TitanFX(タイタン)ゴールド(GOLD・金)│スプレッド・レバレッジ・証拠金・取引方法まで解説！

TitanFX(タイタン)でゴールド取引するメリット・デメリット

TitanFX（タイタンエフエックス）は、ゴールドの急激な相場変動時でも安定した取引が可能な高い約定力を備えています。

それに加え、「TitanFX研究所」では無料の自動売買（EA）の配布が多く、ゴールドスキャルピングとの相性も良いです。

また、TitanFX（タイタンエフエックス）は、ゴールド取引において、主流のXAU/USD（金・米ドル）だけでなく、XAU/JPY（金・円）やXAU/EUR（金・ユーロ）など、多通貨ペアでの取引も提供しています。

一般スプレッド「スタンダード口座」と少額用「マイクロ口座」では、他社に比べてスプレッドが非常に狭く設定されており、取引コストを抑えられるのが魅力です。

さらに、ストップレベルがゼロのため、短期的な値動きを狙うスキャルピングにも適しています。法人口座の開設に対応しており、大口トレーダーにも最適です。

ゼロカットシステムを採用しているため、証拠金維持率がゼロを下回っても追加の追証が発生しない点も安心です。

一方で、ボーナスがほとんどなかったり、通常口座の最大レバレッジが500倍と低め（少額口座のみ1000倍）です。

特典を重視するトレーダーや、ハイレバレッジトレーダーには、少し物足りないかもしれません。

TitanFXゴールド(金・GOLD)の取引条件

• 取引時間
• 最大レバレッジ・レバレッジ制限
• スプレッド(口座タイプ別・他社比較)
• スワップポイント
• ストップレベル
• 1ロットの価値
• 必要証拠金
• 損益計算

TitanFX（タイタンエフエックス）は、一般的な「スタンダード口座」、低スプレッド「ブレード口座」、少額「マイクロ口座」の3タイプの口座があります。

マイクロ口座はメジャーなXAU/USD（金・ドル）のみですが、スタンダード口座とブレード口座では全6銘柄のゴールドが取引できます。

TitanFXゴールド(金・GOLD)の取引時間(夏季・冬季・年末年始)

ゴールドは基本的に、メンテナンス時間と土日を除く24時間の取引が可能です。

ただし、TitanFXではサーバー時間が適用されるため、サマータイムがあります。季節（夏時間・冬時間）で1時間ずれるので注意しましょう。

また、TitanFXでは取引時間の変更や休場日の予定は、公式サイト「ニュース」とメール配信で告知されます。

特に米国の祝日に影響されやすいので、事前にチェックしておきましょう。

※2023年のデータを参照

2023年度は、年末年始やクリスマスの時期に土日が重なったため、開場時間や閉場時間の変更はありませんでした。

ちなみに、GW（ゴールデンウィーク）やお盆休み、シルバーウィークなどの日本独自の祝日は、XAU/JPY（金・円）を含め取引時間に影響しません。

TitanFXゴールド(金・GOLD)の最大レバレッジ・レバレッジ制限

TitanFXのゴールド取引では、他社に比べて最大レバレッジがやや低めですが、口座残高や注文ロット数によるレバレッジ制限が一切なく、柔軟な取引が可能です。

TitanFXでは、証拠金や口座残高の調整を気にせず、戦略に集中したトレードが可能です。

なお、ゴールド以外の最大レバレッジも、「スタンダード口座・ブレード口座」で最大500倍、少額「マイクロ口座」で最大1,000倍です。

TitanFXゴールド(金・GOLD)のスプレッドと手数料

TitanFXでは、一般スプレッド「スタンダード口座」、低スプレッド「ブレード口座」、少額専用「マイクロ口座」の3タイプの口座があり、それぞれのスプレッドが異なります。

TitanFXのXAUUSD（金/ドル）のスプレッドと手数料

ゴールドといえばXAUUSDです。各口座タイプのスプレッドを見てみましょう。

【注意】※実コストは1ドル140円換算で平均スプレッドを利用して計算

平均スプレッドを比較すると、ブレード口座のスプレッドは狭いものの、他の口座との差はそれほど大きくありません。

スプレッドは変動するため一概には言えませんが、XAUUSDのみを取引する場合、手数料を考慮すると「スタンダード口座」の方がコストパフォーマンスが優れる可能性があります。

また、意外な点としては「マイクロ口座」のスプレッドです。少額向けの口座は一般的にスプレッドが広めに設定される傾向がありますが、TitanFXの「マイクロ口座」では比較的狭めのスプレッドが提供されています。

※実コストは1ドル140円換算で平均スプレッドを利用して計算

他社の低スプレッドタイプのおすすめ口座とTitanFXの「ブレード口座」を比較してみました。

TitanFXは全体的にスプレッドが狭い海外FX業者ですが、低スプレッド口座におけるゴールド（XAUUSD）のスプレッドはやや広めに設定されています。

そのため、最安コストを追求するトレーダーにとっては、必ずしも最適な選択肢とは言えないかもしれません。

【注意】※実コストは1ドル140円換算で平均スプレッドを利用して計算

他社の一般・初心者向け口座とTitanFXの「スタンダード口座」を比較してみると、TitanFXの「スタンダード口座」は一般スプレッドが提供される口座として、非常に狭いスプレッドを誇っています。

さらに、手数料が無料で計算が簡単なため、初心者にも非常におすすめです。

※実コストは1ドル140円換算で平均スプレッドを利用して計算

少額タイプの口座と比較すると、TitanFXの「マイクロ口座」はスプレッドが狭く設定されています。

そのため、ボラティリティの高いゴールドを低リスクで取引したいトレーダーや、ゴールド初心者にとって、TitanFXの「マイクロ口座」は最適な選択と言えるでしょう。

TitanFXのXAUUSD以外ののスプレッド(XAUJPY/金・円など)

ゴールドといえばXAUUSD（金・米ドル）が主流ですが、TitanFXでは、クロス円やユーロ、豪ドル、スイスフラン、英ポンドなど、業界随一ともいえる幅広いゴールド銘柄を提供しています。

XAU/USD以外のゴールド銘柄スプレッド

マイクロ口座はXAUUSDのみのため、他の銘柄を取引したい場合は「スタンダード口座」または「ブレード口座」を選ぶと良いでしょう。

なお、他社ではXAUUSD以外の銘柄を取り扱わない場合も多い中、TitanFXではXAUJPY（金・日本円）を提供している点が特徴的です。

TitanFXゴールド(金・GOLD)のスワップポイント

TitanFXは、すべての口座タイプでスワップポイントは共通です。

TitanFXゴールドのスワップポイント(1ロットあたり)

※2024年12月時点。記載レートは当時のレートに基づいています。

ゴールドの買いは、ポジションを保有したまま日をまたぐとスワップ手数料が加算されます。
一方、売りでは、ポジションを保有したまま日をまたぐことでスワップ収益を得ることが可能です。

ただし、ゴールドは価格変動が大きいため、ポジションの持ち越しにはリスクが伴う点に注意しましょう。

また、限月や決済日などの決済期限が設定されていないため、保有期限の制限は特にありません。

TitanFXゴールド(金・GOLD)のストップレベルはゼロ

TitanFXでは、すべての口座タイプと銘柄でストップレベルが設定されていないため、自由な価格で指値注文や逆指値注文が可能です。

現在の価格からゼロ距離で発注できるため、わずかな価格差での売買を繰り返すスキャルピングにも最適です。

TitanFXゴールド(金・GOLD)1ロットの価値(オンス・円)

TitanFXゴールド1ロットの価値

「スタンダード口座」と「ブレード口座」では、海外FX他社でも一般的な1ロット=100オンスの取引が可能です。

一方、少額専用の「マイクロ口座」は1ロット=10オンスとなっており、他社の少額口座で一般的な1ロット=1オンスと比べると、やや高めの単位設定です。

10オンス単位での取引は、少額ながらも適度なリスクとリターンを求めたいトレーダーにとって、バランスの良い選択肢となります。

また、金の価値は長年上昇傾向にあり、1オンスあたり約2,000ドルと考えると、1ロット（100オンス）は約2,800万円（1ドル＝140円換算）に相当します。

TitanFXゴールド(金・GOLD)の必要証拠金

必要証拠金は、通常口座と少額口座の1ロットの価値、ゴールドの価格（XAUUSD）、そしてレバレッジによって変動します。

それぞれ、最低いくらの証拠金が必要となるかを計算してみました。最小取引単位は0.01ロットです。

※1ドル=140円換算

TitanFXゴールド取引のタイプ別おすすめ口座

TitanFXには以下の3タイプの口座があり、戦略や手法ごとにおすすめできる口座タイプが異なります。

TitanFXの各口座タイプのスペックについては、「TitanFXの評判・口コミ」で詳しく説明しています。

「Zeroブレード口座」：約定力重視・ゴールド以外も取引する人におすすめ

Zeroブレード口座はECN方式で、手数料ありで低スプレッド、高約定力が特徴の中～上級者向けの口座タイプです。

TitanFX口座タイプの中で一番高い約定力とストップレベル0の設定により、自動売買やスキャルピングに有利な環境が整っています。

ただし、ゴールドのスプレッドだけを比較すれば、ブレード口座が最も狭いスプレッドを提供しているものの、手数料を含めた実質コストではスタンダード口座の方がわずかに安くなる場合があります。（ただし、スプレッドの変動により逆転することもあります。）

一方、FX通貨ペアの取引では、ブレード口座の方が実質コストが安く、0.0pips〜のECNスプレッドが利用可能です。そのため、ゴールド以外の取引も検討している人や約定力重視のトレーダーには、ブレード口座がおすすめです。

「Zeroスタンダード口座」：手数料無料で他社より低コストでゴールドスキャルピング

Zeroスタンダード口座は、一般スプレッドで手数料無料の口座タイプです。

TitanFXのスタンダード口座は、他社のスタンダード口座タイプに比べてスプレッドが狭く、手数料が無料で計算が楽なため、初心者や手軽に取引を始めたい人におすすめです。

ゴールド（XAUUSD）のコスト面でも、低スプレッド「ブレード口座」にも引けを取らず、ストップレベルも0、TitanFX自体の約定力も高いので、スキャルピングにもおすすめです。

「Zeroマイクロ口座」：少額・低リスクで他社より低コストで取引したい人

Zeroマイクロ口座は、通常口座の10分の1サイズで取引できる少額タイプの口座です。

他社の少額口座では、100分の1サイズが一般的ですが、TitanFXでは10分の1サイズの取引となるので、適度なリスクとリターンを求めるトレーダーに最適です。

さらに、「マイクロ口座」は他の海外FX会社の少額口座と比較して非常に狭いスプレッドを提供しており、TitanFXの「ブレード口座・スタンダード口座」とのスプレッド差もそれほど大きくありません。

また、最大レバレッジは1,000倍と、他タイプの口座（500倍）の倍となっており、少額資金でより効率的な取引が可能です。

TitanFXゴールド(金/GOLD)の取引手順

手順1.TitanFXのリアル口座開設（個人または法人）

TitanFX公式サイトより「リアル口座」の申込みをして、口座開設をします。

TitanFX法人口座の開設については、別記事にて詳しく説明しています。

手順2.開設した口座へ入金

TitanFXの入金方法は、銀行振込、クレジットカード、デビットカード、仮想通貨、bitwallet、STICPAYです。

おすすめは国内銀行送金（最低入金額は5,000円）で、初回入金額は2万円〜です。

手順3.【取引ツール】MT4・MT5のダウンロード・ログイン

公式サイトより取引に利用するプラットフォームをダウンロードします。

口座開設時にMT4またはMT5を選択していると思うので、該当する方を選択してください。

※Titan FX Socialも利用できますが、こちらはコピートレード向けです。

インストールが完了したら、口座開設時に届いたIDとパスワードでログインします。

手順4.【取引ツール】シンボルの選択とチャート表示（XAUUSDなど）

MT4またはMT5を開き、ターミナルウィンドウの「気配値表示」タグを右クリックし、「シンボル（MT4）」または「銘柄（MT5）」をクリックします。

XAUUSDなど、取引したいゴールド銘柄を選択し、「表示」ボタン（またはダブルクリック）でシンボルが有効化され、気配値表示に追加されます。

気配値表示に追加されたシンボル（XAUUSDなど）を右クリックし「チャートウィンドウを開く」を選択するとチャートが開いた状態になります。

手順5.【取引ツール】ポジションの設定

ゴールド取引を開始するため、注文内容を入力します。

ゴールドは価格変動が激しいため、ストップロス(損切り)とテイクプロフィット(利確)の設定をおすすめします。

手順6.【取引ツール】取引開始・決済

設定を確認し、「売り」または「買い」ボタンをクリックして注文を実行します。

ターミナルウィンドウの「取引タブ」で現在のポジションを確認できます。必要に応じて、ストップロスやテイクプロフィットの値を変更できます。

決済が完了すると、履歴がターミナルウィンドウの「口座履歴タブ」に表示されます。

TitanFXゴールド(金/GOLD)取引の注意点とリスク

ゴールド取引時には、以下の点に留意しましょう。

ゴールドは価格変動が非常に激しいため、短期間で大きな利益を狙える一方で、損失リスクも大きい点に注意が必要です。

TitanFXでは、複数の口座を使った両建てや、他のブローカーとの間で同一銘柄の反対ポジションを持つ両建てが禁止されています。

このような行為は規約違反とみなされ、口座凍結や利益の取り消しといったペナルティを受ける可能性があるため、十分注意しましょう。

同一口座内でのヘッジ目的の両建ては許可されています。

また、買いポジションを日をまたいで保有する場合、マイナススワップが発生します。特に水曜から木曜に持ち越す際は、土日分を含む3日分のスワップが適用されるため、長期保有時にはコストを考慮する必要があります。

さらに、金曜の閉場30分前から月曜の開場15分後にかけては、レバレッジが100倍に制限されます。この期間中に取引を行う場合、証拠金に十分な余裕を持つよう心掛けましょう。

一方、TitanFXは通常時のレバレッジ制限がなく、スキャルピングや自動売買（EA）にも適した柔軟な取引環境を提供しています。

これらの注意点を理解し、リスク管理を徹底することで、TitanFXでのゴールド取引をより安全かつ効率的に進めることができます。

TitanFXゴールド(金/GOLD)のよくある質問

TitanFXゴールド(金/GOLD)取引まとめ

TitanFXはゴールド関連銘柄が豊富で、XAUUSD以外にも6種類の通貨ペアで取引が可能です。

約定力が高く、ストップレベルがゼロ、さらに無料EAソフトの提供もあるため、ボラティリティの高いゴールドスキャルピングや自動売買（EA）に適した環境を提供しています。

ただし、通常口座の最大レバレッジは500倍（少額専用のマイクロ口座では1,000倍）であるため、ハイレバレッジ取引を希望するトレーダーにはやや物足りない可能性があります。

約定力を重視するなら「ブレード口座」がおすすめですが、ゴールドのスプレッドに関しては他社と比較するとやや広めに設定されている点に注意が必要です。

一方で、初心者から中級者には、他社の同タイプ口座より狭いスプレッドが提供されている「スタンダード口座」や「マイクロ口座（少額口座）」がおすすめです。TitanFX自体が高い約定力を提供しているため、これらの口座でも十分な取引環境が整っています。