【XM Tradingは法人口座開設不可】代替案と法人契約できる海外FX口座

XM Trading(エックスエムトレーディング)で法人口座を作りたい、XMで個人口座の利益が増えたから、法人口座を検討したいという方は多いです。

しかし、残念ながらXMは法人口座の開設を受け付けていません。

なんてこと・・・XMは法人口座を作れないんですの!?

実は、XMは”個人向け口座のみ”なんじゃ。

仕方ないわね。じゃあ、他の方法を教えなさい!!

日本人人気No.1

XMTrading自体や口座タイプ・入出金については、「XM Tradingの評判・口コミ」記事でも紹介しています。海外FXの法人口座についても、別記事にて解説しています。

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目次

XM Trading(エックスエム)は法人口座を開設できない

現在(2024年9月時点)、XMTradingでは日本を含め、どの国でも法人口座を開設することはできません。

XMは個人口座に特化した海外FX業者なんじゃ。

XMは世界的なブローカーですが、どの国においても一度も法人口座の提供は行われたことがありません。

ボーナスが豪華であったり、最低入金額が低くされているのも、個人口座向けの方向性を維持した結果です。

法人向けの口座を提供するには、法人向けに特化した取引環境やサポートを整える必要があり、さらに各国の金融規制に対応する必要があります。

そのため、今後も法人口座の提供が開始されるのは期待薄ですね。

ただ、個人口座としては非常に優秀なので、法人口座と併用する価値はあります。

日本人個人の人気No.1

XM Trading(エックスエム)法人口座に代わる方法

さっさとXM法人口座の代替案を教えなさい!

(1)別の海外FX会社で法人口座を作る。
(2)XMで個人口座を運用して、別の海外FX会社で法人口座を作る。
のどちらかじゃな。

大きな利益の節税を目的とする場合、法人口座は必須です。

税制的なメリットを活用するため、法人口座と個人口座両方を運用している投資家も多いです。

XM個人口座は法人口座に代用できる?

法人名義でも口座を開設できない場合でも、個人口座を代用して取引することはできます。ただ、法人として個人口座を利用することはできません。

また、法人と個人は税務上の処理が異なるため、利益が増えるほど、個人としての所得税負担が高くなる可能性があります。

法人口座で節税したいトレーダーだと、
個人口座で取引するメリットはないわね・・・

他の海外FX法人口座を利用する方が良いのぉ。

特に、年間利益が1,000万円を超える場合は、法人口座での節税が期待できます。同じ取引を個人口座で行なって、多く税金を払うのはもったいないですね。

わたくし、既にXMの個人口座を持っていますの。

既にXMに個人口座を持っていて、利益が増えて法人口座を検討している場合は、そのまま個人口座を活用すると良いです。

個人口座は利益を抑えて運用し、他社の海外FX法人口座で本格的な投資をすれば、個人・法人それぞれのメリットを使ってより効果的に税負担を軽くできます。

XM Trading(エックスエム)以外の海外FX法人口座

XMの取引環境が好ましいのであれば、それに近い環境の海外FX法人口座を探していきましょう。

XM利用者の傾向を見ると、バランス重視タイプかしら?

XMは信頼性・安全性、スプレッド、レバレッジ、約定力がどれも業界水準以上じゃ。
ボーナスも豪華じゃのう。

現在、おすすめ海外FX業者で法人口座を開設できるのは、AXIORY、TitanFX、ThreeTrader、FXGT.comの4社です。

ちなみに、レバレッジ無制限で人気のExnessは法人口座の新規開設を停止しています。以前は開設できたのですが、受付再開の気配はありません。

おすすめ法人口座の比較早見表
XM Trading
※法人口座なし
AXIORY
(アキシオリー)
TITAN FX
(タイタン)
Three Trader
(スリートレーダー)
FXGT.com
(エフエックスジーティ)
特徴【個人向け】
バランス重視
資金の安全性スキャルピングに最適最狭スプレッド仮想通貨に強い
最大レバレッジ
(仮想通貨)
1,000倍
(500倍)
2,000倍
(取扱なしし)
500倍※少額口座:1,000倍
(100倍)
1,000倍
(200倍)
5,000倍
(1,000倍)
信頼度・安全性○◎○○○
仮想通貨の
スプレッド
(手数料)
○○◎◎
スプレッド
(手数料)
○○○◎○
ボーナス◎△△✕◎
銘柄数◎◎◎◎◎
約定力◎◎◎◎◎
日本語サポート◎○◎◎○
公式サイト公式HPへ公式HPへ公式HPへ公式HPへ公式HPへ
XM代替おすすめNo.1

以降では、これら4社とXMを「総合バランス」「信頼性・安全性」「スプレッド」「レバレッジ」「約定力」「ボーナス」の分野で比較してみました。

XMTradingと他社法人口座の「総合バランス」を比較

では、XMと法人口座の開設が可能な4社を比較してみましょう。

XMユーザーにおすすめなのは、断然AXIORYですわ!!

資金の安全性が高くて、ハイレバレッジかつ低スプレッドなんですの。

他の法人口座であれば、スキャルピングならTitanFX、
最狭スプレッドならThreeTrader、仮想通貨ならFXGTがおすすめじゃ。

XMTradingと比較した他社法人口座の総評
海外FX業者おすすめ度総評おすすめ
低スプレッド口座
XM Trading
※法人口座なし
3.0 ・日本人人気No.1
・ボーナスが豪華
・バランスが良い
KIWAMI極口座
AXIORY 5.0 ・資産の安全性が高い
・バランスが良い
・スプレッドが狭い
ナノ口座(MT4)
テラ口座(MT5)
TitanFX 4.5 ・スキャルピング向き
・約定力が高い
・スプレッドが狭い
ブレード口座
ThreeTrader 4.0 ・スキャルピング向き(特定の時間を除く)
・非常にスプレッドが狭い
RAWゼロ口座
FXGT.com 3.5 ・仮想通貨に強い
・ボーナスが豪華(プロ口座は対象外)
プロ口座

AXIORY(アキシオリー)は資産の安全性も高く、取引環境バランスが良い、XMと同じく日本人に人気の海外FX業者です。ナノ・テラ口座の低スプレッド・低コストは、XMの代替となる法人口座として非常におすすめです。

TitanFX(タイタンエフエックス)はスキャルピングに特化しています。レバレッジが他社より低いものの、高い約定力と低スプレッド、規制に関する自由度の高さが理由です。

ThreeTrader(スリートレーダー)は、最狭スプレッドで有名な海外FX業者で、デメリットであったレバレッジの低さも解消され、今後より注目を集めそうです。

FXGT.com(エフエックスジーティ)は、ビットコインなど仮想通貨に強く、スプレッドや銘柄数、入出金に至るまで環境が揃っています。FX銘柄と仮想通貨のハイブリッド取引をしたい人に最適です。

資産の安全性とバランスなら

XMTradingと他社法人口座の「信頼度・安全性」を比較

XMはグループで多くの金融ライセンスを取得しており、創業年数も長いことから、企業全体としての信頼度が高いと言われています。

他社の金融ライセンスや運営歴と比べてみました。

日本市場向けの金融ライセンス・運営年数の信頼度
海外FX業者金融ライセンス名取得難易度
(グループ会社)
創立年(運営歴)
XM Trading
※法人口座なし
FSA(セーシェル金融サービス庁)
※グループ会社が英国金融行動監視機構(FCA)、オーストラリア証券投資委員会(ASIC)、キプロス証券取引委員会(CySEC)など最難関・難関ライセンスを取得
3
(5)
2009年 5
AXIORYFSC(ベリーズ国際金融サービス委員会)32011年 4
TitanFXVFSC(バヌアツ金融サービス委員会)
※グループ会社がFSA(セーシェル金融サービス庁)などのライセンスを取得
3
(3)
2014年 4
ThreeTraderVFSC(バヌアツ金融サービス委員会)
※TMGMの関連会社としてバックアップあり
32021年 2
FXGTFSA(セーシェル金融サービス庁)
※グループ会社がCySEC(キプロス証券取引委員会)など難関ライセンスを取得
3
(4)
2019年 3

日本向けの金融ライセンスを見ると、法人口座を提供している4社は、XMが持つ金融ライセンス「FSA(セーシェル金融サービス庁)」の取得難易度と大して変わらないですね。

近年はベリーズやバヌアツの金融ライセンスの質も向上しておるぞ。

運営歴はXMもAXIORYもあまり変わらないわね。歴10年以上で大きなトラブルもなければ上々だわ。TitanFXも長いのね。

また、誰もが一番知りたいのは自分の資金の安全性ではないでしょうか。

資金の安全性No.1で有名な海外FXといえば、AXIORYですわ!!

資金管理方法・信託保全・補償保険
海外FX業者資金の管理方法信託保全補償保険資金の安全性
XM
※法人口座なし
分別管理なし非公開
※以前はAIG保険加入を公開
4
AXIORY分別管理信託保全に限りなく近い紛争解決の金融委員会(The Financial Commission)による損害補償
※顧客1人あたり2万ユーロが上限
5.0
TitanFX分別管理なし最低500万VT(約625万円)の賠償保険の加入(対ブローカー) 4.0
ThreeTrader分別管理なし最低500万VT(約625万円)の賠償保険の加入(対ブローカー) 4.0
FXGT.com分別管理なし賠償責任保険
※最大1万ユーロ(約1億4,000万円)
4.0

XMを含め、多くの海外FX業者では会社の運営資金と顧客資産を完全に分離した「分別管理」を取り入れています。

ただ、信託保全となると信託保全に限りなく近いAXIORYに軍配が上がります。厳密にいえば信託保全ではないのですが、第三者の監査機関と口座名義人の承諾無しで出金することはできず、万が一破綻した場合も監査機構の名義から返金されることが「資金返還規約」として記載されています。

資金の安全性No.1

XMTradingと他社法人口座の「スプレッド・手数料」を比較

XMのスプレッドと取引手数料は比較的低コストだと言われていますが、中・上級者向けの低スプレッド口座を見ると、実は他社の方がより低コスト取引できる可能性が高いです。

ある程度の取引量を見込む法人口座なら、低スプレッドタイプの口座の方がコストが抑えられそうじゃのう。

XMで人気の一般向けの「スタンダード口座」と、低スプレッドの「KIWAMI極口座」を他社の低スプレッドタイプの口座を中心に比較してみました。

まぁ!XMより他社の方が、ものすごく低コストですわ!!

XMと他社法人口座のスプレッドと実コスト比較(USD/JPYの1ロット取引時)
海外FX業者スプレッドの狭さ口座名平均スプレッド
(USD/JPY)
平均スプレッドコスト片道手数料往復手数料実コスト
(スプレッドコスト+往復手数料)
XMTrading
※法人口座なし
3.0スタンダード口座2.2pips22.0ドル無料無料22ドル
KIWAMI極口座1.1pips11.0ドル無料無料11ドル
ThreeTrader 4.0RAWゼロ口座0.0pips0.0ドル2ドル4ドル4ドル
TitanFX 4.0ブレード口座0.1pips1.0ドル3.5ドル7ドル8ドル
AXIORY 5.0ナノ口座/テラ口座0.3pips3.0ドル3ドル6ドル9ドル
FXGT.com 3.0プロ口座0.8pips8.0ドル無料無料8ドル

上記の表は、ドル円の1ロットあたりの取引コストですが、実コストを見るとThreeTraderが断トツで安く取引できることがわかります。

TitanFXやAXIORYも実コスト10ドルを切ります。

対して、XMは11ドル(スタンダード口座なら22ドル)なので、ボーナスを考慮してもコスパは悪いです。やはりXMは取引量が多くない個人向けですね。

XM以上の最狭スプレッド

XMTradingと他社法人口座の「約定力」を比較

XMは口コミでは、割とスリップページが少なめで約定力が高めだと言われています。

XM並か、それ以上の約定力を求めるなら、TitanFXやAXIORYをおすすめするぞ。

約定力は、約定率だけでは判断できません。1秒以内の約定率はどの程度なのか、平均約定スピードや最速約定スピードなども見ておきましょう。

XMTradingと他社法人口座の約定力比較
海外FX業者約定率平均約定スピード最速約定スピード
XMTrading
※法人口座なし
リクオートなし
約定拒否なし
(1秒以内99.35%)
非公開非公開
TitanFX99.9%
(1秒以内成行100%)
37ミリ秒3.14ミリ秒
AXIORY99.99%98.8%が
140~170ミリ秒
0.24%が
135~139ミリ秒
ThreeTrader非公開非公開非公開
FXGT.com非公開非公開非公開

意外と非公開の海外FX会社が多いです。公式で細かい数値を出しているのは、約定力の高さに自信がある証拠ですね。

TitanFXは1秒以内成行100%の約定率で、平均スピードも37ミリ秒とものすごく速いです。

AXIORYも98.8%が140〜170ミリ秒で約定しているので、TitanFXに次ぐ約定力です。XM Tradingは3番手ですね。

実際、口コミでにTitanFXとAXIORYは口コミでも、高い約定力に定評があります。

ThreeTraderやFXGTは日常的に約定力が低いわけではありません。実際に私が利用した感覚やSNSなどの口コミを見ると、特定の時間(窓開けや指標発表時など)にスリップページが発生することがあります。リスク管理に注意すれば、これらの利点を活かしたトレードが可能です。

XM以上の約定力

XMTradingと他社法人口座の「レバレッジ」を比較

XMの最大レバレッジは、1,000倍です。一般口座である「スタンダード口座」にも低スプレッド「KIWAMI極口座」にも適用されます。

法人口座用としてハイレバ低スプレッド口座を選ぶなら、AXIORY、ThreeTrader、FXGTがおすすめですわっ!!

XMTradingと他社法人口座のレバレッジ比較
海外FX業者おすすめ口座
(低スプレッド口座)
最大レバレッジ仮想通貨の最大レバレッジ
XMTrading
※法人口座なし
KIWAMI極口座1,000倍500倍
AXIORYナノ口座・テラ口座1,000倍
※マックス口座は2,000倍
取扱なし
ThreeTraderRawゼロ口座1,000倍200倍
FXGT.comプロ口座1,000倍
※オプティマス口座(デイトレ用)は5,000倍
1,000倍
TitanFXZeroブレード口座500倍
※マイクロ口座(少額用)は1,000倍
100倍

XMと同じくらいのレバレッジを求めるのであれば、最大レバレッジ1,000倍以上ですね。

AXIORYは最大2,000倍、FXGTは最大5,000倍なので、口座を選ばずハイレバレッジトレードをしたいのであれば、この2社が優秀です。

仮想通貨であれば最大1,000倍のFXGTで、他社を圧倒する倍率です。AXIORYは仮想通貨の取り扱いはありません。

また、法人のメイン口座で、ある程度の取引量を見込んでいるのであれば、取引コスト的には低スプレッド口座の方がおすすめです。

ThreeTraderも、以前はレバレッジが低めでしたが、最大1,000倍にアップしたので、AXIORY、ThreeTrader、FXGTはXMTradingであれば、TitanFX以外のどの海外FX会社の法人口座を選んでもXM並のハイレバ取引が可能です。

FX通貨ペアでハイレバ
仮想通貨でハイレバ

XMTradingと他社法人口座の「ボーナス」を比較

XMは豪華ボーナスが、ものすごく有名です。ボーナス目的で口座開設をする人も多いのではないでしょうか。

XM並のボーナスをもらえる法人口座ってあるのかしら?

あるぞ!FXGTじゃ。

期待するのは口座開設ボーナス(未入金ボーナス)と、入金ボーナスですね。

XMTradingで開催中のキャンペーンボーナス(2025年11月7日更新)

  • 新規登録ボーナス 15,000円
  • 入金ボーナス 1段階:初回入金額の100%(最大500ドル相当)
  • 入金ボーナス 2段階:入金額の30%(最大4,500ドル)【15周年記念】
  • 入金ボーナス 3段階:入金額の20%(最大10,000ドル)
  • 【取引ボーナス】取引量・日数・季節イベントでもらえるロイヤリティプログラム報酬
    ※KIWAMI口座・Zero口座は口座開設ボーナスのみ
  • 入出金の手数料無料
  • 【毎月開催】XMTRADINGコンテスト(総額21万ドルの賞金)

ちなみに、低スプレッド「KIWAMI極口座」では、入金ボーナスをもらうことが

できますが、口座開設ボーナスは適用されません。

また、XMは法人口座が開設できないため、法人としてボーナスを受け取ることはできません。

法人として、法人口座ボーナスをもらえるのはFXGTです。

FXGTで開催中のキャンペーンボーナス(2025年11月7日最新)

  • 【Optimus口座】新規登録ボーナス 10,000円
  • 【スタンダード・ミニ・Crypto Max口座】Welcomeボーナス 初回入金額の100~120%
  • 【スタンダード・ミニ・Crypto Max口座】Loyaltyボーナス(入金ボーナス) 入金額の25%
  • 【スタンダード・ミニ口座】50%リベートボーナス スプレッドの50%キャッシュバック
    条件:BTCUSD、XAUUSD、USDJPYなど10銘柄が / Loyaltyボーナス使い切り
  • 【Optimus口座】リベート・キャッシュバック 20~30%・上限なし
    条件:USDJPYなどの通貨ペアやXAUUSD、BTCUSDなど10銘柄を5分以上保有
  • 【定期開催│スタンダード口座】ウィークリートレード大会
XM並のボーナスなら

XMTradingと他社法人口座の「最大ロット数」を比較

法人として大口取引をするのであれば、最大ロット数は重要です。

XMはやはり個人向けの海外FX業者なだけあって、法人口座提供の他社と比べると取引可能サイズは少なめです。

AXIORYの大口取引が断トツじゃが、どの他社法人口座でも、XMより大きい取引が可能じゃ。

XMの最大ロット・ポジション数の他社法人口座の比較
海外FX業者口座名最大取引サイズ
(1ポジションあたり)
保有可能な
ポジション数
XMTrading
※法人口座なし
KIWAMI極口座50ロット200ポジション
AXIORYナノ口座/テラ口座1,000ロット
(1億通貨)
無制限
TitanFXZeroブレード口座100ロット
(1,000万通貨)
200ポジション
FXGT.comECN口座100ロット無制限
ThreeTraderRawゼロ口座100ロット300ポジション

法人口座となると、プロトレーダーの大量取引に耐えうるサーバーを用意しなくてはいけません。大口取引対応している海外FX会社は、それだけ取引環境が整っているということですね。

XM以上の大口取引なら

XM Trading(エックスエム)以外の海外FX法人口座を作る5つのメリット

前に説明した通り、XMでは法人口座を開設することができません。既に個人口座を持っている海外FXトレーダーにとっては悩みどころですね。

面倒だから、このままXM個人口座のままでもいいかしら?

利益目安が1,000万円を超えるのであれば、他社の法人口座を開設したほうが特になる可能性が高いぞ!

法人口座を作った方が、税金面や損益の取り扱い、リスク分散、取引コストの削減、そして取引環境の向上など、様々な利点があります。

XM以外で海外FX法人口座を作るメリット

  • 法人口座の方が税金が安くなる可能性がある
  • 法人口座は損益を有利に扱える(損益通算・繰越控除10年)
  • 取引コストが安くなる(他社の低スプレッド口座)
  • 取引量・ポジション数が物足りない(投資スタイルによる)
  • 個人口座・法人口座の二本立てでリスク分散できる

メリット1:法人口座の方が税金が安くなる可能性がある

個人口座では所得税が累進課税(最大45%)として課されますが、法人口座の場合、法人税率が一定(中小企業の場合15〜23%)です。

そのため、収益が大きい場合は、法人口座の方が税率が低くなり、節税効果が期待できます。また、法人での経費計上が可能なため、さらに節税に繋がります。

利益分岐点は900万円超えじゃが、実質的には1,000万円超えから、節税のメリットが得られるぞ。

法人口座と個人口座の利益分岐点
利益法人口座個人口座
195万円以下法人税15%所得税5%
195万円超~330万円以下所得税10%
330万円超~695万円以下所得税20%
695万円超~800万円以下所得税23%
800万円超~900万円以下法人税23.2%
900万円超~1,800万円以下所得税33%
1,800万円超~4,000万円以下所得税40%
4,000万円超所得税45%

法人の経費計上の例(課税対象外となるもの)

  • 事務所の家賃
  • 公共料金(電気・ガス・水道など光熱費、ネット代など)
  • 取引に使うパソコンやソフト、VPSなど

※自宅をオフィスとする場合はその費用

利益が1,000万円で経費が200万円であれば、実利益は800万円となります。その場合、法人税は15%が適用されるので、大きな節税効果が得られますね。利益が大きいほど顕著になるので、結果的に数百万の節税になることもあります。

メリット2:法人口座は損益を有利に扱える(損益通算・繰越控除10年)

法人口座では、損益を有利に扱うことができます。具体的には以下の2点が挙げられます。

法人しか使えない制度ですわ!!

法人が使える”損益”に関する制度

  • 損益通算・・・FXの損益を同じ法人内の他の事業所得と通算ができる
  • 繰越控除(10年)・・・発生した損失を翌年以降の所得から控除できる

XMの場合は法人口座が作れないため、これら制度を利用することができません。

法人口座は、損益の通算が可能です。例えば、他の事業で発生した利益とFX取引の損失を相殺でき、総合的な税負担を減らせます。FXの利益を他の事業へ投資に活用することも可能です。

さらに、損失が出た場合、法人では最大10年間の繰越控除が認められており、将来的に利益が出たときにその損失と相殺できます。個人は3年なので、法人の方がより有利な損益管理が可能です。

メリット3:取引コストが安くなる(他社の低スプレッド口座)

XMのスプレッドは普通レベルです。人によってはやや広いと感じるレベルです。

取引が多いなら、他社の方が低コストですわ!!

法人の受け入れが可能なレベルの海外FX業者を見ると、XMより他社の方が低スプレッドであることが分かります。

前でもXMと各社のスプレッドや手数料を比較しましたが、コスパの良い低スプレッドタイプの口座では、以下のように実質コストに差がでてきます。

1ロットのドル円取引の実質コスト(往復) ※低スプレッド口座

  • XMTrading(KIWAMI極口座)・・・11ドル
    ※スタンダード口座は22ドル
  • ThreeTrader(RAWゼロ口座)・・・4ドル
  • TitanFX(ブレード口座)・・・8ドル
  • AXIORY(ナノ口座・テラ口座)・・・9ドル
  • FXGT.com(プロ口座)・・・8ドル

取引量や頻度が多くなるほど、スプレッドや手数料の違いが大きな差となって利益に直接影響するため、このメリットは無視できません。

メリット4:取引量・ポジション数が物足りない(投資スタイルによる)

XMの最大取引量は、50ロット・200ポジションです。

他社の法人口座であれば100〜1,000ロット・200〜無制限ポジションです。

AXIORYだと最大1,000ロット・ポジション無制限ですわ!

一般的な投資家であればXMでも十分に感じますが、大口の機関投資家や大規模なプロトレーダーになると、XMのロット数に物足りないかもしれません。

また、スキャルピングのように短時間で多数のポジションを持つ戦略を採用するトレーダーにとっては、200ポジションでも足りないと感じる場合があります。

メリット5:個人口座・法人口座の二本立てでリスク分散できる

個人口座と法人口座を併用することで、投資資金を1本化せず、リスクを分散させることができます。

例えば、XMで個人口座の取引をして、他社の法人口座で別戦略の取引をするのですわ。

法人口座・個人口座のリスク分散例

  • XM個人口座・・・短期トレードやリスク高めの取引
  • 他社法人口座・・・長期的な戦略や安定的な取引

異なるアプローチでの取引を行うことで、全体のリスクを軽減し、安定した収益を目指すことができます。また、違う海外FX会社に資金を分散することで、もしものトラブルのリスク分散にも効果的です。

XM代替おすすめNo.1

XM Trading(エックスエム)以外の海外FX法人口座を作る5つのデメリット

法人口座を作って損になることはあるのかしら?

法人口座を作れないXMの代替として、他社の法人口座を作るデメリットも把握しておきましょう。

XM以外で海外FX法人口座を作るデメリット

  • 法人化に手間と費用がかかる
  • 法人は赤字でも税金がかかる
  • 法人口座の保有ポジション利益に税金がかかる
  • 法人口座のお金を自由に使えない
  • XMのような豪華ボーナスがない

それぞれのデメリットを説明していきます。

デメリット1:法人化に手間と費用がかかる

法人口座は、個人口座と違って法人化していないと開設することができません。

個人トレーダーが法人化すると、一般的には以下のような追加費用がかかります。

法人化にかかる初期費用(約40~50万円)

  • 登記関連費用(登録免許税、定款認証料、印鑑証明など)
  • 専門家への報酬(司法書士、税理士、会計士など)
  • その他(会社印鑑作成など)

法人の年間運営費用(約50~100万円)

  • 会計・税務関連(税理士顧問料など)
  • 法人維持費(法人住民税、決算書類作成・登記費用)

XMの個人口座であればかからない費用と考えると、デメリットになります。

節税額が法人化費用を上回るなら、問題ありませんわ!

法人化にかかった費用は、メリットでも挙げたように、経費計上で課税対象外にすることもできますね。

デメリット2:法人は赤字でも税金がかかる

法人口座を開設するためには法人化が必須ですが、利益がゼロやマイナスの場合でも「法人住民税(均等割)」という税金が発生します。

地域により異なりますが、東京の場合は以下が課税されます。

利益が赤字でもかかる税金

  • 資本金が1,000万円以下で従業員50人以下の場合・・・年間7万円
  • 資本金が1,000万円~1億円以下の場合・・・年間18万円

資本金が1億越えの場合は事業税もかかりますが、海外FXのための法人化だとすると、あまり該当する人はいなそうですね。

デメリット3:法人口座の含み益に税金がかかる

法人の場合、保有中のポジションの未実現利益(含み益)にも課税されることがあります。

これは、期末時点で保有しているポジションの評価益に対して税金がかかるということです。

決算前に保有ポジションを閉じれば問題ないが、戦略的に気をつける必要があるのぉ。

XMの場合、個人口座なので決済するまで課税されないのに対し、法人口座ではこの点で不利になる可能性があります。

デメリット4:法人口座のお金を自由に使えない

法人口座の資金は法人のものであり、個人資産ではないため、海外FXなどで得た利益を個人的な目的で自由に使用することはできません。

法人の資金を使う方法は、大きく分けて以下2点です。

法人資金を引き出す方法

  • 給料や配当など正式な手続きを踏む
  • 会社の業務に関連するものに使う

個人で自由に使うためには、税金など法的な手続きの後になるので、急な出費に対応することはできません。

今すぐ旅行へ行きたいわ!高級車が買いたいわ!
FXトレード用のハイスペックパソコンが欲しいわ!!

事業に必要なパソコンなら経費になるんじゃが、プライベートなものに法人資金は使えないわい。

XMの個人口座であれば、お金を自由に引き出して個人的な用途に利用することができるので、それと比べればデメリットになります。

デメリット5:XMのような豪華ボーナスがない

XMTradingは個人口座向けに、高額なボーナスキャンペーンを展開していますが、法人口座でここまでのキャンペーンをしている海外FX会社はほとんどありません。

XMTradingで開催中のキャンペーンボーナス(2025年11月7日更新)

  • 新規登録ボーナス 15,000円
  • 入金ボーナス 1段階:初回入金額の100%(最大500ドル相当)
  • 入金ボーナス 2段階:入金額の30%(最大4,500ドル)【15周年記念】
  • 入金ボーナス 3段階:入金額の20%(最大10,000ドル)
  • 【取引ボーナス】取引量・日数・季節イベントでもらえるロイヤリティプログラム報酬
    ※KIWAMI口座・Zero口座は口座開設ボーナスのみ
  • 入出金の手数料無料
  • 【毎月開催】XMTRADINGコンテスト(総額21万ドルの賞金)

XMの場合、低スプレッド口座を含む全ての口座タイプに、新規口座開設ボーナスが適用されます。(入金ボーナスは低スプレッドタイプの口座には適用されません。)

法人口座を受付しているような海外FX会社は、中・上級者向けであることが多いため、豪華ボーナスよりも低スプレッドや約定力のようなハイスペック環境に力を入れていることが多いです。

法人口座で豪華ボーナスといえば、FXGTくらいかしら?

ただ、おすすめの低スプレッド口座じゃと、ボーナスはもらえないんじゃ。

FXGT.comは新規口座開設で15,000円〜20,000円、入金額の100%相当ボーナスをはじめとした、XMと同程度またはそれ以上の額をもらえますが、両方とも低スプレッドタイプの口座は適用外となります。

XM代替おすすめNo.1

XM Trading(エックスエム)以外の法人口座開設の基本的な手順

XMTradingでは法人口座を提供していませんが、他の海外FX業者では法人口座を開設する手順は一般的に次の流れとなります。

また、基本的に法人化した後に、法人口座を開設します。

一般的な法人口座開設の流れ

  1. 法人口座開設フォームより申し込み
  2. 法人情報の入力
    ※会社名、住所、法人番号など基本情報、法人代表者、主要株主など
  3. 必要書類のアップロード
  4. アカウント承認
  5. 入金・取引開始

海外FX会社によっては、個人口座を申し込んだ後に公式サポートへ連絡するところもありますが、基本的な流れはどこも同じです。

注意点として、入金時の銀行口座やクレジットカードは法人名義のものを使いましょう。メールアドレスも法人のものを用意するように指示されていることが多いです。

XM Trading(エックスエム)以外の法人口座開設の必要書類

法人口座を開設する際には、個人口座と比べて多くの書類が必要です。XMは法人口座の提供はしていませんが、他の業者での必要書類は以下のようなものです。

一般的な法人口座開設の必要書類

  • 法人登記簿謄本
  • 代表者・役員の写真付き身分証明書
    (免許証、マイナンバーカード、運転免許証など)
  • 代表者・役員の住所証明書(公共料金の請求書、銀行取引明細書など)
  • 定款(会社の目的や活動を示す書類)
    ※法人化のときに作成します
  • 株式名簿や役員のリスト

必要書類は多いですが、法人化後であれば準備に戸惑うことはないと思います。

XM Trading(エックスエム)法人口座のよくある質問

XMTradingでは法人口座を開設できますか?

XMでは法人口座を開設することはできません。個人口座のみ、開設できます。

XMTradingの個人口座を法人口座の代用として利用することはできますか?

税制上の扱いが異なるため、法人として個人口座を開設することはできません。

個人でXM個人口座を、他社で法人口座を併用して運用することで、効果的に節税することは可能です。

XM Trading(エックスエム)法人口座まとめ

XMTradingは個人口座に特化した海外FX業者であり、法人口座の開設はできません。

法人口座を検討している場合は、AXIORYやTitanFX、ThreeTrader、FXGTなど、他の海外FX業者を利用することをおすすめします。

法人化を通じて節税や損益通算などのメリットを活かしたい場合、法人口座の開設は有効ですが、法人化には費用や手続きが伴うため、しっかりと準備を整える必要があります。

XMの個人口座を法人口座の代替として使うことはできませんが、個人口座と法人口座をうまく使い分けることで、資産運用や税金面での最適化が可能です。個人口座はXMで、法人口座は別の海外FX業者を利用するという選択肢も十分に効果的です。

最終的には、ご自身のトレードスタイルや目標に応じて、最適な口座を選択することが大切です。

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