TitanFX(タイタンFX)の最大ロット・最大ポジションまとめ│大口取引の注意点も解説

TitanFXは約定力が高く、大きなロットでもスムーズに通ると評判です。でも、実際にどれくらいの取引量まで対応できるのかは意外と知られていません。
TitanFXって、大口でも安心して取引できるのかしら?
ロット制限もルールも明快じゃ!コツを知れば自由度はかなり高いぞ。
この記事では、TitanFXの口座タイプ毎・銘柄毎の最大ロット数・最大ポジション制限を中心に、他社との制限比較、大口取引を行う際の注意点や損益計算や必要証拠金までわかりやすくまとめました。
また、TitanFXは法人口座の開設も可能なので、大口取引時の税金対策としても有効です。
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目次
TitanFX(タイタンFX)の最大ロット・最大ポジションとは?
TitanFXでは、口座タイプごとにロット単位は異なるものの、最大ロット数(1注文あたり)と最大ポジション数(口座あたり)は共通です。
| 口座タイプ | 1ロット価値 (lot) | 最大ロット数 (1注文) | 最大ポジション数 | 適している トレーダー層 |
|---|---|---|---|---|
| Zeroスタンダード口座 | 100,000通貨 | 100ロット | 200ポジション | 初心者~中ロット |
| Zeroブレード口座 ※ECN口座 | 100,000通貨 | 100ロット | 200ポジション | 中〜大口の裁量・スキャルピング |
| Zeroマイクロ口座 ※少額専用 | 1,000通貨 | 100ロット | 200ポジション | 少額取引・初心者 |
TitanFX最大ロット数の基本|通常口座とマイクロ口座では通貨量が違う
TitanFXにおける「最大ロット数」とは、1回の注文(1発注)で発注できるロット数の上限のことで、全口座共通で、最大100ロット/1注文という上限が設定されています。
TitanFXの最大ロット数と最大通貨量
- スタンダード口座/ブレード口座:
1ロット = 100,000通貨 → 最大100ロット = 1,000万通貨/1注文 - マイクロ口座:
1ロット = 1,000通貨 → 最大100ロット = 10万通貨/1注文
見かけのロット数は同じでも、マイクロ口座は取引サイズが100分の1になります。
最大ロットの注文例
- 例1:スタンダード口座でドル円(USDJPY)を100ロット買い
→1,000万通貨(= 100,000通貨 × 100ロット)を1回で発注 - 例2:マイクロ口座でEURUSDを100ロット売り
→10万通貨(= 1,000通貨 × 100ロット)を1回で発注
なお、100ロットが1注文の上限となるため、101ロット以上を発注したい場合は、注文を分ける(複数ポジションで発注する)必要があります。
また、最大ロットは銘柄によって異なるので、「【銘柄別】最大ロット・最大ポジション」の項を確認してください。
TitanFX最大ポジション数は一律200(別途、仮想通貨の数量制限あり)
「最大ポジション数」は、1つの口座で同時に保有できるポジションの上限を意味します。
TitanFXの最大ポジション数
- スタンダード口座/ブレード口座/マイクロ口座:200ポジション
- 仮想通貨:1口座で最大20ロットまで(各ペアで売買サイド毎)
TitanFXでは、すべての口座タイプで200ポジションが上限です。
ただし、仮想通貨では、片道最大20ロットまでという数量制限もあるので取引時には注意が必要です。例えば、ビットコイン(BTCJPY)では最大40ロット(売り20ロット+買い20ロット)までしか保有できません。
最大ポジション数の運用例
- 例1:ドル円(USDJPY)を1ロットずつ、200ポジション建てる
→上限の200ポジションに到達 - 例2:ゴールド(XAUUSD)とユーロドル(EURUSD)を組み合わせて建てる
→ゴールド2ロット × 50ポジション、ユーロドル1ロット × 100ポジションで、合計150ポジション。最大200まで保有可能。 - 例3:ビットコイン(BTCUSD)を10ロットずつ建てる
→買い10ロット × 2ポジション、売り10ロット × 2ポジションで、仮想通貨の上限(20ロット/各サイド)に達する
スキャルピングやEA運用などで細かく建玉を分けるスタイルのトレーダーは、ポジション数上限により運用が制限される可能性もあるため、事前に全体設計をしておくことが重要です。
【口座タイプ別】TitanFX(タイタンFX)の最大ロット数と大口取引制限
どの口座が大口取引に向いているのか教えなさい!
ブレード口座じゃな。ただし、ロットやポジションの上限は共通じゃ。

TitanFXの口座タイプ
TitanFXではすべての口座で「1注文あたり最大100ロット」「最大200ポジションまで保有」できますが、ロットの価値や取引条件は口座によって異なります。
ここでは、各口座の大口取引におけるスペックと、それぞれの使いどころを比較して解説します。
Zeroスタンダード口座|初心者〜中ロット向け(手数料無料)
大口おすすめ度:★★☆☆☆
| 1ロット価値 | 最大ロット数(1注文) | 最大通貨量(1注文) | 最大ポジション数 |
|---|---|---|---|
| 100,000通貨 | 100ロット | 最大1,000万通貨 (ドル円で約15億円) | 200ポジション |
※1ドル=150円として計算
TitanFXスタンダード口座の特徴
- 手数料無料
- スプレッドがやや広め
1注文で最大1,000万通貨まで発注できるため、見た目上は大口対応に見えますが、スプレッドが広いため頻繁な取引や高頻度スキャルには不向きです。
ロット数制限・ポジション上限はブレード口座と同じですが、取引コスト面で中ロット程度までが現実的です。
「一括である程度まとめて発注したい」「でも手数料はかけたくない」人向けのバランス型です。
Zeroブレード口座|中~大口の裁量・スキャルピング向け
大口おすすめ度:★★★★★
| 1ロット価値 | 最大ロット数(1注文) | 最大通貨量(1注文) | 最大ポジション数 |
|---|---|---|---|
| 100,000通貨 | 100ロット | 最大1,000万通貨 (ドル円で約15億円) | 200ポジション |
※1ドル=150円として計算
TitanFXブレード口座の特徴
- 手数料あり:FX通貨ペア 7ドル(720円)
貴金属・エネルギー・ソフトコモディティ・株価指数 0.6ドル(72円)
※仮想通貨CFDは手数料無料 - スプレッドが狭い
- 注文方法がECN方式(高速約定)
スプレッドの狭さと約定速度の速さから、TitanFXで最も大口トレードに向いた口座です。
注文上限は他口座と同じですが、ロット単位の発注でもコストが明確かつ安定しているため、自動売買(EA)や短期売買で100ロットに近い取引を多発させるようなスタイルにも耐えうる設計です。
「コストを抑えて1ロット単位で丁寧に積み上げたい」トレーダーに非常におすすめの口座です。
Zeroマイクロ口座|少額取引・初心者向け(手数料無料)
大口おすすめ度:★☆☆☆☆
| 1ロット価値 | 最大ロット数(1注文) | 最大通貨量(1注文) | 最大ポジション数 |
|---|---|---|---|
| 1,000通貨 | 100ロット | 最大10万通貨 (ドル円で約1,500万円) | 200ポジション |
※1ドル=150円として計算
TitanFXマイクロ口座の特徴
- 手数料無料
- スプレッドが広め
- 通常口座の100分の1サイズで取引
- メジャーな銘柄に限定される
最大ロットは100と共通ですが、1ロットの通貨量が1,000通貨と小さいため、実質的に大口トレードは不可能です。
ただし、自動売買(EA)や裁量戦略のテスト、ロジック検証などには最適なので、損失を最小限に抑えつつ、リアル環境に近い形で挙動を確認することができます。
「大口で取引する前のシミュレーション環境」としての位置づけが正確です。
【銘柄別】TitanFX(タイタンFX)の最大ロット数・最大ポジション制限

TitanFXの取り扱い銘柄
結局、TitanFXでどの銘柄を大きく張るのがいいのかしら?
ドル円、ゴールド、ビットコインが狙い目じゃ。値動きとロット上限のバランスがちょうどよいぞ。
TitanFXでは、最大ロット数は原則100ロットですが、銘柄ごとに個別の上限が設定されています。
例えば、ドル円やゴールドは100ロットまで保有可能ですが、ビットコイン(BTCUSD)は片道20ロットまでと制限されています。大口取引を行う際は、こうした銘柄ごとの上限にも注意が必要です。
TitanFX通貨ペア(ドル円など)の最大ロット・最大ポジション
大口おすすめ度:★★★★★
王道のドル円はもちろん、それ以外の通貨ペアもTitanFXの最大ロットで取引できるぞ。
| 銘柄 | 1ロット価値 | 最大ロット数 | 最大ポジション数 |
|---|---|---|---|
| ドル円(USDJPY) | 100,000通貨 | 100ロット | 200ポジション |
| ユーロドル(EURUSD) | 100,000通貨 | 100ロット | 200ポジション |
| ポンド円(GBPJPY) | 100,000通貨 | 100ロット | 200ポジション |
※上記以外の通貨ペアも同条件
※すべての通貨ペアで最小ロットは0.01ロット
TitanFXでは、すべての通貨ペアに共通して「1注文あたり最大100ロット」「口座あたり最大200ポジション」の上限が設定されています。
これはメジャー通貨に限らず、マイナー通貨やエキゾチック通貨も同様で、ペアごとの取引条件を個別に覚える必要がありません。
1ロット=10万通貨の通貨ペアでは、100ロット=最大1,000万通貨(約15億円相当)を1度の注文で取引可能です。
加えて、最小0.01ロットから発注できる柔軟性もあるため、裁量トレードはもちろん、EAやスキャルピング系のアルゴリズム運用にも対応しやすい環境が整っています。
特に主要通貨ペアはスプレッドが狭く、取引コストも安定しているため、大ロットでの取引でもコスト管理がしやすいのが特長です。
一方で、マイナー通貨やエキゾチック通貨はスプレッドが広がる傾向があるため、取引量が大きい場合はコスト面の影響にも注意が必要です。
また、200ポジションの上限も共通なので、複数通貨・分割発注を行う戦略では、保有数の管理も意識しておくと安心です。
TitanFX貴金属CFD(ゴールドなど)の最大ロット・最大ポジション
大口おすすめ度:★★★★★
人気のゴールドは50ロット制限よ!大口スキャルピングにも向いているわね。
| 銘柄 | 1ロット価値 | 最大ロット数 | 最大ポジション数 |
|---|---|---|---|
| ゴールド(XAUUSD) | 100オンス | 50ロット | 200ポジション |
| ゴールド(XAUEUR) | 100オンス | 50ロット | 200ポジション |
| ゴールド(XAUJPY) | 100オンス | 50ロット | 200ポジション |
| ゴールド(XAUGBP) | 100オンス | 50ロット | 200ポジション |
| ゴールド(XAUCHF) | 100オンス | 50ロット | 200ポジション |
| ゴールド(XAUAUD) | 100オンス | 50ロット | 200ポジション |
| シルバー(XAGUSD) | 5,000オンス | 50ロット | 200ポジション |
| シルバー(XAGEUR) | 5,000オンス | 50ロット | 200ポジション |
| シルバー(XAGAUD) | 5,000オンス | 50ロット | 200ポジション |
| パラジウム(XPDUSD) | 100オンス | 50ロット | 200ポジション |
| プラチナ(XPTUSD) | 100オンス | 50ロット | 200ポジション |
※すべての貴金属CFDで最小ロットは0.01ロット
TitanFXの貴金属CFDは、ゴールドやシルバーをはじめ、すべての銘柄に共通して「1注文あたり最大50ロット」「口座あたり最大200ポジション」の制限が設定されています。
通貨ペアと比べるとロット上限はやや少なめですが、1ロットの価値が大きいため、大口取引にも十分対応できます。
特に人気があるのは「ゴールド(XAUUSD)」で、安全資産・有事の金として中上級者に根強い需要があります。ボラティリティが高く、1ロット=100オンスで、価格が1オンスあたり10ドル動くと、1ロットで1,000ドル分の変動と大きな値幅が発生するため、複数ロットでの取引時には変動リスクにも注意が必要です。
また、シルバーやプラチナ、パラジウムなども同じ最大ロット・最大ポジション制限が適用されており、分割発注や複数銘柄の組み合わせ戦略など、柔軟な取引が可能です。
最小ロットが0.01ロットから設定できる点も共通しており、相場状況や口座残高に応じてロット数を細かく調整することもできます。
TitanFX仮想通貨CFD(ビットコインなど)の最大ロット・最大ポジション
大口おすすめ度:★★★★★
値動きの激しさを狙うビットコインは、1注文10ロットまで。最大保有数にも注意じゃぞ。
| 銘柄 | 1ロット価値 | 最大ロット数 | 最大ポジション数 |
|---|---|---|---|
| BTCJPY(ビットコイン日本円) | 1BTC | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| BTCUSD(ビットコイン米ドル) | 1BTC | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| ETHJPY(イーサリアム日本円) | 1ETH | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| ETHUSD(イーサリアム米ドル) | 1ETH | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| XRPJPY(リップル日本円) | 10,000XRP | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| XRPUSD(リップル米ドル) | 10,000XRP | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| BCHJPY(ビットコインキャッシュ日本円) | 10BCH | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| BCHUSD(ビットコインキャッシュ米ドル) | 10BCH | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| LTCJPY(ライトコイン日本円) | 10LTC | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| LTCUSD(ライトコイン米ドル) | 10LTC | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| ADAJPY(カルダノ日本円) | 1,000ADA | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| ADAUSD(カルダノ米ドル) | 1,000ADA | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| DOGJPY(ドージコイン日本円) | 10,000DOG | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| DOGUSD(ドージコイン米ドル) | 10,000DOG | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| SOLJPY(ソラナ日本円) | 10SOL | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| SOLUSD(ソラナ米ドル) | 10SOL | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| BNBJPY(バイナンスコイン日本円) | 10BNB | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| BNBUSD(バイナンスコイン米ドル) | 10BNB | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| TRXJPY(トロン日本円) | 25,000TRX | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| TRXUSD(トロン米ドル) | 25,000TRX | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| DOTJPY(ポルカドット日本円) | 100DOT | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| DOTUSD(ポルカドット米ドル) | 100DOT | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| UNIJPY(ユニスワップ日本円) | 100UNI | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| UNIUSD(ユニスワップ米ドル) | 100UNI | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| LNKJPY(チェーンリンク日本円) | 100LNK | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| LNKUSD(チェーンリンク米ドル) | 100LNK | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| XLMJPY(ステラ日本円) | 10,000XLM | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| XLMUSD(ステラ米ドル) | 10,000XLM | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| AVXJPY(アバランチ日本円) | 100AVX | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| AVXUSD(アバランチ米ドル) | 100AVX | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| MATJPY(マティック日本円) | 1,000MAT | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| MATUSD(マティック米ドル) | 1,000MAT | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| AAVJPY(アーベ日本円) | 10AAV | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| AAVUSD(アーベ米ドル) | 10AAV | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| CMPJPY(コンパウンド日本円) | 10CMP | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| CMPUSD(コンパウンド米ドル) | 10CMP | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| GLMJPY(グリマー日本円) | 5,000GLM | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| GLMUSD(グリマー米ドル) | 5,000GLM | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| KSMJPY(クサマ日本円) | 50KSM | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| KSMUSD(クサマ米ドル) | 50KSM | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| NERJPY(ニア日本円) | 1,000NER | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| NERUSD(ニア米ドル) | 1,000NER | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| XDCJPY(XDCネットワーク日本円) | 10,000XDC | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
| XDCUSD(XDCネットワーク米ドル) | 10,000XDC | 10ロット | 200ポジション ※買/売それぞれ20ロットまで |
※すべての仮想通貨CFDで最小ロットは0.01ロット
TitanFXの仮想通貨CFDでは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)をはじめ、全銘柄で「1注文あたり最大10ロット」「口座あたり最大200ポジション」の制限が設けられています。
銘柄によってはロット上限が低めに見えますが、ビットコインの場合は1ロット=1BTCのため、価格が1BTC=1万ドルであれば10ロット=約1,500万円相当(※1ドル=150円換算)となり、実際の取引規模はかなり大きくなります。
また、仮想通貨CFDは「買い」「売り」それぞれに最大20ロットまでというサイド別制限もあり、両建てや方向別の取引を行う際にはこの制限にも注意が必要です。
値動きの大きい相場ではポジションを分割してタイミングをずらす戦略も有効で、TitanFXでは最小0.01ロットから発注できるため、ボラティリティに応じてリスクを細かく調整できる点は大きなメリットです。
さらに、最大200ポジションまで保有できるので、BTC・ETH・XRPなど複数の仮想通貨を組み合わせた分散運用や、時間差でのエントリーを重ねるナンピン・スケーリング戦略にも柔軟に対応できます。
TitanFXエネルギーCFD(原油・天然ガスなど)の最大ロット・最大ポジション
大口おすすめ度:★★★☆☆
| 1ロット価値 | 最大ロット数 | 最大ポジション数 | |
|---|---|---|---|
| ブレント原油(XBRUSD) | 100 | 20ロット | 200ポジション |
| WTI原油(XTIUSD) | 100 | 20ロット | 200ポジション |
| 天然ガス(XNGUSD) | 1,000 | 20ロット | 200ポジション |
| RBOBガソリン(Gasoline) | 5,000 | 20ロット | 200ポジション |
※すべてのエネルギーCFDで最小ロットは0.1ロット
TitanFXのエネルギーCFDでは、原油や天然ガス、ガソリンなど、すべての銘柄で「1回の注文につき最大20ロット」「口座全体で最大200ポジション」の上限が設定されています。
通貨ペアや金と比べるとロット数は少なめですが、そもそもエネルギー市場は価格の変動が大きく、少ないロットでも十分な値動きが期待できます。
中でも、WTI原油やブレント原油は、戦争や災害、需給バランスの変化などによって価格が大きく動くことがあります。たとえ1ロットでも、動く金額は大きくなることがあるため、20ロットという上限でも実用性は高く、大きな取引も可能です。
また、天然ガスやRBOBガソリンといった銘柄も同じルールで取引できるため、複数のエネルギー商品を組み合わせて運用することもできます。
最小ロットは0.1ロットから発注できるので、価格が荒れやすい場面では少しずつ建てて調整することも可能です。
TitanFXソフトコモディティ・農産物CFDの最大ロット・最大ポジション
大口おすすめ度:★★☆☆☆
| 1ロット価値 | 最大ロット数 | 最大ポジション数 | |
|---|---|---|---|
| ココア(CocoaUSD) | 20 | 20ロット | 200ポジション |
| コーヒーアラビカ(CoffArabicaUSD) | 100 | 20ロット | 200ポジション |
| コーヒーロブスタ(CoffRobustaUSD) | 20 | 20ロット | 200ポジション |
| 銅(CopperUSD) | 10,000 | 20ロット | 200ポジション |
| コーン(CornUSD) | 100 | 20ロット | 200ポジション |
| 綿(CottonUSD) | 500 | 20ロット | 200ポジション |
| ヒーティングオイル(HeatingOilUSD) | 50 | 20ロット | 200ポジション |
| 大豆(SoybeanUSD) | 1,000 | 20ロット | 200ポジション |
| 生牛(LiveCattleUSD) | 10,000 | 20ロット | 200ポジション |
| 砂糖(SugarUSD) | 200 | 20ロット | 200ポジション |
| 小麦(WheatUSD) | 50 | 20ロット | 200ポジション |
※すべてのソフトコモディティ・農産物CFDで最小ロットは0.1ロット
TitanFXでは、コーヒーや砂糖、綿、小麦といったソフトコモディティや農産物CFDにも、「1注文あたり最大20ロット」「最大200ポジション」という上限が共通で設けられています。
このカテゴリは、他の金融商品に比べて値動きがやや独特で、天候や地域の収穫状況、国際的な輸送状況などの影響を受けやすいのが特長です。突発的なニュースによって価格が大きく変動することもあり、タイミングによっては予想外の値動きになることも少なくありません。
ただし、ロットの単位が小さめに設定されている銘柄も多く、価格の動きも比較的穏やかな場面が多いため、資金に余裕のあるトレーダーが分散投資やサブ戦略として取り入れるケースもあります。
特に、農産物CFDは為替や金などと異なる動きをすることが多いため、ポートフォリオ全体のリスク分散として活用するのもひとつの方法です。
TitanFX株価指数CFDの最大ロット・最大ポジション
大口おすすめ度:★★☆☆☆
| 1ロット価値 | 最大ロット数 | 最大ポジション数 | |
|---|---|---|---|
| JPN225(日経225) | 1 | 100ロット | 200ポジション |
| US30(ダウ・ジョーンズ30) | 1 | 100ロット | 200ポジション |
| NAS100(ナスダック100) | 1 | 100ロット | 200ポジション |
※すべての株価指数CFDで最小ロットは0.1ロット
TitanFXでは、日経225(JPN225)やダウ平均(US30)、ナスダック(NAS100)をはじめ様々な株価指数CFDも取り扱われており、すべての指数で「1注文あたり最大100ロット」「最大200ポジション」の共通制限が適用されます。
1ロット=1指数というシンプルな設計のため、取引数量のイメージがつかみやすく、初めて指数CFDを扱う方でも比較的始めやすい構成です。
また、最小0.1ロットから発注できるため、小口からコツコツ運用することも可能です。
ただし、株価指数CFDは取引時間やボラティリティの傾向がFXやコモディティとは異なることもあるため、経済指標発表や市場オープン時の値動きには注意が必要です。特にナスダックやダウは、米国市場の影響を強く受けるため、事前の値動き確認や資金配分の見直しも重要になります。
複数の指数に分けてポジションを持つ場合や、時間帯ごとに分割エントリーをしたい場面でも、最大200ポジションの枠が活きてきます。指数の特性を把握しつつ、戦略的に活用するのがコツです。
TitanFX株式CFDの最大ロット・最大ポジション(MT5のみ)
大口おすすめ度:★☆☆☆☆
| 1ロット価値 | 最大ロット数 | 最大ポジション数 | |
|---|---|---|---|
| 米国株式 | 1 | 1,000ロット | 200ポジション |
| 日本株式 | 100 | 10ロット | 200ポジション |
※すべての株式CFDで最小ロットは0.1ロット
TitanFXでは、株式CFDの取引はMT5口座限定で提供されており、米国株式と日本株式の2種類が取引可能です。
米国株式では、1ロット=1株というシンプルな仕様で、最大1,000ロット(=1,000株)までの注文が可能です。
日本株式は1ロット=100株の契約サイズとなっており、最大10ロット(=1,000株)まで発注できます。
ただし、日本株式には個別の保有制限があり、1名義あたり売り・買いそれぞれ最大5,000株(=50ロット)までとなっています。これは口座単位ではなく、アカウント毎の制限です。
株式CFD全体として、1口座あたり最大200ポジションまで保有でき、最小ロットはすべて0.1ロット(=米国株で0.1株、日本株で10株相当)からと、柔軟な運用が可能です。
MT5を使った株式CFDは、スプレッドがやや広めになる傾向がある一方で、取引時間帯に合わせた戦略を組みやすく、値動きを狙った短期売買や分割エントリーにも対応しやすい設計となっています。
なお、個別銘柄によって流動性やスワップ条件が異なるため、事前に確認したうえで活用するのがおすすめです。
TitanFXの1ロット・最大ロットで損益計算シミュレーション

1pips動くとどれくらいの利益・損失が出るかを知りたいわ。
【画像】
損益額の計算方法
損益額(円)= 1ロット取引量 × 値動き(pips)
※ドル建て銘柄は(× 円換算レート)が必要
※計算例はクロス円1pips=0.01円、XAUUSD・BTCUSD1pips=0.01
ドル、1ドル=150円で仮定
スタンダード口座・ブレード口座の損益計算(ドル円・ゴールド・ビットコイン)
TitanFXの「スタンダード口座」と「ブレード口座」は、1ロットの取引量が共通で、どちらの口座タイプでも1pipsあたりの損益計算は同じです。
スプレッド構造や手数料の有無は異なるものの、ロット単位での利益や損失の目安は共通しているため、口座タイプを問わず以下の損益目安が参考になります。
| 銘柄 | 1ロット取引量 | 1pips損益 | 10pips損益 | 100pips損益 |
|---|---|---|---|---|
| ドル円(USDJPY) | 100,000通貨 | 約1,000円 | 約10,000円 | 約100,000円 |
| ゴールド(XAUUSD) | 100オンス | 約150円 | 約1,500円 | 約15,000円 |
| ビットコイン(BTCUSD) | 1BTC | 約3,000円 | 約30,000円 | 約300,000円 |
※クロス円1pips=0.01円、XAUUSD・BTCUSD1pips=0.01
※ドルの値動きとした場合の目安で、1ドル=150円として計算
わずか「1pips」の変動でも、保有ロット数が大きくなれば、その損益変動は無視できません。
最大レバレッジ時の損益目安(1pips変動)
- ドル円(USDJPY):最大100ロット × 約1,000円 = 約10万円
- ゴールド(XAUUSD):最大50ロット × 約150円 = 約7,500円
- ビットコイン(BTCUSD):最大10ロット × 約3,000円 = 約3万円
このように、わずかな値動きが即、数万円~十数万円の損益につながるため、ポジション管理が甘いと一瞬で証拠金を削られるリスクもあります。
事前に「ロット × 1pipsの金額」を把握しておくことは、大口トレーダーや自動売買(EA)ユーザーにとって必須です。
TitanFXでは、すべての口座タイプで1ロットあたりの価値が統一されているため、こうした損益シミュレーションやリスク管理が非常にしやすいです。
マイクロ口座(少額口座)の損益計算(ドル円・ゴールド・ビットコイン)
TitanFXのマイクロ口座は、1ロット=1,000通貨(通常の100分の1ロット)という仕様になっており、1ロットあたりの損益変動が小さくなります。
| 銘柄 | 1ロット取引量 | 1pips損益 | 10pips損益 | 100pips損益 |
|---|---|---|---|---|
| ドル円(USDJPY) | 1,000通貨 | 約10円 | 約100円 | 約1,000円 |
| ゴールド(XAUUSD) | 1オンス | 約1.5円 | 約15円 | 約150円 |
| ビットコイン(BTCUSD) | 0.01BTC | 約30円 | 約300円 | 約3,000円 |
※クロス円1pips=0.01円、XAUUSD・BTCUSD1pips=0.01
ドルの値動きとした場合の目安
※1ドル=150円として計算
マイクロ口座では、取引数量が100分の1になるため、「ロット数は同じでも損益は非常に小さく抑えられる」構造です。
最大レバレッジ時の損益目安(1pips変動)
- ドル円(USDJPY):最大100ロット × 約10円 = 約1,000円
- ゴールド(XAUUSD):最大50ロット × 約1.5円 = 約75円
- ビットコイン(BTCUSD):最大10ロット × 約30円 = 約300円
スタンダード口座やブレード口座と同じ「最大ロット」でも、損益変動が非常に小さく抑えられるため、少額資金のトレーダーでも精神的・資金的な余裕を持って取引できます。
TitanFX(タイタンFX)のロット制限による必要証拠金の目安

TitanFXは口座残高でレバレッジが下がらないから、必要証拠金の計算がシンプルじゃ。
必要証拠金の計算式
必要証拠金(円) = 1ロット取引量 × 市場価格 ÷ レバレッジ
※ドル建て銘柄は(× 円換算レート)が必要
※計算例は最大レバレッジ、1ドル=150円、ゴールド1オンス=2,000ドル、ビットコイン1BTC=100,000ドルで仮定
スタンダード口座・ブレード口座の1ロット・最大ロット必要証拠金
以下は、TitanFXの通常口座(スタンダード口座・ブレード口座)で、ドル円・ゴールド・ビットコインを1ロットおよび最大ロットで取引した場合の、レバレッジ最大時における必要証拠金の目安を一覧にしたものです。
| 銘柄 | 1ロット取引量 | 最大レバレッジ | 1ロット証拠金 | 最大ロット証拠金 |
|---|---|---|---|---|
| ドル円 (USDJPY) | 100,000通貨 | 500倍 | 約30,000円 | 約3,000,000円 (100ロット) |
| ゴールド (XAUUSD) | 100オンス | 500倍 | 約60,000円 | 約3,000,000円 (50ロット) |
| ビットコイン(BTCUSD) | 1BTC | 100倍 | 約150,000円 | 約3,000,000円 (20ロット) |
※1ドル=150円、ゴールド1オンス=2,000ドル、ビットコイン1BTC=100,000ドルで計算。ビットコインは片道20ロットが上限。
それぞれの計算は、最大ロット × 市場価格 ÷ レバレッジ という基本式に基づき、最大レバレッジが適用される条件では、必要証拠金も最も少なくなります。
ドル円(USDJPY)の必要証拠金(最大ロット・最大レバレッジ)
- 最大ロット:100,000通貨 × 100ロット
- 為替レート:1ドル=150円
- 最大レバレッジ:500倍
- 計算式:100,000 × 100 × 150 ÷ 500 = 約300万円の証拠金が必要
ゴールド(XAUUSD)の必要証拠金(最大ロット・最大レバレッジ)
- 最大ロット:100オンス × 50ロット
- ゴールド価格:1オンス=2,000ドル
- 為替レート:1ドル=150円
- 最大レバレッジ:100倍
- 計算式:100 × 50 × 2,000 × 150 ÷ 100 = 約300万円の証拠金が必要
ビットコイン(BTCUSD)の必要証拠金(最大ロット・最大レバレッジ)
- 最大ロット:1BTC × 20ロット(売買それぞれの最大ロット制限)
- ビットコイン価格:1BTC=100,000ドル
- 為替レート:1ドル=150円
- 最大レバレッジ:100倍
- 計算式:1 × 20 × 100,000 × 150 ÷ 100 = 約300万円の証拠金が必要
上記の計算は、最大レバレッジが適用されている場合の最小必要証拠金です。
TitanFXでは、スタンダード口座およびブレード口座で最大500倍、仮想通貨では最大100倍と、他社よりやや控えめな設定ですが、有効証拠金残高やロット数による段階的なレバレッジ制限がありません。
つまり、口座残高が増えてもレバレッジが自動的に下がることはなく、大口トレーダーやEA運用者にとって、資金設計がしやすい環境といえます。
ただし、仮想通貨のような高ボラティリティ銘柄では、価格の急変により「思ったよりも多くの証拠金が必要だった」というケースも起こりえます。
そのため、事前に「取引量 × 価格 ÷ レバレッジ」で必要証拠金のおおよその目安を把握しておくことが、安定したトレード運用には欠かせません。
マイクロ口座(少額口座)の1ロット・最大ロット必要証拠金
TitanFXのマイクロ口座は、スタンダード口座やブレード口座の100分の1の取引量で運用できる「少額トレード向け口座」です。1ロットあたりの取引量が極めて小さいため、必要証拠金も大幅に抑えられます。
以下は、代表的な銘柄で1ロット・最大ロットを取引した場合の、必要証拠金の目安です。
| 銘柄 | 1ロット取引量 | 最大レバレッジ | 1ロット証拠金 | 最大ロット証拠金 |
|---|---|---|---|---|
| ドル円 (USDJPY) | 1,000通貨 | 1,000倍 | 約150円 | 約15,000円 (100ロット) |
| ゴールド (XAUUSD) | 100オンス | 1,000倍 | 約300円 | 約15,000円 (50ロット) |
| ビットコイン(BTCUSD) | 1BTC | 100倍 | 約7,500円 | 約150,000円 (20ロット) |
※1ドル=150円、ゴールド1オンス=2,000ドル、ビットコイン1BTC=100,000ドルで計算。ビットコインは片道20ロットが上限。
ドル円(USDJPY)の必要証拠金(最大ロット・最大レバレッジ)
- 最大ロット:1,000通貨 × 100ロット
- 為替レート:1ドル=150円
- 最大レバレッジ:1,000倍
- 計算式:1,000 × 100 × 150 ÷ 1,000 = 約15,000円の証拠金が必要
ゴールド(XAUUSD)の必要証拠金(最大ロット・最大レバレッジ)
- 最大ロット:1オンス × 50ロット
- ゴールド価格:1オンス=2,000ドル
- 為替レート:1ドル=150円
- 最大レバレッジ:1,000倍
- 計算式:1 × 50 × 2,000 × 150 ÷ 1,000 = 約15,000円の証拠金が必要
ビットコイン(BTCUSD)の必要証拠金(最大ロット・最大レバレッジ)
- 最大ロット:0.01BTC × 20ロット = 0.2BTC
- ビットコイン価格:1BTC=100,000ドル
- 為替レート:1ドル=150円
- 最大レバレッジ:200倍
- 計算式:0.2 × 100,000 × 150 ÷ 200 = 約150,000円の証拠金が必要
このように、マイクロ口座では必要証拠金が1万円台からスタート可能で、スタンダード口座では躊躇するようなロット数でも気軽に試せる環境が整っています。
特に、EA(自動売買)やスキャルピングといった手法の検証段階では、リスクを抑えながら複数ポジションを展開できる点が大きなメリットとなります。
さらに、マイクロ口座でも有効証拠金や口座残高によるレバレッジ制限が一切ないため、少額でも最大レバレッジを活かした取引が可能です。
TitanFX(タイタンFX)で最大ロット数を超えて注文する方法

TitanFXでは、1注文あたりの最大ロット数が100ロット、1口座あたりの最大ポジション数が200ポジションに制限されていますが、以下のような方法を活用することで、実質的に100ロット・200ポジションを超える大口取引も可能になります。
TitanFXで最大ロット上限を超える注文方法
- 複数注文に分ける
- 追加口座を開設して分散保有
- 自動売買(EA)でのロット分散
複数注文に分ける
最もシンプルで多くのトレーダーが採用しているのが「分割発注」です。
たとえば、150ロットのドル円ポジションを保有したい場合は、
- 100ロットの注文を1本
- 残り50ロットの注文をもう1本
(合計150ロット・2ポジション)
というように、複数に分けて発注することで対応できます。
ただし、複数ポジションを持つ場合は、それぞれの注文に対してスプレッドや手数料(ブレード口座のみ)が発生します。また、同一タイミングでの約定を保証するものではないので注意が必要です。
追加口座を開設して分散保有
TitanFXでは、1ユーザーあたり最大15口座(新規口座1口座+追加口座14口座)まで開設可能です。
この仕組みを活用すれば、「ロット注文の分散」や「ポジション上限の回避」など、大口取引や複数戦略の運用を柔軟に行うことが可能になります。
追加口座を利用した最大ロット・最大ポジション
- 最大ロット:100ロット×15口座=1,500ロット
- 最大ポジション:200ポジション×15口座=3,000ポジション
たとえば、1口座あたりの制限である「1ポジション最大100ロット」「最大200ポジション」を超えて運用したい場合、以下のように口座を分けて対応できます。
- 同時に100ロットを超える注文例:
メイン口座で100ロットの指値注文、サブ口座で100ロットの成行注文
→ 1注文の上限を回避しながら大口注文を実行可能 - 200ポジションを超える保有例:
メイン口座で200ポジション、サブ口座Aで200ポジション、サブ口座Bで200ポジション
→ 合計600ポジションまでの分散保有が可能
というように、口座を分散して管理することで、実質的に上限を超える保有ができます。
自動売買(EA)でのロット分散
複数注文での分割発注は、EA(自動売買)でも同様に対応可能です。
最大ロット制限に達した際は、自動的に注文を分割して実行するようロジックを組んでおけば、100ロット超の取引にもスムーズに対応できます。
TitanFX(タイタンFX)と他社の最大ロット・最大ポジションを比較

他社よりロットやポジションが控えめだけど、大口には向いてないのかしら?
制限はあるが十分大口向きじゃ。約定力も高いから安心して取引できるぞ。
| 海外FX業者 | 1ロット取引量 | 最大ロット数 (1ポジションあたり) | 最大ポジション数 (口座単位) |
|---|---|---|---|
| TitanFX | 100,000通貨 | 100ロット | 200ポジション |
| Axiory | 100,000通貨 | 1,000ロット | 無制限 |
| Exness | 100,000通貨 | 200ロット | MT4:1000 / MT5:無制限 |
| FXGT | 100,000通貨 | 60~200ロット | 合計200ロット ※ポジション無制限 |
| ThreeTrader | 100,000通貨 | 80ロット | 200ポジション |
| Axi | 100,000通貨 | 50ロット | 無制限 |
| XMTrading | 100,000通貨 | 50ロット | 200ポジション |
※1ロットの取引量は、FX通貨ペア(USDJPYなど)が基準
TitanFXは大口でも扱いやすい仕様
- 1ポジション最大100ロットだが、分割すれば大きな取引も可能
- 他社のような口座残高などのレバレッジ制限がなく、必要証拠金の計算がしやすい
- 約定の速さや安定性に優れており、EAやスキャルピングにも向いている
TitanFXは、「1注文100ロット」「最大200ポジション」というシンプルで明確な上限設定により、大口取引でも管理しやすい環境が整っています。
さらに、口座残高や保有ポジション数によるレバレッジ制限がなく、事前に必要証拠金を逆算しやすいのも大きな魅力です(※レバレッジは銘柄ごとに異なります)。
加えて、約定スピード・約定率の高さにも定評があり、スリッページの少なさや安定した執行環境も大口トレーダーにとって安心材料です。
一方で、AxioryやExnessのようにロット・ポジションの上限が緩い業者もありますが、そのぶんレバレッジが段階的に制限されるため、実運用では計算や資金配分に注意が必要です。
「なるべく大きなロットを動かしたいが、複雑な制限や急なルール変更で失敗したくない」
そんな中上級者にとって、TitanFXは実践で使いやすい大口対応ブローカーといえます。
TitanFX(タイタンFX)で大口取引するときに注意すべきこと

TitanFXは大口トレーダーに適した取引環境を提供していますが、いくつかの点で事前の確認が不可欠です。
特に、最大ロットの上限や週末の証拠金率変更といった運用ルールを理解しておかないと、意図せぬリスクにつながる可能性があります。
銘柄ごとに最大ロット制限が変わる
TitanFXでは「1注文あたり最大100ロット」「1口座あたり最大200ポジション」という基本制限がありますが、銘柄ごとに個別のロット上限が設定されています。
- ドル円(USDJPY)などの通貨ペア:最大100ロット
- ゴールド(XAUUSD):最大50ロット
- ビットコイン(BTCUSD):片道20ロットまで
このように、銘柄によって最大ロット数が異なるため、「すべて100ロットまでOK」と思い込んで注文するとエラーになることがあるため、銘柄ごとの上限は事前に必ず確認しておくようにしましょう。
通貨ペア以外は、週末前後に証拠金率が大幅に引き上げられる
TitanFXでは、金曜日の取引終了前後〜月曜日の取引再開直後にかけて、証拠金率が一時的に厳しく設定されます。
週末の証拠金引き上げルール
- 対象銘柄:通貨ペア以外(例:ゴールド、原油、株価指数CFDなど)
- 対象時間帯(日本時間):
金曜日の市場終了30分前~月曜日の市場開始15分後
(夏時間:金曜23:30頃~月曜6:15頃 / 冬時間:土曜0:30頃~月曜7:15頃) - 制限:新規ポジションが、強制的にレバレッジ1倍(=証拠金率100%)
夏時間・・・3月第2日曜〜11月第1日曜ごろ
冬時間・・・11月第1日曜〜翌年3月第2日曜ごろ
これにより、週末をまたいでポジションを取る場合や、週明けに新規エントリーを狙う場合、通常の最大100倍〜500倍のレバレッジでは取引できず、大量の証拠金が必要になります。
そのため、この時間帯は新規ポジションを控える、または事前に余裕を持った資金管理を行うようにしましょう。
大口取引は約定ズレやスリッページに注意
TitanFXは、「平均約定スピード37ms・約定率99.99%」と、他の大手海外FXと比較しても、高速かつ安定した実行環境が提供されています。
ただし、大口ロットでの取引や、高速で複数注文を出すEAを使用する場合は、スリッページの発生や処理遅延に注意が必要です。
特に、自動売買(EA)においては「テスト環境では問題なかったのに、リアルでは狙った価格で約定しない」というケースも起こり得ます。
そのため、いきなりフルロットを回すのではなく、まずは小ロットで挙動や約定品質を確認してから本運用に移行するのが安全です。
TitanFX(タイタンFX)の最大ロット・最大ポジションでよくある質問
TitanFXで最大100ロットの基準を超える取引はできますか?
可能です。1ポジションあたりの上限は100ロットですが、複数ポジションに分けて発注すれば、合計で100ロット以上の保有も可能です。
ただし、1口座あたりの最大ポジション数は200までなので、ポジション数が多くなる場合は管理に注意が必要です。
「スタンダード口座」と「ブレード口座」のどちらが大口取引におすすめですか?
ブレード口座がおすすめです。取引コストが低く抑えられており、大きなロットを動かす際のスプレッド・手数料負担を軽減できます。最大ロット・ポジション数は他口座と共通なので、大口にも対応しやすい仕様です。
TitanFXの「マイクロ口座」では、最大何ロットまで取引できますか?
マイクロ口座でも最大100ロットまで取引可能です。ただし、1ロットあたりの取引量はスタンダード口座の100分の1(例:USDJPYなら1,000通貨)となっており、必要証拠金や損益の変動幅も非常に小さく抑えられます。検証や練習目的、低リスクで複数ポジションを保有したい場合に適しています。
「マイクロ口座」で大口取引はできますか?
マイクロ口座は小ロット運用に特化した仕様のため、大口取引には向いていません。
ロット上限はありますが、1ロットあたりの通貨量が非常に小さいため、同じ「100ロット」でもスタンダード口座のような大きな取引量にはなりません。
大きなロットや実運用を重視する場合は、ブレード口座やスタンダード口座を選ぶのが適しています。
TitanFXでドル円(USDJPY)は何ロットまで取引できますか?
1回の注文で最大100ロットまで発注できます。1ポジションあたり100ロットが上限で、最大200ポジションまで保有することができます。
TitanFXでゴールド(XAUUSD)は何ロットまで取引できますか?
1回の注文で最大50ロットまで発注できます。1ポジションあたり50ロットが上限で、最大200ポジションまで保有可能です。
ドル円などに比べると上限はやや控えめですが、1ロットあたりの価格変動幅が大きく、効率的に利益を狙える銘柄です。
TitanFXでビットコイン(BTCUSD)は何ロットまで取引できますか?
1回の注文で最大20ロットまで発注できます。
1ポジションあたり20ロットが上限で、最大ポジション数は他の銘柄と共通で最大200ポジションですが、別途合計で片道20ロット(買い20ロット、または売り20ロット)の保有上限があり、往復で最大40ロットまでの保有となります。
他の銘柄より制限がありますが、ボラティリティが非常に高く、少ないロットでも十分稼げるチャンスがあります。
TitanFXの「最大200ポジション」は銘柄ごとの上限ですか?
いいえ、口座単位で200ポジションが上限です。すべての銘柄を合計して、1口座で同時に保有できるポジション数が200までに制限されています。
最大ロット・最大ポジション数を拡張する方法はありますか?
はい。TitanFXでは最大15口座(新規口座1口座+追加口座14口座)まで開設可能なので、最大で「100ロット×15口座=1,500ロット」「200ポジション×15口座=3,000ポジション」まで保有することができます。ロット数の分散やEA運用時にも有効です。
自動売買(EA)で大量に注文を出すと上限に達することはありますか?
あります。EAによる高速注文でも1口座あたり最大200ポジションの上限があるため、ポジション数が多いロジックの場合は、追加口座を使った運用も視野に入れると良いです。
レバレッジ制限によって、取引可能ロット数は変わりますか?
TitanFXでは、口座残高やポジション数によるレバレッジ制限がありません。
そのため、必要証拠金は「取引量 × 価格 ÷ レバレッジ」でシンプルに逆算でき、取引計画も立てやすくなっています。
TitanFX(タイタンFX)の最大ロット・最大ポジションの大口取引制限まとめ
TitanFXでは、1ポジションあたり最大100ロット、1口座あたり最大200ポジションという明確な上限があり、通貨ペアにはこのルールがそのまま適用されます。
ただし、ゴールドは最大50ロット、ビットコインは片道20ロットまでなど、銘柄によって個別にロット上限が設定されているため、大口取引を行う際は事前の確認が欠かせません。
大口取引を想定する場合は、取引手数料が発生する代わりにスプレッドが狭い「ブレード口座」がおすすめです。コストを最小限に抑えながら高ロット運用が可能なため、スキャルピングやEA運用にも適しています。
また、1ロットあたりの取引量が100分の1となる「マイクロ口座」も用意されており、必要証拠金が1万円台からスタートできるため、戦略の検証や段階的なロット調整にも役立ちます。
TitanFXでは、最大15口座まで追加口座を開設できる仕組みもあり、ロットやポジションの分散管理がしやすいのも特長です。
さらに、口座残高や保有ロット数によるレバレッジ制限がなく、あらかじめ必要証拠金を逆算しやすい点も、大口トレーダーにとって大きな安心材料となります。
明確でシンプルな制限と、非常に高い約定力を誇るTitanFXは、大口での安定運用を目指す中上級者にとって、実践的に使いやすい海外FXブローカーです。