
| ロースプレッド口座 | 100オンス |
2024年12月中旬より、公式の日本語サイトが非表示となっています。申込みフォームは英語表記ですが、通常通り口座開設が可能です。
(※2024年2月にも数ヶ月の非表示期間あり)
ログイン後のマイページは日本語で、サポートも日本語対応です。
(関連記事:「Exnessから日本語が消えた!?」)
目次
Exness(エクスネス)でゴールド取引するメリット・デメリット

ゴールドスキャルピングに適した条件が揃っているわ!!
Exnessでゴールド取引するメリット
- ゴールドの最大レバレッジが無制限(実質21億倍)
- ゴールド(XAUUSD)がスワップフリー(持ち越し手数料ゼロ)
- ゴールドのストップレベルがゼロ
- ゴールドは価格変動が大きく、短期間で稼ぎやすい
- ゼロカットシステムにより追証なし
Exnessでゴールド取引するデメリット
- ボーナスがない
- 法人口座の開設ができない(再開目処なし)
Exnessでのゴールド取引は、スキャルピングや短期取引を行うトレーダーにとって非常に有利な条件が揃っています。
無制限レバレッジは小資金で大きなポジションを持てるため、短期的な価格変動を利用した利益を狙いやすく、ストップレベルゼロにより指値や逆指値の柔軟な設定も可能です。
また、スワップフリーにより、長期取引をする際もポジションの持ち越しコストがかからず、安定的な保有がしやすくなっています。
さらに、ゼロカットシステムにより、急激な変動時にも追証のリスクがなく、リスク管理がしやすいのもポイントです。
口コミでも、ミリ秒単位の超高速約定で約定力にも定評があり、スリップページも少なめと評判が良いです。
一方、ボーナスがないため初期の資金を増やしにくく、法人口座の開設ができないため法人名義での取引には対応していないため、プロや大口トレーダーは複数の海外FX業者の口座を併用している人が多いです。
Exnessゴールド(金・GOLD)の取引条件
ExnessのコモディティCFDの貴金属、ゴールド(XAUUSD/金ドル)の取引条件をまとめました。
その他にも、XAEUR(金・ユーロ)、XAAUD(金・オーストラリアドル)、XAUGBP(金・イギリスポンド)、BTCXAU(ビットコイン・金)の取り扱いがありますが、ここでは主流のXAUUSD(金・米ドル)をメインに解説します。
Exnessゴールド(金・GOLD)の取引時間(夏季・冬季・年末年始)
ゴールド取引は基本的に平日のみで、土日などの週末はゴールドのトレードが行えません。
ただし、Exnessの場合はGMT+0(グリニッジ標準時)がサーバー時間として設定されているため、日本時間では月曜朝〜土曜早朝がゴールドの取引時間となります。
米国のサマータイム(DST)が基準となっており、季節(夏季・冬季)により取引時間が1時間ずれるので注意が必要です。
| 日本時間(GMT+9) | サーバー時間(GMT+0) | |
|---|---|---|
| 取引時間 | 月曜 19:05 ~ 土曜 5:58 | 日曜 22:05 ~ 金曜 20:58 |
| 取引中止時間 | 5:58 ~ 19:01 | 20:58 ~ 22:01 |
| 日本時間(GMT+9) | サーバー時間(GMT+0) | |
|---|---|---|
| 取引時間 | 月曜 8:05 ~ 土曜 6:58 | 日曜 23:05 ~ 金曜 21:58 |
| 取引中止時間 | 6:58 ~ 8:01 | 21:58 ~ 23:01 |
BTCXAU(ビットコイン金)は、貴金属CFDではなく仮想通貨CFDに分類されるので、メンテナンス以外の24時間365日取引が可能です。
また、クリスマスや年末年始は、休場や取引時間が変更されます。メールや公式サイトなどで案内があるので、事前にチェックしておきましょう。
| 取引時間 | 特別スケジュール |
|---|---|
| クリスマス・年末年始 | クリスマス(12月25日 休場、12月26日時間短縮) 年末年始(12月29日時間短縮、12月30~1月1日休場、1月2日時間短縮) ※2023年の情報です |
同じ貴金属CFDでも、ゴールド(XAU)はプラチナ(XPT)とパラジウム(XPD)より5分早いので、間違えないように注意してください。
Exnessゴールド(金・GOLD)の最大レバレッジは無制限
有効証拠金1,000ドル(約14万円)未満なら無制限レバレッジが使えるぞ!
ゴールド(XAUUSD)で無制限レバレッジを使えるのは、数ある海外FX業者の中でもExnessのみです。
ただし、最大レバレッジは取引口座の有効証拠金により変動するので、ハイレバレッジ取引をする場合は、口座残高やポジション決済などで金額を調整する必要があります。
| 有効証拠金 | ゴールド(XAUUSD)最大レバレッジ |
|---|---|
| 0~999.99ドル | 無制限(実質21億倍) |
| 1,000~4,999.99ドル | 2,000倍 |
| 5,000~29,999.99ドル | 1,000倍 |
| 30,000ドル以上 | 500倍 |
有効証拠金は、口座残高と未決済ポジション(利益または損失)を加算した額です。また、夜間や重要な経済指標発表時にはレバレッジが制限されます。
| 取引時間 | ゴールド最大レバレッジ |
|---|---|
| 夜間 (取引終了の30分前) | 1,000倍 |
| 重要な経済指標発表 (発表15分前~5分後) | 200倍 |
例外として、BTCXAU(ビットコイン金)は、取引時間によるレバレッジ制限がなく、常時最大400倍です。
レバレッジが制限されると、必要証拠金がその分増えるため、口座残高不足に注意しておきましょう。
Exnessゴールド(金・GOLD)のスプレッド(口座タイプ別・他社比較)
全部で5タイプの口座があり、初心者や少額向けのスタンダード仕様と、その他の中・上級者向けプロ仕様に割り振られます。
おじょう1:ゼロ口座のスプレッドがずば抜けて低コストですわ!!
| 口座タイプ | 最小スプレッド | 平均スプレッド | 取引手数料(片道) | 実質コスト (片道1ロットあたり) |
|---|---|---|---|---|
| スタンダード口座 (初心者用) | 15.9pips | 16pips | 無料 | 224円 |
| スタンダードセント口座 (初心者・少額用) | 15.9pips | 16pips | 無料 | 224円 |
| プロ口座 (中上級者用) | 11.1pips | 11.2pips | 無料 | 156.8円 |
| ゼロ口座 (中上級者用) | 0pips | 0pips | 5.5ドル/ロット | 7.7円 |
| ロースプレッド口座 (中上級者用) | 3.7pips | 3.7pips | 3.5ドル/ロット | 56.7円 |
表の通り、ゼロ口座が他と大きく差をつけて低スプレッド・低コストです。スプレッドが0pipsなので、証拠金や損益の計算もしやすいですね。ゴールド取引において、非常に優秀な口座タイプです。
プロ口座も手数料無料で人気ですが、ゴールド取引となるとゼロ口座と比べると劣ります。FX通貨ペアの取引だとプロ口座もおすすめです。
スタンダード仕様のタイプは、他社よりもスプレッドが広いので、あまりおすすめはできません。ただ、最低入金額が150ドルなどで初心者や少額トレードでも利用しやすいので、無制限レバレッジを試したい人には最適です。
| 口座タイプ | 最小スプレッド | 平均スプレッド | 取引手数料(片道) | 実質コスト (片道1ロットあたり) |
|---|---|---|---|---|
| Exness (ゼロ口座) | 0pips | 0pips | 5.5ドル/ロット | 7.7円 |
| AXI (エリート口座) | 非公開 | 0.8pips | 1.75ドル/ロット | 12.95円 |
| ThreeTrader (Rawゼロ口座) | 0pips | 1.0pips | 2ドル/ロット | 16.8円 |
| AXIORY (ナノ口座・テラ口座) | 非公開 | 1.5pips | 3ドル/ロット | 25.2円 |
| FXGT.com (プロ口座) | 2.5pips~ | 2.2pips | 無料 | 30.8円 |
| XMTrading (KIWAMI口座) | 1.7pips~ | 2.2pips | 無料 | 30.8円 |
| TitanFX (Zeroブレード口座) | 非公開 | 1.9pips | 3.5ドル/ロット | 34.44円 |
他の中・上級者向けの低スプレッド口座と比較しても、Exnessゼロ口座のゴールドスプレッドは0ピップスと狭く、手数料を足した実コストも1ロットで1,540円程度と、断トツでコストを抑えた取引ができます。
ただ、先に挙げたデメリットでも説明した通り、現在Exnessでは法人口座の新規受付がされておらず、再開の目処も立っていません。
そのため、「個人口座としては、Exnessのゼロ口座が一番安くゴールド取引できる」ということになります。
Exnessゴールド(金・GOLD)のスワップポイントは売りスワップフリー
ゴールド(XAUUSD)のスワップ(金利差)は、全口座タイプで統一されています。
| スワップロング (買い) | スワップショート (売り) |
|---|---|
| -35.23pips | 0pips |
【注意】毎週水曜日の取引終了時(日本時間で夏時間は木曜6:58、冬時間は木曜7:58)に、トリプルスワップが発生し、土日分を加算した通常の3日分のスワップポイントを支払うことになります。
売り(ショート)ポジションではスワップフリー(0pips)が適用されます。
一方で、買い(ロング)ポジションの場合は、-35.23pipsのマイナススワップが発生して毎日コストが累積されます。
プラススワップは売買どちらもないので、ポジション持ち越しのメリットはありません。
ゴールドのメジャーな取引手法であるスキャルピングでは、短期的な価格変動を利用して利益を狙うため、ポジションを持ち越すことが少なく、スワップポイントの影響はほぼありません。
優待スワップフリー
Exnessで新規口座開設をすると、初期設定として「優待スワップフリー」がすべての口座タイプに適用されます。具体的な条件は非公開ですが、日中の取引量を一定以上維持し、翌日に持ち越すポジションを少なく保つことが条件です。
取引量が減少すると、スワップフリーレベルが「スタンダードスワップフリー」に変更される場合があります。
Exnessゴールド(金・GOLD)のストップレベルはゼロ
2022年3月より、Exnessでは全銘柄のストップレベルがゼロに変更されました。そのため、ゴールド(XAUUSD)もストップレベルなしです。
細かい相場変動も狙えるから
スキャルピングトレーダーにぴったりですわ!!
| 口座タイプ | ストップレベル(ピップス) |
|---|---|
| 全口座タイプ | 0pips |
ストップレベルが0であるということは、指値注文や逆指値注文を現在の価格に限りなく近い位置に設定できることを意味します。
これにより、スキャルピングや短期取引での柔軟な戦略が可能となり、わずかな価格変動をも逃さずに取引できます。
特にゴールド(XAUUSD)のような値動きの大きい銘柄では、相場の細かな変動を利用した迅速なエントリーや決済が利益に直結します。
Exnessのストップレベルゼロは、取引の精度を求める中上級者トレーダーにとって理想的な環境です。
Exnessゴールド(金・GOLD)はストップアウト0%(ロスカット水準0%)
Exnessの全口座タイプで、ストップアウトが0%に設定されており、証拠金維持率が0%に達するまでポジションが維持されるため、ゴールドの一時的な価格変動で強制的にポジションを決済されるリスクが軽減されます。
ロスカットされにくいから
ボラティリティの高いゴールドに有利じゃな!
| 口座タイプ | ストップアウト(証拠金維持率) |
|---|---|
| 全口座タイプ | 0% |
Exnessのゼロカットシステムが組み合わさることで、証拠金維持率が0%(ストップアウト0%)を下回っても追加の追証が発生せず、口座残高がマイナスになる心配はありません。
ゴールドのように値動きが大きい商品では、相場が反転するまでポジションを維持できることが重要です。ストップアウト0%は、リスクを限定しながらも大きな利益を狙うチャンスを広げる取引条件といえます。
ただし、損失が拡大するリスクも伴うため、ストップロス注文を活用してリスク管理を徹底することが不可欠です。
Exnessゴールド(金・GOLD)は1ロットの価値(オンス・円)
基本はゴールド(XAUUSD)1ロット=100オンスですわ!
スタンダードセント口座だけ、1セントロット=1オンスじゃよ。
| 口座タイプ | 1ロットの価値 |
|---|---|
| スタンダード口座 (初心者用) | 100オンス |
| スタンダードセント口座 (初心者・少額用) | 1オンス |
| プロ口座 (中上級者用) | 100オンス |
| ゼロ口座 (中上級者用) | 100オンス |
| ロースプレッド口座 (中上級者用) | 100オンス |
オンス(oz)は金などの貴金属(メタル)などの重さに使われる単位です。1オンスは約31.1グラムに相当します。
スタンダード口座、プロ口座、ゼロ口座、ロースプレッド口座は、「XAUUSD(金・ドル)1ロット=100オンス」の価値があります。
例外として、スタンダードセント口座のみ「セントロット」という単位が使われ、「1(セント)ロット=1オンス」での少額取引になります。
1ロット = 100セントロット = 1,000通貨 = 1オンスなので、通常の口座(スタンダード口座、プロ口座など)と比較すると、1/100サイズの少額で取引が可能になります。
Exnessゴールド(金・GOLD)の必要証拠金
Exnessでのゴールド取引における必要証拠金の計算は、口座タイプと取引ロット数、ゴールドの価格、適用されるレバレッジに基づいて行われます。
ハイレバレッジになるほど、必要証拠金はより少なくなるぞ!
必要証拠金の計算方法
通常口座の必要証拠金 = ロット数 × 100オンス × 1ロットのゴールド価格 ÷ レバレッジ
少額口座の必要証拠金 = ロット数 × 1オンス × 1ロットのゴールド価格 ÷ レバレッジ
以下は最小ロット(0.01ロット)で取引を行った場合の必要証拠金を、1ドル=140円、1オンス=2,000ドル、レバレッジ2,000倍として計算した例です。
通常口座の最小ロット・2,000倍取引の必要証拠金
- ロット数:0.01ロット(1オンス)
- ゴールド価格(仮):2,000ドル/オンス
- レバレッジ:2,000倍
必要証拠金=0.01ロット×100オンス×2,000ドル÷2,000=1ドル(約140円)
※通常口座:スタンダード口座・プロ口座・ゼロ口座・ロースプレッド口座
少額口座(スタンダードセント口座)の最小ロット・2,000倍取引の必要証拠金
- ロット数:0.01ロット(0.01オンス)
- ゴールド価格(仮):2,000ドル/オンス
- レバレッジ:2,000倍
必要証拠金=0.01ロット×1オンス×2,000ドル÷2,000=0.01ドル(約1.4円)
ゴールドは無制限レバレッジ取引の対象ですが、先に説明した有効証拠金によるレバレッジ制限の関係で、使いやすいレバレッジである2,000倍を基準に計算しました。
レバレッジ2,000倍では、通常口座では最低必要証拠金1ドル(約140円)から、少額口座のスタンダードセント口座では0.01ドル(約1.4円)から、ゴールド(XAUUSD)を取引することができます。
取引サイズは最小0.01〜最大200ロットですが、ゴールドは日本時間6:00〜15:59(冬時間)、5:00〜14:59(夏時間)は最大20ロットに固定されます。
Exnessゴールド(金・GOLD)の損益計算の方法
損益の計算方法は、価格の変動(ドル)と取引ロット数に基づきます。最小ロットを例に挙げて、損益計算の方法を説明します。
損益の計算式
損益=価格変動(pips)×pipの価値×取引ロット数
※pips(ポイント):ゴールドでは1 pip = 0.01ドル(1セント)に相当します。
※pipの価値:1 pipの損益額。ロットサイズに基づいて決まります。
通常口座(0.01ロット=1オンス)の損益計算例
- 価格変動:50 pips(例:2000.00ドル → 2000.50ドル)
- pipの価値:1オンス × 0.01ドル = 0.01ドル/pip
- 取引ロット数:0.01ロット
損益=50pips×0.01ドル/pip×1オンス=0.50ドル(約70円)
少額口座(スタンダードセント口座0.01ロット=1オンス)の損益計算例
- 価格変動:50 pips(例:2000.00ドル → 2000.50ドル)
- pipの価値:0.01オンス × 0.01ドル = 0.0001ドル/pip
- 取引ロット数:0.01セントロット
損益=50pips×0.0001ドル/pip×1オンス=0.005ドル(約0.7円)
50pipsの価格変動で、通常口座だと0.5ドル(約70円)、スタンダードセント口座だと0.005ドル(約0.7円)の利益または損失が出るイメージです。
Exness(エクスネス)ゴールド取引のおすすめ口座
以下は、各口座タイプのゴールド(XAUUSD)のレバレッジやスプレッド、取引量、入金額などの取引条件をまとめたものです。
わたくしのおすすめは、超低コストのゼロ口座ゴールドスキャルピングですわ!!
前項で解説した通り、1ロット取引した場合に一番コストが低いのはゼロ口座ですが、それぞれのトレード手法や戦略にあわせて、最適な口座タイプを選びましょう。
| 条件 | スタンダード口座 (初心者用) | スタンダードセント口座 (初心者・少額用) | プロ口座 (中上級者用) | ゼロ口座 (中上級者用) | ロースプレッド口座 (中上級者用) |
|---|---|---|---|---|---|
| 初回入金額 | 150ドル | 150ドル | 1,000ドル | 1,000ドル | 1,000ドル |
| 最大レバレッジ | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| 平均スプレッド | 16pips | 16pips | 11.2pips | 0pips | 3.7pips |
| 取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 片道5.5ドル/ロット | 片道3.5ドル/ロット |
| 実質コスト (スプレッド+手数料) | 224円 | 224円 | 156.8円 | 7.7円 | 56.7円 |
| 最小ロットサイズ | 0.01 | 0.01 | 0.01 | 0.01 | 0.01 |
| 最大ロットサイズ | 200 | 200 | 200 | 200 | 200 |
| 最大ポジション数 | 無制限 | 1,000 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| マージンコール | 60% | 60% | 30% | 30% | 30% |
| ロスカット水準 | 0% | 0% | 0% | 0% | 0% |
| 注文約定 | 成行約定 | 成行約定 | 即時約定 | 成行約定 | 成行約定 |
※実質コストは1ドル=140円換算
Exnessでゴールド取引に適した口座タイプ
- スタンダード口座:初心者や少額資金から始めたい人向け
- スタンダードセント口座:リスクを抑え、少額で取引したい初心者向け
- プロ口座:スプレッドが狭く手数料無料、高速約定で中上級者向け
- 【おすすめ】ゼロ口座:ゼロスプレッドで超低コスト、スキャルピング向け
- ロースプレッド口座:狭いスプレッド
ゴールド取引をする中・上級者へのおすすめは「ゼロ口座」ですが、ゴールドに限定せず様々な取引をしたいなら「プロ口座」という選択肢もあります。
初心者やゴールド取引を試してみたいという人には、「スタンダードセント口座」も良いと思います。
ゴールドスキャルピングなら超低コスト「ゼロ口座」
ゼロ口座は中・上級者向けの口座タイプで、上位30の金融商品にゼロスプレッドが提供されており、ゴールド(XAUUSD)も対象です。成行約定でリクオートなしのため、スキャルピングに最適です。
特にゴールドスキャルピングでは
超低コストのメリットが際立ちますわ!!
Exnessの中でも他社と比べても、非常に低コストでゴールド(XAUUSD)が取引できます。
ゼロ口座でゴールド取引するメリット
- 取引コストが非常に安い
- ゼロスプレッドなのでコスト計算しやすい
ゼロ口座でゴールド取引するデメリット
- 少ない取引量や長期保有ではメリットが薄い
- 初期入金額が高い(1,000ドル~※約14万円)
ゼロ口座は、低コストと透明性の高い手数料体系を最大限に活かせる中・上級者向けの口座です。特に、ゴールドスキャルピングでは超低コストのメリットが際立ちます。
ただし、少額取引や長期保有を考えている場合は、スタンダード口座など他の選択肢も検討する価値があります。
即時約定なら手数料無料・スプレッド狭め「プロ口座」
プロ口座は、中・上級者向けに設計された口座タイプで、狭いスプレッドと手数料無料が特徴です。
即時約定でリクオートありなので、約定スピードを重視する人に向いており、スキャルピングからスイングトレードまで幅広い取引スタイルに対応します。
プロ口座でゴールド取引するメリット
- 手数料無料で低コスト
(ゼロ口座・ロースプレッド口座に次ぐ狭いスプレッド) - 高速約定でスキャルピングから中期取引まで対応できる
プロ口座でゴールド取引するデメリット
- スプレッドや実質コストではゼロ口座に劣る
プロ口座は、手数料無料と狭いスプレッドによる低コストが魅力です。
スキャルピングから中期取引まで幅広く対応し、取引条件が柔軟なため、コストと利便性を両立したいトレーダーに最適です。
少額取引なら「スタンダードセント口座」
スタンダードセント口座は、少額取引や初心者向けに設計された口座タイプです。
通常の取引単位(ロット)ではなく、セント単位で取引できるため、リスクを抑えながらリアルな市場で経験を積むことができます。
スタンダードセント口座でゴールド取引するメリット
- 少額でリアルな取引体験ができる
- 自動売買ソフト(EA)などの検証がしやすい
- 初回入金金額が安い(150ドル~※約21,000円)
スタンダードセント口座でゴールド取引するデメリット
- スプレッドが広く、実質コストが高い
- 稼ぎにくい
スタンダードセント口座は、少額資金で始めたい初心者やリスク管理を徹底したいトレーダーに最適な口座タイプです。EAの検証にもおすすめです。
ゴールドのようなボラティリティの高い商品でも、少額取引が可能なため、安心して取引を進めることができる反面、大きな利益を得るのは難しいです。
少額で始めるなら「スタンダードセント口座」で市場経験を積み、慣れてきたら他の口座タイプに移行するのもおすすめです。
Exnessゴールド(金/GOLD)の取引手順

Exnessの口座開設は最短5分程度で完了し、すぐに取引をはじめることができます。
Exnessでゴールド取引をはじめる流れ
- Exnessのアカウント登録(口座開設・入金)
- 【取引ツール】MT4・MT5のダウンロード
- 【取引ツール】シンボル(XAUUSD)の選択
- 【取引ツール】ポジション設定
- 【取引ツール】売買注文
Exness口座開設の必要書類
- 本人確認のできる写真付き身分証明書
※運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、在留カード・特別永住証明書など - 現住所確認書類
※国民健康保険証・社会保険証、住民票、公共料金請求書、電話請求書、クレジットカード請求書、納税証明書
(発行から3ヶ月以内のもの)
手順1:Exnessのアカウント登録(口座開設・入金)
Exnessの公式サイトにアクセスし、以下の手順でアカウントを登録します。
情報入力、必要書類のアップロード後、承認完了で口座が開設されます(通常は即日完了)。
入金は、銀行振込やクレジットカード、bitwallet、BinancePay、ビットコイン(BTC)など、様々な入金方法から選ぶことができます。
手順2:【取引ツール】MT4・MT5のダウンロード
Exnessでは、MetaTrader4またはMetaTrader5、Exness独自のトレードアプリ(モバイル端末のみ)を利用して取引することができます。
公式サイトの「プラットフォーム」から、利用するデバイス(PC・スマートフォン)に合わせてダウンロードします。
手順3:【取引ツール】シンボル(XAUUSD)の選択
取引ツールを開いて、ゴールド(金)のシンボルを選択します。
| 口座タイプ | シンボル |
|---|---|
| スタンダード口座 | XAUUSDm |
| スタンダードセント口座 | XAUUSDc |
| プロ口座 ゼロ口座 ロースプレッド口座 | XAUUSD |
同じXAUUSD(ゴールド・ドル)でも、口座タイプによりシンボル名が違うので注意しましょう。
手順4:【取引ツール】ポジション設定
取引ロット数、ストップロス(損切り)、テイクプロフィット(利確)を設定します。
- 取引ロット数:最小0.01ロット=1オンス(通常口座の場合)
- ストップロス:相場が予想と逆に動いた場合の損切り設定
- テイクプロフィット:目標価格に達した際に自動的に利益を確定する価格を設定
ゴールドのポジション設定例
取引ロット数を0.01ロットとして2,000ドルでロングエントリー(買い)したとき、損切りは1,995ドル(損失5ドル)に設定し、利確を2010ドル(利益10ドル)に設定します。
手順5:【取引ツール】取引実行と決済
ゴールド価格上昇を予測した場合は「買い(ロング)」、下落を予測した場合は「売り(ショート)」を選択し、注文を確定します。
ポジションが約定されると、取引が開始されます。ポジションを決済すると取引が終了し、損益が確定します。
設定したストップロスやテイクプロフィットに価格が到達すると、ポジションが自動決済されますが、自分のタイミングでポジションをクローズすることも可能です。
市場状況に合わせて、設定を変更しリスク管理することも重要です。
Exnessゴールド(金/GOLD)取引の注意点とリスク
ゴールドはボラティリティ(値動き)が高い金融商品で、短時間で大きな価格変動が起きることが特徴です。
取引を行う際には、以下のリスクを理解し、適切なリスク管理を行うことが重要です。
Exnessゴールド取引時の注意点・リスク
- ゴールドはボラティリティが高く、価格変動しやすい
- ゴールドは夜間や重要経済指標発表時にレバレッジ制限がかかる
- 夜間は最大20ロットに制限される
- ポジション持ち越しでスワップコストがかかる
注意点1:ゴールドはボラティリティが高く、価格変動しやすい
ゴールドは地政学リスクや経済指標の影響を受けやすく、短時間で数ドル(数百pips)の価格変動が発生することがあります。
大きく稼げるチャンスがある反面、損失リスクも伴うため、ストップロス注文(損切り注文)を活用して損失を限定しましょう。
初心者の場合、一度の取引で資金の2〜5%を超えるリスクを取らないようにするなどの対策も必要です。
注意点2:ゴールドは夜間や重要経済指標発表時にレバレッジ制限がかかる
Exnessでは、最大無制限レバレッジで有効証拠金の金額によるレバレッジ制限がありますが、ゴールド(XAUUSD)の場合、以下のタイミングでもレバレッジが制限されます。
- 夜間のゴールドレバレッジ制限:取引終了の30分前は最大1,000倍
- 重要な経済指標発表時:発表15分前〜5分後は最大200倍
注意点3:夜間は最大20ロットに制限される
ゴールドの取引サイズは、全口座タイプで最大200ロットに設定されていますが、以下の夜間は最大20ロットに制限されます。
- 夏時間:日本時間5:00~14:59
- 冬時間:日本時間6:00~15:59
この制限は、市場の流動性や日中の価格変動の大きさに対応するために設けられています。
注意点4:ポジション持ち越しでスワップコストがかかる
ゴールド取引ではポジションを1日持ち越す度に、スワップポイント(持ち越し手数料)が発生します。
特に、トリプルスワップが適用される日本時間木曜日の早朝(夏時間6:58、冬時間7:58)には、通常の3倍のスワップコストが発生するため、中・長期保有の際には注意が必要です。
Exnessゴールド(金/GOLD)のよくある質問
Q. Exnessのゴールド取引は、XAUUSD(ゴールド/ドル)のみですか?
Exnessでは、メジャーなXAUUSD(ゴールド/ドル)以外にも金に関する銘柄があります。
貴金属CFD銘柄として、XAEUR(金・ユーロ)、XAAUD(金・オーストラリアドル)、XAUGBP(金・イギリスポンド)、仮想通貨銘柄として、BTCXAU(ビットコイン・金)を取引することができます。
Q. Exnessのゴールドの「シンボル」は何ですか?
取引時に選択するゴールドのシンボルは口座タイプ毎に異なります。
スタンダード口座では「XAUUSDm」、スタンダードセント口座では「XAUUSDc」の様に最後にmやcがつきます。
プロ口座、ゼロ口座、ロースプレッド口座では「XAUUSD」とそのまま表記されます。
Q. Exnessでゴールド(XAUUSD)取引するなら、どの口座タイプがおすすめですか?
おすすめは「ゼロ口座」です。
スプレッドが非常に狭く、手数料を含めても1ロットあたりの実質コストが他社と比べても、ずば抜けて安いです。
また、最大レバレッジ無制限、スワップフリー利用可能、ストップレベル0、ロスカット水準0%などの好条件が揃い、ゴールドのスキャルピングにも向いています。
初心者や練習用に少額取引の「スタンダードセント口座」という選択肢もあります。スプレッドは広く、低リスク・低リターンでゴールド取引が体験できます。
Q. Exnessは法人口座を開設できますか?
Exnessでは日本居住者による法人口座の新規受付が終了となりました。
2023年6月までは開設できたようですが、停止されたまま再開の予定もありません。
Exnessゴールド(金/GOLD)まとめ
ExnessゴールドはXAUUSD(金・米ドル)は「ゼロ口座」がゼロピップスで、他社と比べても狭いスプレッドが提供されています。手数料を加味しても、1ロットあたりの実質コストが非常に安いです。
最大レバレッジ無制限や、ストップレベルゼロ、ミリ秒単位の約定速度、ロスカット水準0%など、ゴールドスキャルピングにも向いています。その他、スワップフリー利用も可能であったりと、環境面が優秀です。
ただし、低スプレッド口座では初回入金額が1,000ドル~なので、初心者は「スタンダードセント口座」から始めるという選択肢も考慮すると良いです。
また、Exnessでは法人口座を開設できないため、個人口座として利用することになります。