FXGTの最大ロットと最大ポジションまとめ|大口取引や口座タイプ・ミニ口座の注意点も

FXGT.com(エフエックスジーティ)は、FX通貨ペアと仮想通貨CFDをひとつの口座で取引できるハイブリッド仕様と、最大5,000倍のレバレッジで知られる海外FX業者です。
FXGTで大口取引しても大丈夫かしら?
十分可能じゃ!ただし、口座や銘柄のロット・ポジション上限に注意じゃ。
本記事では、各口座タイプの最大ロット・最大ポジション数や、大口取引時の損益・証拠金の考え方、他社との違いまで整理して解説します。
FXGTで開催中のキャンペーンボーナス(2025年11月7日最新)
- 【Optimus口座】新規登録ボーナス 10,000円
- 【スタンダード・ミニ・Crypto Max口座】Welcomeボーナス 初回入金額の100~120%
- 【スタンダード・ミニ・Crypto Max口座】Loyaltyボーナス(入金ボーナス) 入金額の25%
- 【スタンダード・ミニ口座】50%リベートボーナス スプレッドの50%キャッシュバック
条件:BTCUSD、XAUUSD、USDJPYなど10銘柄が / Loyaltyボーナス使い切り - 【Optimus口座】リベート・キャッシュバック 20~30%・上限なし
条件:USDJPYなどの通貨ペアやXAUUSD、BTCUSDなど10銘柄を5分以上保有 - 【定期開催│スタンダード口座】ウィークリートレード大会
2025年9月17日 「FXGT公式コピートレード」リリース
2025年8月1日 「スタンダード口座」の最大レバレッジが2,000倍へ引き上げ
目次
FXGTの最大ロット・最大ポジションとは?
FXGTでは、口座タイプによって「1注文あたりの最大ロット数」や「1口座で保有できる最大ポジション数」、1ロットあたりの通貨量が異なります。
| 口座タイプ | 1ロット価値 (lot) | 最大ロット数 (1注文) | 最大ポジション数(保有数) | 適している トレーダー層 |
|---|---|---|---|---|
| スタンダード口座 | 100,000通貨 | 100ロット | 100ポジション ※合計200ロットまで | 初心者~中ロット |
| プロ口座 | 100,000通貨 | 200ロット | 200ポジション ※合計200ロットまで | 中〜大口裁量取引 |
| オプティマス口座 | 100,000通貨 | 50ロット | 200ポジション ※合計200ロットまで | ハイレバ取引の中〜大口裁量取引 |
| ECNゼロ口座 ※ECN方式 | 100,000通貨 | 200ロット | 100ポジション ※合計200ロットまで | 人気銘柄の大口取引・スキャルピング |
| CryptMax口座 (クリプトマックス口座) ※仮想通貨専用 | 1(BTCやETHなど) | 「仮想通貨の最大ロット」参照 | 100ポジション ※合計ロットは銘柄毎に異なる | BTCやETH以外仮想通貨の取引向け |
| ミニ口座 ※少額専用 | 10,000通貨 | 200ロット | 150ポジション ※合計500ロットまで | 少額取引・初心者 |
※ドル円(USDJPY)を基準とした制限です
FXGT最大ロット数の基本|1ロットの価値と取引単位
最大ロットとは、「1回の注文における上限ロット数」のことを指します。FXGTで通貨ペアを取引する場合、1ロット=100,000通貨が基本単位となります。
つまり、たとえば1ロットのUSDJPYを買うと、10万ドル分の取引を1注文で行うことになります。
FXGTの最大ロット数と最大通貨量(FX通貨ペア)
- スタンダード口座(Standard+口座):
100,000通貨 × 最大100ロット = 10,000,000通貨(1,000万通貨)/1注文 - プロ口座(Pro口座):
100,000通貨 × 最大200ロット = 20,000,000通貨(2,000万通貨)/1注文 - オプティマス口座(Optimus口座):
100,000通貨 × 最大50ロット = 5,000,000通貨(500万通貨)/1注文 - ECNゼロ口座(ECN Zero口座):
100,000通貨 × 最大200ロット = 20,000,000通貨(2,000万通貨)/1注文 - CryptMax口座(クリプトマックス口座):
※仮想通貨専用のため、「仮想通貨の最大ロット」参照 - ミニ口座(Mini口座):
10,000通貨 × 最大200ロット = 2,000,000通貨(200万通貨)/1注文
オプティマス口座の最大ロットの注文例(※最大50ロット)
- 50ロットを1回で発注 → 上限内なのでOK
- 指値50ロット、成行30ロット、逆指値40ロット → 各注文が上限内なのでOK
※ただし、合計200ロット上限があるので注意
- 60ロットを1回で発注 → 上限50ロット超えでNG
ただし、これはドル円などの主要通貨の制限で、他通貨ペアやゴールド、ビットコインをはじめ、すべての銘柄に個別の「最大ロット上限」が設定されています。
詳細は後述の「【銘柄別】最大ロット」セクションで確認しておきましょう。
FXGTの最大ポジション制限|合計ロットにも上限あり
FXGTでは、1注文あたりの「最大ロット数」だけでなく、口座毎に同時に保有できる「最大ポジション数」や「口座全体での合計ロット数」にも制限が設けられています。
最大ポジション数・合計ロット上限の一例(FX通貨ペア)
- スタンダード口座(Standard+口座):100ポジション/合計200ロットまで
- プロ口座(Pro口座):200ポジション/合計200ロットまで
- オプティマス口座(Optimus口座):200ポジション/合計200ロットまで
- ECNゼロ口座(ECN Zero口座):100ポジション/合計200ロットまで
- CryptMax口座(クリプトマックス口座):150ポジション/合計ロットは銘柄ごと
- ミニ口座(Mini口座):150ポジション/合計500ロットまで
たとえば、オプティマス口座で100ロットのポジションを2つ持つと、合計200ロットとなり、それ以上は保有できません。
逆に、10ロットずつなら20ポジションまで持てますが、上限の200件(200注文)に達すると新規ポジションは追加できなくなります。
この制限を把握していないと、大口トレード時や自動売買(EA)で「注文できない」「エントリーが弾かれる」といった場面に直面することになるので注意が必要です。
【口座タイプ別】FXGTの最大ロット数・最大ポジション数制限

どの口座で大口取引すればいいのか迷うわね。
狙い次第じゃ!コストならプロ、回転重視ならECNゼロじゃな。ハイレバならオプティマスも良いぞ。
FXGTでは、用途や取引スタイルに応じて複数の口座タイプが用意されています。
それぞれの口座で最大ロット・最大ポジション・スプレッドなどが異なるため、大口取引を行ううえでは事前に条件を把握しておくことが重要です。
スタンダード口座(Standard+口座)|初心者〜中ロット向け(手数料無料)
大口おすすめ度:★★☆☆☆
| 1ロット価値 | 最大ロット数(1注文) | 最大通貨量(1注文) | 最大ポジション数(1口座) |
|---|---|---|---|
| 100,000通貨 ※ドル円で10万ドル | 100ロット | 最大1,000万通貨 (ドル円で約15億円) | 100ポジション ※合計200ロットまで |
※1ドル=150円換算
FXGTスタンダード口座の特徴
- 手数料無料
- スプレッドがやや広め
- 最大ロット数がやや控えめ(他口座では最大200ロットなど)
- 最大ポジション数がやや控えめ(他口座では最大200ポジション)
「スタンダード口座」は、初めて海外FXを利用するトレーダーや、中ロットでの裁量取引を安定して行いたい人に向いています。
1ロット=10万通貨で、1注文あたり最大100ロット、つまり最大1,000万通貨(約15億円相当/ドル円150円換算)まで、最大ポジション数は100件、合計ロット上限は200ロットまでと、大口取引も可能ですが、スペック面から初心者~中堅者向けです。
スプレッドはやや広めな設計ですが、取引手数料は無料。中堅トレーダーが月間数十ロットを動かすには使いやすい構成です。
一方で、スキャルピングや超短期トレード、大量建玉を必要とする戦略には不向きな場面もあるため、大口トレーダーには上位口座の検討が適しています。
プロ口座(Pro口座)|中~大ロットの裁量向け(手数料無料)
大口おすすめ度:★★★★☆
| 1ロット価値 | 最大ロット数(1注文) | 最大通貨量(1注文) | 最大ポジション数(1口座) |
|---|---|---|---|
| 100,000通貨 ※ドル円で10万ドル | 200ロット | 最大2,000万通貨 (ドル円で約30億円) | 200ポジション ※合計200ロットまで |
※1ドル=150円換算
FXGTプロ口座の特徴
- 手数料無料
- FXGT内で注文量の自由度が一番高い
- スプレッドがやや狭め(スタンダード口座より有利)
- スワップフリーが最大6日間(FXメジャー通貨、FXマイナー通貨、メタル、エネルギーのみ)
「プロ口座」は、中〜大ロットの裁量トレーダーに適したバランス型の口座です。
1注文あたり最大200ロット、最大ポジション数200件、合計ロット200ロットまでと、FXGT内で一番のロット数とポジション数で自由度の高い取引ができます。
スプレッドは「スタンダード口座」よりもやや狭く、手数料は無料。FXメジャー/マイナー通貨・貴金属・エネルギーにおいて最大6日間のスワップフリーも適用されており、中期保有にも対応します。
ただし、ストップレベルはゼロではないため、タイトな逆指値・利確幅を設定するスキャルには制限がかかります。
「オプティマス口座」よりも最大ロット数は控えめですが、スプレッドの安定性やスワップ面では優位です。
オプティマス口座(Optimus口座)|ハイレバレッジの中~大口裁量向け(手数料無料)
大口おすすめ度:★★★☆☆
| 1ロット価値 | 最大ロット数(1注文) | 最大通貨量(1注文) | 最大ポジション数(1口座) |
|---|---|---|---|
| 100,000通貨 ※ドル円で10万ドル | 50ロット | 最大500万通貨 (ドル円で約7.5億円) | 200ポジション ※合計200ロットまで |
※1ドル=150円換算
FXGTオプティマス口座の特徴
- 手数料無料
- 最大レバレッジ5,000倍(他口座タイプは最大1,000倍)
- 最大ロットが他口座タイプより少ない
- スプレッドがやや狭め(スタンダード口座より有利)
- 全銘柄でストップレベルゼロ
- ほとんどの銘柄でスワップフリー2日間(株価指数以外)
- MT5のみ
「オプティマス口座」は、最大5,000倍という高レバレッジを活かして、資金を効率的に運用したい中〜大口トレーダーに適した、MT5専用口座です。
最大50ロット(=500万通貨/約15億円相当)を1注文で発注でき、ポジション数は最大200件までと、他の口座タイプと比べてロット数が控えめですが、超大口取引でなければ、裁量トレードには十分なスペックです。
全銘柄でストップレベルがゼロに設定されており、指値や逆指値を狭く入れたいトレーダーにも対応。
さらに、株価指数を除く銘柄でスワップフリー期間が2日間設けられており、短期〜中期の取引でもコストを抑えやすくなっています。
その一方で、スプレッドは「ECNゼロ口座」ほど狭くないため、スキャルピング中心の戦略には向きません。
ECNゼロ口座(ECN Zero口座)|中~大口取引・スキャルピング向け
大口おすすめ度:★★★★★
| 1ロット価値 | 最大ロット数(1注文) | 最大通貨量(1注文) | 最大ポジション数(1口座) |
|---|---|---|---|
| 100,000通貨 ※ドル円で10万ドル | 200ロット | 最大2,000万通貨 (ドル円で約30億円) | 100ポジション ※合計200ロットまで |
※1ドル=150円換算
FXGT ECNゼロ口座の特徴
- 手数料往復6ドル(貴金属は往復最大5ドル、仮想通貨は往復で価格の+0.04%~)
- スプレッドが狭い(FXGTのスプレッド一覧)
※実質コストでも有利な銘柄が多い - ECN方式で高速約定
- FX通貨ペアはストップレベルゼロ
- ゴールド(金)はスワップフリー3日数間
- 1注文の最大ロット数はFXGT内で一番(ただし、ポジション数は半数)
「ECNゼロ口座」は、スキャルピング・EA・高速売買など、約定スピードとコスト効率を最重視するトレーダー向けの上位口座です。
1注文あたり最大200ロット(全口座中で最大)、スプレッドはFXGT内で最も狭く、実質コストも非常に低水準です。
手数料は往復6ドル(貴金属は5ドル/仮想通貨は0.04%〜)で、取引コストをトータルで見ても優秀。
FX通貨ペアはストップレベルゼロに対応しており、スキャルピングに最適です。
スワップ面では、金(XAUUSD)のみ最長3日間のスワップフリー対象ですが、それ以外の銘柄(FX・仮想通貨・株価指数など)は初日からスワップが発生するため、日をまたぐ運用には注意が必要です。
最大ポジション数は100件とやや少なめですが、それを補って余りある執行力とコストパフォーマンスにより、大口・短期型の最適解といえるでしょう。
CryptMax口座(クリプトマックス口座)|ニッチな仮想通貨銘柄向け
大口おすすめ度:★★☆☆☆
| 1ロット価値 | 最大ロット数(1注文) | 最大通貨量(1注文) | 最大ポジション数(1口座) |
|---|---|---|---|
| 1(BTC・ETHなど) | 仮想通貨により異なる ※BTCUSDは50ロット | 仮想通貨により異なる ※BTCUSDは最大万通貨(ドル円で約億円) | 100ポジション ※合計100万USD |
※1ドル=150円、ビットコイン1BTC=100,000ドル
FXGT Cryptmax口座の特徴
- 仮想通貨の銘柄数が多い(スタンダード口座の約2倍)
※他の銘柄は取引できない - 手数料無料
- スプレッドはやや広め(スタンダード口座と同じ)
- 最大レバレッジは500倍
- MT5のみ
「CryptMax口座」は、仮想通貨CFDに特化した専用のMT5口座です。
他の口座タイプでは取り扱いのない、BCHBTC(ビットコインキャッシュ/ビットコイン)やBNBUSD(バイナンスコイン)、DSHUSD(ダッシュ)など、組み合わせや種類が珍しい仮想通貨も多数取り扱っているのが特徴です。
銘柄により取引条件は異なりますが、ビットコイン(BTCUSD)は含めて最大50ロット(1ロット=1BTC)・最大100ポジション・合計100万USDまでと、他の通常口座と同じ水準です。(仮想通貨の最大ロット・最大ポジション一覧)
ただし、最大レバレッジは500倍までと、他の通常口座(最大1,000倍)に比べてやや低く、必要証拠金はやや多めになります。
また、スプレッドは「スタンダード口座」と同程度とやや広め、ストップレベルがゼロではないため、指値や逆指値の柔軟性に制限がある点にも注意が必要です。
このような点から、スキャルピングや大口での短期売買にはやや不向きですが、取り扱い銘柄の多さを活かして複数の仮想通貨を中期的に保有したいトレーダーには適しています。
ミニ口座(Mini口座)|少額取引専用・初心者向け
大口おすすめ度:★☆☆☆☆
| 1ロット価値 | 最大ロット数(1注文) | 最大通貨量(1注文) | 最大ポジション数(1口座) |
|---|---|---|---|
| 10,000通貨 ※ドル円で1万ドル | 200ロット | 最大通貨 (ドル円で3,000万円) | 150ポジション ※合計500ロットまで |
※1ドル=150円換算
FXGTミニ口座の特徴
- 1ロットあたりの通貨量が通常口座の10分の1
※ビットコインは他口座と同じく「1ロット=1BTC」 - 手数料無料
- スプレッドが広め
ミニ口座は、これからFXを始める初心者の方や、実際の相場でトレード戦略を試したい人にとって、非常に使いやすい口座タイプです。
少ない資金からスタートして、損益の影響もコントロールしやすいため、いきなり大きな金額を動かすのが不安な方にも向いています。
それでいて、1注文200ロット、合計500ロットまで対応しているので、一定以上の取引量を確保しつつ、自分のペースで取引を続けることが可能です。
【銘柄別】FXGTの最大ロット数・最大ポジション数制限

銘柄毎の制限が細かく設定されておるから、確認必須じゃ。
FXGTでは、口座タイプだけでなく銘柄ごとにも最大ロット数の上限が設定されています。
最大ポジション数については、基本的に銘柄ごとの差はなく、すべての銘柄を合算した保有ポジション数が口座タイプごとに制限されています。
FXGT通貨ペア(ドル円など)の最大ロット・最大ポジション
大口おすすめ度:★★★★★
| 銘柄 | 1ロット価値 | スタンダード口座 | プロ口座 | オプティマス口座 | ECNゼロ口座 | ミニ口座 (少額専用) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ドル円(USDJPY) | 100,000通貨 (ミニ口座:10,000通貨) | 100ロット | 200ロット | 50ロット | 200ロット | 200ロット |
| ユーロドル(EURUSD) | 100,000通貨 (ミニ口座:10,000通貨) | 100ロット | 200ロット | 50ロット | 200ロット | 200ロット |
| ポンドドル(GBPUSD) | 100,000通貨 (ミニ口座:10,000通貨) | 100ロット | 200ロット | 50ロット | 200ロット | 200ロット |
| 豪ドルドル(AUDUSD) | 100,000通貨 (ミニ口座:10,000通貨) | 100ロット | 200ロット | 50ロット | 200ロット | 200ロット |
| NZドルドル(NZDUSD) | 100,000通貨 (ミニ口座:10,000通貨) | 100ロット | 200ロット | 50ロット | 200ロット | 200ロット |
| ドルカナダ(USDCAD) | 100,000通貨 (ミニ口座:10,000通貨) | 100ロット | 200ロット | 50ロット | 200ロット | 200ロット |
| ドルスイスフラン(USDCHF) | 100,000通貨 (ミニ口座:10,000通貨) | 100ロット | 200ロット | 50ロット | 200ロット | 200ロット |
| ユーロポンド(EURGBP) | 100,000通貨 (ミニ口座:10,000通貨) | 100ロット | 200ロット | 50ロット | 200ロット | 200ロット |
| ユーロスイスフラン(EURCHF) | 100,000通貨 (ミニ口座:10,000通貨) | 100ロット | 200ロット | 50ロット | 200ロット | 200ロット |
| マイナー通貨ペア | 100,000通貨 (ミニ口座:10,000通貨) | 50ロット | 200ロット | 50ロット | 200ロット | 200ロット |
| エキゾチック通貨ペア | 100,000通貨 (ミニ口座:10,000通貨) | 50ロット | 50ロット | 50ロット | 50ロット | 100ロット |
※すべての通貨ペアで最小ロットは0.01ロット
| 銘柄 | スタンダード口座 | プロ口座 | オプティマス口座 | ECNゼロ口座 | ミニ口座 (少額専用) |
|---|---|---|---|---|---|
| 全通貨ペア | 100ポジション ※合計200ロットまで | 200ポジション ※合計200ロットまで | 200ポジション ※合計200ロットまで | 100ポジション ※合計200ロットまで | 150ポジション ※合計500ロットまで |
FXGTで取り扱う通貨ペアは、銘柄数が多く、スタンダード口座・プロ口座・ミニ口座など口座タイプごとに最大ロット数が大きく異なります。
プロ口座やECNゼロ口座では、主要通貨ペアで最大200ロットまでの取引が可能となっており、大口取引を行うトレーダーにも十分な環境が整っています。
対して、オプティマス口座は最大50ロットと控えめな上限が設けられていますが、これは最大レバレッジが5,000倍という高倍率の仕様に伴い、過剰なリスクを避けるための制限と考えられます。
また、スタンダード口座ではマイナー通貨ペアとエキゾチック通貨ペアに限り最大ロットが50ロットに制限されており、主要通貨ペア(ドル円やユーロドルなど)に比べて控えめな上限となっています。
さらに、ミニ口座は1ロット=10,000通貨の設計で、すべての通貨ペアで最大200ロットまで対応可能。資金を抑えて取引したいトレーダーにも使いやすい設計です。
最大ポジション数は、通貨ペアの種類によらず、各口座タイプに応じた上限が設けられています。複数通貨を同時に運用したい方や、細かくポジションを分けたいトレーダーは、ポジション数とロット制限の両方を確認しておきましょう。
FXGT仮想通貨CFD(ビットコインなど)の最大ロット・最大ポジション
大口おすすめ度:★★★★☆
| 銘柄 | 1ロット価値 | 通常口座 | ミニ口座 (少額専用) |
|---|---|---|---|
| BTCUSD(ビットコイン/米ドル) | 1 BTC | 50ロット | 5ロット |
| BTCJPY(ビットコイン/日本円) | 1 BTC | 50ロット | 5ロット |
| ETHUSD(イーサリアム/米ドル) | 1 ETH | 150ロット | 30ロット |
| ETHJPY(イーサリアム/日本円) | 1 ETH | 150ロット | 30ロット |
| XRPUSD(リップル/米ドル) | 1 XRP | 120,000ロット | 50,000ロット |
| XRPJPY(リップル/日本円) | 1 XRP | 120,000ロット | 50,000ロット |
| LTCUSD(ライトコイン/米ドル) | 1 LTC | 400ロット | 50ロット |
| LTCJPY(ライトコイン/日本円) | 1 LTC | 400ロット | – |
| BCHUSD(ビットコインキャッシュ/米ドル) | 1 BCH | 200ロット | – |
| BCHJPY(ビットコインキャッシュ/日本円) | 1 BCH | 200ロット | – |
※通常口座の最小ロットは、ビットコインが0.01ロット、イーサリアムが0.1ロット、リップルが100ロット、ライトコインが1ロット、ビットコインキャッシュが0.3ロット
※ミニ口座の最小ロットは、ビットコインが0.001ロット、イーサリアムが0.01ロット、リップルが50ロット、ライトコインが50ロット、ビットコインキャッシュが0.5ロット
※他にも多数の暗号通貨が取引可能(口座により取り扱い銘柄は異なる)
| 銘柄 | スタンダード口座 | プロ口座 | オプティマス口座 | ECNゼロ口座 | Cryptmax口座(クリプトマックス) | ミニ口座 (少額専用) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 全仮想通貨 | 100ポジション | 200ポジション | 200ポジション | 100ポジション | 100ポジション | 150ポジション |
※仮想通貨銘柄により、合計ロット数制限あり
FXGTでは、仮想通貨CFDの銘柄ごとに最大ロット数が個別に設定されています。
ビットコイン(BTCUSD/BTCJPY)は通常口座で50ロットまでですが、イーサリアム(ETH)は最大150ロットと、銘柄によって取引余地に大きな差があります。
この差は単なる「人気度」ではなく、銘柄ごとの価格帯やボラティリティ(値動きの大きさ)を考慮した仕様です。
ビットコインのように1ロットあたりの金額が高く、かつ価格変動も大きい銘柄では、過剰なリスクを回避するために最大ロット数が抑えられる一方で、リップル(XRP)のように単価が低く、1ロットの金額も軽い銘柄では、大きなロットで取引できる余地が確保されています。
また、ミニ口座でもBTC・ETH・XRP・LTCといった主要銘柄に対応しており、少額資金で複数ロットを試したいトレーダーや、スケーリングを重視する方にも使いやすい設計です。
仮想通貨CFDの最大ポジション数は、他の銘柄との合算でカウントされ、口座タイプごとの上限が適用されます。ただし、別途、仮想銘柄毎に合計ロット数制限が設定されていることがあるので注意してください。
仮想通貨は1ポジションあたりの損益変動が大きいため、ロット数とポジション数をふまえた資金管理が重要になります。
さらにFXGTでは、主要銘柄の他にも、マイナーなアルトコインのCFDやシンセティック暗号資産(価格連動型のインデックス銘柄BTCXAUなど)も取り扱っています。
他社では見かけないような銘柄の取り扱いもあるため、分散投資やトレード戦略の幅を広げたい中上級者にも魅力のある環境です。
FXGT貴金属CFD(ゴールドなど)の最大ロット・最大ポジション
大口おすすめ度:★★★★★
人気のゴールドは、最大50ロットだけど小ロットでも十分な利益を狙えますわ!
| 銘柄 | 1ロット価値 | 通常口座 | ミニ口座 (少額専用) |
|---|---|---|---|
| ゴールド(XAUUSD) | 100オンス (ミニ口座:1オンス) | 50ロット | 200ロット |
| シルバー(XAGUSD) | 5,000オンス (ミニ口座:50オンス) | 50ロット | 200ロット |
※最小ロットは、通常口座が0.01ロット、ミニ口座が0.05ロット
| 銘柄 | スタンダード口座 | プロ口座 | オプティマス口座 | ECNゼロ口座 | ミニ口座 (少額専用) |
|---|---|---|---|---|---|
| 全貴金属 | 100ポジション | 200ポジション | 200ポジション | 100ポジション | 150ポジション |
※貴金属CFD(メタル)により、合計ロット数制限あり
FXGTの貴金属CFDでは、ゴールド(XAUUSD)の2銘柄に絞って提供されています。
FXGTの貴金属CFDで取り扱いのある、ゴールド(XAUUSD)とシルバー(XAGUSD)は、どちらも通常口座では最大50ロット、ミニ口座では最大200ロットまでという共通の上限が設定されていますが、1ロットあたりの価値には大きな違いがあります。
ゴールドは「1ロット=100オンス(ミニ口座では1オンス)」と取引単位が大きく、価格自体も高いため、少ないロットでも取引金額が大きくなりやすいのが特徴です。
とはいえ、ゴールドはスプレッドが比較的狭く、日中もよく値動きがあるため、スキャルピングや短期売買にも向いています。少ないロットでも十分に利幅が取れるため、最大ロット数が少なくても実用性は高いといえるでしょう。
対して、シルバー(XAGUSD)は、「1ロット=5,000オンス(ミニ口座では50オンス)」という設定で、ゴールドよりも価格が低め。そのぶん、より小規模な取引から始めやすく、初心者や少額運用をしたい方にも選ばれています。
また、最大ポジション数は、他のCFD銘柄と同じく口座タイプごとに共通の上限があり、銘柄による違いはありません。
FXGTエネルギーCFD(原油など)の最大ロット・最大ポジション
大口おすすめ度:★★★★☆
WTI原油は大口スキャルピングにも向いていますわ!
| 銘柄 | 1ロット価値 | 通常口座 | ミニ口座 (少額専用) |
|---|---|---|---|
| USOil(WTI原油/米ドル) | 100バレル | 100ロット | 200ロット |
| UKOil(ブレント原油/米ドル) | 100バレル | 100ロット | 200ロット |
| NGAS(天然ガス/米ドル) | 1,000mmBtu | 100ロット | 200ロット |
※最小ロットは、通常口座とミニ口座の原油・天然ガスが0.01ロット、ミニ口座のブレント原油0.1ロット
| 銘柄 | スタンダード口座 | プロ口座 | オプティマス口座 | ECNゼロ口座 | ミニ口座 (少額専用) |
|---|---|---|---|---|---|
| 全エネルギー | 100ポジション | 200ポジション | 200ポジション | 100ポジション | 150ポジション |
※エネルギーCFDにより、合計ロット数制限あり
FXGTのエネルギーCFDでは、WTI原油(USOil)・ブレント原油(UKOil)・天然ガス(NGAS)の3銘柄が取引可能で、いずれも通常口座で最大100ロット、ミニ口座では最大200ロットまで対応しています。
この上限は、大口での取引にも十分対応できる設計となっており、エネルギー市場で積極的にトレードしたい方にも適したスペックです。
ただし、エネルギーCFDは1ロットあたりの取引単位が大きく、価格変動も激しいため、1ロットの金額が他のCFD銘柄より高くなる傾向があります。特に急な値動きが起こりやすい相場では、リスク管理に注意が必要です。
中でも、WTI原油(USOil)は、米国の在庫統計や中東情勢、災害、政治リスクなどに敏感に反応し、短期的な大きな価格変動が起こりやすいため、スキャルピングや短期売買にも適した銘柄です。高い流動性を活かした大口戦略をとるトレーダーにも人気があります。
一方で、ミニ口座は1ロットの価値も抑えられているため、少額からエネルギーCFDを試してみたい初心者や、戦略の検証・テスト運用にも向いています。
なお、エネルギーCFDにおいても最大ポジション数は口座タイプごとに共通の制限があり、銘柄ごとの個別ポジション上限は設けられていません。
FXGT株価指数CFD(日経225など)の最大ロット・最大ポジション
大口おすすめ度:★★☆☆☆
| 銘柄 | 1ロット価値 | スタンダード口座 | プロ口座 | オプティマス口座 | ECNゼロ口座 | ミニ口座 (少額専用) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| JP225(日経225/円) | 100指数 | 50ロット | 100ロット | 200ロット | 100ロット | 20ロット |
| US100(ナスダック100/米ドル) | 1指数 | 50ロット | 150ロット | 150ロット | 150ロット | 20ロット |
| US30(ダウ平均/米ドル) | 1指数 | 50ロット | 150ロット | 150ロット | 150ロット | 20ロット |
| US500(S&P500/米ドル) | 1指数 | 50ロット | 150ロット | 150ロット | 150ロット | 20ロット |
| GER40(ドイツDAX/ユーロ) | 1指数 | 50ロット | 100ロット | 150ロット | 100ロット | 20ロット |
| UK100(イギリスFTSE/ポンド) | 1指数 | 50ロット | 100ロット | 150ロット | 100ロット | 20ロット |
| FRA40(フランスCAC40/ユーロ) | 1指数 | 50ロット | 100ロット | 150ロット | 100ロット | 20ロット |
| AUS200(オーストラリアASX/豪ドル) | 1指数 | 50ロット | 100ロット | 200ロット | 100ロット | 20ロット |
※最小ロットは、スタンダード口座が1ロット、プロ口座が0.01ロット、オプティマス口座が1ロット、ECNゼロ口座が0.01ロット、ミニ口座が0.01ロット
| 銘柄 | スタンダード口座 | プロ口座 | オプティマス口座 | ECNゼロ口座 | ミニ口座 (少額専用) |
|---|---|---|---|---|---|
| 全株価指数 | 100ポジション | 200ポジション | 200ポジション | 100ポジション | 150ポジション |
FXGTの株価指数CFDでは、日経225(JP225)やナスダック100(US100)など、世界の代表的な株価指数を対象に、銘柄ごと・口座タイプごとに異なる最大ロット数が設定されています。
たとえば、JP225は「1ロット=100指数」という仕様で、スタンダード口座では最大50ロット、プロ口座では100ロット、オプティマス口座では200ロットまで取引可能です。US100・US30・US500なども、プロ口座・オプティマス口座では最大150ロットと、大口のポジションを持ちやすい仕様です。
スタンダード口座は最大50ロットと控えめな上限ですが、安定した値動きの株価指数を中ロットで運用したいトレーダーに向いており、ミニ口座では最大20ロットと制限されているものの、1ロットあたりの価値は他口座と共通なため、指数CFDの特性を手軽に試したい方にも適しています。
最大ロット数の違いは、銘柄ごとのボラティリティやロット単位の大きさが反映された設計です。特にJP225やAUS200のように、1ロットあたりの指数数が大きい銘柄は、上限ロット数が相対的に抑えられる傾向があります。
また、株価指数CFDの最大ポジション数は、他のCFD商品と同様、銘柄ごとではなく口座タイプによって制限されています。ポジション数の上限を意識しつつ、ロット数と合わせた取引設計が重要です。
FXGT株式CFDの最大ロット・最大ポジション
大口おすすめ度:★☆☆☆☆
| 銘柄 | 1ロット価値 | 通常口座 | ミニ口座 (少額専用) |
|---|---|---|---|
| AAPL(アップル) | 100株 | 50ロット | 50ロット |
| AIG(アメリカン・インターナショナル・グループ) | 100株 | 50ロット | – |
| AMZN(アマゾン) | 100株 | 50ロット | 50ロット |
| AXP(アメリカン・エキスプレス) | 100株 | 50ロット | – |
| BABA(アリババ) | 100株 | 50ロット | 50ロット |
| BAC(バンク・オブ・アメリカ) | 100株 | 50ロット | – |
| BIDU(バイドゥ) | 100株 | 50ロット | – |
| BP(ブリティッシュ・ペトロリアム) | 100株 | 50ロット | – |
| C(シティグループ) | 100株 | 50ロット | – |
| CAT(キャタピラー) | 100株 | 50ロット | 50ロット |
| COST(コストコ) | 100株 | 50ロット | 50ロット |
| DIS(ディズニー) | 100株 | 50ロット | – |
| GOOGL(アルファベット) | 100株 | 50ロット | – |
| INTC(インテル) | 100株 | 50ロット | – |
| JNJ(ジョンソン・エンド・ジョンソン) | 100株 | 50ロット | 50ロット |
| META(メタ・プラットフォームズ) | 100株 | 50ロット | 50ロット |
| MSFT(マイクロソフト) | 100株 | 50ロット | 50ロット |
| NFLX(ネットフリックス) | 100株 | 50ロット | 50ロット |
| NVDA(エヌビディア) | 100株 | 50ロット | 50ロット |
| PYPL(ペイパル) | 100株 | 50ロット | – |
| TSLA(テスラ) | 100株 | 50ロット | 50ロット |
| WMT(ウォルマート) | 100株 | 50ロット | – |
※最小ロットは0.01ロット
| 銘柄 | スタンダード口座 | プロ口座 | オプティマス口座 | ECNゼロ口座 | ミニ口座 (少額専用) |
|---|---|---|---|---|---|
| 全株式 | 100ポジション | 200ポジション | 200ポジション | 100ポジション | 150ポジション |
※株式CFDにより、合計ロット数制限あり
FXGTの株式CFDでは、アップル(AAPL)やアマゾン(AMZN)、テスラ(TSLA)などの有名銘柄を中心に、1ロット=100株という固定単位で取引できます。
ただし、最大ロット数は全銘柄共通で50ロット(=5,000株)までに設定されており、他のCFD商品と比べるとやや控えめです。
株価が高い銘柄を扱えば、それなりの取引金額にはなりますが、ロット数の上限やスプレッドの広さ、取引時間の制約などから、スキャルピングや高頻度な大口取引にはあまり向いていません。
どちらかといえば、中〜長期で少数銘柄を保有したい人や、株式に絞った分散投資をしたい人向けの設計といえるでしょう。
なお、最大ポジション数は他のCFD商品と同様に、口座タイプごとの上限が適用され、銘柄による違いはありません。
FXGTの1ロット・最大ロットで損益計算シミュレーション
1pipsの値動きでいくらの利益・損益がでるか教えるぞ。

損益額の計算方法
損益額(円)= ロット数 × 1ロット取引量 × 1pipsの価格変動
※ドル建て銘柄は(× 円換算レート)が必要
※計算例はクロス円1pips=0.01円、XAUUSD・BTCUSD1pips=0.01ドル、1ドル=150円で仮定
ここでは、人気銘柄のドル円(USDJPY)、ゴールド(XAUUSD)、ビットコイン(BTCUSD)についての損益計算について解説します。
スタンダード口座・プロ口座・オプティマス口座・ECNゼロ口座の損益計算(ドル円・ゴールド)
| 銘柄 | 1ロット取引量 | 1pips損益 | 10pips損益 | 100pips損益 |
|---|---|---|---|---|
| ドル円(USDJPY) | 100,000通貨 | 約1,000円 | 約10,000円 | 約100,000円 |
| ゴールド(XAUUSD) | 100オンス | 約150円 | 約1,500円 | 約15,000円 |
| ビットコイン(BTCUSD) | 1BTC | 約1.5円 | 約15円 | 約150円 |
※クロス円1pips=0.01円、XAUUSD・BTCUSD1pips=0.01ドルの値動きとした場合の目安
※1ドル=150円として計算
各口座タイプ・各銘柄での最大ロット時、1pipsあたりの損益がいくらになるのかを計算してみました。
スタンダード口座:最大ロット時の1pips損益
- ドル円(USDJPY):最大100ロット × 約1,000円 = 約10万円
- ゴールド(XAUUSD):最大50ロット × 約150円 = 約7,500円
- ビットコイン(BTCUSD):最大50ロット × 約1.5円 = 約75円
プロ口座:最大ロット時の1pips損益
- ドル円(USDJPY):最大200ロット × 約1,000円 = 約20万円
- ゴールド(XAUUSD):最大50ロット × 約150円 = 約7,500円
- ビットコイン(BTCUSD):最大50ロット × 約1.5円 = 約75円
オプティマス口座:最大ロット時の1pips損益
- ドル円(USDJPY):最大50ロット × 約1,000円 = >約5万円
- ゴールド(XAUUSD):最大50ロット × 約150円 = 約7,500円
- ビットコイン(BTCUSD):最大50ロット × 約1.5円 = 約75円
ECNゼロ口座:最大ロット時の1pips損益
- ドル円(USDJPY):最大200ロット × 約1,000円 = 約20万円
- ゴールド(XAUUSD):最大50ロット × 約150円 = 約7,500円
- ビットコイン(BTCUSD):最大50ロット × 約1.5円 = 約75円
ドル円(USDJPY)のような通貨ペアでは、1ロット=10万通貨という大きな取引単位となっており、1pipsの値動きでおおよそ1,000円の損益が発生します。この1pips損益は口座タイプごとに共通ですが、最大ロット数が異なるため、実際の損益インパクトには大きな差が出てきます。
たとえば「プロ口座」や「ECNゼロ口座」では最大200ロット時は、1pipsの値動きで約20万円の損益が発生する計算になります。対して、「オプティマス口座」は最大50ロットのため、1pipsでの損益は最大約5万円です。レバレッジ効率は高いものの、最大ロット数による損益変動幅では他口座よりも抑えめです。
一方、ゴールドやビットコインは、どの口座でも最大ロット数が共通(50ロット)です。そのため、1ロットあたりの損益がそのまま最大損益にも直結します。
- ゴールド(XAUUSD)は1ロット=100オンス、1pips=約150円
- ビットコイン(BTCUSD)は1ロット=1BTC、1pips=約1.5円
ここで注意したいのが、ビットコインの1pips損益が非常に小さい点です。
「1pipsあたりの損益が低い=利益が出にくい」と誤解されがちですが、実際にはその逆です。ビットコインは1日の中で数百pips以上動くこともあり、たとえ小ロットでも収益(あるいは損失)が大きくなる傾向にあります。これは値動きが非常に荒く、ボラティリティが高い銘柄特有の特徴です。
ミニ座(少額口座)の損益計算(ドル円・ゴールド)
| 銘柄 | 1ロット取引量 | 1pips損益 | 10pips損益 | 100pips損益 |
|---|---|---|---|---|
| ドル円(USDJPY) | 10,000通貨 | 約100円 | 約1,000円 | 約10,000円 |
| ゴールド(XAUUSD) | 1オンス | 約1.5円 | 約15円 | 約150円 |
| ビットコイン(BTCUSD) | 1BTC | 約1.5円 | 約15円 | 約150円 |
※クロス円1pips=0.01円、XAUUSD・BTCUSDは1pips=0.01ドルとして試算/1ドル=150円換算
「ミニ口座」は、1ロットあたりの取引単位が小さいため、1pipsあたりの損益幅も控えめなため、少額からFXを始めたい方や、実戦環境での取引検証をしたいトレーダー向けです。
たとえばドル円では1ロット=1万通貨となり、1pipsの値動きで約100円の損益が発生します。スタンダード口座などの10万通貨単位と比べると、ちょうど10分の1の金額で値動きを体感できる設計です。
ゴールド(XAUUSD)はミニ口座では 1ロット=1オンス の取引単位となっており、他口座(1ロット=100オンス)と比べてごく少量からエントリー可能な点が特長です。1pipsあたりの損益は約1.5円と、値動きに対する損益の振れ幅が小さくなります。
ビットコイン(BTCUSD)は他の口座タイプと同様に1ロット=1BTCの取引仕様ですが、ミニ口座では最大5ロットまでという制限が設けられています。1pipsの値動きによる損益は約1.5円と控えめに見えますが、実際のビットコイン相場は非常にボラティリティが高いため、ビットコインは少ないロットでも数百pips単位の値動きで大きな利益や損失が発生する可能性があります。
FXGTのロット制限による必要証拠金の目安

必要証拠金の計算式
必要証拠金(円) = 1ロット取引量 × 市場価格 ÷ レバレッジ
※ドル建て銘柄は(× 円換算レート)が必要
※計算例は最大レバレッジ、1ドル=150円、ゴールド1オンス=2,000ドル、ビットコイン1BTC=100,000ドルで仮定
口座タイプ毎に最大レバレッジが異なるため、口座ごとに代表的なドル円(USDJPY)、ゴールド(XAUUSD)、ビットコイン(BTCUSD)の3銘柄について、1ロット・最大ロット時の必要証拠金を比較しました。
スタンダード口座の1ロット・最大ロット必要証拠金
スタンダード口座は最大1,000倍のレバレッジに対応しており、主要銘柄を大きなポジションで保有することも可能です。
| 銘柄 | 1ロット取引量 | 最大レバレッジ | 1ロット証拠金 | 最大ロット証拠金 |
|---|---|---|---|---|
| ドル円 (USDJPY) | 100,000通貨 | 1,000倍 | 約15,000円 | 約150万円 (100ロット) |
| ゴールド (XAUUSD) | 100オンス | 1,000倍 | 約30,000円 | 約150万円 (50ロット) |
| ビットコイン (BTCUSD) | 1BTC | 1,000倍 | 約15,000円 | 約75万円 (50ロット) |
※1ドル=150円、ゴールド1オンス=2,000ドル、ビットコイン1BTC=100,000ドルで計算
ドル円(USDJPY)の必要証拠金(最大ロット・最大レバレッジ)
- 最大ロット:100,000通貨 × 100ロット
- 為替レート:1ドル=150円
- 最大レバレッジ:1,000倍
- 計算式:100,000 × 100 × 150 ÷ 1,000 = 約150万円の証拠金が必要
ゴールド(XAUUSD)の必要証拠金(最大ロット・最大レバレッジ)
- 最大ロット:100オンス × 50ロット
- ゴールド価格:2,000ドル/オンス
- 為替レート:1ドル=150円
- 最大レバレッジ:1,000倍
- 計算式:100 × 50 × 2,000 × 150 ÷ 1,000 = 約150万円の証拠金が必要
ビットコイン(BTCUSD)の必要証拠金(最大ロット・最大レバレッジ)
- 最大ロット:1BTC × 50ロット
- ビットコイン価格:100,000ドル
- 為替レート:1ドル=150円
- 最大レバレッジ:1,000倍
- 計算式:1 × 50 × 100,000 × 150 ÷ 1,000 = 約75万円の証拠金が必要
「スタンダード口座」では、最大ロットをフルで保有する場合でも、最低限必要な証拠金が150万円前後(ドル円・ゴールド)、ビットコインでも75万円と、比較的バランスの取れた証拠金設計となっています。
そのため、ある程度の資金がある中級者以上のトレーダーであれば、大口で複数銘柄を同時に保有することも十分に可能です。
ただし、「スタンダード口座」はスプレッドが広めに設定されているため、取引コストを重視する大口トレーダーにとっては、「プロ口座」や「オプティマス口座」、「ECNゼロ口座」など、より低スプレッドな口座タイプの方がコスト効率の面で有利になる可能性があります。
プロ口座の1ロット・最大ロット必要証拠金
「プロ口座」も最大1,000倍のレバレッジに対応しており、主要銘柄を大きなポジションで保有することも可能です。
| 銘柄 | 1ロット取引量 | 最大レバレッジ | 1ロット証拠金 | 最大ロット証拠金 |
|---|---|---|---|---|
| ドル円 (USDJPY) | 100,000通貨 | 1,000倍 | 約15,000円 | 約300万円 (200ロット) |
| ゴールド (XAUUSD) | 100オンス | 1,000倍 | 約30,000円 | 約150万円 (50ロット) |
| ビットコイン (BTCUSD) | 1BTC | 1,000倍 | 約15,000円 | 約75万円 (50ロット) |
※1ドル=150円、ゴールド1オンス=2,000ドル、ビットコイン1BTC=100,000ドルで計算
ドル円(USDJPY)の必要証拠金(最大ロット・最大レバレッジ)
- 最大ロット:100,000通貨 × 200ロット
- 為替レート:1ドル=150円
- 最大レバレッジ:1,000倍
- 計算式:100,000 × 200 × 150 ÷ 1,000 = 約300万円の証拠金が必要
ゴールド(XAUUSD)の必要証拠金(最大ロット・最大レバレッジ)
- 最大ロット:100オンス × 50ロット
- ゴールド価格:2,000ドル/オンス
- 最大レバレッジ:1,000倍
- 為替レート:1ドル=150円
- 計算式:100 × 50 × 2,000 × 150 ÷ 1,000 = 約150万円の証拠金が必要
ビットコイン(BTCUSD)の必要証拠金(最大ロット・最大レバレッジ)
- 最大ロット:1BTC × 50ロット
- ビットコイン価格:100,000ドル
- 最大レバレッジ:1,000倍
- 為替レート:1ドル=150円
- 計算式:1 × 50 × 100,000 × 150 ÷ 1,000 = 約75万円の証拠金が必要
「プロ口座」では、ドル円で最大200ロット(2,000万通貨)まで対応しており、最低限必要な証拠金は約300万円と、より大きな取引に備えた設計となっています。
ゴールドやビットコインに関しては、「スタンダード口座」と同じ最大ロット数で、最大保有時にはそれぞれ150万円・75万円と、一定の資金が必要になります。
その分、プロ口座はスプレッドが比較的狭く、手数料もかからないため、ある程度の資金を元にコストを抑えて取引量を増やしたい中上級者にとって、バランスの取れた仕様といえます。
オプティマス口座の1ロット・最大ロット必要証拠金
「オプティマス口座」はFXGTの中でも最大5,000倍のレバレッジに対応しており、証拠金効率を最優先したいトレーダー向けのハイレバレッジ仕様です。
| 銘柄 | 1ロット取引量 | 最大レバレッジ | 1ロット証拠金 | 最大ロット証拠金 |
|---|---|---|---|---|
| ドル円 (USDJPY) | 100,000通貨 | 5,000倍 | 約3,000円 | 約15万円 (50ロット) |
| ゴールド (XAUUSD) | 100オンス | 2,000倍 | 約15,000円 | 約75万円 (50ロット) |
| ビットコイン (BTCUSD) | 1BTC | 2,000倍 | 約7,500円 | 約37.5万円 (50ロット) |
※1ドル=150円、ゴールド1オンス=2,000ドル、ビットコイン1BTC=100,000ドルで計算
ドル円(USDJPY)の必要証拠金(最大ロット・最大レバレッジ)
- 最大ロット:100,000通貨 × 50ロット
- 為替レート:1ドル=150円
- 最大レバレッジ:5,000倍
- 計算式:100,000 × 50 × 150 ÷ 5,000 = 約15万円の証拠金が必要
ゴールド(XAUUSD)の必要証拠金(最大ロット・最大レバレッジ)
- 最大ロット:100オンス × 50ロット
- ゴールド価格:2,000ドル/オンス
- 最大レバレッジ:2,000倍
- 為替レート:1ドル=150円
- 計算式:100 × 50 × 2,000 × 150 ÷ 2,000 = 約75万円の証拠金が必要
ビットコイン(BTCUSD)の必要証拠金(最大ロット・最大レバレッジ)
- 最大ロット:1BTC × 50ロット
- ビットコイン価格:100,000ドル
- 最大レバレッジ:2,000倍
- 為替レート:1ドル=150円
- 計算式:1 × 50 × 100,000 × 150 ÷ 2,000 = 約37.5万円の証拠金が必要
「オプティマス口座」では、ドル円で最大5,000倍、ゴールドやビットコインで最大2,000倍のレバレッジが適用されるため、全体的に必要証拠金は他口座と比べて軽く抑えられます。
特にドル円は、最大ロットでも約15万円の証拠金で済むため、資金効率を重視するトレーダーにとっては魅力的な構成です。
ゴールドやビットコインについても、他口座の1,000倍よりも高い2,000倍の設定により、同じロット数でも証拠金負担を抑えた運用が可能です。
ECNゼロ口座の1ロット・最大ロット必要証拠金
「ECNゼロ口座」は、スプレッドの狭さと最大200ロットという大きな取引枠が特長で、最大レバレッジ1,000倍にも対応しています。
| 銘柄 | 1ロット取引量 | 最大レバレッジ | 1ロット証拠金 | 最大ロット証拠金 |
|---|---|---|---|---|
| ドル円 (USDJPY) | 100,000通貨 | 1,000倍 | 約15,000円 | 約300万円 (200ロット) |
| ゴールド (XAUUSD) | 100オンス | 1,000倍 | 約30,000円 | 約150万円 (50ロット) |
| ビットコイン (BTCUSD) | 1BTC | 1,000倍 | 約15,000円 | 約75万円 (50ロット) |
※1ドル=150円、ゴールド1オンス=2,000ドル、ビットコイン1BTC=100,000ドルで計算
ドル円(USDJPY)の必要証拠金(最大ロット・最大レバレッジ)
- 最大ロット:100,000通貨 × 200ロット
- 為替レート:1ドル=150円
- 最大レバレッジ:1,000倍
- 計算式:100,000 × 200 × 150 ÷ 1,000 = 約300万円の証拠金が必要
ゴールド(XAUUSD)の必要証拠金(最大ロット・最大レバレッジ)
- 最大ロット:100オンス × 50ロット
- ゴールド価格:2,000ドル/オンス
- 最大レバレッジ:1,000倍
- 為替レート:1ドル=150円
- 計算式:100 × 50 × 2,000 × 150 ÷ 1,000 = 約150万円の証拠金が必要
ビットコイン(BTCUSD)の必要証拠金(最大ロット・最大レバレッジ)
- 最大ロット:1BTC × 50ロット
- ビットコイン価格:100,000ドル
- 最大レバレッジ:1,000倍
- 為替レート:1ドル=150円
- 計算式:1 × 50 × 100,000 × 150 ÷ 1,000 = 約75万円の証拠金が必要
「ECNゼロ口座」は、最大1,000倍のレバレッジに対応しつつ、ドル円では最大200ロットまでの取引が可能という大きな取引枠が設けられています。
必要証拠金の水準自体は「スタンダード口座」や「プロ口座」と同等ですが、より大きなポジションサイズを扱える点が特徴です。
たとえばドル円なら、最大200ロット=2,000万通貨まで保有可能で、1ドル=150円・1,000倍レバレッジで計算すると、約300万円の証拠金が必要となります。
また、スプレッドが非常に狭く設計されているため、大口取引と相性が良く、証拠金の資金効率と取引コストの両面を意識するトレーダーに最適です。
ミニ口座(少額口座)の1ロット・最大ロット必要証拠金
「ミニ口座」は、少額取引に特化した設計で、1ロットあたりの証拠金が非常に軽く抑えられており、FX初心者や練習用口座としても活用しやすい仕様です。
| 銘柄 | 1ロット取引量 | 最大レバレッジ | 1ロット証拠金 | 最大ロット証拠金 |
|---|---|---|---|---|
| ドル円 (USDJPY) | 10,000通貨 | 1,000倍 | 約1,500円 | 約30万円 (200ロット) |
| ゴールド (XAUUSD) | 1オンス | 1,000倍 | 約300円 | 約60,000円 (200ロット) |
| ビットコイン (BTCUSD) | 1BTC | 1,000倍 | 約15,000円 | 約75,000円 (5ロット) |
※1ドル=150円、ゴールド1オンス=2,000ドル、ビットコイン1BTC=100,000ドルで計算
ドル円(USDJPY)の必要証拠金(最大ロット・最大レバレッジ)
- 最大ロット:10,000通貨 × 200ロット
- 為替レート:1ドル=150円
- 最大レバレッジ:1,000倍
- 計算式:10,000 × 200 × 150 ÷ 1,000 = 約30万円の証拠金が必要
ゴールド(XAUUSD)の必要証拠金(最大ロット・最大レバレッジ)
- 最大ロット:1オンス × 200ロット
- ゴールド価格:2,000ドル/オンス
- 最大レバレッジ:1,000倍
- 為替レート:1ドル=150円
- 計算式:1 × 200 × 2,000 × 150 ÷ 1,000 = 約60,000円の証拠金が必要
ビットコイン(BTCUSD)の必要証拠金(最大ロット・最大レバレッジ)
- 最大ロット:1BTC × 5ロット
- ビットコイン価格:100,000ドル
- 最大レバレッジ:1,000倍
- 為替レート:1ドル=150円
- 計算式:1 × 5 × 100,000 × 150 ÷ 1,000 = 約75,000円の証拠金が必要
「ミニ口座」は、1ロットあたりの取引単位が他口座の1/10となっており、必要証拠金も全体的に非常に軽量です。
たとえば、ドル円1ロットあたりの証拠金は約1,500円、最大ロット(200ロット)でも約30万円前後に収まります。
ゴールドについても、1ロットが1オンス単位となるため、50ロット(=50オンス)であっても必要証拠金は約6万円と、小規模資金での取引が現実的です。
ビットコインに関しては、1ロットの価値自体は他口座と同じく1BTCですが、最大ロットが5ロットに制限されているため、必要証拠金も約7.5万円と抑えられています。これはロット単位が小さいからではなく、建玉制限により自然と必要資金も少なくなる構造です。
FXGTで最大ロット数を超えて注文する方法

FXGTでは、各口座タイプごとに「1注文あたりの最大ロット数」や「最大保有ポジション数」が定められていますが、実質的にこの制限を超えて取引することも可能です。
ロット制限を超える主な方法
- 分割注文を使って合計ロット数を増やす
- 複数口座を使って注文量を分散する
- 自動売買(EA)でタイミングを自動化する
分割注文を使って合計ロット数を増やす
最大ロット数は「1回の注文時に発注できる最大ロット数」なので、複数回に分ければ、合計で多くのロットを保有することができます。
例えば「プロ口座」でドル円を取引する場合、1注文あたりの最大ロット数は100ロットに設定されています。
150ロットをまとめて発注したい場合、
- 最初に100ロットを成行注文
- 続けて50ロットを新規注文
のようにすれば、合計150ロットの保有が可能になります。
保有上限(最大ポジション数)にさえ達していなければ、分割していくらでもエントリー可能です。
エントリーのタイミングをずらして、リスク分散する戦略としても使えます。
複数口座を使って注文量を分散する
FXGTでは、1アカウントにつき最大6つのリアル口座を開設可能です。この仕組みを利用すれば、 1口座の制限を超えて取引をすることができます。
例えば、
- メインの「スタンダード口座」でドル円を最大の100ロット指値注文
- サブの「オプティマス口座」でさらにゴールドを最大の50ロット指値注文
のように、1口座上限を超えた合計150ロットの同時発注が可能になります。
もちろん、合計ロット制限や最大ポジション制限も、最大6口座分を保有することができます。
また、銘柄ごとに口座を分けることで管理もしやすくなり、証拠金状況やポジション管理がしやすくなるメリットもあります。
自動売買(EA)でタイミングを自動化する
MT4・MT5対応のEA(自動売買ソフト)を使えば、複数の注文や口座にまたがる発注を自動で行うことができ、実質的に制限の枠を超えたトレードもスムーズに実行することができます。
具体例1:保有上限を超えて買い増ししたいとき
例えば「プロ口座」でドル円を200ロットすでに保有しており、さらに50ロット買い増したい場合、EAに以下のようなロジックを組むことで、自動で口座をまたいで発注を分散させることができます。
- メイン口座で50ロットを追加発注
- サブ口座に残りの100ロットを同時に発注
手動ではエラーとなるケースも、EAなら複数口座の保有ポジションを意識した柔軟な対応が可能です。
具体例2:1回の注文でロット上限を超える場合
例えば「50ロットまで」という注文制限があるなかで、150ロットを瞬時に発注したい場合も、EAを使えば以下のように自動で高速発注を分割処理できます。
- 50ロット × 3回を1秒以内に連続で発注
※約定タイミングのズレを防ぐため、数ミリ秒ずらして送信する設定も可能
EAを使うメリット
- 裁量では困難な高速かつ複数注文の自動処理が可能
- ポジション制限やロット制限を回避しやすくなる
- 発注のタイミングを精密にコントロールできる
- スキャルピングや指標トレードにも対応しやすい
FXGTと他社の最大ロット・最大ポジションを比較

| 海外FX業者 | 1ロット取引量 | 最大ロット数 (1ポジション) | 最大ポジション数 (口座単位) |
|---|---|---|---|
| FXGT | 100,000通貨 | 100~200ロット | 100~200ロット ※合計200ロットまで |
| Axiory | 100,000通貨 | 1,000ロット | 無制限 |
| Exness | 100,000通貨 | 200ロット | MT4:1000 / MT5:無制限 |
| TitanFX | 100,000通貨 | 100ロット | 200ポジション |
| ThreeTrader | 100,000通貨 | 80ロット | 200ポジション |
| Axi | 100,000通貨 | 50ロット | 無制限 |
| XMTrading | 100,000通貨 | 50ロット | 200ポジション |
【caption】※1ロットの取引量は、FXの主要通貨ペア(USDJPYなど)が基準
FXGTは中~大口取引に最適
- 口座タイプ毎にロット上限があり、取引スタイルに応じて選べる
- 最大200ロット・200ポジションで大口取引にも対応
- 法人名義の口座開設も対応
FXGTは、「スタンダード口座」「プロ口座」「オプティマス口座」「ECNゼロ口座」など、口座タイプごとに1注文あたりの最大ロット数が定められており、最大でも200ロット(2,000万通貨)となっています。
AxioryやExnessのような超大口には届きませんが、中〜大口の裁量取引には十分対応可能な水準です。
また、最大保有ロット数は「合計200ロットまで」と口座単位で上限が設けられており、1ポジションあたりの上限と合わせて、リスクを把握しやすいのが特徴です。
さらに、FXGTでは法人名義の口座開設が可能です。
XM TradingやExnessは法人名義に対応していないため、税金や資金の管理を重視する場合、FXGTのほうが実用性の高い業者といえます。
FXGTで大口取引するときの注意点

大口取引では、通常の取引以上にリスク管理や執行面の注意が必要です。以下の3点は特に押さえておきたいポイントです。
大口取引時の約定拒否・滑り(スリッページ)のリスク
大口取引では、一度に出す注文数量が多くなるため、希望価格で全量が約定しないことがあります。
特に、経済指標発表直後や週明けの窓開け相場では、スプレッドが急拡大しやすく、約定価格にズレが生じやすくなります。
対策
- ECN方式の「ECNゼロ口座」を選ぶ
- 注文を複数回に分ける(分割発注)
大口トレード時の有効証拠金によるレバレッジ制限に備える
FXGTでは、有効証拠金(=口座残高+含み損益)に応じて、利用できる最大レバレッジが自動的に制限される仕組みがあります。
大口トレードを行う際には、ポジションを増やすことで有効証拠金が増え、レバレッジが段階的に引き下げられる可能性があるため、特に注意が必要です。
| 有効証拠金(USD) | オプティマス口座 | スタンダード口座 / プロ口座 / ECNゼロ口座 / ミニ口座 |
|---|---|---|
| ~1,000ドル | 最大5,000倍(※条件あり) | 最大1,000倍 |
| 1,001~3,000ドル | 最大2,000倍(デフォルト) | 最大1,000倍 |
| 3,001~5,000ドル | 最大1,000倍 | 最大1,000倍 |
| 5,001~10,000ドル | 最大500倍 | 最大500倍 |
| 10,001~30,000ドル | 最大200倍 | 最大200倍 |
| 30,001~100,000ドル | 最大100倍 | 最大100倍 |
| 100,001ドル以上 | 最大50倍 | 最大50倍 |
その他のレバレッジ制限(タイミング・条件による)
- オプティマス口座で5,000倍を使うには「GTロット保有+8往復取引」が条件(詳細はFAQ参照)
- 金曜22:00~月曜2:00(GMT+3)に建てたFX・メタルの新規ポジションは最大200倍に制限
- 主要経済指標(CPI・NFPなど)の前後15分間(合計30分)は最大1,000倍に自動制限
レバレッジが下がると、必要証拠金が急増
有効証拠金が増えたり、特定の時間帯・経済イベント前後に取引を行うことで、最大レバレッジが自動的に引き下げられると、1ロットあたりに必要な証拠金が増加します。
例えば、以下のような差が発生します:
- レバレッジ1,000倍・・・必要証拠金:約15,000円
- レバレッジ200倍・・・必要証拠金:約75,000円
- レバレッジ50倍・・・必要証拠金:約300,000円
このように、同じロット数でも証拠金に数倍の差が出るため、大口トレーダーほど、レバレッジ制限と有効証拠金の関係に注意が必要です。
証拠金維持率が不足しないように余裕をもたせる
大口ポジションを保有していると、わずかな値動きでも証拠金維持率が大きく下がります。
特にボラティリティの高い銘柄(ゴールド、ビットコインなど)は急変動によるロスカットリスクが高くなります。
対策
- 証拠金残高に余裕を持たせる
- 逆指値(ストップロス)を必ず入れておく
- 急変動時にはポジションを軽くする
FXGTの最大ロット・最大ポジションでよくある質問
FXGTでは、1注文あたりの最大ロット数はどのくらいですか?
口座タイプや銘柄によって異なります。たとえば、ドル円など主要なFX通貨ペアでは、スタンダード口座では最大100ロット、プロ口座やECNゼロ口座では最大200ロット、オプティマス口座では最大50ロットとなっています。
仮想通貨専用のCryptMax口座は銘柄別に上限が設定されています。
FXGTは最大ポジション数に制限がありますか?
はい。スタンダード口座で100ポジション、プロ口座やオプティマス口座では200ポジションまで保有可能です。ミニ口座は150ポジション、CryptMax口座は100ポジションまでとなっており、合計ロット数にも上限があります。
FXGTのミニ口座では最大何ロットまで取引できますか?
ミニ口座では、1注文あたり最大200ロットまで、合計では最大500ロットまで保有可能です。なお、1ロットあたりの取引単位が1万通貨(通常の10分の1)となるため、少額取引向けです。
FXGTのゴールド(XAUUSD)最大ロットは何ロットですか?
通常口座のゴールドは「1ロット=100オンス」で、最大ロットは共通して「1注文あたり50ロット」です。最大ポジション数の範囲内であれば、複数注文に分けての保有も可能です。
ミニ口座では「1ロット=1オンス」となり、最大ロットは「1注文あたり200ロット」です。
FXGTのビットコイン(BTCUSD)最大ロットは何ロットですか?
どの口座タイプでも、ビットコインの最大ロットは「1ロット=1BTC」です。
通常口座では「1注文あたり50ロット」、ミニ口座では「1注文あたり5ロット」に制限されています。最大ポジション数の範囲内であれば、複数注文に分けて保有が可能です。
FXGTで大口取引をしたい場合、どの口座タイプが向いていますか?
大口裁量取引なら、プロ口座やECNゼロ口座が適しています。最大200ロット・200ポジションまで対応し、ECN方式による高速約定も魅力です。
また、自由なレバレッジ調整を重視する場合は、最大5,000倍に対応したオプティマス口座も選択肢になります。
FXGTで複数の注文で最大ロットを超えて取引できますか?
はい、可能です。1注文あたりの制限を超える場合でも、注文を分割すれば対応可能です。
例:プロ口座で300ロット保有したい場合、メイン口座で200ロット、サブ口座で残り100ロットを保有するなど、複数口座を使って注文量を分散する方法が使えます。
FXGTの「GTLot」とは?lot(ロット)との違いは何ですか?
「GTLot」はFXGTが独自に定めた評価単位で、1 GTLot=10万USD相当の取引量を意味します。
通常の「lot」は銘柄ごとの単位ですが、GTLotは全銘柄共通の統一単位で、レバレッジ条件や内部ステータス評価に使われます。
例:1ロットのドル円(USDJPY)=1 GTLot、2ロットのBTCUSD(1ロットが5万USD相当)=1 GTLot というように換算されます。
FXGTで大口取引をするメリットは何ですか?
プロ口座やECNゼロ口座では1注文あたり最大200ロットの取引が可能で、数百万通貨単位の取引にも対応可能です。
また、1アカウントで最大6口座を持てるため、ロット数や銘柄を分けた柔軟な運用が可能です。法人口座にも対応しており、資金管理や節税にも活用しやすいのが魅力です。
FXGTで大口取引をするデメリットはありますか?
はい。FXGTは口座タイプごとに「最大ロット数」「最大ポジション数」「合計ロット数」が細かく制限されています。
ビットコインやゴールドは通貨ペアに比べて最大ロットが小さく設定されており、大きな取引には複数注文・複数口座の併用が必要になる場合があります。
FXGTの最大ロット・最大ポジション・大口取引制限まとめ
FXGTでは、口座タイプごとに「1注文あたりの最大ロット数」「最大保有ポジション数」「合計ロット数」が定められており、大口取引を行うにはこれらの上限を把握したうえで、適切な戦略を立てることが大切です。
特に通貨ペアでは、最大200ロットまで発注できる口座もある一方、ゴールドやビットコインといった銘柄はすべての口座で最大50ロットに制限されており、銘柄ごとの特性に応じた運用が求められます。
ロット数やポジション数の制限を超えて取引したい場合でも、複数口座の併用や自動売買ツールを活用すれば、十分に柔軟なポジション構築が可能です。
また、有効証拠金が増えることで段階的に最大レバレッジが下がる仕様もありますが、これは他の主要ブローカーでも一般的なルールで、適切な資金管理を行うことで安定した運用につなげることができます。
このような仕様を理解し活用することで、FXGTでも大口取引を無理なくスムーズに行うことができます。