Exness(エクスネス)の最大ロット・最大ポジションと大口取引の注意点│セント口座も解説

Exness(エクスネス) 2025.06.05 2025.10.03

Exnessで大口取引を考えているなら、最大ロットや最大ポジションの制限は必ず押さえておきたいポイントです。

Exnessはレバレッジだけでなく、大口取引の自由度も抜群ですわ!

ただし、制限は口座タイプや銘柄、時間でも変わるから要注意じゃ。

本記事では、口座タイプや銘柄ごとの最大ロット・ポジション数の制限に加え、MT4・MT5の違いや昼夜のロット制限、損益計算や必要証拠金の目安まで、実践に役立つ情報をわかりやすく解説します。

レバレッジ無制限×大口取引

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2024年12月中旬より、公式の日本語サイトが非表示となっています。申込みフォームは英語表記ですが、通常通り口座開設が可能です。 (※2024年2月にも数ヶ月の非表示期間あり)
ログイン後のマイページは日本語で、サポートも日本語対応です。
(関連記事:「Exnessから日本語が消えた!?」)

目次

Exness(エクスネス)の最大ロット・最大ポジションとは?

Exness口座タイプ別の最大ロット・最大ポジション数
口座タイプ1ロット価値
(lot)
最大ロット数
(1注文)
最大ポジション数適しているトレーダー層
スタンダード口座100,000通貨200ロット※MT4:1,000
MT5:無制限
初心者~中ロット
プロ口座100,000通貨200ロット※MT4:1,000
MT5:無制限
中〜大口の裁量取引
ゼロ口座
※ECN口座
100,000通貨200ロット※MT4:1,000
MT5:無制限
人気銘柄の大口・スキャルピング
ロースプレッド口座
※ECN口座
100,000通貨200ロット※MT4:1,000
MT5:無制限
幅広い銘柄の大口・スキャルピング
スタンダードセント口座
※少額専用
1,000通貨200ロット
(セントロット)
MT4:1,000
MT5:10,000
少額取引・初心者

日本時間6:00〜15:59は一時的に最大60ロットに制限されます。

Exness最大ロット数の基本|1ロット=10万通貨(セント口座は1,000通貨)

最大ロットは「1回に注文できる上限」ですわ!

少額のスタンダードセント口座でも、本番に近い環境で試せるぞ。

Exnessの最大ロット数と最大通貨量

  • 通常口座: 最大200ロット(=2,000万通貨)/1注文
  • 少額口座(スタンダードセント口座):最大200セントロット(=20万通貨)/注文

最大ロット注文の例(できる例/できない例)

  • 成行200ロット
  • 指値200ロット
  • 成行200ロット + 指値200ロット + 逆指値200ロット
    ※合計600ロットでも、それぞれ200ロット以内なのでOK
  • ☓成行201ロット(1注文の上限を超えるためNG)

Exnessの最大ロット数とは、「保有ロットの合計」ではなく、「1注文あたりの上限」を意味します。

そのため、複数ポジションに分ければ、合計で200ロットを超える取引も可能です。

たとえば、成行200ロットと別に、指値でさらに200ロットを追加することもOKです。ただし、1つの注文で201ロット以上を指定することはできません。

Exnessの最大ロット数は昼間と夜間で異なる

ほとんどの海外FX業者では、最大ロット数は「口座タイプ」や「銘柄ごと」で決まっていますが、Exnessは時間帯によっても制限が変わる点に注意が必要です。

特に大口取引を予定している方は、注文時間によって思った通りのロット数が発注できない可能性があるため、事前に確認しておくのが安全です。

Exness基本的な時間の定義(日本時間)
時間帯時間
昼間(Daytime)6:00~15:59
夜間(Nighttime)16:00~翌5:59

サマータイム中も「日本時間」で変わらず上記の定義が適用されます(Exnessは内部で自動補正)。

また、MT4・MT5のサーバー時間はGMT+0基準(冬)またはGMT+1(夏)ですが、制限は日本時間ベースです。

Exnessの最大ポジション数はMT4は1,000、MT5は無制限

最大ポジション数は「同時に持てる数」ですわ。

無制限ならEAにも最適じゃ。セント口座は最大1万じゃから注意しておこう。

Exnessの最大ポジション数

  • MT4口座:最大1,000ポジション/1口座
  • MT5口座:無制限(スタンダードセント口座は最大10,000ポジション)

Exnessでは、取引プラットフォームによってポジション数の上限が異なります。

MT4は最大1,000ポジション、MT5は基本的に無制限ですが、スタンダードセント口座に限り最大1万ポジションの制限があります。

複数通貨で取引する方や、EAで自動売買を行う中上級者は、保有数が上限に達すると新規注文が通らなくなるため注意が必要です。

また、指値・逆指値など未約定の予約注文は含まれません(カウント対象はあくまで約定済みのポジションです)。

レバレッジ無制限×大口取引

【口座タイプ別】Exnessの最大ロット数と大口取引制限

exness口座別最大ロット

スタンダード口座|初心者〜中ロット向け(手数料無料)
大口おすすめ度:★★★☆☆

Exnessスタンダード口座の大口取引制限
1ロット価値最大ロット数(1注文)最大通貨量(1注文)最大ポジション数
100,000通貨200ロット※最大2,000万通貨
(ドル円で約30億円)
MT4:1,000
MT5:無制限

※日本時間6:00〜15:59は一時的に最大60ロットに制限されます。

Exnessスタンダード口座の特徴

  • 手数料無料
  • スプレッドがやや広め

最大ロットは他口座と同じ200ロットですが、スプレッドが広めなため、大口での短期売買ではやや不利になることがあります。

ただし、ポジション数はMT5なら無制限なので、中ロットまでの裁量取引を複数銘柄で管理したいトレーダーには十分な性能を備えています。

大口取引やスキャルピングにはやや物足りないため、より取引コストを抑えたい場合はゼロ口座やロースプレッド口座の検討がおすすめです。

プロ口座|中~大ロット裁量向け(手数料無料)
大口おすすめ度:★★★☆☆

Exnessプロ口座の大口取引制限
1ロット価値最大ロット数(1注文)最大通貨量(1注文)最大ポジション数
100,000通貨200ロット※最大2,000万通貨
(ドル円で約30億円)
MT4:1,000
MT5:無制限

※日本時間6:00〜15:59は一時的に最大60ロットに制限されます。

Exnessプロ口座の特徴

  • 手数料無料
  • スプレッドはスタンダード口座より狭め

最大200ロット・最大ポジション無制限で、スプレッドもやや狭いため、裁量取引を安定して行いたい中〜大口トレーダーに向いています。

また、手数料が無料でコスト計算がシンプルな点から、「EAを使わず自分でタイミングを見て取引する」タイプのトレーダーと非常に相性が良い口座です。

ゼロ口座|人気銘柄のゼロスプレッド大口取引・スキャルピング向け
大口おすすめ度:★★★★★

Exnessゼロ口座の大口取引制限(ドル円)
1ロット価値最大ロット数(1注文)最大通貨量(1注文)最大ポジション数
100,000通貨200ロット※最大2,000万通貨
(ドル円で約30億円)
MT4:1,000
MT5:無制限

※日本時間6:00〜15:59は一時的に最大60ロットに制限されます。

Exnessゼロ口座の特徴

  • ECN方式(高速約定・狭いスプレッド)
  • 通貨ペアの多く、ゴールド(XAUUSD)がゼロスプレッド固定(90%以上の時間帯)
  • 手数料:通貨ペアは3.5ドル~、ゴールド(XAUUSD)は5.5ドル

大口取引のコスト削減を最重視するなら、ゼロ口座が最有力候補です。

ドル円・ユーロドル・ゴールドなどでスプレッド0.0pips固定を1日の90%以上の時間帯で取引でき、実質コストも非常に安いです。

ビットコインなど仮想通貨も、ロースプレッド口座より有利に取引できます。

200ロットまで出せるスキャルピング戦略や、大量注文を細かく分割して出すEAトレーダーにとっても理想的な環境が整っています。

ロースプレッド口座|幅広い銘柄の大口取引・スキャルピング向け
大口おすすめ度:★★★★★

Exnessロースプレッド口座の大口取引制限(ドル円)
1ロット価値最大ロット数(1注文)最大通貨量(1注文)最大ポジション数
100,000通貨200ロット※最大2,000万通貨
(ドル円で約30億円)
MT4:1,000
MT5:無制限

※日本時間6:00〜15:59は一時的に最大60ロットに制限されます。

Exnessロースプレッド口座の特徴

  • ECN方式(高速約定・狭いスプレッド)
  • ドル円・ユーロドルなど一部銘柄がゼロスプレッド固定(90%以上の時間帯)
  • 手数料:通貨ペアは3.5ドルが多数

最大ロットはゼロ口座と同じ200ロットで、主要通貨やCFDを含めてより多くの銘柄を安定した低コストで取引したい場合に向いています。

ドル円・ユーロドルなどはゼロスプレッドで取引でき、銘柄によってはゼロ口座より実質コストを抑えることができます。

ただし、ゴールドや仮想通貨ではゼロ口座の方がコスト面で優れるため、トレード対象によって口座を使い分けることで、コスト効率を上げることも可能です。

ロースプレッド口座は、主要通貨やマイナーCFDを横断して取引したい中上級者にとって銘柄の自由度とコストのバランスに優れ、ゼロ口座に物足りなさを感じる方にも扱いやすい口座タイプです。

スタンダードセント口座|少額専用・初心者向け
大口おすすめ度:★☆☆☆☆

Exnessスタンダードセント口座の大口取引制限(ドル円)
1ロット価値最大ロット数(1注文)最大通貨量(1注文)最大ポジション数
1,000通貨200ロット※最大20万通貨
(ドル円で約300万円)
MT4:1,000
MT5:10,000

Exnessスタンダードセント口座の特徴

  • 手数料無料
  • 通常口座の100分の1サイズで取引

スタンダードセント口座は、1ロット=1,000通貨(=0.01ロット相当)での取引が可能な少額専用口座で、最大200ロットまで発注でき、最大20万通貨(約300万円)の取引が可能です。

ロット数やポジション数の上限は他の口座と同様に高く設定されており、少額でも大口取引の感覚をつかみたい初心者や、細かく分割したEA検証をしたいトレーダーにも適しています。

MT5では最大10,000ポジションまで保有できるため、ナンピン系EAや複数通貨を対象としたシステムの検証にも十分対応可能です。

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【銘柄別】Exnessの最大ロット数・最大ポジション制限

銘柄別最大ロット

銘柄によって最大ロットが違うから気をつけなさい!

昼間や夜間でも最大ロットが変わるぞ。

Exnessの取り扱い銘柄

Exnessの最大ロットは銘柄毎に、以下の昼間(日中)と夜間の時間で変動します。自分が取引する銘柄をチェックしておきましょう。

Exness通貨ペア(ドル円など)の最大ロット・最大ポジション
大口おすすめ度:★★★★★

Exness通貨ペアの最大ロットと最大ポジション
銘柄1ロット価値最大ロット数最大ポジション数
ドル円(USDJPY)100,000通貨昼間:200ロット
夜間:60ロット
MT4:1,000
MT5:無制限
ユーロドル(EURUSD)100,000通貨昼間:200ロット
夜間:60ロット
MT4:1,000
MT5:無制限
ポンド円(GBPJPY)100,000通貨昼間:200ロット
夜間:60ロット
MT4:1,000
MT5:無制限

※上記以外の通貨ペアも同条件

※すべての通貨ペアで最小ロットは0.01ロット

※DXY(米ドル指数)のみ1ロット = 1,000通貨

ドル円は流通量も多く、スプレッドも安定しているため、大口トレードに適した通貨ペアの代表格です。ユーロ円やポンド円などのクロス円も人気ですが、ボラティリティが高いためロット管理がより重要になります。

通貨ペアで大口トレードをする場合、日中と夜間でロット制限が大きく異なる点に注意が必要です。

特にスキャルピングやEA利用者は、夜間帯のロット上限(60ロット)がボトルネックになる可能性もあるため、複数ポジションに分ける戦略やMT5の無制限環境を活用することが効果的です。

Exness貴金属CFD(ゴールド・シルバーなど)の最大ロット・最大ポジション
大口おすすめ度:★★★★★

Exness貴金属の最大ロットと最大ポジション
銘柄1ロット価値最大ロット数最大ポジション数
ゴールド(XAUUSD)100オンス昼間:200ロット
夜間:50ロット
MT4:1,000
MT5:無制限
シルバー(XAGUSD)5,000オンス昼間:200ロット
夜間:20ロット
MT4:1,000
MT5:無制限
シルバー(XAGGBP)5,000オンス昼間:200ロット
夜間:20ロット
MT4:1,000
MT5:無制限
パラジウム(XPDUSD)5,000オンス昼間:200ロット
夜間:20ロット
MT4:1,000
MT5:無制限
プラチナ(XPTUSD)5,000オンス昼間:200ロット
夜間:20ロット
MT4:1,000
MT5:無制限
アルミニウム(XALUSD)1トン昼間:200ロット
夜間:20ロット
MT4:1,000
MT5:無制限
銅(XLUUSD)1トン昼間:200ロット
夜間:20ロット
MT4:1,000
MT5:無制限
ニッケル(XNIUSD)1トン昼間:100ロット
夜間:10ロット
MT4:1,000
MT5:無制限
リード(XPBUSD)1トン昼間:100ロット
夜間:20ロット
MT4:1,000
MT5:無制限
亜鉛(XZNUSD)1トン昼間:100ロット
夜間:20ロット
MT4:1,000
MT5:無制限

※すべての貴金属CFDで最小ロットは0.01ロット

ゴールド(XAUUSD)は昼200ロット・夜50ロットと、日中の制限が非常に緩く、中上級トレーダーの主戦場に向いています。

一方で、ニッケル・リードなど一部銘柄は最大ロットが低く設定されているため、短期集中型の大口トレードには不向きなこともあります。

スプレッドや手数料と合わせて、上限ロットの違いを把握して銘柄を選ぶことが利益効率に直結します。

ExnessエネルギーCFD(原油・天然ガスなど)の最大ロット・最大ポジション
大口おすすめ度:★★★★☆

Exnessエネルギーの最大ロットと最大ポジション
銘柄1ロット価値最大ロット数最大ポジション数
WTI原油(USOIL)1,000バレル昼間:20ロット
夜間:20ロット
MT4:1,000
MT5:無制限
ブレント原油(UKOIL)1,000バレル昼間:20ロット
夜間:20ロット
MT4:1,000
MT5:無制限
天然ガス(XNGUSD)10,000MMBtu昼間:20ロット
夜間:20ロット
MT4:1,000
MT5:無制限

※すべてのエネルギーCFDで最小ロットは0.01ロット

エネルギーCFDはすべての口座タイプで共通の最大ロット制限が設けられており、日中と夜間での制限は同一です。

1ロットあたりの契約サイズ(取引金額)が非常に大きいため、少ないロット数でも実質的な取引額は高く、大口取引になります。特にWTI原油や天然ガスは価格変動が激しいため、短期トレードや指標発表前後の取引では注意が必要です。

大口での取引も可能ですが、エントリータイミングの制御ができる中上級者向けの銘柄です。

Exness仮想通貨CFD(ビットコインなど)の最大ロット・最大ポジション
大口おすすめ度:★★★★☆

Exness仮想通貨CFDの最大ロットと最大ポジション
銘柄1ロット価値最大ロット数最大ポジション数
ビットコイン(BTCUSD)1BTC100ロットMT4:1,000
MT5:無制限
ビットコイン(BTCUSDc)
※スタンダードセント口座(MT5のみ)
1BTC200ロットMT4:1,000
MT5:無制限
ビットコイン円(BTCJPY)1BTC20ロットMT4:1,000
MT5:無制限
イーサリアム(ETHUSD)1ETH200ロットMT4:1,000
MT5:無制限
ビットコイン金(BTCXAU)1BTC20ロットMT4:1,000
MT5:無制限
ビットコイン銀(BTCXAG)1BTC20ロットMT4:1,000
MT5:無制限
ビットコインタイバーツ(BTCTHB)1BTC20ロットMT4:1,000
MT5:無制限
ビットコイン豪ドル(BTCAUD)1BTC20ロットMT4:1,000
MT5:無制限
ビットコイン人民元(BTCCNH)1BTC20ロットMT4:1,000
MT5:無制限
ビットコイン南アフリカ共和国(BTCZAR)1BTC20ロットMT4:1,000
MT5:無制限

※ビットコイン米ドル・円の最小ロットは0.01ロット、ビットコイン金は最小MT4:0.5ロット/MT5:0.01ロット、ビットコイン銀・タイバーツ・豪ドル・人民元・南アフリカ共和国は最小0.5ロット

※イーサリアムは最小0.1ロットで、プラットフォームでは0.01の最低取引表が表示されますが、「無効な取引量」というエラーメッセージが表示されます。

※日本時間6:00〜15:59は一時的に最大60ロットに制限

仮想通貨CFDは、わずかなロット数でも価格変動の影響が大きく、損益が大きく振れやすい商品です。

中でもビットコイン/米ドル(BTCUSD)やイーサリアム/米ドル(ETHUSD)は取引量が多く、最大ロット数も比較的ゆるやかに設定されていますが、その分ボラティリティも非常に高いため、大口取引では厳格なリスク管理が欠かせません。

それに対し、BTCJPYやBTCZARなどのマイナー通貨ペアはロット制限がやや厳しく、短期売買やポジション分割との相性が良いです。

Exness株価指数CFDの最大ロット・最大ポジション
大口おすすめ度:★★☆☆☆

Exness株価指数の最大ロットと最大ポジション
銘柄1ロット価値最大ロット数最大ポジション数
日経225指数(JP225m)1昼間:MT4-300ロット/MT5-5,000ロット
夜間:20ロット
MT4:1,000
MT5:無制限
米国ナスダック100指数(USTECm)USTEC: 1
USTEC_x100: 100
昼間:MT4-300ロット/MT5-500ロット
夜間:20ロット
MT4:1,000
MT5:無制限
米国S&P 500指数(US500m)US500: 1
US500_x100: 100
昼間:MT4-300ロット/MT5-500ロット
夜間:20ロット
MT4:1,000
MT5:無制限
米国ダウ30指数(US30m)US30: 1
US30_x10: 10
昼間:MT4-300ロット/MT5-500ロット
夜間:20ロット
MT4:1,000
MT5:無制限
ドイツDAX 30指数(DE30m)1昼間:300ロット
夜間:20ロット
MT4:1,000
MT5:無制限
イギリスFTSE 100指数(UK100m)1昼間:300ロット
夜間:20ロット
MT4:1,000
MT5:無制限
香港ハンセン指数(HK50m)1昼間:MT4-300ロット/MT5-500ロット
夜間:20ロット
MT4:1,000
MT5:無制限
フランスCAC 40指数(FR40m)1昼間:300ロット
夜間:20ロット
MT4:1,000
MT5:無制限
EUストックス50指数(STOXX50m)1昼間:300ロット
夜間:20ロット
MT4:1,000
MT5:無制限
オーストラリアS&P ASX 200指数(AUS200m)1昼間:300ロット
夜間:20ロット
MT4:1,000
MT5:無制限

※日経225指数は最小1ロット、米国S&P 500指数は最小0.03ロット、その他の株価指数CFDは最小0.01ロット

※日本時間6:00〜15:59は一時的に最大60ロットに制限

株価指数CFDは為替やコモディティと異なり、1ロットあたりの変動が大きく、短期で大きな損益が出やすい商品です。

主要インデックス(日経225指数や米国ナスダック100指数など)は多くのトレーダーに人気ですが、夜間はロット制限が厳しく設定されるため、日中の取引がおすすめです。

Exness株式CFDの最大ロット・最大ポジション
大口おすすめ度:★☆☆☆☆

Exness株式CFDの最大ロットと最大ポジション
銘柄1ロット価値最大ロット数最大ポジション数
アップル(AAPL)100株10ロット無制限
アマゾン(AMZN)100株MT4:10ロット
MT5:200ロット
無制限
テスラ(TSLA)100株10ロット無制限

※最小ロットは0.01ロット(LIは0.02ロット、VIPは0.02ロット)
※他銘柄も基本仕様は同じ

株式CFDは、FXや指数と異なり「1ロット=100株」といった現物株に近い単位で取引され、レバレッジも控えめです。

Exnessでは、米国株を中心に株式CFDの取扱いがありますが、最大ロット数は10〜200程度と少なく、個別株での大口取引にはやや不向きです。

また、スプレッドが広がりやすく、市場の影響を受けやすいため、長期保有よりは短期の値動きを狙ったトレードが中心になります。

為替やCFDに慣れた中上級者で、ポートフォリオに株式を少量加えたい方には補助的な活用がおすすめです。

レバレッジ無制限×大口取引

Exnessの1ロット・最大ロットで損益計算シミュレーション

大口取引における損益計算シミュレーション

Exnessでは口座タイプを問わず最大200ロットまで取引可能なため、たった1pipsの値動きでも、保有ロット数次第で大きな損益が発生します。

損益額の計算方法

損益額(円)= 1ロット取引量 × 値動き(pips)

※ドル建て銘柄は(× 円換算レート)が必要

※計算例は 1pips=0.01、ドル円=150円、ゴールド=2,000ドル、BTC=500万円で仮定

ここでは「ドル円」「ゴールド」の代表銘柄について、1ロット・最大ロット時の損益目安を一覧でまとめました。

スタンダード・プロ・ゼロ・ロースプレッド口座の損益計算(ドル円・ゴールド)

ドル円なら1ロットで1pips動くと約1,000円と覚えておきなさい。

ゴールドなら、約150円の損益じゃ。

スタンダード・プロ・ゼロ・ロースプレッド口座の1pips損益目安(1ロット)
銘柄1ロット取引量1pips損益10pips損益100pips損益
ドル円(USDJPY)100,000通貨約1,000円約10,000円約100,000円
ゴールド(XAUUSD)100オンス約150円約1,500円約15,000円

※1pips=0.01の値動きとした場合の目安

※1pips=0.01、ドル円=150円、ゴールド=2,000ドルで計算

最大200ロットだと、1pips動いた場合は「1,000円×200=200,000」で約20万の損益になります。

最大200ロット保有した場合の損益目安

  • ドル円(USDJPY)で最大200ロットを保有・・・
    1pipsで「1,000円 × 200=約20万円」の損益
  • ゴールド(XAUUSD)で最大200ロット保有・・・
    1pipsで「150円 × 200=約3万円」の損益

ドル円(USDJPY)を最大200ロット保有すると、1pipsの値動きだけで損益が約20万円動く計算になります。

ゴールド(XAUUSD)は1ロット1pipsあたりの損益は約150円と小さめですが、価格の変動幅が大きいため、10pips〜100pips単位の変動が短時間で発生することも珍しくありません。

そのため、ゴールドは最大ロットで運用した場合には資金全体に与える影響が非常に大きく、含み損益が一瞬で数十万円単位で動くことがあり、短期で大きく稼げる反面、リスクも伴います。

少額スタンダードセント口座の損益計算(ドル円・ゴールド)

損益も1ロットで約10円以内じゃから、大口取引の練習によいぞ。

スタンダードセント口座では、1ロット=1,000通貨(または1オンス)と取引単位が小さいため、損益もコンパクトに抑えられます。実際の金額感を下記にまとめました。

スタンダードセント口座の1pips損益目安(1ロット)
銘柄1ロット取引量1pips損益10pips損益100pips損益
ドル円(USDJPY)1,000通貨約10円約100円約1,000円
ゴールド(XAUUSD)1オンス約1.5円約15円約150円

※1pips=0.01の値動きとした場合の目安

※1pips=0.01、ドル円=150円、ゴールド=2,000ドルで計算

最大200ロット保有した場合の損益目安

  • ドル円(USDJPY)で最大200ロットを保有・・・
    1pipsで「10円 × 200=約2,000円」の損益
  • ゴールド(XAUUSD)で最大200ロット保有・・・
    1pipsで「1.5円 × 200=約300円」の損益

スタンダードセント口座では、1ロットあたりの通貨量や金の量が通常口座の100分の1サイズなため、1pipsの動きでも数十円以下の損益に収まります。

最大200ロットでもドル円1pipsの変動で約2,000円、ゴールド1pipsの変動で約300円と、初めての実弾トレードでも精神的負担を減らしつつ、値動きや損益感覚をリアルに学ぶことができます。

レバレッジ無制限×大口取引

Exnessのロット制限による必要証拠金の目安

大口取引における必要証拠金の目安

必要証拠金の計算式

必要証拠金(円) = 1ロット取引量 × 市場価格 ÷ レバレッジ

※ドル建て銘柄は(× 円換算レート)が必要

※計算例は最大レバレッジ、ドル円=150円、ゴールド=2,000ドルで仮定

スタンダード口座・プロ口座・ゼロ口座・ロースプレッド口座の1ロット・最大ロット必要証拠金

スタンダード口座、プロ口座、ゼロ口座、ロースプレッド口座の4口座は、1ロットの価値も最大ロット数(200ロット)が共通なため、証拠金の目安も同じです。

スタンダード・プロ・ゼロ・ロースプレッド口座の必要証拠金目安
銘柄1ロット取引量最大レバレッジ1ロット証拠金
(2,000倍)
200ロット証拠金
(2,000倍)
ドル円(USDJPY)100,000通貨無制限
(2,000倍)
約7,500円約150万円
ゴールド(XAUUSD)100オンス無制限
(2,000倍)
約15,000円約300万円

※1ドル=150円、ゴールド1オンス=2,000ドルで計算

実際は「レバレッジ無制限(理論上21億倍)」ですが、実務上2,000倍を上限として取引するトレーダーが大半のため、2,000倍を基準として証拠金を算出しました。

ドル円(USDJPY)の必要証拠金(最大ロット・2,000倍)

  • 最大ロット:100,000通貨 × 200ロット
  • 為替レート:1ドル=150円
  • レバレッジ:2,000倍
  • 計算式:100,000 × 200 × 150 ÷ 2,000 = 約150万円の証拠金が必要

ゴールド(XAUUSD)の必要証拠金(最大ロット・2,000倍)

  • 最大ロット:100オンス × 200ロット
  • ゴールド価格:1オンス=2,000ドル
  • 為替レート:1ドル=150円
  • レバレッジ:2,000倍
  • 計算式:100 × 200 × 2,000 × 150 ÷ 2,000 = 約300万円の証拠金が必要

表と計算結果からもわかるように、ドル円とゴールドはどちらも最大レバレッジは無制限(ここでは2,000倍で計算)ですが、1ロットあたりの単価が異なるため、必要証拠金には大きな差が生じます。

特にゴールドは1オンスあたりの価格が高く、同じ200ロットでも証拠金はドル円の約2倍に達します。

ただし、これは理論値で、実際にはレバレッジなどによる制限がかかり、「最大ロット×2,000倍」は現実的ではありません。

Exnessでは以下のような有効証拠金(口座残高+保有ポジション)に応じたレバレッジ制限があり、有効証拠金が増えるに連れて、無制限から段階的に2,000倍、1,000倍、500倍と制限されます。

Exnessのレバレッジ制限

  • 有効証拠金が1,000ドル未満なら無制限(実質21億倍)
  • 1,000ドルを超えると2,000倍
  • 5,000ドル以上で1,000倍
  • 30,000ドル以上では500倍

レバレッジの制限がかかると、必要証拠金も多くなるので、口座残高や保有ポジション決済などの調整が安定した取引のポイントとなります。

少額スタンダードセント口座の1ロット・最大ロット必要証拠金

「スタンダードセント口座」は1ロットあたりの取引量が非常に小さいため、必然的に必要証拠金も少額になります。

スタンダードセント口座の必要証拠金目安
銘柄1ロット取引量最大レバレッジ1ロット証拠金
(2,000倍)
200ロット証拠金
(2,000倍)
ドル円
(USDJPY)
1,000通貨無制限
(2,000倍)
約75円約15,000円
ゴールド
(XAUUSD)
1オンス無制限
(2,000倍)
約150円約30,000円

※1ドル=150円、ゴールド1オンス=2,000ドルで計算

実際には「レバレッジ無制限(理論上21億倍)」が提供されていますが、運用上は2,000倍前後を目安にするトレーダーが多く、ここでも2,000倍で試算しています。

ドル円(USDJPY)の必要証拠金(最大ロット・2,000倍)

  • 最大ロット:1,000通貨 × 200ロット
  • 為替レート:1ドル=150円
  • レバレッジ:2,000倍
  • 計算式:1,000 × 200 × 150 ÷ 2,000 = 約15,000円の証拠金が必要

ゴールド(XAUUSD)の必要証拠金(最大ロット・2,000倍)

  • 最大ロット:1オンス × 200ロット
  • ゴールド価格:1オンス=2,000ドル
  • 為替レート:1ドル=150円
  • レバレッジ:2,000倍
  • 計算式:1 × 200 × 2,000 × 150 ÷ 2,000 = 約30,000円の証拠金が必要

スタンダードセント口座なら、レバレッジ制限を考慮しても「最大200ロット × 2,000倍」は十分に現実的です。

1ロットの単価が小さいため、200ロットでも必要証拠金はドル円で約15,000円、ゴールドで約30,000円と少額に収まるため、初心者にとってはロット感覚を身につける練習用として、中・上級者には少額で精密なロット調整を試せる口座として活用できます。

ただし、通常口座と同様に有効証拠金が増えるとレバレッジは自動で制限されます。たとえば、複数銘柄を保有したり含み益で1,000ドルを超えると、上限は2,000倍から1,000倍に引き下げられるため、ポジション管理には注意が必要です。

Exnessでは大口取引は何円からできる?逆算シミュレーション

おじょう2:実際に大口取引するならいくら必要になるのかしら?

フクロウ1:レバレッジ制限を考慮して、ロット別に逆算してみたぞ。

以下はドル円・ゴールドそれぞれのロット別に必要証拠金を逆算したシミュレーションです。

※「レバレッジ無制限は有効証拠金1,000ドル未満」が条件ですが、2,000倍を基準に計算しています。

ロット別|ドル円(USDJPY)に必要な証拠金目安
取引ロット数通貨量レバレッジ必要証拠金
1ロット100,000通貨2,000倍約7,500円
※有効証拠金1,000ドル未満
5ロット500,000通貨2,000倍約37,500円
※有効証拠金1,000~4,999ドル
10ロット1,000,000通貨2,000倍約75,000円
※有効証拠金1,000~4,999ドル
50ロット5,000,000通貨1,000倍約750,000円
※有効証拠金5,000~29,999ドル
100ロット10,000,000通貨500倍約2,250,000円
※有効証拠金30,000ドル以上

※ドル円=150円で計算

※レバレッジが口座残高によって制限されるため、実用的な上限値を反映

ロット別|ゴールド(XAUUSD)に必要な証拠金目安
取引ロット数通貨量レバレッジ必要証拠金
1ロット100オンス2,000倍約300,000円
※有効証拠金1,000~4,999ドル
5ロット500オンス1,000倍約1,500,000円
※有効証拠金5,000~29,999ドル
10ロット1,000オンス1,000倍約3,000,000円
※有効証拠金5,000~29,999ドル
50ロット5,000オンス500倍約15,000,000円
※有効証拠金30,000ドル以上
100ロット10,000オンス500倍約30,000,000円
※有効証拠金30,000ドル以上

※ドル円=150円、ゴールド=2,000ドルで計算

「大口取引」と聞くと、数千万円単位の資金やプロトレーダーを想像するかもしれません。

しかし、Exnessのように最大2,000倍以上のハイレバレッジが使える海外FX業者では、100ロットや200ロットといった取引も十分に現実的です。

例えば、ドル円(USDJPY)で100ロットを発注する場合、レバレッジ2,000倍が適用されれば必要証拠金はわずか約75,000円。

有効証拠金が30,000ドル(約450万円)以上になるとレバレッジは500倍まで下がるため、同じ100ロットでも約225万円の証拠金が必要になります。

このように、同じロット数でもレバレッジの違いによって必要資金は大きく変動するため、「自分にとっての大口取引がいくらから可能か」を把握しておくことが大切です。

レバレッジ無制限×大口取引

Exnessで最大ロット数を超えて注文する方法

最大取引の上限を超える方法

Exnessでは1注文あたりの最大ロット数は200ロットと設定されていますが、それを超えて取引したい場合でも、以下の方法で実質的に大ロット注文が可能です。

最大ロット以上の注文方法

  • 複数に分けて発注する(分割注文)
  • 複数口座を活用する(最大420口座まで)

複数に分けて発注する(分割注文)

1回の注文上限は200ロットですが、同一銘柄・同一方向でもポジションを複数に分けて保有することが可能です。これにより、合計ロット数を実質的に増やせます。

分割注文の例(最大200ロットの場合)

  1. 200ロットを発注する(1ポジション目)
  2. 100ロットを発注する(2ポジション目)
  3. 100ロットを発注する(3ポジション目)

このように、制限は「1注文ごと」なので、ポジション数に上限がないExnessなら無制限に合計発注数を増やすことができます。

手動発注はもちろん、MT4/MT5のワンクリック注文機能やEA・スクリプトを使えば、秒単位で高速かつ連続発注も可能です。

こんな人におすすめ!

  • 裁量トレードでも大ロットを使いたい人
  • 分散しつつ同一銘柄で合計ロット数を上げたい人
  • スキャルピングで高速注文したい人

複数口座を活用する(最大210口座まで)

Exnessのリアル口座は、1アカウントで合計210口座(MT4:100口座、MT5:100口座、スタンダードセント口座:10口座)まで開設することが可能です。

より高度な管理をしたい場合は、取引口座を分けてロットを分散する方法が有効です。

複数口座の注文例(最大200ロットの場合)

  1. MT5口座Aで200ロット
  2. MT5口座Bで200ロット
  3. MT4口座Cで200ロット
  4. スタンダードセント口座で200ロット

合計800ロット(600ロット+200セントロット)の保有となります。

このように複数口座を併用すれば、トータルで大ロット取引が可能になります。

手法や戦略ごとにポジションやリスクを分けて管理したい中・上級者には非常に便利な方法です。

ちなみに、デモ口座はMT4で100口座、MT5で100口座、スタンダードセント口座で10口座まで開設することができます。

こんな人におすすめ!

  • 自動売買を多口座で運用している人
  • 大ロット戦略をシステム的に分割したい人
  • 資金や戦略を分散してリスク管理したい人

同一人物の複数アカウント開設はできません。

Exnessの公式上では「最大1,620口座まで作成可能」と記載されていますが、これはブロック済・アーカイブ済みの口座も含めた累計数です。

実際に運用できる口座数はリアル口座・デモ口座を含め、最大420口座が上限となります。

レバレッジ無制限×大口取引

Exnessと他社の最大ロット・最大ポジションを比較

他社と最大ロット・最大ポジションを比較

プロや専業トレーダーも使う海外FX業者と、最大ロット数と最大ポジション数を比較しました。通常口座と少額専用口座に分けて見てみましょう。

スタンダード口座・プロ口座・ゼロ口座・ロースプレッド口座の最大ロット・最大ポジションの他社比較

Exnessは「大ロット・多ポジション取引」が圧倒的に強いですわ!

Exnessと他社の最大ロット・最大ポジション数比較
海外FX業者1ロット取引量最大ロット数
(1ポジションあたり)
最大ポジション数
(口座単位)
Exness100,000通貨200ロットMT4:1,000
MT5:無制限
Axiory100,000通貨1,000ロット無制限
FXGT100,000通貨60~200ロット合計200ロット
※ポジション無制限
TitanFX100,000通貨100ロット200ポジション
ThreeTrader100,000通貨80ロット200ポジション
Axi100,000通貨50ロット無制限
XMTrading100,000通貨50ロット200ポジション

※1ロットの取引量は、FX通貨ペア(USDJPYなど)が基準

Exnessは大口に有利だが、口座タイプに注意

  • 大口取引がしやすい最大200ロット(分割注文で更に大きいロット保有も可能)
  • ポジション数が無制限でナンピン・EAにも柔軟に対応
  • ポジション無制限はMT5のみ、MT4は最大1,000ポジション

Exnessは他社と比較して「最大ロット数」こそ控えめですが、総合的な大口取引環境はトップクラスです。

1注文あたりの最大ロット数は200ロットと、Axioryの1,000ロットやTitanFXの100ロットなどと比べて中間的な水準ですが、分割注文で実質的な上限はありません。

また、最大ポジション数はMT5口座で無制限と、AxioryやAxiと並ぶレベルで、EAの同時運用やナンピン・スキャルピングにも十分対応できます。

MT4口座は最大1,000ポジションまでと制限がありますが、通常の裁量・自動売買では十分なスペックであり、大量注文を繰り返すような特殊なケースを除けば問題になることは少ないです。

少額スタンダードセント口座の最大ロット・最大ポジションの他社比較

少額トレードでも、Exnessはロット・ポジションの自由度が高いぞ。

Exnessと他社少額口座の最大ロット・最大ポジション数比較
海外FX業者1ロット取引量最大ロット数
(1ポジションあたり)
最大ポジション数
(口座単位)
Exness
スタンダードセント口座
1,000通貨100ロットMT4:1,000
MT5:10,000
FXGT
ミニ口座
10,000通貨200ロット合計500ロット
※ポジション無制限
TitanFX
Zeroマイクロ口座
10,000通貨100ロット200ポジション
XMTrading
マイクロ口座
1,000通貨100ロット200ポジション

※1ロットの取引量は、FX通貨ペア(USDJPYなど)が基準

Exnessは少額でも「ロット・ポジションの自由度」が圧倒的

  • 1ロット=1,000通貨で、細かくロット調整できる
  • MT5なら最大10,000ポジションまで対応
  • EAや複数通貨ナンピンでも上限に達しにくい設計

Exnessの「スタンダードセント口座」は、他社と比較しても少額トレード環境としての柔軟性が非常に高いのが特徴です。

例えばXMのマイクロ口座もExness同様、1,000通貨単位で最大100ロットまでの発注が可能ですが、ポジション数は200までと制限があります。TitanFXも同様です。

それに対してExnessは、MT5なら最大10,000ポジションまで保有可能なので、複数通貨ペアを用いたスキャルピングやナンピンEAでも、ポジション数の上限にかかって止まることがほぼありません。

また、1ロットが1,000通貨という取引単位は、低リスクでロット調整の感覚をつかむのに最適で、エントリーや分割決済の練習、複利運用の検証にも活用しやすく、初心者から中・上級者まで幅広く使うことができます。

レバレッジ無制限×大口取引

Exness(エクスネス)で大口取引するときに注意すべきこと

大口取引の注意点

Exnessは高レバレッジ・ポジション無制限(MT5)など大口向けの魅力がありますが、実際に大ロットを扱うにはいくつかの注意点があります。

高額資金の保有でレバレッジ制限の段階的な引き下げ

Exnessでは、有効証拠金(口座残高+保有ポジション)の額によってレバレッジが自動的に制限されます。

資金が増えるほど安全性を重視した設計になるため、大口トレード時は特に要注意です。

レバレッジ制限がかかる例

  1. 有効証拠金が 30,000ドル以上 → 最大レバレッジ 500倍
  2. 有効証拠金が 50,000ドル以上 → 最大レバレッジ 200倍

通常200ロットで必要証拠金が約75,000円だったものが、レバレッジ制限により 数十万円必要になったり、発注時に「必要証拠金が不足しています」と表示されて発注できないこともあります。

対策:1口座の保有資金を減らす

  • 証拠金を分散する(複数口座に資金を移す)
  • ポジションを減らして有効証拠金を圧縮する

保有額が増えていくと、気づかないうちに制限がかかり、思ったように注文できなくなることもあるので、トレード直前の現在のレバレッジをチェックするようにしましょう。

MT4とMT5で最大ポジション数の上限が異なる

Exnessでは、取引プラットフォームの種類によって、口座ごとの保有可能なポジション数に上限の違いがあります。

MT4は最大1,000ポジション、MT5は無制限だよ!大ロットならMT5を選ぶのが基本!

MT4の「1,000ポジション制限」で困った例

  1. MT4口座でナンピンEAを稼働中、ポジション数が1,000に到達
  2. 新たなエントリーを試みたが「注文エラー」で発注できず
  3. 絶好のチャンスだったのにポジションが取れず、利益を逃した

MT4で細かく分割された注文やナンピン系EAを使っていると、思ったより早く上限に達する可能性があります。

対策:戦略に応じて適切な口座タイプを選ぶ

  • MT5口座を選んで、ポジション無制限を活用する
  • MT4口座で、現在のポジション数を定期的に確認
  • MT4口座で、不要なポジションを決済・整理して上限を回避する

夜間(日本時間16時〜翌5:59)に最大ロット制限がかかる

Exnessでは、夜間(日本時間16時〜翌5:59)に多くの銘柄で最大ロット数が一時的に制限されます。

これは市場の流動性が落ちる時間帯にリスク管理の一環として設けられている仕様です。

夜間の最大ロット制限例

  • ドル円が昼間は200ロット取引できたのに、夜間は60ロットまでになった
  • ゴールドが昼間は200ロット取引できたのに、夜間は60ロットまでになった

対策:時間を考慮して取引する

  • 取引タイミングを昼間にずらす
  • 制限を見越してポジションを事前に構築しておく
  • トレード計画時に、ロット制限時間帯を考慮する

この制限はサーバー側で自動的に適用され、トレーダー側で緩和や回避は不可です。

EAを使っている場合でも、発注エラーになることがあるため、エントリーの許可ロット数を事前に確認する設計がおすすめです。

相場急変時はロスカット(強制決済)のリスクがある

Exnessは国内FXとは違い、ゼロカット対応で追証(マイナス負債)が発生しない仕様です。

が、相場が急変した際にはロスカット(強制決済)までのスピードや価格の滑り(スリッページ)に注意が必要です。

ロスカット発動で損失が拡大する例

  • 雇用統計直後にゴールドが急変動
  • ストップロスを設定せず保有していたポジションが一瞬で含み損拡大
  • 急激な値動きでロスカットが間に合わず、想定以上の損失に

対策:大口取引だからこそリスク管理を徹底

  • 経済指標・要人発言・災害リスクなどを事前に把握しておく
  • 大ロットでも逆指値(SL)を必ず設定しておく
  • ロットを分割し、一部を利確・一部を逃がせるようにしておく
  • 証拠金維持率に余裕を持たせる(最低300%以上が目安)
  • MT5口座の「証拠金アラート」機能を活用

Exnessの取引環境は大口向けに優れているものの、大量ポジション=高リスクであることは変わりません。

最大ロットやポジション数に目が行きがちですが、それを扱い切るだけのリスク設計と心構えが不可欠です。

日本居住者は法人口座が開設できない

大口取引を行うトレーダーの中には、節税を目的に法人口座の利用を検討するケースも少なくありません。

しかし、Exnessでは日本居住者による法人口座の新規開設は現在できません。

大口取引で損をしてしまう例

  • 利益は大きかったのに、確定申告で税金が予想以上に高く、手元にあまり残らなかった
  • 経費計上がしづらく、個人口座では節税が難しかった
  • 法人化していれば、利益を分散させたり、繰越控除などで柔軟な対策ができた可能性があった

対策:法人口座が使えないなら、代わりの方法を検討

  • 法人口座が開設できる海外FX業者を選ぶ(AXIORY、TitanFX、ThreeTraderなど)
  • 複数の個人口座を用途別に使い分けて、損益管理をしやすくする
  • 利益が大きくなりそうな場合は、税理士に相談して早めに節税対策を立てる

また、2023年には一時的にExnessでも日本居住者による法人口座の新規開設が可能になった時期がありましたが、現在は完全に受付停止中です。公式にも確認したところ、再開の予定は未定とのことです。

レバレッジ無制限×大口取引

Exnessの最大ロット・最大ポジションでよくある質問

Exnessの最大ロットは200ロット以上にできないの?

1注文あたりの上限は200ロットですが、複数注文(分割発注)をすれば合計200ロットを超えるポジション保有が可能です。

また、ポジション数の上限に達していなければ、実質的な制限はないといえます。

Exnessの最大ロットは時間帯によって変わるの?

はい。夜間(日本時間16:00〜翌5:59)は、通貨ペア、ゴールドや株価指数CFDなどで一時的に最大ロットが制限されることがあります。

例えば、ドル円では日中に200ロット取引、夜は60ロットに制限されます。
ビットコインなどの仮想通貨は昼間も夜間も制限は変わりません。

Exnessは最大ポジション数が無制限って本当?

MT5口座は無制限ですが、MT4口座は1,000ポジションが上限です。

EAでナンピンやスキャルピングを繰り返す方は、MT5口座を選んでおくと安心です。

Exnessのスタンダードセント口座でも大口取引は可能?

1ロット=1,000通貨なので、100ロット=10万通貨まで1ポジションで保有可能です。

MT5では最大10,000ポジションまで保有できるため、ナンピン系EAとの相性も非常に良好です。

ただし、通貨単位が小さいため、大きな利益を狙う用途には不向きです。

スタンダードセント口座とスタンダード口座、どちらが大口取引向き?

大ロットでの利益を狙うなら通常のスタンダード口座(100,000通貨/ロット)が適しています。

セント口座は取引単位が小さく、主に少額でEA検証や練習をしたい人向けです。

また、本格的に大口取引するのであれば、ゼロ口座やロースプレッド口座がおすすめです。

ゼロ口座やロースプレッド口座も最大ロット・ポジション数は同じ?

はい。Exnessの最大ロット・最大ポジション数は、全ての通常口座タイプ(スタンダード・プロ・ゼロ・ロースプレッド)で共通です。

違いは主にスプレッドや手数料構成になります。

ゼロ口座とロースプレッド口座、大口トレーダーに向いているのはどっち?

どちらもスプレッドが狭く、大口取引向きですが、

  • ゼロ口座は多くの通貨ペア・ゴールドがゼロスプレッドで、短期売買やスキャルピングに特化
  • ロースプレッド口座は人気通貨ペアでゼロスプレッド、マイナー銘柄まで幅広く低スプレッドで、銘柄を選ばず大口取引したい人向け

迷う場合は、ゼロ口座にしておき、物足りない場合はロースプレッド口座を追加開設するのがおすすめです。

ゼロ口座やロースプレッド口座はECN方式だけど、スリッページは大きくなる?

ゼロ口座はリクイディティプロバイダー(LP)直結のECN口座で、板の厚みによりスリッページの幅は変動します。

相場が急変すると大ロットでの約定が一部ずれ込むことがありますが、通常時は非常にスムーズです。

Exnessでのドル円の大口取引制限は?

ドル円(USDJPY)の1ロットは10万通貨で、最大200ロット(2,000万通貨)までが1注文の上限です。

ただし、夜間(日本時間16:00〜翌5:59)には制限がかかり、取引可能なロット数が200ロットから60ロットへと大幅に下がります。

また、MT4口座では最大1,000ポジションまで、MT5口座なら無制限に保有できます。

高頻度の分割注文やナンピン戦略を使う場合は、MT5口座を選ぶのが安全です。

Exnessでのゴールドの大口取引制限は?

ゴールド(XAUUSD)も最大200ロットが1注文あたりの上限で、1ロット=100オンスとなっています(つまり最大2万オンス)。

ただし、夜間は制限ロットが60ロット程度まで引き下げられるので、注意が必要です。

MT5口座ならポジション数無制限で、EAやナンピンとの相性も良好です。

Exnessでのビットコインの大口取引制限は?

Exnessでは、通常口座(スタンダード・プロ・ゼロ・ロースプレッド)であれば、BTCUSDの最大ロット数は一律100ロットに設定されています(1ロット=1BTC)。

また、他の銘柄とは異なり、ビットコインには昼間・夜間のロット制限の変動がありません。

スプレッドや相場変動が大きくなるタイミング(週末・指標前後など)に注意は必要ですが、最大ロット制限が時間帯によって変動しないため、安定して大口注文を出したい仮想通貨トレーダーにも適した設計です。

Exnessで大口トレードする際の注意点は?
  • 有効証拠金が増えるとレバレッジが段階的に制限される(例:50,000ドル以上で200倍まで低下)
  • 夜間の最大ロット制限があるため、エントリーの時間帯に注意
  • MT4ではポジション上限(1,000)に注意
  • 相場急変時は強制ロスカット(証拠金維持率0%)のリスクも想定しておく
スタンダード口座で最大ロット取引したら滑りますか?

Exnessは大手LPとの接続で約定力に定評がありますが、ゴールドや仮想通貨などボラティリティが高い銘柄では滑るリスクはゼロではありません。

特にロットが大きくなると、部分約定や価格変動によるスリッページの可能性が高まります。

Exness(エクスネス)の最大ロット・最大ポジションの大口制限まとめ

Exnessは、レバレッジ無制限で有名ですが、最大200ロット/MT5ならポジション無制限と、大口取引にも非常に強い海外FX業者です。

スタンダードセント口座でも最大100ロット・最大1万ポジション(MT5)まで対応しており、少額トレードでも自由度は非常に高めです。

ただし、MT4とMT5での仕様差や、夜間のロット制限、高額資金時のレバレッジ制限、さらに法人口座を開設できない点には注意が必要です。

大口取引が目的なら「ゼロ口座」が最もおすすめで、スキャルピングや短期売買との相性も抜群です。マイナー通貨やCFDを幅広く取引したい方には、「ロースプレッド口座」を追加開設して使い分けるのが効果的です。

レバレッジ無制限×大口取引