XM Tradingの出金拒否はなぜ起こる？出金できない原因と対処法を徹底解説

XMで出金拒否になる主な原因【ユーザー側】

XMで出金が拒否される原因は、大きく分けて8つあります。どれも知っておけば回避できる内容です。

1. 入金額以上の金額を入金時と違う方法で出金

XMでは「入金と同じ方法・同額での返金」が原則です。

たとえばクレジットカードで10万円入金した場合、最初にその10万円分は同じカードへ出金されます。
bitwalletや銀行送金を併用していると、ルールの優先順を誤って出金申請してしまうことがあります。

2. ボーナス分の利益を出金

XMTradingでは、入金額に応じて高額ボーナスが付与されるキャンペーンを定期的に提供しています。

ただし、ボーナスはあくまで取引支援のためのもので、出金対象ではありません。
そのため、ボーナスを利用して得た利益を出金する際には、残高の一部が自動的に減額される仕組みになっています。

ボーナスの消滅ルールは口座タイプによって異なり、それぞれに条件があります。
制度を正しく理解すれば、取引コストを抑えつつ、効率的に資金運用が可能です。

3. 登録した名義と一致しない口座に出金

XMでは、本人確認が完了していない状態や名義の不一致があると、出金が自動的に保留または拒否されます。

特に注意が必要なのは次のようなケースです。

XMでは、すべての入出金は本人名義に限定されています。銀行口座、bitwallet、STICPAYなどのウォレットも、XM口座と同一名義である必要があります。

名義や本人確認の情報を常に最新に保つことが、トラブルを避ける一番の近道です。

4. XMに登録した住所と銀行に登録している住所が違う

登録住所が異なると、本人確認の照合が通らず出金が保留されることがあります。

住所や氏名を変更した場合は、出金前にサポートへ連絡して情報を更新することが推奨されます。変更を後回しにすると、出金申請後に確認作業が入り、処理が遅れることがあります。

5．海外銀行送金に対応していない銀行から出金

日本の一部銀行は海外送金の受け取りに対応していません。
対応していない銀行を選ぶと、送金が自動的に戻され、手数料が発生することもあります。

海外送金非対応の主な銀行は以下のとおりです。

• ゆうちょ銀行
• セブン銀行
• イオン銀行
• みずほ銀行(インターネット支店)
• PayPay銀行

bitwalletなどのオンラインウォレットを経由すればスムーズです。

楽天銀行・住信SBIネット銀行・ソニー銀行などは海外送金に対応しています。

6．証拠金維持率が150％以下となる額の出金

出金によって証拠金維持率が150％を下回る場合、ポジションを維持できないため出金が制限されます。
これはロスカット防止のための安全措置です。
ポジションを一部決済するか、追加入金して維持率を上げてから申請しましょう。

7．不正取引・規約違反と判断された

アービトラージ、同一IPでの複数口座取引、禁止EAの利用などは規約違反とみなされます。
XMでは自動検出システムが作動し、出金を一時停止することがあります。
内容に問題がなければ審査後に再開されます。

8．着金に時間のかかる出金方法を選択

クレジットカードや海外銀行送金を選ぶと、着金までに5〜10営業日かかることがあります。
処理が遅れているだけでも「拒否」と誤解されがちです。
早く反映させたい場合は、bitwalletやSTICPAYを選ぶのが効果的です。

XMでは複数の入金方法を使った場合、出金の順番が決まっています。順序を守らないとエラーや保留になることがあるため注意が必要です。

基本的な優先順位は次の通りです。

たとえば、クレジットカードで10万円入金し、その後bitwalletで5万円入金した場合、まずクレジットカードに10万円を返金してから、残りをbitwalletで出金します。

このルールは、マネーロンダリング対策として国際的に義務づけられているものです。XMだけでなく、他の海外FX業者でも共通しています。

出金手続きを行う前に、自分がどの方法で入金したかをマイページで確認しておくと、不要なトラブルを防ぐことができます。

XMで出金拒否になる主な原因【業者側】

出金できない原因が必ずしもユーザー側にあるとは限りません。

XMのシステムや金融ネットワークの状況によって、一時的に出金処理が止まることもあります。

ここではXM側の要因で起こる代表的なケースを紹介します。

1.XMのメンテナンス中

XMでは、取引サーバーや出金システムのメンテナンスが実施されます。

事前にお知らせのある定期メンテナンスのほか、緊急メンテナンスが行われることもあります。

この間はマイページ上で出金申請を行っても処理が保留され、ステータスが「Pending（保留中）」のままになります。

メンテナンス中に送信された申請は、再開後に順次処理されるため、キャンセルする必要はありません。
通常は数時間〜半日程度で復旧します。

出金手続き前に、XM公式サイトまたは会員ページの「お知らせ」欄でメンテナンス予定を確認しておくと安心です。

2.XMで遅延発生

XM側のサーバーや外部送金システムで一時的な遅延が発生することもあります。
特に週末明けや月初・月末など、申請が集中するタイミングでは処理時間が延びやすくなります。

この場合、XM側ではすでに送金が完了していても、着金確認が銀行または決済代行会社の処理待ちになることがあります。

遅延中に複数回申請すると処理が重複して審査が長引くため、ステータスが「処理中」になっている場合は結果を待つのが最も安全です。

XMでは送金記録（TxID）を保持しており、カスタマーサポートに問い合わせれば確認できます。
異常ではなく一時的な遅延に過ぎないことが多いため、焦らず1〜2営業日程度は様子を見ましょう。

XMで出金が拒否されたときの具体的な対処法

XMで出金が拒否された場合も、原因を整理して対応すれば解決できるケースがほとんどです。以下の手順を順番に試してみましょう。

1.サポートへ問い合わせる
まずはXMのマイページにログインし、公式サポートに連絡します。XMは日本語対応のカスタマーサービスがあるため、英語でのやり取りは不要です。

出金申請日、口座番号、金額、出金方法を伝えると確認が早く進みます。

2.出金方法を正しい順番に修正する
クレジットカードで入金している場合は、まず同額をカードへ返金する必要があります。

その後、利益分をbitwalletや銀行送金で出金します。申請順序を誤ると拒否扱いになることがあります。

3.ボーナスを削除して再申請する
ボーナス残高がある場合は、マイページから削除して再申請すると通ることがあります。

ボーナスを残したままでは出金額が制限されるため注意が必要です。

4.金融機関に送金状況を確認する
XMで「処理完了」となっていても、銀行側で保留になっているケースもあります。

特に海外送金はSWIFTコードの確認や受取口座の審査で数営業日かかることがあります。受取銀行に直接問い合わせると解決が早いです。

5.再申請は焦らず行う
エラー状態のまま何度も申請を繰り返すと、システム上の確認が遅れることがあります。内容を修正し、24時間程度あけて再申請するのが安全です。

X(ツイッター)・2ch・海外FX掲示板での報告傾向

「XM 出金拒否」で検索される投稿の多くは、実際には出金が遅い・反映に時間がかかるという内容です。

悪質な拒否や資金没収といった事例は見当たらず、手続きのタイミングや出金方法の違いによる一時的な遅延が大半を占めています。

XMからbitwalletに出金したけど到着遅いなぁ、と思ってたら土日は動かないのか😅

— zabroow@闇堕ち中 (@zabroow_trade) June 28, 2025

出金スピードにはムラがあるようで、Xなどでは「出金ガチャ」と表現されていることもあります。

XMの出金が遅い時と早い時の差が激しい。
数時間の時もあれば2日位空く時もあれば。
混雑具合なのかな。

— 太 (@futoshi_fxyou) April 16, 2025

たまーにxm出金ガチャ業者外れ引いてクッソ遅いよね😅7日出金分未着🥹xm出金遅いのやめてくれ

— しんど (@aashindo0305) May 10, 2025

また、「海外FX掲示板」や「Reddit」などの海外コミュニティでも、XMは「処理が遅いが、きちんと着金するブローカー」として評価されています。
実際にトラブルが長期化するケースはまれで、多くは送金経路や金融機関の処理遅延が原因です。

XM出金遅延・着金までの平均期間と対処法

XMTradingの出金処理は通常24時間以内に完了しますが、銀行や決済会社の営業日によって遅延することがあります。

特に国内銀行送金は2〜5営業日、デビットカードへの返金は5〜10営業日かかる場合があります。

「着金が遅い」と感じた際は、まず公式サイトのサポートページで営業日や送金状況を確認するとよいでしょう。

出金遅延が続く場合は、サーバー側の処理混雑や金融機関での審査が影響していることもあります。

XMTradingの安全性とライセンス概要

XMTradingは、セーシェル金融庁（FSA）とモーリシャス金融サービス委員会（FSC）のライセンスを取得して運営されています。

このほか、XMグループの各社がキプロスやイギリスなど複数の地域ライセンスを保有し、各国の金融規制に基づく分別管理を実施しています。

資金の保全体制が明確で、悪質な出金拒否が起こらない環境が整っています。

XMで禁止行為として扱われるケース

XMでは、利用規約に違反した取引を行った場合、出金が一時停止されることがあります。重大な違反が確認されると、口座停止や資金没収につながることもあります。

代表的な禁止事項は次の通りです。

同一人物による複数口座での両建て取引

複数の口座を使って同一銘柄を反対方向に保有する両建ては、利益の不正確保と見なされます。
XMでは内部で口座情報を照合しており、同一名義や同一IPでの同時取引は自動検出されます。

このような行為が確認されると、出金が一時的に停止され、再調査が行われます。

他社口座との裁定取引（アービトラージ）

XM以外の業者との価格差を利用して利益を得る裁定取引は、禁止行為に該当します。
市場操作やサーバー負荷の原因となるため、システム上で検出されると出金審査が一時保留となります。

通常の取引として認められないケースでは、該当ポジションの利益が無効になることもあります。

他人や法人名義の口座を利用した取引

家族・知人や法人名義の口座を使った取引は、本人確認の観点から認められていません。
XMでは口座と銀行口座の名義が一致していない場合、出金を拒否する仕組みを採用しています。

代理での出金申請も不可で、必ず本人名義の口座を利用する必要があります。

窓開け・窓埋めを狙った取引

週明けのギャップ（窓開け）やその反発を狙った「窓埋め」取引は、過度な価格乖離を利用した行為として制限されることがあります。

短時間での繰り返し注文はサーバー負荷の原因にもなり、出金審査中に確認されると一時停止の対象となります。

ボーナスやXMPの不正取得

XMの入金ボーナスやポイントプログラム（XMP）を不正に重複取得する行為は禁止されています。
複数アカウントを利用したボーナス目的の取引や、出金直前のボーナス活用は不正と判断されることがあります。
発覚した場合、ボーナス分の利益は没収され、出金が停止される可能性があります。

経済指標発表や要人発言前後を狙ったハイレバレッジ取引

経済指標や要人発言の直前直後は、相場が大きく乱高下します。
このタイミングを狙って高いレバレッジで取引を行うと、価格急変によるスリッページや約定拒否が発生する可能性があります。

XMでは「ゼロカットシステム」が導入されており、口座残高がマイナスになっても追加証拠金が発生しない仕組みになっています。

しかし、極端なレート変動時にはシステム保護のため一時的に注文が制限されたり、出金が保留となることがあります。

自己アフィリエイトによる報酬の不正取得

自分で開設した口座を紹介者リンク経由で登録し、報酬を得ようとする行為は不正です。
XMでは自己アフィリエイトの発覚時、報酬の没収および口座停止の措置が取られます。
これに関連する出金はすべて保留・拒否扱いになります。

接続遅延・レートエラーを狙った取引

ネットワーク遅延や価格更新のタイムラグを利用して利益を狙う取引は、サーバーの不正利用と見なされます。
XMのシステムはこうした異常注文を自動検知し、出金前に取引を無効化する場合があります。
意図せず行っても規約違反にあたるため、安定した通信環境での取引が推奨されます。

XMサーバーに過度な負担をかける取引

大量の高頻度注文やミリ秒単位の自動取引は、サーバー負荷を高める原因となります。
XMではサーバー保護のため、極端な高頻度取引が確認された口座の出金を一時的に保留することがあります。
EAやスクリプトを使う場合は、注文間隔やロット数を適正に設定することが重要です。

EA（自動売買）を使用した取引

XMではEAの利用自体は認められていますが、不正設定や禁止パターンを組み込んだEAは違反対象です。
たとえば他社サーバーとの接続連携や価格乖離を狙った高速スキャルピングEAは制限されます。

不審な自動売買履歴が検出されると、出金審査が保留される可能性があります。

XMでの出金トラブルをきっかけに他社を検討するなら

出金がスムーズにいかない経験をすると、「他の海外FX業者に乗り換えた方がいいのでは」と感じる人もいます。

実際、入出金環境の違いは業者によって大きく、取引スタイルに合わせて選び直すのも合理的な判断です。

たとえば、bitwalletやUSDTでの出金スピードを重視するならExnessやFXGTが選択肢になります。
国内銀行送金の対応力を求めるならAxioryやThreeTraderが比較的安定しています。

また、ボーナスを活用して運用資金を増やしたいならXMを継続する価値もあります。

乗り換えを検討する際は、次の3点を比較すると失敗が少なくなります。

出金トラブルが頻発する業者というよりも、自分の利用目的と手段が合っていないケースがほとんどです。
XMで困った経験を踏まえて、より自分の運用スタイルに合った環境を見つけることが、次の一歩になります。

出金トラブル後におすすめの海外FX業者ランキング【2025年版】

XMTradingの出金トラブルを経験したトレーダーの多くは、「次はどの業者なら安心できるか」を重視して乗り換えを検討します。
ここでは、出金スピード・対応通貨・レバレッジ・安全性などを総合評価し、2025年現在の時点で信頼性の高いおすすめ業者を紹介します。

出金トラブル後におすすめの海外FX業者ランキング【2025年版】

	出金スピード（最速手段）	対応通貨・通貨ペア数	最大レバレッジ	USD/JPY平均スプレッド (手数料込み実質コスト)	金融ライセンス	公式サイト
exness (エクスネス)	数分～24時間以内（e-ウォレット）	幅広い通貨数（80＋通貨）	無制限	約0.00pips (0.35)	モーリシャスFSC等	公式サイト
fxgt (エフエックスジーティー)	24時間以内～数営業日	通貨・仮想通貨含む多数	5,000倍	1.2pips	セーシェルFSA,英国FCA等	公式サイト
titanfx (タイタン)	即時〜1営業日（e-ウォレット）	主要通貨ペア中心	1,000倍	約0.3pips (1.0)	バヌアツVFSC等	公式サイト
Axiory	約24-48時間処理目安	多数の通貨ペア	2,000倍	0.5pips (1.1)	ベリーズIFSC,モーリシャスFSC	公式サイト
ThreeTrader（スリトレ）	1営業日以内、最速数時間報告あり	JPY・USD・USDT 等対応	1,000倍	0.0pips (0.4)	バヌアツVFSC	公式サイト
AXI	出金スピード詳細不明（目安）	通貨ペア多数	1,000倍	0.3pips (1.00)	イギリスFCA,オーストラリアASIC等	公式サイト

出金トラブルを避けたいトレーダーにとっては、「レバレッジ・入出金の自由度・会社の運営透明性」の3点が特に重要です。

XMTradingは信頼性の高い業者ですが、より柔軟な出金環境を求める場合には、上記の業者が有力な選択肢になります。

XM出金トラブルのよくある質問（Q&A）

まとめ｜XMの出金拒否は冷静に対応すれば解決できる

XMで出金がうまくいかないとき、多くの場合はルールの誤解や手続きの不備が原因です。
クレジットカード返金の順序や名義確認など、基本を押さえていれば出金拒否に至ることはほとんどありません。

トラブルが起きた際は、まずサポートに連絡し、状況を整理してから再申請することが大切です。SNSで不安な情報を見ても、焦らず一つずつ確認すれば必ず解決できます。

もし何度も同じ問題が起きるようなら、入出金環境が自分の取引スタイルに合っていない可能性もあります。その場合は、他の海外FX業者を比較して最適な環境を選ぶことも有効です。

出金トラブルを正しく理解して対応すれば、XMでも安心して取引を続けられます。