Exness(エクスネス)シグナル配信│MQL5コピートレード提供方法・違法性・報酬まとめ

「日本から配信して違法にならない?」「どのくらい稼げる?」「具体的な始め方は?」
Exnessでコピートレード配信を始めたいトレーダーにとって、最初に知りたいのはこのあたりではないでしょうか。
Exnessでシグナル配信しても大丈夫なの?
利用者が自分でコピーする仕組みじゃから違法ではないぞ。
この記事では、違法性の有無や報酬の仕組み、MQL5シグナル配信のやり方、Exnessでコピートレードをするメリット・デメリットをまとめました。
コピーする側の「Exness(エクスネス)のコピートレードのやり方」については、別記事で詳しく解説しています。
この記事を先読み
- Exnessのコピートレード配信はMT4/MT5機能のMQL5シグナルを使う(シグナル配信方法)
※日本居住者はスマホアプリ利用ができない - MQL5シグナル配信の報酬は自分で設定できる(目安:月額0~50ドル程度)
- ExnessではMQL5シグナル配信に欠かせない無料VPSが使える(※取引条件あり)
2024年12月中旬より、公式の日本語サイトが非表示となっています。申込みフォームは英語表記ですが、通常通り口座開設が可能です。
(※2024年2月にも数ヶ月の非表示期間あり)
ログイン後のマイページは日本語で、サポートも日本語対応です。
(関連記事:「Exnessから日本語が消えた!?」)
目次
Exnessのコピートレード配信(シグナル配信)とは?

※画像はAIによるイメージイラスト(ChatGPT生成後に編集)
Exness(エクスネス)のコピートレード配信では、配信者が自分のリアル口座で行った裁量トレードやEA(自動売買)運用を購読者へ自動コピーさせ、収益を得ることができます。
Exnessの「コピートレード配信・システムトレード配信・シグナル配信」の違い
Exnessでコピートレード配信を検討している方は、似た言葉であるシステムトレード配信やシグナル配信との違いを理解しておくと判断しやすくなります。仕組みや収益化の方法がそれぞれ異なるため、目的に合った選択が重要です。
配信内容の違い
- コピートレード配信:配信者のリアル口座の取引を購読者が自動コピー。プログラム開発や設置は不要。
- システムトレード配信:EAやアルゴリズムなど自動売買プログラムを配布し、利用者が自分で設置・稼働。
- シグナル配信:(1)売買サインを通知する従来型 (2)コピートレード配信と同じ意味 の2通り。
「コピートレード配信」は、配信者が自分のリアル口座で行った裁量トレードや自作EAの取引を、そのまま購読者へ自動コピーする仕組みです。
「システムトレード配信」は、EAやアルゴリズムなど自動売買プログラムそのものを販売・提供し、利用者が自分で設置して稼働させます。
「シグナル配信」は、上記のとおり2通りあり、(2)はコピートレード配信とほぼ同じ仕組みです。
Exnessで自分の売買実績をそのまま収益化したいならコピートレード配信(コピートレードのシグナル配信)が最適です。
自動売買プログラムを販売したいならシステムトレード配信、売買タイミングだけを知らせたいなら従来型シグナル配信が向いています。
Exnessのコピートレード配信方法は「MQL5シグナル配信」
2024年後半までExnessは独自のコピートレード専用アプリを提供していましたが、現在このアプリは日本居住者は利用できません。
その代わりに利用されるのが、世界中で使われるMT4/MT5機能の「MQL5シグナルのコピートレード配信」です。
MQL5シグナルコピートレードとは
MetaQuotes社が提供するMT4/MT5標準の世界的コピー取引プラットフォーム。
配信者登録を行うだけで、自分のトレードを世界中のフォロワーへ自動配信できます。
ExnessでのMQL5シグナル配信を始める際は、口座開設からシグナル登録、コピー設定までシンプルな手順で完結します。具体的な操作手順は後の「MQL5シグナルコピートレードの配信方法」で詳しく解説します。
日本在住のトレーダーがExnessでコピートレード配信を行う場合、現在利用可能な実質的な方法は、MetaTrader標準のMQL5シグナル配信のみです。
シグナルプロバイダー(配信者)の必要環境と収益の目安
配信者は「シグナルプロバイダー」あるいは「ストラテジープロバイダー」と呼ばれます。
自分の裁量トレードやEAをそのまま収益化できますが、安定して稼ぐには以下のポイントが重要です。
Exnessシグナル配信のポイント
- VPS常時稼働:24時間接続で取引を途切れさせない
- 月額購読料設定:目安は無料〜月50ドル
- 成績公開必須:MQL5上で自動的に取引履歴が公開
Exnessでコピートレード配信するためには、MetaTraderを常時オンラインにするためにはVPS(仮想専用サーバー)の利用がほぼ必須です。Exnessでは公式の無料VPS(取引条件あり)も利用できます。
購読者は公開された成績を見て判断するため、透明性の高い運用がフォロワー獲得のカギとなります。
Exnessコピートレード配信は違法?注意すべき法律

Exnessでシグナル配信しても違法じゃないの?
利用者が自分でコピーするから違法にはならんぞ。ただし誇大宣伝はNGじゃ。
日本でコピートレード配信するときの法的チェック
日本の金融商品取引法では、他人の投資判断に影響を与える助言を有償で行う場合、原則として「投資助言・代理業」の登録が必要です。
しかし、MQL5シグナルのコピートレード配信は「購読者が自分の判断でコピーを開始・停止できる」仕組みであり、配信者が個別に売買を指示するものではありません。
このため、通常、コピートレード配信は投資助言・代理業に該当しないと解釈されています。
MQL5シグナル配信が違法にならない理由
- コピー取引は購読者が自己判断で開始・停止できる
- 配信者は特定の購読者へ個別助言をしない
- 提供するのは「売買シグナル」であり、資金を預かって運用するわけではない
これらの特徴により、MQL5シグナル配信は現状の日本法では投資助言業の登録は不要とされるケースが一般的です。
コピートレードのシグナル配信自体が違法にならないとはいえ、広告や勧誘の仕方には注意が必要です。
日本の金融庁が問題視する例として、次のようなものがあります。
シグナル配信の勧誘・広告でやってはいけない表現
- 「必ず利益が出ます」「確実に稼げます」といった利益保証の表現
- 成績を誇張したり、過去の実績を将来の利益と誤解させる記載
- SNSやブログでの過度な煽り・誇大広告
こうした表現を避け、事実に基づいた透明性のある情報提供を心がけることが重要です。
Exnessコピートレード配信の報酬と手数料

Exnessのコピートレード配信って本当に稼げるのかしら?
MQL5シグナル配信では、配信者(シグナルプロバイダー)が月額購読料を自由に設定できます。
購読者はその料金を支払うことで配信者の取引を自動コピーし、配信者は購読料から、配信の手数料を引いた金額を収入として得ることができます。
MQL5シグナルは月額報酬制(手数料あり)
- 報酬目安:無料〜月50ドル程度(自由に設定)
- 手数料:報酬額の20%
MQL5の報酬は成績連動ではなく月額固定です。
購読者(フォロワー)は毎月前払いし、MetaQuotes社の決済システム経由で配信者に分配されます。そのため取引の損益にかかわらず、契約期間中は定額の収入が発生します。
シグナル配信の手数料と収益イメージ
報酬額から手数料を差し引いた収益をシミュレートしてみました。
収益シミュレーションの例
- 購読料を月30ドルに設定 → 実際の受取は24ドル(30ドル×0.8)
- 購読者が50人 → 月収1,200ドル(24ドル×50人)
- 取引損益には無関係で、契約期間中は定額収入
購読者数と料金設定がそのまま収益を左右するため、安定した成績を維持しフォロワーを増やすことが重要です。
ExnessのMQL5シグナルコピートレードの配信方法・やり方

日本在住トレーダーがExnessでMQL5シグナルを使ってコピートレード配信を行い、報酬を受け取るまでの流れを5ステップでまとめました。
MQL5はMetaQuotes社が提供する独立したプラットフォームなので、Exness公式のサポート対象ではない点には注意しておきましょう。
手順1. ExnessでMT4/MT5口座を開設
まずは配信用の取引口座を用意します。取引はこのリアル口座を通じて行われます。

現在、公式サイトは英語表記になっていますが、マイページやサポートは日本語対応なので、問題なく利用できるかと思います。

- Exness公式サイトで口座開設
※MT4またはMT5のリアル口座を選択 - 本人確認(KYC)を完了
新規口座開設方法については「Exnessの口コミ・評判」ページでも画像付きで詳しく説明しています。
手順2. VPS(仮想サーバー)環境の用意
コピー配信は24時間稼働が前提です。VPS(仮想専用サーバー)を使えば、取引が途切れず安定して配信できます。
- PCを常時起動できない場合はVPSを利用
- 条件を満たせばExnessの無料VPSも利用可能
Exnessの無料VPSについては、別記事で条件・やり方を解説しています。
海外FX対応のVPS業者についても、別途詳しく紹介しています。
手順3. MQL5でシグナルプロバイダー登録(販売者登録と本人確認)

取引プラットフォームMT4/MT5で知られる、MQL5公式サイトでアカウント登録(無料)をします。
登録後は、サイト内より以下の流れにそって販売者(プロバイダー)登録をしてください。


- MQL5アカウントにログイン
- メニュー「シグナル > 私のシグナル > 登録」よりプロバイダー(販売者)登録
※本人確認書類のアップロードが必要(写真付きID+セルフィーなど) - 「シグナルを作成」ページで以下の情報を入力して追加・公開
- シグナル名
- 公開モード/アクセスモード(公開 or モニター用非公開)
- 口座番号、証券会社サーバー名
- 投資家パスワード(読み取り専用)
- 月額購読料(目安:無料〜月50ドル)
登録が完了すると、あなたのシグナルはMQL5プラットフォーム上に公開され、世界中の購読者が閲覧・購読できるようになります。
手順4. MT4/MT5で取引開始(シグナル配信開始)
MQL5と紐づけたExness口座へ入金し、取引を開始します。
- 裁量トレードまたはEA(自動売買)を稼働
- VPS(仮想サーバー)上で24時間稼働を維持
取引内容や成績はMQL5上で自動公開され、購読者がコピーを開始すると購読料が発生します。
手順5. コピートレードの収益を受け取り出金
購読料はMetaQuotes社の決済システムを経由してMQL5ウォレットに反映され、そこから希望の方法で出金します。
- 収益はMQL5ウォレットに入金
- 銀行振込・電子ウォレットなどで出金可能
Exnessコピートレード配信で稼ぐためのコツと宣伝方法

安定した取引成績があっても、購読者が増えなければ収益は伸びません。
ここでは日本在住トレーダーが世界中のフォロワーを集めるための実践的な宣伝・集客方法を紹介します。
法的リスクを避けながら、信頼を得る情報発信がポイントです。
SNS(X/旧Twitter・Instagram)での成績公開のコツ
MQL5シグナルは成績が自動公開されますが、SNSを併用することで認知度が大きく変わります。
- 定期発信:月次損益やドローダウン率など、購読者が知りたい数字をシンプルに。
- グラフ・スクリーンショット活用:MQL5の成績画面や証拠画像を載せると信頼度が高まる。
- ストーリー性:トレード方針やリスク管理の考え方を短文で添え、フォロワーが「長く購読したい」と思う理由を示す。
一度に大量投稿するより、週1〜2回の継続的な更新が効果的です。
海外トレーダー向けプロモーション方法
購読者は世界中にいます。日本語だけでなく英語や簡単な多言語対応を取り入れると、海外フォロワーが増えます。
- 英語プロフィール:MQL5の自己紹介を英語でも記載。
- 海外向けSNS:Reddit、Discord、TradingViewなど海外トレーダーが集まるコミュニティに参加。
- シンプル英語で成績発信:複雑な表現は不要。短い英語コメントと成績画像で十分伝わります。
「世界中から購読されるシグナル」であることを示すだけで、購読者の安心感と拡散力が大きく高まります。
免責文言の入れ方と法的トラブル回避
宣伝で最も注意したいのが金融商品取引法上の誇大広告や利益保証表現です。
必ず入れたい一文(免責)
- 「利益を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。」
表記の禁止例
- 「必ず稼げます」
- 「確実に月利○%」
- 「損失なし」
SNSやブログ、動画でも同じ。利益保証や過剰な煽りはNGです。
ただし、毎ツイート免責表記を入れるのは現実的ではないので、プロフィールや固定ツイートなどで対応するのが良いです。
透明性と注意書きを徹底することで、購読者からの信頼と法的リスク回避の両方を実現できます。
Exnessでコピートレード配信(シグナル配信)するメリット

配信者としてMQL5シグナルでコピートレードを行うなら、どのブローカーを使うかが成績と収益に直結します。
Exnessは取引条件が非常に優れており、安定した配信環境を求めるトレーダーに大きな利点があります。
Exnessコピートレードのメリット
メリット1:無制限レバレッジで資金効率を最大化できる
条件を満たせば無制限レバレッジを利用でき、自分の口座資金以上の取引余力を確保できます。
フォロワー側のレバレッジには影響しませんが、配信者は資金効率を極限まで高められます。
レバレッジ無制限の条件
- 有効証拠金が4,999ドル以下
- 合計10ロット以上の取引(FX・貴金属が対象)
- 5件以上の取引履歴(新規注文と決済を合わせて)
この条件を維持すれば、保有資金を最大限に活かした高ロット運用が可能です。
自動売買(EA)や高頻度トレードにも柔軟に対応でき、証拠金拘束を抑えてより積極的な戦略を展開できます。
メリット2:狭いスプレッドで取引コストを最小化できる
取引コストを抑えれば、長期的に安定した成績を示しやすくなり、購読者への説得力も増します。
Exnessは海外FX業界の中でもトップクラスの非常に狭いスプレッドで、スタイルに合わせて口座タイプを選択できます。
Exnessコピートレード配信のおすすめ口座
- プロ口座:手数料無料・スタンダード口座よりスプレッドが狭い
- ゼロ口座:人気銘柄(ドル円・ゴールドなど)が0pips固定、手数料あり
- ロースプレッド口座:マイナー通貨も0pips〜、広範囲の銘柄に対応
取引手数料無料ではじめるなら、「プロ口座」がおすすめです。
スプレッド重視や大口取引、自動売買(EA)、スキャルピングなら、取引銘柄にあわせて「ゼロ口座」や「ロースプレッド口座」を選ぶと良いです。
ちなみに、MQL5コピートレードは、MT4口座でもMT5口座でも利用可能です。
Exnessのスプレッド一覧は、他の記事でも紹介しています。
メリット3:スワップフリーで長期保有でもコストを抑えられる
Exnessは全口座タイプでスワップフリーに対応しています(一部銘柄は対象外)。
配信者は自分のExness口座で長期ポジションを保有してもスワップポイントが発生しないため、中長期戦略やスイングトレードを配信する際にコストを大きく削減できます。
- 長期保有でもスワップ0:中長期戦略・スイングトレードで有利
- 仮想通貨も対象:ビットコインやイーサリアムなど主要銘柄でもスワップフリー
特に仮想通貨でスワップポイントが発生しないのは珍しく、長期ポジションを持つトレーダーが数多く利用しています。
メリット4:Exnessは無料VPS(仮想サーバー)が利用できる(※条件あり)
コピートレードのシグナル配信には24時間稼働が必須です。
Exnessは比較的条件のゆるい無料VPSを提供しているため、外部業者を契約せずとも低コストで安定した配信環境を確保できます。
Exnessの無料VPS利用条件
- リアル口座を保有している
- 総残高が月間最低500ドル(または同等額)以上
- 過去1ヵ月に1,500,000USD以上の取引実績がある
外部のVPSを契約すると、月額2,000円~3,000円程度かかるので、コストを削減することができます。
メリット5:大口取引のシグナル配信でも上限を気にせず運用できる
Exnessは最大ロット・最大ポジション数が業界でも自由度が高いため、大口取引の場合も取引しやすいのが特徴です。
Exnessの最大ロット・最大ポジション数
- MT5口座:1注文あたり最大200ロット / ポジション無制限
- MT4口座:1注文あたり最大200ロット / 最大1,000ポジション
複数ポジションを同時稼働させる自動売買(EA)や、資金規模の大きいフォロワー向けに高ロット配信を行う場合でも安心です。
詳細は既存記事「Exnessの最大ロット・最大ポジション数」でも詳しく解説しています。
Exnessでコピートレード配信(シグナル配信)するデメリット

MQL5シグナル配信に適した環境を持つExnessですが、配信者があらかじめ把握しておきたい注意点もあります。
Exnessコピートレードのデメリット
デメリット1:ボーナス・キャンペーンが一切ない
Exnessは口座開設ボーナスや入金ボーナスを一切提供していません。
初期資金を増やせる特典が無い分、自己資金のみで配信環境を整える必要があります。
「ボーナスを活用して資金効率を上げたい」と考える配信者には不向きです。
デメリット2:夜間にロット制限がかかる
日本時間の夕方から早朝の時間帯(16:00〜翌5:59)は、最大ロット数が引き下げられます。
Exnessの夜間ロット制限
- 主要通貨ペア:最大60ロット
- ゴールド:最大50ロット
- 仮想通貨:夜間制限なし
スキャルピングや大口取引のシグナル配信を行う場合、夜間の取引量が制限される点は戦略に影響するので注意しましょう。
デメリット3:Exnessでは法人口座が作れない
Exnessは個人向けの取引口座のみ提供しており、日本から法人口座(法人名義)を開設することはできません。
かつては法人名義に対応していましたが、2025年9月現在も受付再開の予定は発表されていません。
年間利益が1,000万円を超える場合は、一般的に個人口座より法人化した方が税制上有利とされます。
法人での運用や節税を視野に入れているトレーダーは、この制限を理解した上で他社口座も検討する必要があります。
Exness(エクスネス)のコピートレード配信でよくある質問
Exnessでコピートレード配信を始めるにはどんな口座が必要?
ExnessのMT4またはMT5リアル口座が必須です。MQL5でシグナルプロバイダー登録を行い、その口座を連携させます。
日本在住でもExness口座を使ったMQL5シグナル配信は可能?
はい。日本からでもMQL5シグナルを使ったコピートレード配信は可能です。Exness独自アプリは利用できませんが、MQL5経由なら問題ありません。
Exnessでのコピートレード配信は金融商品取引法に違反しない?
利用者が自分の判断で購読する仕組みのため、一般的には投資助言業に該当せず違法ではありません。誇大広告や利益保証表現は避ける必要があります。
MQL5のシグナル配信者はどのくらい稼げる?
MQL5シグナルは月額課金制です。購読者数と設定した料金(無料〜月50ドル程度)がそのまま収益になります。取引損益には連動しません。
Exnessの無制限レバレッジを使って配信できる?
フォロワーの取引条件には影響しませんが、配信者自身は条件を満たせば無制限レバレッジを利用可能です。
有効証拠金4,999USD以下、FX・貴金属で合計10ロット以上の取引、5件以上の取引履歴が目安となります。
Exnessのスワップフリーはコピートレード配信にも有利?
はい。自分のExness口座でスワップフリーを設定すれば、長期保有でも金利負担がなく成績を安定させやすくなります。ただし、購読者の口座には影響しません。
ExnessでのコピートレードにVPS(仮想サーバー)は必須?
MQL5シグナルで配信する場合はMetaTraderを24時間稼働させる必要があるためVPSは事実上必須です。
Exnessの無料VPSを利用するか、外部業者のVPSを契約してMT4/MT5を常時オンラインに保ちます。
独自アプリ型のコピートレードと違い、MQL5ではPCやサーバーを常時稼働させる環境が欠かせません。
Exnessの夜間ロット制限は配信に影響する?
日本時間の夕方から早朝(16:00〜翌5:59)に大きなポジションを持つような大口取引のシグナル配信では影響があります。
Exnessは時間帯によって最大ロットが引き下げられるため、夜間に高ロットを扱う戦略では事前の調整が必要です。
通常の少ロット配信や日中中心の運用であれば大きな支障はありません。
Exness(エクスネス)のコピートレード配信(シグナル配信)まとめ
日本からExnessでコピートレードを配信する場合、実際に利用できるのはMetaTrader標準機能のMQL5シグナルです。
Exness公式が独自に提供しているサービスではなく、MetaQuotes社の仕組みを活用して取引を世界中に共有します。
Exnessは無制限レバレッジ、低スプレッド口座、無料VPSなど配信者に有利な取引環境が整っており、裁量トレード・EA運用・長期保有戦略まで幅広いスタイルに対応可能です。
その一方でボーナスがない、夜間ロット制限、公式サイトが英語中心といった注意点もあります。
また、MQL5シグナルの収益は月額課金で、フォロワー数と設定料金が直接収入になります。安定した取引成績の維持と、SNSなどを活用した情報発信が収益拡大の重要なポイントです。