ThreeTrader法人口座の開設方法【画像付・コピペ】必要書類や税金メリットまとめ

ThreeTrader(スリートレーダー)で法人口座の開設を検討している方向けに、開設条件・手順、個人口座との違いや注意事項をまとめました。

ThreeTraderは法人口座をつくれますの?
公式サイトには情報が見当たりませんでしたわ。

つくれるぞ。
いまから法人口座の開設方法を説明するわい。

公式サイトに法人口座開設のページがなかったため、ThreeTraderの公式サポートに問い合わせて回答をもらいました。

最狭スプレッドの法人口座

ThreeTrader自体について知りたい方は、ThreeTrader(スリートレーダー)の評判・口コミも参考にしてみてください。海外FXの法人口座についても、別記事にて解説しています。

ThreeTraderで開催中のキャンペーン(2025年11月7更新)

  • 【11月30日まで】入金&取引でiPhone Airやnwm(ヌーム)ONEワイヤレスヘッドホンなど選べるギフト
  • 【終了日未定】口座開設&入金で最大4,500円分 全員にプレゼント
    ※口座開設で1,500円キャッシュバック/ 初回入金で1,500円キャッシュバック / 月末まで入金額保持で1,500円分Amazonギフトカード
  • 【11月14日まで】お友達紹介で紹介した方最大3,000円キャッシュバック

2024年8月より最大レバレッジが1,000倍にアップグレード!
2024年9月よりMT5も利用できるようになりました(MT4からMT5への変更は不可)。

目次

ThreeTrader(スリートレーダー)は法人口座を開設できる?

公式サイトを見ると、「法人口座」という項目が見つからなかったので、公式サポートへ問い合わせをして、メールで回答をもらいました。

ThreeTraderは、法人口座の開設が可能です。

ThreeTrader法人口座についての返信メール01

ThreeTrader公式サポートの「法人口座」に関する回答(一部抜粋)

法人口座の開設方法につきまして、以下流れを記載させていただいておりますので、ご確認いただけますと幸いです。
尚、取引環境などは個人口座と同じとなっております。

下記リンクよりライブ口座開設を完了後、ご利用いただいた法人メールアドレスをお知らせください。(登録情報は全て代表者のもので構いません。)

引用元:ThreeTrader公式 ライブチャット

後に詳しく口座タイプや開設手順について説明しますが、取引環境は個人口座と同じです。

まずは個人のライブ口座(リアル口座)を開設した後、サポート窓口までメール連絡する流れです。

ThreeTrader(スリートレーダー)法人口座の取引条件と特徴

まずはThreeTrader法人口座と個人口座の違いを教えなさい!

そう急かすな・・・
税制上の扱いが変わるだけで、取引条件は個人口座と同じじゃよ。

先に説明した通り、ThreeTraderの法人口座の取引条件やルールは、個人口座と全く同じです。

違うのは、「税制上の扱い」と「口座開設の手続き」程度で、特別な条件もなく、法人化さえしていれば誰でも法人口座を持つことができます。

ThreeTrader法人口座は2タイプから選べる│おすすめは「RAWゼロ口座」

法人口座は個人口座と同じく、以下2タイプの口座を選べます。

ThreeTraderの口座タイプと種類

  • Rawゼロ口座・・・最狭スプレッド(手数料あり)
  • Pureスプレッド口座・・・低スプレッド(手数料無料)

法人並の取引量なら、
コスト的にRawゼロ口座がおすすめじゃ!

両口座タイプ共に、他社に比べて非常に狭いスプレッドに設定されています。

Rawゼロ口座になると、手数料はかかるもののより狭いスプレッドなので、取引回数が増えるほど、コスト的なメリットが大きいです。

Rawゼロ口座は、ゼロスプレッドの銘柄もあり、ドル円(USD/JPY)やユーロ円(EUR/JPY)などもス0ピップスなのも魅力です。

MT4のみだったのがThreeTraderのデメリットでしたが、2024年9月よりMT5が利用できるようになりました。(MT4からMT5への変更は不可)

ThreeTrader口座タイプ比較
項目Rawゼロ口座Pureスプレッド口座
特徴最狭スプレッド
中・上級者
低スプレッド
初心者・中級者
最大レバレッジ1,000倍1,000倍
取扱銘柄FX通貨ペア
貴金属
原油
株価指数
仮想通貨
FX通貨ペア
貴金属
原油
株価指数
仮想通貨
プラットフォームMT4、MT5MT4、MT5
取引手数料片道200円(2USD)/ロット無料
スプレッド0Pips~変動制0.5Pips~変動制
取引単位10万通貨10万通貨
最低入金額円建て口座:10万円
ドル建て口座:1000USD
円建て口座:1万円
ドル建て口座:100USD
最小取引ロット数
(1ポジションあたり)
0.01ロット0.01ロット
最大取引サイズ
(1ポジションあたり)
80ロット80ロット
最大保有可能ロット数
(口座単位)
200ロット200ロット
マージンコール80%80%
ロスカット20%20%
追証なし○○

コスト以外の違いは、最低入金額程度です。

ちなみに、開設後に口座タイプ変更はできませんが、追加口座で他タイプの口座を最大5つまで開設することは可能です。

最狭スプレッドの法人口座

ThreeTrader法人口座の必要書類

必要書類についても、ThreeTrader公式サポートより以下のような返答をもらいました。

ThreeTrader法人口座についての返信メール02

メールでは「法人口座開設の流れ」と「法人口座開設の必要書類」を教えてもらいましたが、

書かれている通り、まずはライブ口座(個人口座※リアル口座)の開設が必要です。

そのため、「ライブ口座(個人口座)開設用の書類」と「法人口座開設用の書類」の両方を用意しましょう。

2024年5月1日以降、該当する身分証1点で個人口座を開設することができるようになりました。審査も早ければ当日中に完了するので、すぐに法人口座への手続きを進められます。

ThreeTraderライブ口座開設の本人確認書類

  • 写真付き身分証1点(運転免許証※裏表、マイナンバーカード※表面のみ可)
    ※有効期限内で、現住所、氏名、生年月日が印字されているもの

上記に該当する身分証がない場合は、
「その他写真付き身分証明書(パスポートなど)」「住所証明書(住民票、銀行及びクレジットカードの利用明細、公共料金の領収書※電気・ガス・水道・ネット・携帯など)」が必要です。
※住所証明書は発行日から6ヶ月以内のもの、一部の住所しか記載されていない書類は不可

ThreeTrader法人口座開設の必要書類

【法人に関する書類】

  • 会社の登記簿謄本(3ヶ月以内のもの)
  • 法人銀行口座取引明細書(3ヶ月以内のもの)
    ※通帳の表紙と通帳の1ページ目がわかるもの
    (ネット銀行の場合、法人名が記載の口座情報のスクリーンショットでも可)
  • 株主名簿または出資者名簿
  • 法人名および役員皆様の氏名、ローマ字表記(メール本文に記載して送る)

【代表者の本人確認】

  • 顔写真付き身分証明書(役員全員)
    (名前・生年月日・住所の記載があり、有効期限内のもの)
    ※住所の記載がないもの(パスポートなど)は住所証明書類の提出も必要
  • 身分証明書を持った状態での自撮り写真(役員全員のセルフィ)
  • 「20%以上の株式保有者」または「出資者」全員の顔写真付き身分証明書

ライブ口座(個人口座)の必要書類は、WEBから申し込みの最後にアップロードにて提出します。

法人口座の必要書類はメール添付で公式サポート(support@threetrader.com)に提出します。

最狭スプレッドの法人口座

ThreeTrader法人口座を開設する手順

ThreeTrader法人口座開設の流れです。ライブ口座(個人口座)開設の後に、法人口座の開設手続きに進む流れです。

ライブ口座開設の後、入金してしまうと法人口座として利用できなくなるので注意しましょう。

前提として、法人口座は法人化(会社設立)していることが条件です。

ThreeTrader法人口座開設の流れ

  1. 【ライブ口座開設】「公式サイト」より申し込み
    ※個人情報入力、口座設定、本人確認書類アップロード
  2. 【ライブ口座開設】審査完了メールが届く
  3. 【法人口座開設】メール添付で法人口座必要書類を提出
  4. 【法人口座開設】承認連絡で取引開始

では、法人口座の開設手順を順に見ていきましょう。

開設手順1:【ライブ口座開設】「公式サイト」より申し込み

「代表者の個人情報」「法人用メールアドレス」で登録してください。

ThreeTrader公式サイトの「ライブ口座開設フォーム」より口座開設の申し込みをします。

個人情報の入力とパスワード設定

まずは、個人情報を入力し、新規パスワードを設定します。

ThreeTrader個人口座開設の流れ1

個人情報の入力内容

  • 氏名(名・姓)※半角アルファベット
  • Eメール ※半角英数記号
  • 国(Japan)
  • 携帯電話番号(+81 9012345678) ※半角数字のみ
    ※電話番号の最初の0を省いて入力してください

パスワード設定(お客様ページ用)

  • 8~15文字
  • 数字1桁以上、記号1文字、大文字1文字、小文字1文字

入力・設定後、「次へ」を押すと追加情報の入力へ進みます。

追加情報の入力(生年月日・住所)

続いて、生年月日と現住所を入力します。

提出する身分証明書で確認できる住所を指定してください。郵便物専用住所などはNG。

ThreeTrader個人口座開設の流れ2

追加情報の入力内容

  • 生年月日 ※カレンダーより選択
  • 現住所
    -都道府県 ※選択
  • -市町村 ※選択
    -詳しい住所 ※日本語OK
    -郵便番号 ※入力指定なし

入力後、「次へ」を押すと口座設定の画面へ進みます。

口座設定(MT4・MT5、レバレッジ、パスワード)

開設希望の口座内容を選択し、取引パスワードなどを設定します。

ThreeTrader個人口座開設の流れ3

口座設定の内容

  • 取引プラットフォーム(MetaTrader4 または MetaTrader5)
    ※こだわりがなく迷う場合はMT5がおすすめ
  • 口座レバレッジ(おすすめ設定は最大の1:1,000)
  • 取引パスワード
    ※8~15文字、数字1桁以上、記号1文字、大文字1文字、小文字1文字
  • 規約関連の同意(チェックを入れる)
  • ニュースレターの同意(チェックは任意)

入力後、「次へ」を押すと口座設定の画面へ進みます。

本人確認(必要書類アップロード)

最後に、本人確認書類をアップロードにて提出します。

ThreeTrader個人口座開設の流れ4

アップロードする本人確認書類

  • 写真付きの身分証明書1点
    ※パスポートの場合は、住所証明書の提出も必要
    ※マイナンバーカードは表面のみ
    ※運転免許証は裏表

運転免許証やマイナンバーの場合は、1点で本人確認が完了します。

パスポートの場合は、この後にお客様ページ(マイページ)より住所確認書類の提出が必要です。

「提出する」ボタンを押すと、書類審査に入ります。

【パスポート提出の方のみ】住所確認書類の提出

先ほどの書類提出後、自動的にお客様ページ(マイページ)へ推移します。
※公式サイトの「ログイン」からも閲覧可能。

ThreeTrader個人口座開設の流れ5

「書類確認」を押すと、書類アップロードアップロード画面に推移します。

ThreeTrader個人口座開設の流れ6

先ほどアップロードした書類も表示されていると思います。

身分証明書以外にも、住所証明書などをアップロードできるようになっており、パスポートで本人確認をしたい場合は、ここで住所証明書もアップロードしておきましょう。いずれか1点の提出です。

アップロードする住所確認書類1点(パスポート提出の方)

  • 公共料金領収書(電気・ガス・水道・ネット・携帯など)
  • 住民票
  • 銀行/クレジットカード明細書

パスポートで本人確認する方も、これでライブ口座の審査に入ります。

開設手順2:【ライブ口座開設】審査完了メールが届く

早ければ当日中にライブ口座開設が完了します。通常は1営業日以内にメールにて審査完了の連絡があります。

メールが届かない場合は、お客様ページ(マイページ)でも審査状況を確認できます。

審査完了後、取引ができる状態になりますが、何もせず法人口座手続きに進みましょう。

開設手順3:【法人口座開設】メール添付で法人口座開設の必要書類を提出

入金済のライブ口座は、法人口座として利用できません。

法人口座の申し込みと必要書類提出を兼ねて、以下の内容を公式サポート(support@threetrader.com)へ連絡します。

内容は適宜、変更してください。

法人口座の申し込みメール(コピペ用)

【メールタイトル】法人口座開設の申し込み

【メール内容】
ThreeTraderサポート担当者さま

法人口座の開設を希望しています。

ライブ口座の開設が完了しておりますので、手続きをお願いします。

法人名:ABC Co., Ltd.(株式会社ABC)/ ABC LLC(合同会社ABC)※ローマ字表記
役員氏名:Taro Yamada ※役員全員の氏名ローマ字表記

ライブ口座で登録した法人メールアドレス(法人用):
xxx@xxx.co.jp

また、必要書類も添付させていただきました。

どうぞよろしくお願いいたします。

法人口座開設の必要書類は以下の通りです。各書類の詳細は、前項でも説明しています。

アップロードする法人口座開設の必要書類

  • 登記簿謄本
  • 法人銀行口座取引明細書
  • 株主名簿または出資者名簿
  • 顔写真付き身分証明書(役員全員)
  • 身分証明書を持った状態での自撮り写真(役員全員のセルフィ)
  • 「20%以上の株式保有者」または「出資者」全員の顔写真付き身分証明書

開設手順4:【法人口座開設】承認連絡で取引開始

法人関連書類の提出後、審査1〜3営業日後に審査完了の連絡があります。

審査が完了次第、入金や取引をすることができます。

最狭スプレッドの法人口座

【条件あり】個人口座を法人口座に変更することも可能

既に開設済みの個人口座を法人口座として使うこともできます。

support@threetrader.com」宛に連絡することで、手続きが可能ですが、該当の個人口座は未入金である必要があります。

また、「法人用メールアドレス」での登録が必要なので、個人用アドレスで開設した場合は、新規でライブ口座に申し込みすることをおすすめします。

税制上、個人口座と法人口座を使い分けることもできるので、両方持っておいても良いと思います。

ThreeTrader法人口座を開設するメリット

ThreeTraderの法人口座には、個人口座以上に魅力的なメリットがあります。

節税×最狭スプレッドなんてハイブリッドすぎますわ!

ThreeTrader法人口座のメリット

  • 【目安利益1,000万以上】税金が安くなる
  • 法人口座で損益通算と繰越控除(10年)が使える
  • 法人口座の利益を経費計上で節税できる
  • 業界トップレベルの低スプレッド・低コスト
  • 自動売買(EA)やスキャルピングの制限がない

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

メリット1:【目安利益1,000万以上】税金が安くなる

ThreeTrader法人口座の最大の魅力の一つは、税金面での優位性です。

目安として、年間の利益が1,000万を超えると
法人口座を利用することで節税効果が期待できるぞ。

個人口座の場合、FX取引の利益は雑所得として扱われ、所得税や住民税の課税対象となります。4,000万円を超える高額の利益が出た場合、最高税率が適用され、所得税は45%まで上がります。

法人口座と個人口座の利益分岐点
利益法人口座個人口座
195万円以下法人税15%所得税5%
195万円超~330万円以下所得税10%
330万円超~695万円以下所得税20%
695万円超~800万円以下所得税23%
800万円超~900万円以下法人税23.2%
900万円超~1,800万円以下所得税33%
1,800万円超~4,000万円以下所得税40%
4,000万円超所得税45%

利益が1,000万円を大きく上回った場合、法人口座の場合、個人口座と比べて数百万円の節税効果が見込めることもあります。

利益900万円超えから、節税効果が期待できるのではなくて?

法人は、他にも法人住民税や維持費などがかかるんじゃ。
プラス100万円の利益1,000円を目安にするのが無難じゃよ。

利益が増えるほど節税効果は顕著になるので、自身の取引規模や予想利益を慎重に検討することが重要です。

メリット2:法人口座で損益通算と繰越控除(10年)が使える

法人口座では、損益通算と10年間の繰越控除が可能です。これは、長期的な視点でFX取引を行う上で非常に有利です。

個人は繰越控除3年でしたわ。
法人の方が損益を長期間繰り越せますのね。

損益通算・繰越控除(10年)が有利な理由

  • ある年に発生した損失を、翌年以降の利益と相殺できる
  • 最大10年間にわたって損失を繰り越すことが可能
  • 事業の安定性を高め、長期的な収益性を向上させる効果がある

例えば、ある年に1,000万円の損失が出ても、翌年以降10年間でその損失を取り戻すチャンスがあります。

これにより、単年度では赤字でも、長期的には税務上の恩恵を受けることができます。

メリット3:法人口座の利益を経費計上で節税できる

個人口座より法人口座を選ぶ利点の一つとして、FX取引に関連する様々な費用を経費として計上できることです。

これにより、課税対象となる利益を減らし、効果的な節税が可能になります。

経費計上すると、その分の利益に税金がかからなくなるんじゃ!

経費として計上できる主な項目

  • オフィスや取引スペースの賃借料
    ※自宅をオフィスにする場合は家賃の一部
  • 公共料金
    ※電気・ガス・水道・電話・インターネット利用料など
  • 取引に使用するパソコンやモニターなどの機器
  • インターネット回線使用料
  • 取引ソフトウェアの購入費や利用料
  • 経済ニュースサービスの購読料
  • FX関連のセミナーや書籍の購入費

経費計上できるのは、法人として利用しているものかどうかが基準です。過度な経費計上は税務調査の対象となることがあるので注意しましょう。

これらの経費を適切に計上することで、課税対象となる利益を減らすことができます。

>経費計上による節税の例

年間の取引利益が1,000万円で、経費として400万円を計上できた場合、課税対象となる利益は600万円に抑えられます。

個人口座では、これらの費用を経費として計上することが難しいため、法人口座を利用することで大きな節税効果が得られる可能性があります。

メリット4:業界トップレベルの低スプレッド・低コスト

ThreeTraderは、業界トップレベルの低スプレッドと低コスト取引を提供しています。これは、スキャルピングやデイトレードなど、頻繁に取引を行うトレーダーにとって大きな魅力です。

低スプレッド・低コストを理由に、
ThreeTraderを法人口座に選ぶ人も多いわ!!

ThreeTrader2口座のクロス円(ドル円、ユーロ円、ポンド円)の平均スプレッドと取引手数料をまとめてみました。

【法人口座】ThreeTraderのクロス円スプレッドと取引手数料
項目Rawゼロ口座Pureスプレッド口座
平均スプレッド
(USD/JPY)
0pips0.5pips
平均スプレッド
(EUR/JPY)
0pips0.5pips
平均スプレッド
(GBP/JPY)
0.5pips0.8pips
取引手数料片道2ドル(200円)/ロット無料

特に、Rawゼロ口座の主要通貨ペア(ドル円など)は0ピップスの狭いスプレッドが提供されています。これは後述するThreeTrader競合他社とのスプレッド比較でも紹介しますが、他社より大きく秀でています。

低スプレッドに加え、無料または低い取引手数料は、得られるメリットが非常に大きく、取引ごとのコストが抑えられて利益率が上がったり、小さな値動きでも利益を得やすくなったりします。高頻度取引やスキャルピングなどの戦略が採用しやすくなります。

メリット5:自動売買(EA)やスキャルピングの制限がない

ThreeTraderの法人口座では、自動売買(EA)やスキャルピングに関する制限がありません。これは、多様な取引戦略を採用したいトレーダーにとって大きな利点です。

ThreeTraderで制限なく許可されていること

  • スキャルピング(1分足を使用した短期取引)
    ※最低ポジション保有時間・保有数などの規定がなし
  • 自動売買ソフト(EA)の利用
  • ヘッジング(同一通貨ペアでの売りと買いの同時保有)

他の海外FX業者では、これらの取引手法に制限を設けていることもあるため、幅広い戦略を利用できるThreeTraderは使いやすいですね。

ただし、ThreeTraderはボラティリティの高い時間(窓開けや指標発表時など)に、滑りやすい傾向があるので、注意しましょう。

大きな市場変動を避けて、安定した利益を狙うと良いぞ!

最狭スプレッドの法人口座

ThreeTrader法人口座を開設する5つのデメリット

節税をはじめとしたメリットは大きいですが、知っておくべきデメリットや注意点も把握しておきましょう。

過去にはデメリットとして「レバレッジが低い(最大400倍)」「MT4しか使えない」がよく挙げられていましたが、2024年9月、「最大レバレッジ1,000倍」「MT4・MT5の両方に対応」に大幅アップデートされました。

アップデートされた内容は、むしろメリットですわ!

それ以外のデメリットは以下の5つです。

ThreeTrader法人口座のデメリット

  • 法人口座だと無利益でも税金が発生する
  • 保有ポジションの利益にも課税される(決算時)
  • 法人口座のお金は個人の好きに使えない
  • 法人化にお金と時間がかかる
  • 窓開けや指標発表時にスリップページが発生しやすい(口コミ)

法人化して利益が少ない場合、法人口座のデメリットが多くなります。あとは注意点や手間ですね。それぞれのデメリットについて詳しく説明します。

デメリット1:法人口座だと無利益でも税金が発生する

法人口座を開設すると、取引で利益が出なくても税金が発生します。これは個人口座との大きな違いの一つです。

法人として登記されると、法人住民税(法人税割+均等割)という固定費用が毎年発生します。

利益がゼロまたは赤字の場合、法人税額はゼロになりますが、均等割は必ずかかります。

赤字でも支払う「均等割」の金額

最低7万円程度
※地域により多少前後します

利益が出ないのに出費があるのは、デメリットですね。

逆に毎年コンスタントに(利益目安1,000万円以上)稼げる場合は、メリットがデメリットを上回る可能性が高いです。

デメリット2:保有ポジションの利益にも課税される(決算時)

法人口座のもう一つの注意点は、決算時点での保有ポジションの含み益にも課税される点です。これは、実際に利益確定していなくても、帳簿上で利益が計上されるためです。

保有ポジション課税される例

【年間利益1,000万円と仮定(法人税率23.2%が適用)】
決算日時点で100万円の含み益があるポジションを保有している場合、100万円×23.2%=23万2,000円が余計にかかることになります。

※中小企業向けの優遇税率がある場合がありますが、ここでは標準税率で単純計算しています。

この税金は、実際にポジションを決済して利益を確定していなくても支払う必要があるため、課税額によっては大きな負担となる可能性があります。

トレード戦略の邪魔にもなりえます。

デメリット3:法人口座のお金は個人の好きに使えない

法人口座の資金は、個人の口座とは異なり、自由に使用することができません。法人の資金を個人的な目的で使用すると、税務上の問題が発生する可能性があります。

例えば、法人口座から個人的な買い物をした場合、それは賞与とみなされ、追加の税金が発生する可能性があります。

つまり、取引で得た利益をすぐに個人的な用途に使用することが難しくなります。

法人利益を個人で使うには、役員報酬や賞与などの手続きを取らないといけないのね・・・

ちなみに、法人で使う費用(取引に使うパソコンやソフト購入など)に該当する場合は、法人経費となるので問題ありません。

また、以下のような影響も留意しておきましょう。

  • 資金の流動性が制限される
  • 個人の生活費と法人の資金を明確に区別する必要がある
  • 税務申告が個人のときより複雑になる可能性がある

このようなことがあるので、すべてを法人口座で管理せず、個人口座と併用するトレーダーも多いです。

デメリット4:法人化にお金と時間がかかる

法人口座を開設するためには、まず法人を設立する必要があります。この過程には、予想以上の費用と時間がかかることがあります。

法人設立に必要な主な費用と時間

  • 登録免許税:15万円〜
  • 定款認証費用:5万円程度
  • その他の諸経費:数万円
  • 設立までの期間:1〜2ヶ月程度

つまり、株式会社を設立する場合、最低でも20万円程度の初期費用と、1〜2ヶ月の時間が必要となります。

税金上のメリットが大きいとはいえ、すぐにFX取引を始めたい方にとって、これはデメリットですね。

デメリット5:窓開けや指標発表時にスリップページが発生しやすい(口コミ)

最後に、ThreeTraderの法人口座利用者からの口コミで多く見られるのが、スリッページに関する懸念です。常時ではありませんが、特定の時間にスリップページが起きている印象です。

特に、市場が大きく動く場面で注文価格と実際の約定価格に差が生じやすいという口コミがあります。

ThreeTraderでスリップページの例(口コミ)

  • 重要な経済指標発表時に10pipsのスリッページが発生した
  • 週明けの窓開け時に予想以上の損失が出た

スリトレ(ThreeTrader)は、大きな変動があるタイミングをずらした方が良さそうね。

これらのスリッページは、取引戦略に大きな影響を与える可能性があります。

ThreeTrader(通称スリトレ)は、やはり約定力が高い他社(AXIORYやTitanFXなど)と比べるとやや滑りやすいようです。

指標発表時などはポジションを切っておくなどの対策をしている人もいますね。

ようは、リスク回避をしながら
低コストを最大限利用しようということじゃな。

ニューヨークのVPSを使うとスリップページが発生しにくい

サーバーのある国のVPSを使用すると
スリップページ打開策になると聞いたけど、本当ですの!?

近い方がレイテンシー(遅延)が少なくなるから、効果は期待できるぞ。

ThreeTraderのサーバーはニューヨークにあり、データセンターが東京に設置されています。

ThreeTraderサーバー

そのため、ThreeTraderのサーバーと同じニューヨークのVPS(バーチャルプライベートサーバー)を利用した方がスリップページが発生しにくくなる可能性が高いです。

VPSをサーバーに近い場所で借りることで、取引プラットフォームとサーバー間の通信が速くなり、レイテンシー(遅延)が減少するためです。

レイテンシーが低いほど、注文の送信と処理が迅速に行われるため、特に市場のボラティリティが高い場面(窓開けや指標発表時など)でスリッページが発生しにくくなると考えられます。

実際にやっている人もいましたわ!

スリップページに不安がある場合は、ニューヨークのVPSを使って、少額で効果検証してみるのもありですね。

最狭スプレッドの法人口座

ThreeTrader法人口座を含めた海外FX5社を比較

ThreeTrader(スリートレーダー)と他社海外FXの口座の比較です。

低スプレッド低コストならThreeTrader、
約定力ならTitanFX、資金の安全性ならAxiory、仮想通貨ならFXGTじゃな。

【注意】XMTradingは法人口座を提供していないため、除外しています。
Exnessは法人口座受付を停止しており、再開は未定です。

ThreeTrader法人口座と他社口座の比較早見表
ThreeTrader
(スリートレーダー)
AXIORY
(アキシオリー)
TITAN FX
(タイタン)
Exness
(エクスネス)

【法人受付停止】
FXGT.com
(エフエックスジーティ)
特徴最狭スプレッド資金の安全性スキャルピングに最適ハイレバと
低スプレッド
仮想通貨に強い
最大レバレッジ
(仮想通貨)
1,000倍
(200倍)
2,000倍
(取扱なし)
1,000倍
※少額口座以外:500倍
(100倍)
無制限
(400倍)
5,000倍
(1,000倍)
信頼度・安全性○◎○○○
仮想通貨の
スプレッド
(手数料)
◎○◎◎
スプレッド
(手数料)
◎○○○○
ボーナス✕△△✕◎
銘柄数◎◎◎◎◎
約定力◎◎◎◎◎
日本語サポート◎○◎◎◎
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ThreeTrader法人口座と海外FX他社の「スプレッド」を比較

スプレッド最狭として有名なThreeTrader、やはり法人口座を提供している海外FX業者の中でも非常に優秀です。

なんてこと・・・
ThreeTraderはコスパ最強の法人口座ですわ!!

おすすめ法人口座の平均スプレッド比較(USD/JPY)
海外FX業者スプレッドの狭さ口座名USD/JPY
(米ドル/日本円)
取引手数料(片道)
ThreeTrader4.7RAWゼロ口座0.0pips2ドル(200円)/ロット
ThreeTrader4.7Pureスプレッド口座0.5pips無料
AXIORY4.0ナノ口座/テラ口座0.3pips3ドル(※FX通貨ペアのみ)
TitanFX4.0ブレード口座0.1pips3.5ドル/ロット
FXGT.com3.5プロ口座0.8pips無料
Exness4.7ゼロ口座0.0pips3.5ドル/ロット
(※通貨により異なる)

ThreeTraderのドル円の取引実コストは、ゼロ口座が0ピップス・手数料片道2ドル、スプレッド口座は0.5ピップス・手数料無料と、業界トップクラスの低コストです。

ThreeTrader法人口座と海外FX他社の「レバレッジ」を比較

2024年9月2日より最大1,000レバレッジにアップデートされました。
(以前は最大400倍)

ThreeTraderって、レバレッジの低さがデメリットだった海外FX業者ですわよね?

ThreeTrader(スリートレーダー)は、以前よりレバレッジの低さが指摘され、ハイレバトレーダーから嫌煙されがちでしたが、最大1,000倍であれば、法人口座として十分なハイレバレッジです。

他社の海外FX法人口座とレバレッジを比べてみました。

おすすめ法人口座の最大レバレッジ比較
海外FX業者最大レバレッジ仮想通貨の最大レバレッジ
ThreeTrader500倍
1,000倍
200倍
AXIORY2,000倍
※中・上級者向け口座は1,000倍
取扱なし
TitanFX1,000倍100倍
Exness
【法人受付停止】
無制限
※条件あり。通常は2,000倍
400倍
FXGT.com5,000倍1,000倍

現在(2024年9月10日)、Exnessが法人口座受付を停止してしまったため、法人口座開設が可能な海外FX業者の中では、AXIORYの2,000倍が一番のハイレバレッジですが、2,000倍は一般向けスプレッドのスタンダード口座に限られます。

法人であれば取引量が必然的に多くなるため、コスパの関係上、中・上級者用の低スプレッド口座が選択される場合がほとんどです。

実質的に法人口座の最大レバレッジは1,000倍と考えておくのがよいぞ。

ThreeTraderは、最大レバレッジ1,000倍なので、法人口座としてはトップレベルになりました

最狭スプレッドの法人口座

ThreeTrader法人口座のよくある質問

持っている個人口座を、法人口座に変更することはできますか?

個人口座を法人口座に変更することは可能です。

ただし、未入金であることが条件です。また、登録メールアドレスは法人用を利用する必要があります。

ThreeTrader法人口座の資金管理は安全ですか?

Tier1銀行(メガバンク)である、NAB(ナショナル・オーストラリア銀行)の顧客信託口座に「分別管理」され、万が一の事態にも資金の安全が保障されています。

NABは、オーストラリア国内でも最大の資産を持つ銀行で、S&Pなどの格付け会社による信用格付けも上位で、世界的にも問題のない有名大手です。

また、金融ライセンス「バヌアツ金融サービス委員会(VFSC):40430」を保有し、第三者機関による監査のもと、顧客資産の保護をはじめ、透明性の高い環境で運営されています。

ThreeTrader法人口座まとめ

ThreeTrader法人口座は、低スプレッドと高いコストパフォーマンスを誇り、法人口座として非常に優れた選択肢です。

取引環境や規定は個人口座と全く同じ条件で、口座開設はライブ口座(個人口座)を開設した後、メールで法人口座の開設を申し込む流れになっています。

ThreeTraderは最大レバレッジも400倍から1,000倍ににアップデートされ、MT4だけでなくMT5にも対応できるようになったため、今までデメリットだったところが解消されました。

今後、より需要が増える法人口座ではないでしょうか。

最狭スプレッドの法人口座