海外FXの有名トレーダー全9名(日本人4名)！世界の億り人の手法・SNSまとめ

海外FXで世界的に有名な億トレーダー5名

まずは世界富豪ランキングにランクインするような世界的著名人をはじめとする、海外・日本問わず有名な億トレーダーを見ていきましょう。

※各項の資産は、1ドル=140円換算で計算しています。

海外FX有名億トレーダー1：ジョージ・ソロス(George Soros)

ジョージ・ソロスは、ハンガリー出身の著名な投資家、ヘッジファンドマネージャー、そして慈善家です。1992年の「ブラックウェンズデー」に英国ポンドをショートして10億ドル(約1兆4000億円)以上を稼ぎ、「イングランド銀行を破った男」として広く知られています。

ソロスのトレード哲学は、主にマクロ経済分析に基づいており、世界中の市場動向を読み解き、大きなポジションを取ることで高いリターンを得ることです。

また、数多くの慈善活動にも積極的に関与しており、オープンソサエティ財団を通じて民主主義の促進や人権擁護に貢献しています。

ジョージ・ソロスの取引手法：マクロ経済分析による大規模ポジション

ジョージ・ソロスは「マクロ経済分析による大規模ポジション」の手法で知られています。

彼の手法は、各国の経済政策や中央銀行の動向を詳細に分析し、通貨の過小評価や過大評価を見極めて、大規模なポジションを取ることにあります。

特に、経済の不均衡を利用し、適切なタイミングで市場に大きな影響を与える取引を行います。彼のリフレクシビティ理論に基づく市場の動きの読み方は、マクロ経済の視点を持つトレーダーにとって非常に参考になります。

具体的な例として、1992年の「ブラックウェンズデー」では、ソロスは英国ポンドに対して大規模なショートポジションを取り、最終的にポンドの切り下げを引き起こして10億ドル以上の利益を上げました。このように、ソロスの手法は深い経済分析と市場の動向を読む能力に基づいています。

海外FX有名億トレーダー2：スタンリー・ドラッケンミラー(Stanley Druckenmiller)

スタンリー・ドラッケンミラーは、アメリカ出身の著名な投資家であり、ジョージ・ソロスのもとで活躍したことでも知られています。彼は1988年から2000年までソロスのQuantum Fundを運用し、多くの成功を収めました。特に1992年のブラックウェンズデーでは、ソロスと共に英国ポンドをショートして大きな利益を上げました。

ドラッケンミラーのトレード哲学は、マクロ経済の動向を深く分析し、大きな市場機会を見つけてポジションを取ることです。また、リスク管理にも非常に長けており、損失を最小限に抑えることを重視しています。

スタンリー・ドラッケンミラーの取引手法：トップダウンアプローチ

スタンリー・ドラッケンミラーは「トップダウンアプローチ」の手法で知られています。

彼の手法は、世界のマクロ経済状況を分析し、そこから特定の通貨や資産クラスに影響を与える要因を見つけ出すことにあります。このアプローチは、経済政策や金利動向を重視し、トレンドに基づいた取引を行うことが特徴です。柔軟性と順応性を持ち、必要に応じてポジションを迅速に調整します。

具体的な例として、1992年の「ブラックウェンズデー」では、ドラッケンミラーはジョージ・ソロスと共に英国ポンドに対して大規模なショートポジションを取りました。この取引では、ポンドの価値が維持できないと予測し、その結果としてポンドの切り下げを引き起こし、大きな利益を上げました。ドラッケンミラーの手法は、経済の大局的な視点を持つトレーダーにとって非常に参考になります。

海外FX有名億トレーダー3：ブルース・コブナー(Bruce Kovner)

ブルース・コブナーは、アメリカ出身の著名な投資家であり、ヘッジファンドCaxton Associatesの創設者です。彼は1970年代後半から1980年代にかけて、その卓越したトレード手法で多くの成功を収めました。特に、マクロ経済のトレンドフォロー戦略で有名です。

コブナーのトレード哲学は、リスク管理と徹底した市場分析に基づいています。彼は、複数の市場にわたる分散投資を行い、リスクを最小限に抑えつつ高いリターンを狙います。

※マクロ経済とは・・・国内総生産、失業率、インフレ率、為替レートなどを指標とした経済全体動向のこと。

ブルース・コブナーの取引手法：グローバルマクロ戦略と分散投資

ブルース・コブナーは「グローバルマクロ戦略と分散投資」の手法で成功を収めています。

彼の手法は、世界各国の経済状況や商品価格を総合的に分析し、複数の市場や資産クラスに投資することでリスクを分散させることにあります。市場の流動性とボラティリティを活用し、柔軟にポジションを変更することが特徴です。厳格なリスク管理を行い、ポジションサイズを慎重に調整します。

具体的な例として、コブナーはCaxton Associates（カクストン・アソシエイツ）というヘッジファンド会社を設立し、様々な通貨や商品に投資することで成功を収めました。彼の分散投資とリスク管理のアプローチは、リスクを分散させたいトレーダーにとって非常に参考になります。

海外FX有名億トレーダー4：ビル・リプシュッツ(Bill Lipschutz)

ビル・リプシュッツは、アメリカ出身の著名な投資家で、サロモンブラザーズでの外国為替取引で成功を収めました。彼はコーネル大学在学中にトレードを始め、短期間で莫大な利益を上げました。リプシュッツは、リスク管理と資本の保全を最優先とする手法で知られています。

リプシュッツのトレード哲学は、リスク管理を徹底し、感情に左右されずにトレードを行うことです。彼は、ポジションを取る際に明確な計画を立て、損失を最小限に抑えることを重視しています。

ビル・リプシュッツの取引手法：流動性とボラティリティの活用

ビル・リプシュッツは「流動性とボラティリティの活用」の手法で知られています。

彼の手法は、流動性が高く、ボラティリティの高い市場で取引を行い、細かなポジション管理を徹底することにあります。市場のセンチメントを読み取り、長期的な視野でトレンドを追い求めます。また、厳格なリスク管理を行い、損失が一定の範囲を超えないようにストップロスを設定します。

具体的な例として、リプシュッツはSalomon BrothersのFX部門で「FXのサルタン（FX界の帝王）」として成功を収めました。彼の流動性とボラティリティの活用法は、短期的なノイズに惑わされず、取引を行いたいトレーダーにとって非常に参考になります。

海外FX有名億トレーダー5：リチャード・デニス(Richard Dennis)

リチャード・デニスは、アメリカ出身の著名な投資家で、「タートルトレーダー実験」で有名です。彼は1,600ドルの初期投資を10年間で2億ドルに増やし、その成功を元に初心者トレーダーを育成する実験を行いました。

デニスは、初心者にも成功するトレーダーになれることを証明するために「タートルトレーダー実験」を行い、これにより多くの成功したトレーダーを輩出しました。

彼のトレーディング戦略はトレンドフォロー戦略に基づいており、市場の動向に従ってポジションを取ることを重視しています。また、彼の教育的アプローチは、多くのトレーダーに影響を与えています。

リチャード・デニスの取引手法：タートル・トレーディング

リチャード・デニスは「タートル・トレーディング」の手法で知られています。

トレンドフォロー戦略では、価格のブレイクアウトを利用してエントリーします。デニスさんは、トレードのルールを詳細に設定し、リスク管理を徹底することを重視しました。彼の「タートル・トレーダー」プロジェクトでは、素人を訓練して成功したトレーダーに育て上げました。

具体的な例として、価格が一定の水準を超えたときにエントリーし、トレンドが続く限りポジションを持ち続けることで大きな利益を上げました。彼のトレンドフォロー戦略と厳格なルールは、規律を持って取引を行いたいトレーダーにとって非常に参考になります。

海外FXで有名な日本人トレーダー4名

有名な日本人トレーダーは、X（旧ツイッター）でのツイートやYouTube解説、ブログでの手法解説や収支報告、書籍などで情報発信している方もいて・・・やはり日本語なので読みやすいですね！

また、経済動向などのトレンドをいち早く取得される方ばかりなので、Xをフォローするだけでも参考になりそうです。

日本人の有名トレーダー1：与沢翼（Tsubasa Yozawa）

与沢翼さんは、インターネットビジネスで成功を収めた後、FX取引に転向し、短期間で莫大な利益を上げた、短期・スキャルピングトレーダーです。

大胆な取引手法と迅速な市場対応能力から「秒速で1億円稼ぐ男」と呼ばれ、注目を集めましたが、本人の公式SNSで「元」と公言されています。2014年から海外移住され、現在はドバイ在住のようです。（2024年7月現在）

YouTubeをメインに、Xやインスタ、フェイスブックなどのSNSで、日常やFXをはじめとした投資関連の情報も発信されています。FX手法やマインドなども非常に参考になりました。

与沢翼さんの取引手法：テクニカル分析による短期・スキャルピングトレード

与沢翼さんは、短期トレーダー・スキャルピングトレードとしてよく知られています。以前の情報ですが、XMTradingも利用されていました。

過去のYouTubeでもお話されていますが、テクニカル指標は、オシレーターとRSIとトレンドライン（ムービングアベレージ/移動平均線・GMMA/複合型移動平均線）が基本です。

US30（NYダウ）でのスキャルピングでは、30万円を2時間で60万円稼いだそうです。動体視力重視のスマホ・MT4での取引で、ロスカットラインも見えないリスクがあるため、2時間ずっと注視されたとか。

日本人の有名トレーダー2：竹井祐介（たけい ゆうすけ）

竹井佑介さんは、海外FXなどのFXトレーダーのほか、教育者や社会投資家としても知られています。

2011年に「FX Millionaire Academy」を設立し、体系的にFXトレードの本質を教えるためのカリキュラムを提供。このアカデミーは、参加者が6,000名を超え、日本最大級のFXトレーダーコミュニティとして知られています。理論と実践をバランスよく組み合わせた講義やセミナーは、初心者から上級者まで幅広い層に支持されています。

竹井祐介さんの取引手法：テクニカル分析による中期トレード

竹井祐介さんは、テクニカル分析を駆使した中期トレードの手法で知られています。

彼の手法は、移動平均線やフィボナッチリトレースメント、MACDなどを用いて市場の動向を読み取り、中期的な取引を行うことにあります。移動平均線のクロスオーバーや、フィボナッチリトレースメントを使った反転ポイントの見極めなどが特徴です。

例えば、特定の移動平均線がクロスするタイミングでエントリーし、フィボナッチリトレースメントで反転ポイントを確認してエグジットするなどの手法を用いています。

竹井さんはまた、トレーダー心理の分析にも力を入れており、市場参加者の動向を見極めながら取引を行います。これにより、市場のノイズに惑わされずに堅実なトレードを実現しています。

セミナーやオンラインコースを通じて、これらの手法を多くのトレーダーに教えており、実績も豊富です。彼の中期トレードの手法は、安定した利益を追求するトレーダーにとって非常に有益です。

日本人の有名トレーダー3：ぶせな

ぶせなさんは、元手50万円を1.6億にした、歴14年以上のFX専業トレーダーです。

取引手法は、スキャルピングとデイトレードで、X（旧ツイッター）やブログにて、毎日の収支報告や、戦略・手法、分析などを発信されているので、読んでいるだけでためになります。書籍なども出版されていますね。

ぶせなさんの取引手法：テクニカル分析による短期トレード

ぶせなさんは、テクニカル分析による短期トレードの手法でよく知られています。

彼は移動平均線やボリンジャーバンドを駆使してエントリーとエグジットのタイミングを見極めます。移動平均線がゴールデンクロスやデッドクロスを形成するタイミングや、ボリンジャーバンドの外側に価格が触れたときの反転を狙うことで、短期間での価格変動を利用して利益を上げています。

RSIを使った逆張りも活用しており、売られ過ぎや買われ過ぎの状態を判断し、逆張りのエントリーポイントを探します。

例えば、特定のチャートパターンが形成された際にエントリーし、短期的な価格変動から利益を狙う手法を採用しています。1分足スキャルピングや15分足デイトレードを行い、短期間で数十万円の利益を上げることができます。

このような取引で、ぶせなさんは累計で約1億7,000万円の利益を上げることに成功しています。また、リスク管理を徹底し、損失を最小限に抑えるために必ずストップロスを設定しています。

日本人の有名トレーダー4：たばてぃん(田畑昇人/たばた しょうと)

たばてぃんさんは、FX歴10年以上の個人投資家で、元東大院生としても知られています。大学3年生からトレーディングをはじめ、50万円を9ヶ月で1,000万円に増やした実績や生活が注目を浴びて、テレビ番組「深いい話」などにも出演。ダイヤモンド・ザイなどの取材実績もあります。

ファンダメンタルズや相場ボラティリティを狙ったトレードが得意で、X（旧ツイッター）やブログで、多くの手法や戦略などを発信しています。書籍でも10万部以上のヒットを記録。

たばてぃんさんの取引手法：穴埋め・時間帯取引の短期トレード

たばてぃんさんは、テクニカル分析を駆使した短期トレードの手法で知られています。彼の代表的な手法の一つは「窓埋め」です。

週明けの早朝に市場が開くと、大きなギャップ（窓）が生じることがあります。たばてぃんさんはこのギャップが埋まる動きを狙って取引を行います。

例えば、EUR/JPYの取引では、ギリシャでの国民投票があった翌週の月曜日に大きな窓が開いた際、その窓が埋まるタイミングを狙ってエントリーしました。この取引で、たばてぃんさんは数百万円の利益を上げています。

また、世界三大市場（東京、ロンドン、ニューヨーク）の時間帯ごとの値動きに注目し、取引のタイミングを見極めます。特に、東京市場が開く前後の時間帯に特有のパターンを見つけ出し、そのパターンに基づいてエントリーを行います。彼は、この手法を駆使して短期間で大きな利益を上げることに成功しています。

他のトレーダーの動向を見極めるため、トレーダー心理も分析します。これにより、他のトレーダーがどのようなポジションを取っているかを把握し、それに基づいて自分の取引戦略を補完します。

海外FXをやっている(やっていた)有名な芸能人トレーダー

有名・芸能人トレーダー：ボビー・オロゴン

ボビー・オロゴンさんは、タレント活動の傍らでFX取引をことで知られています。特に海外FX市場での取引が注目されており、その大胆な投資手法と高いリターンが話題となっています。

海外FXブローカーのBigBossでも、アンバサダーとして起用されていました。

有名・芸能人トレーダー(過去)：TKO木本武宏・平成ノブシコブシ吉村崇

お笑い芸人の木本武宏さんと吉村崇さんは、専門的な投資家というわけではありませんが、海外FX関連の投資詐欺に巻き込まれたと、2022年にそのトラブルがメディアで広く報じられました。

海外FX業者自体が問題だったわけではなく、デモ口座で実体のない取引により騙されたことが原因です。怪しい投資話には乗らず、自身で判断することが大切ですね・・・

海外FXに関わる日本の有名人

海外FXでトレードをしているかは明言されていませんが、有名な日本人が公式アンバサダーとして活動しています。

オンラインカジノのように、海外FXにおける「信頼性」や「合法性（違法性）」を気にするユーザーも少なくありませんが、このような著名人の公式就任は、ブランドの安心感や注目度を高める要因のひとつといえるでしょう。

有名・サッカー選手：安藤律（あんどうりつ）※ThreeTrader公式アンバサダー

安藤律さんは、プロサッカー選手として活躍する傍ら、海外FX業者「ThreeTrader（スリートレーダー）」の公式アンバサダーとしても知られています。実際にトレードを行っているかは明言されていませんが、公式キャンペーンやブランドイメージに起用されていることから、業界内外で注目を集めています。

ThreeTrader公式サイトでは、「#スリトレって何なん？」というフレーズで登場し、親しみやすく信頼感のあるキャラクターとして紹介されています。

海外FXの公式アンバサダーに日本人の現役アスリートが起用されている例は少なく、安藤律さんの存在は、日本国内におけるThreeTraderの信頼性や知名度向上にも寄与しています。

有名・スポーツ選手：本田圭佑（ほんだけいすけ）※TitanFX公式アンバサダー

本田圭佑さんは、日本を代表する元サッカー日本代表選手であり、現在は監督・起業家・投資家としても多方面で活躍しています。

2025年6月には、海外FX業者「Titan FX（タイタンエフエックス）」のグローバルブランドアンバサダーに就任。本人が実際にトレードしているかは不明ですが、世界的な知名度と信頼性を持つ人物が公式に関与していることで、Titan FXをはじめとした海外FX業者全体の信頼性向上に寄与しています。

すでにThreeTraderではサッカー選手の安藤律さんがアンバサダーとして活動しており、本田氏の就任により、海外FX業界に関わる著名人が増えていることも注目されています。

有名な億トレーダーが使う海外FX業者7選

有名なトレーダーをはじめ、プロや専業トレーダーが使う、日本居住者が使える海外FX業者です。

日本人人気No.1といえばXMTradingですが、億トレーダーなど上級者は自分のトレードスタイルに合わせた環境を持つブローカー、かつ、約定力が高く、低スプレッドの口座タイプを選ぶ傾向にあります。

より詳しく解説した記事もあります。

海外FXの有名トレーダー(億トレーダー・日本人トレーダー)まとめ

FXトレードの成功者たちは、それぞれ独自の取引手法と戦略を持っていますが、共通しているのは、リスク管理の徹底と自身の手法に対する深い理解です。

彼らはテクニカル分析やマクロ経済分析を駆使し、適切なタイミングでエントリーとエグジットを行うことで、継続的に利益を上げています。

成功者の手法や考え方を学ぶことで、初心者から上級者まで幅広いトレーダーが自分の取引スタイルを見直し、改善するヒントを得ることができます。

各トレーダーの詳細な取引手法や戦略については、ぜひ各自の書籍やブログを参考にしてください。成功するためには、学び続ける姿勢と実践での経験が重要です。やブログを参考にしてください。成功するためには、学び続ける姿勢と実践での経験が重要です。