ThreeTraderではVPS非提供|無料利用の条件と代替策を解説

ThreeTraderでは、VPSの無料提供は行っていません。取引環境としては優秀なブローカーですが、EAの24時間稼働やスキャルピングを安定して行うには、外部VPSの活用が前提となります。

本記事では、ThreeTraderがVPS非対応である理由を明確にしつつ、出金の安定性や資金の保全面でも評価されている会社として、XM・Exness・FXGTなど主要海外FX業者の提供条件やスペックを比較。あわせて、外部VPSの選び方や、取引パフォーマンスを最大化する構成例も解説します。VPS活用を本気で検討しているトレーダーに向けた、実践的なガイドです。

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目次

ThreeTrader(スリートレーダー)

ThreeTraderではVPSの無料提供はない

ThreeTraderは、狭いスプレッドや高約定力を特徴とする海外FXブローカーですが、2025年7月時点ではVPS(仮想専用サーバー)の無料提供は行っておらず、対象となる口座タイプも存在しません。そのため、EAや仮想通貨の自動売買を安定して行いたい場合は、外部VPSの活用が前提となります。この点は、同様に高機能ブローカーであるAxioryなどと共通しています。

本章では、ThreeTraderがVPSを提供していないという前提のもと、「なぜ無料提供がないのか」「VPSを使いたいトレーダーはどうすべきか」など、現実的な対応策まで詳しく解説していきます。

公式サポートへの確認内容

ThreeTraderの公式サポートに直接メールで確認したところ、以下のような回答がありました。

「ThreeTraderでは、現在VPSの無料提供は行っておりません。お客様ご自身でVPS業者と契約していただく形となります。」

ThreeTraderは無料のVPSがないのね。やっぱり無料VPSがある方がいいわよね

もちろん無料の方がありがたいんじゃが、そもそものスプレッドの狭さなどもしっかり考えないといけないんじゃ

無料の方がいいに決まってるでしょ

VPSが無料で使えてもスプレッドなどで実質コストが高いと逆に損するケースもあるんじゃよ

つまり、ThreeTraderではVPSの提供自体を行っていない状態です。これは「無料かどうか」ではなく、そもそもVPSがサービスメニューに含まれていないという意味です。
EAやスキャルピングを行いたい場合は、ユーザー自身が外部VPSを用意する必要があるということになります。

他社との違いと背景

実は、ThreeTraderに限らず、AxioryなどVPSの無料提供を行っていない海外FX業者はいくつかあります。以下の表のように、VPSを無料で使える業者はかなり限られています。

主要海外FX業者におけるVPS無料提供の有無
ブローカーVPSの無料提供
XM Tradingあり(条件付き)
TitanFXあり(条件付き)
Exnessあり(条件付き)
Axioryなし
ThreeTraderなし

このように、「VPS=無料で使えるもの」という認識はすでに過去のものになりつつあります。業者によっては、有料契約前提で取引環境に集中しているところも多く、ThreeTraderもそのひとつです。

VPSが必要な人が取るべき選択肢

ThreeTraderでEAやスキャルピングを運用したいトレーダーは、以下の2つの選択肢を検討すべきです。

① 外部のVPS業者と個別に契約する

これは最も一般的な方法です。信頼性の高いVPS業者(Beeks、FXVM、ConoHa VPSなど)を選び、ThreeTraderのMT4/MT5をインストールして稼働させれば、安定した24時間取引環境を構築できます。

② VPS付きブローカーへの切り替えを検討する

VPSのコストを抑えたい場合、TitanFXやXM Tradingのような「条件付き無料VPS提供ブローカー」に乗り換える方法もあります。ただし、それによりスプレッドやレバレッジ条件が変わる可能性もあるため、慎重に比較する必要があります。

ThreeTraderでは、無料・有料を問わずVPSの提供は行っていません。そのため、VPSを活用したいトレーダーは、外部サービスとの組み合わせで環境を整える必要があります。

とはいえ、ThreeTraderは取引コストや約定力といった「実戦的なスペック」には定評があり、VPSを自費で用意してでも選ばれる理由があるブローカーです。
次章では、そもそも「VPSはどんなトレーダーに必要なのか?」という視点で掘り下げていきます。

ThreeTraderで自動売買を始める

VPSが必要なトレーダーとは?

VPS(仮想専用サーバー)は、すべてのトレーダーに必要なものではありません。

しかし、取引スタイルによってはVPSなしではリスクが高くなる」ケースもあるのが事実です。

特にEA(自動売買)を使用する人や、スキャルピングでミリ秒単位の注文スピードを求めるトレーダーにとっては、VPSは単なる便利ツールではなく、安定した収益のためのインフラといえる存在です。

この章では、「どんなトレーダーがVPSを使うべきか?」を代表的な3パターンに分けて解説します。

EA(自動売買)を24時間稼働させたい人

EAは、MetaTrader(MT4/MT5)上で稼働するプログラムで、トレーダーが不在の時間でも自動的にエントリー・決済を行ってくれる非常に便利なツールです。

ただし、EAが正常に動作するには、取引ソフト(MT4/MT5)が常時稼働している必要があるという前提があります。

自宅PCでEAを運用すると、思いがけず停止してしまうことがあります。

  • 夜間や外出中にPCがスリープ・シャットダウンするとEAも停止
  • 通信の瞬断や再起動でEAの挙動が乱れる
  • 電源トラブル・Windowsアップデートで勝手に落ちる

といった不安定要素が多く存在します。

その点、VPSを利用すれば、

  • 24時間電源が切れず、安定稼働
  • インターネット回線も高速で途切れにくい
  • Windowsアップデートの影響を制御しやすい

といったメリットにより、EAを稼働し続ける環境を自動的に確保できます。これは裁量トレーダーにはない、EA運用者特有の強いニーズです。

スキャルピングで遅延を避けたい人

スキャルピングとは、数秒〜数分でエントリー・決済を繰り返す、超短期トレードのことです。この戦略では、1秒遅れただけで損益が大きく変わることも珍しくありません。

例えば、自宅からThreeTraderの東京サーバーにアクセスする場合、インターネット回線やルーター、地域の混雑状況により、Pingが30ms〜100ms以上になることもあります。

しかし、VPSでサーバーのすぐ近く(東京データセンターなど)から直接接続すれば、1ms〜3msと圧倒的な低遅延を実現できます。

  • エントリー・決済の反応が早い
  • スリッページやリクオートの発生リスクが減少
  • ストラテジーの成績が安定しやすくなる

といった成果につながります。約定力の高いThreeTraderとの組み合わせで、VPSの導入はさらに有効になります。

不安定な通信環境で取引している人

地方在住や、モバイルWi-Fi・共用ネットワークで取引している方にとって、通信の安定性は常に課題です。
EA運用に限らず、裁量取引でもネットワークが一瞬でも切れたら、急な相場変動に対応できなくなる可能性があります。

こうしたリスクを避けるためにも、VPSを使ってMT4/MT5だけは安定した回線で稼働させておくという選択は非常に理にかなっています。

特に以下のようなケースではVPSの導入を強くおすすめします。

  • 一人暮らしで夜間も稼働させたい
  • Wi-Fiの調子がよくない・共有回線が遅い
  • 海外から日本サーバーへアクセスしている

VPSは万人向けのツールではありませんが、EAを止めたくない人(自動売買トレーダー)、スキャルピングを極めたい人(低遅延で勝負したい)、通信環境に不安のある人(自宅の安定性に頼れない)のような人には必須級のインフラといえます。

ThreeTrader自体はVPSを提供していませんが、こうしたニーズに該当する方は、外部VPSと組み合わせることで最大のパフォーマンスを引き出すことが可能です。

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ThreeTraderでVPSを使うための方法

ThreeTraderではVPSの無料提供は行っていませんが、外部VPSサービスを活用することで、安定したトレード環境を構築することは十分に可能です。

実際に、多くのEAトレーダーやスキャルパーは、自分でVPSを契約し、ThreeTraderのMT4またはMT5をインストールして運用しています。

この章では、ThreeTraderと組み合わせてVPSを活用する際の具体的な方法を、3つのステップで紹介します。

外部VPSサービスと契約する

まず最初に、信頼できる外部のVPS業者を選んで契約する必要があります。選定時には以下のようなポイントをチェックしましょう。

  • サーバーロケーションが東京近くにあるか(ThreeTraderの取引サーバーとの距離を縮めるため)
  • 24時間365日稼働の安定性(稼働率99.9%以上)
  • MT4/MT5が問題なく動くスペックかどうか(最低:2GB RAM、SSD搭載)
  • リモートデスクトップ接続(RDP)対応かどうか(Windowsユーザーにとって必須)

以下は、ThreeTraderと相性がよいVPS業者の例です。

ThreeTraderと併用可能なVPS業者例
業者名東京サーバー最低月額特徴
FXVMあり約20ドル〜FX特化・東京ロケーション・低Ping
BeeksFXあり約30ドル〜機関投資家も利用・高安定性
ConoHa VPS国内専用約1,000円〜国内サポートあり・コスパ重視

MT4/MT5をVPSにインストールして運用

VPS契約後、付与されたRDP情報(IPアドレス・ユーザー名・パスワード)を使ってリモート接続を行います。

接続後の手順は以下の通りです。

  1. ThreeTraderの公式サイトからMT4またはMT5のインストーラーをダウンロード
  2. VPS内でインストーラーを実行し、取引プラットフォームをセットアップ
  3. ログイン情報(ID・パスワード・サーバー名)を入力しログイン
  4. 必要に応じてEAやインジケーターを追加・設定
  5. 常時稼働させたいEAは、VPS上でMT4/MT5を起動したままにしておく

このように、自宅PCと同様の操作感で運用できるため、MT4/MT5に慣れている人であれば特別なスキルは不要です。

取引サーバーとの接続テスト(Ping値測定)

VPSが本当に有効に機能しているかを確認するには、「取引サーバーとのPing値」を測定するのが効果的です。

MT4/MT5の左下には、現在の接続Pingがリアルタイムで表示されており、たとえば以下のように表示されます。

  • 自宅PC → Tokyoサーバー:30ms〜100ms程度
  • VPS(東京設置) → Tokyoサーバー:1ms〜3ms台

このPing値が低いほど、注文がサーバーに届くまでの時間が短くなり、スリッページや遅延のリスクが軽減されます。
特にスキャルピング戦略では、数msの差が収益に直結するため、このテストは重要です。

ThreeTraderではVPSの提供はありませんが、外部VPSサービスと組み合わせれば、EAやスキャルピングの安定運用が十分に可能です。

ThreeTraderと相性のよい外部VPS業者

ThreeTraderでEAやスキャルピングを安定して運用したい場合、外部のVPSサービスを活用することが前提となります。

ただし、VPSならどこでもよいというわけではなく、ThreeTraderの取引環境と相性のよいVPSを選ぶことが重要です。とくに、東京サーバーとの距離、Pingの低さ、稼働の安定性などは取引精度に直結します。

この章では、ThreeTraderと組み合わせやすいVPS業者を「接続遅延」「運用実績」「コスト」の3つの観点から紹介します。

東京サーバー対応で低遅延なVPS

ThreeTraderの取引サーバーは東京データセンターに設置されており、これはVPS選びにも直結します。

サーバーとの距離が近いほどPing(応答速度)が短く、スリッページや約定遅延のリスクを最小限に抑えることができます。

以下は、東京にサーバーを持つ主なVPS業者です。

東京ロケーション対応の主要VPS業者
VPS業者名東京サーバーPing目安備考
FXVMあり約1〜2ms海外トレーダー定番、FX特化型
BeeksFXあり約2〜4ms機関投資家にも採用、高安定性
ConoHa VPS国内拠点約1〜5ms国内サポート、日本語UIが安心

これらの業者は、MT4/MT5対応も整っており、ThreeTraderとの組み合わせで最大限のパフォーマンスを発揮できます。

EA稼働実績のある人気VPSプロバイダ

特にEA(自動売買)目的でVPSを選ぶ際は、FX用途に最適化されているかが重要な判断軸です。

例えば、BeeksFXやFXVMは、多くのブローカーやトレーダーに選ばれているだけでなく、MT4/MT5に最適化された設計となっており、以下のような特徴を備えています。

MT4/MT5に最適化された特徴

  • ストレージはすべてSSDで高速動作
  • Windows Server 2016/2019で安定運用
  • MT4/MT5を複数インスタンスで同時稼働可
  • 再起動時の自動起動・スケジュール設定も可能

また、VPSによってはMT4プリインストール済の環境を提供しているところもあり、初心者でも導入しやすくなっています。

費用とスペックのバランスで選ぶ

VPSは毎月の固定費が発生するため、コストパフォーマンスのバランスも重要です。

ThreeTraderで月間数ロット以上の取引を行うトレーダーであれば、2GB RAM・SSD・東京サーバー対応のプランを選べば十分です。

以下は、月額の目安とスペックの簡易比較です。

主要VPS業者のスペック比較と月額目安
VPS業者プラン例メモリ月額料金
FXVMBasicプラン2GB約20ドル(約3,000円)
BeeksFXStarterプラン2GB約25ドル(約3,800円)
ConoHa VPS512MB〜2GBプラン1〜2GB約1,000〜2,000円

日本語サポートや価格重視ならConoHa VPS、実績重視ならFXVM・BeeksFXというように、自身の優先項目に応じて選択するとよいでしょう。

ThreeTraderはVPSを自社提供していない分、ユーザー側が相性の良いVPSを自分で選べる自由度があります。

とくに「東京サーバー × MT4/MT5対応 × FX特化」の条件を満たすVPSを選ぶことで、EAやスキャルピングのパフォーマンスを最大化できます。

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ThreeTraderでVPSを活用するメリット

ThreeTraderは、業界でも屈指のスプレッドの狭さと約定スピードを誇るブローカーです。

もともと取引環境が優れているため、そこにVPSを組み合わせることで、EAやスキャルピングにおけるパフォーマンスがさらに向上します。

ThreeTraderの環境にVPSを組み合わせることで得られる具体的なメリットについて、3つの観点から掘り下げていきます。

超低スプレッド・高約定力の取引環境

ThreeTraderの大きな特徴は、スプレッドの狭さと透明性の高い価格配信です。

特にスタンダード口座でも平均0.8pips前後、ロースプレッド口座では0.0pips台の原則固定スプレッド+手数料と、コスト面で優位性があります。

このような取引環境において、VPSを使うことで以下のような効果が期待できます。

VPSを使うことで期待できるメリット

  • 低スプレッド × 低Pingにより、スキャルピングで利益を残しやすくなる
  • 約定スピードが安定し、成行注文での滑り(スリッページ)を最小限に抑制
  • ストップ狩りや再クオートの発生を避けやすくなる

つまり、ThreeTrader本来の強みをVPSが最大限引き出す役割を果たすというわけです。

通信品質の高いサーバーロケーション

ThreeTraderの取引サーバーは東京データセンターに設置されています。この立地条件が、VPSと非常に好相性なのです。

  • 東京設置のVPS業者を選べば、Pingは1〜3ms前後と超低遅延
  • 海外在住のトレーダーでも、VPS経由なら日本サーバーとの距離を補完できる
  • 通信が常に安定しており、取引タイミングを逃しにくい

特にEAのように、条件を満たした瞬間に即座に注文を出す必要がある場合、わずかなネット遅延でも取引結果に差が出てしまいます。

その点、VPSを活用すれば、ThreeTraderの東京サーバーとの直結に近い接続環境を再現できるため、遅延の影響を極限まで排除できます。

EA(自動売買)との親和性が高い理由

ThreeTraderは、EAの利用に制限が一切ないという明確なアドバンテージを持っています。

  • スキャル系EAも使用可能(スプレッドの狭さが特に効果的)
  • ナンピン・マーチン型EAも制限なし(高い約定力で安定稼働)
  • 複数EAの同時運用にも対応(複数口座運用も可能)

これらの点から、ThreeTraderはVPS上で複数のMT4を同時に起動してEAを動かす運用にも非常に向いているブローカーです。

さらに、VPS上であれば、EAの停止リスクがなくなる(自宅PCの電源・通信問題を回避)、設定変更もリモートで即時対応可能、複数EAの管理も1台のVPSでまとめて可能といった管理・運用の自由度も手に入ります。

ThreeTraderは、もともと高いスペックを持つブローカーですが、VPSを併用することでそのポテンシャルをさらに最大限まで引き出すことができます。

自動売買する時はVPSは必須ね

ThreeTraderと他社VPS提供ブローカーの比較

ThreeTraderではVPSの提供は行っていませんが、他社の中には一定の条件を満たすことでVPSを無料提供しているブローカーも存在します。

無料VPSが使えるかどうかは魅力的ですが、ランキングや評判だけでなく、そのサービスの実用性・安定性を冷静に比較する必要があります。

VPS提供の有無を軸に、ThreeTraderと他社ブローカーを比較しながら、どんな人がThreeTraderを選ぶべきか?を明確にしていきます。

無料VPS付きのブローカー一覧(2025年版)

以下は、海外FX業者の中でVPSを無料または条件付きで提供している主要な例です。

主要ブローカーのVPS提供状況比較
ブローカー名VPS無料提供条件
XM Tradingあり(条件付き)1,000ドル以上の残高+月5ロット以上の取引
TitanFXあり(条件付き)15万円以上の残高+月30ロット以上の取引
FXGTあり(条件付き)500ドル以上の残高+月5ロット以上の取引
Axioryなし
ThreeTraderなし

このように、VPSを無料で使いたいならXMやTitanFXが候補になりますが、それぞれに「継続条件」や「申請の手間」がある点は理解しておく必要があります。

自費でもThreeTraderを選ぶべき人とは?

ThreeTraderはVPSの無料提供こそないものの、以下のようなトレーダーにとっては最適な選択肢になり得ます。

  • 取引コスト・スプレッドの低さを最重視する人

→ TitanFXと同等かそれ以上の約定力を備えており、スキャルピングでも有利

  • 複数EAや独自環境での運用を想定している人

→ VPSの選定からスペック・OSまですべて自由に設計可能

  • MT5のEAを使いたい人

→ 他社ではMT4限定VPSも多い中、ThreeTraderなら自前VPSで完全対応可

  • 取引の透明性とレイテンシを数値で確認したい人

→ MyFXBook連携や東京サーバーでのPing測定など、VPSとの組み合わせで精度の高い運用が可能

無料VPSの有無で選ぶと、ThreeTraderは一見不利に見えるかもしれません。

しかし、VPSを外部から自由に選べることで自由度・性能・運用の最適化が可能となり、結果としてThreeTraderの取引環境を最大限に活かす選択肢にもなり得ます。

VPSなしでEAを使うリスクと限界

「とりあえずEAを自宅PCで動かしておけばいい」──そう思っている方も多いかもしれません。しかし実際には、VPSを使わずにEAを運用することには多くのリスクが存在します。

とくに、24時間の安定稼働を求めるEAや、数秒単位で勝負が決まるスキャルピング系EAにおいて、自宅PCだけでの運用は大きなハンデになりかねません。

VPSを使わない場合に起こりうるトラブルや制限を、3つの観点から解説します。

自宅PCの電源・通信トラブルによる停止

自宅PCでEAを稼働する場合、最大のリスクは想定外の停止です。

  • 電源を切ってしまった
  • Windowsアップデートで再起動がかかった
  • ルーターの一時的な通信不良
  • 停電や接続切れによるMT4/MT5の強制ログアウト

これらはすべて、EAの停止=取引チャンスの喪失/意図しない含み損の放置につながります。

特に夜間や外出中にこれが発生した場合、気づくことすらできません。
その結果、「エントリーしてそのまま放置」「損切り設定が効かず暴落を直撃」といった事態も起こりえます。

ネット回線の遅延による注文ズレ・スリッページ

自宅から直接ブローカーのサーバーにアクセスする場合、通信経路は不安定になりがちです。

  • Ping(応答速度)が30〜100msを超える
  • 混雑時間帯に通信が重くなる
  • 他のデバイスとの共有による帯域圧迫

このような環境では、EAが正しくシグナルを出しても、実際に約定するまでに遅延が発生し、利益が削られてしまうことがあります。
とくにスキャルピング系EAの場合、1秒未満の差が損益を分けるため、Pingが1〜3msに抑えられるVPS環境との差は非常に大きくなります。

複数EA・長期稼働の管理が難しい

自宅PCでは、同時に複数のMT4/MT5を立ち上げてEAを運用することも可能ですが、以下のような問題が発生しやすくなります。

  • PCのスペック不足で動作が重くなる
  • 複数ターミナル間で誤って操作ミスをする
  • 長期稼働によるメモリリーク・フリーズのリスク

これに対し、VPSでは最小限の環境でMT4/MT5のみを常時稼働させることで、動作の安定性と保守性が大幅に向上します。

さらにVPSでは自動再起動・自動ログイン・バックアップ機能などが利用できるため、人的エラーや突発的な停止にも強い構成が可能です。

VPSを使わずにEAを稼働させることは「コストを抑えたつもりが、結果的に大きな機会損失や損失につながる」リスクを常に抱えることになります。

以下のような方は、VPS導入を真剣に検討すべきタイミングです。

  • 1日中PCをつけっぱなしにできない
  • 通信が不安定でEAの停止が心配
  • 複数EAの同時運用を安定して行いたい
  • 成績のブレを減らしたい(約定の安定化)

ThreeTraderではVPSの提供こそありませんが、自前で高品質なVPSと組み合わせることで、このようなリスクをすべて回避できます。

ThreeTraderのVPS活用に関するよくある質問

ThreeTraderではVPSの無料提供はありませんが、外部のVPSを利用して取引環境を構築することは十分に可能です。

実際にThreeTraderでEAやスキャルピングを運用しているトレーダーの多くは、自前でVPSを用意し、安定稼働と取引精度の向上を実現しています。

ThreeTraderでのVPS利用に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

ThreeTraderはVPSを提供していますか?

いいえ、ThreeTraderではVPSの提供は行っていません。
公式サポートへの確認でも、「当社ではVPSサービスは提供していない」との回答がありました。

そのため、EAやスキャルピングを実施したい場合は、外部のVPSサービスをユーザー自身が契約して利用する必要があります。

ThreeTraderのMT4/MT5はVPS上で使えますか?

ThreeTraderのMT4/MT5はVPS環境でも問題なく稼働し、個人トレーダーのEA運用にも対応しています。設定は比較的簡単で、仮想通貨の自動売買などにも活用できます。

WindowsベースのVPSであれば、

  1. ThreeTrader公式サイトからMT4/MT5をダウンロード
  2. VPS内にインストールし、ID・パスワードでログイン
  3. EAやインジケーターも自宅PCと同様に導入可能

という流れで運用できます。特別な設定や制限はありません。

Macやスマホしか持っていなくてもVPSは使えますか?

はい、VPSはMacやスマホしか持っていないユーザーでも問題なく利用できます。

  • Macの場合:Microsoft Remote Desktop(無料)を使えば、Windows VPSに接続可能
  • スマホの場合:iOSやAndroid向けのRDPアプリを使ってVPS内のMT4/MT5を遠隔操作可能

ただしスマホでEAの設定・変更を行うのはやや手間がかかるため、初期設定はPCで行い、その後はスマホで状況確認をするのが一般的です。

ThreeTraderで複数EAを同時に使えますか?

はい、ThreeTraderでは複数のEAを同時に運用することが可能です。制限は特に設けられていません。

ただし、VPSのスペックが不足すると動作が重くなったりクラッシュしたりする場合があるため、必要に応じて上位プランに切り替えることをおすすめします。

まとめ:ThreeTraderではVPSを自分で選び、取引環境を最適化しよう

ThreeTraderは、スプレッドの狭さや約定力といった取引環境そのものの性能で勝負しているブローカーです。

その一方で、XMやExnessのような無料VPSの提供はなく、EAやスキャルピングを本格的に運用したい場合は、外部VPSを自分で契約する必要があります。

VPSを使うことで、EAの24時間稼働、スキャルピング時の約定スピード向上、通信トラブルの回避など、あらゆる面で安定したトレード環境を実現できます。

特にThreeTraderのような高性能な取引環境を活かしきるには、VPSとの併用が最も効果的な手段です。

外部VPSの導入は多少のコストこそかかりますが、それ以上に取引精度・安定性・収益性の向上につながる投資と言えるでしょう。

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