海外FXの法人口座おすすめ4社・5口座比較│法人化は意味ない?メリット・デメリット・税金まとめ


「海外FXで法人口座を開設するならどれがいい?」「個人口座で利益が出たけど、法人口座を作るべき?」などの疑問を解消するための情報をまとめました。
フクロウ、どこの法人口座が良いのか教えなさい!!
(鳥づかいが荒いんじゃから・・・)
まずは法人口座が開設できるか、大口取引に適した低スプレッド口座かじゃ!
おすすめ海外FX会社の法人口座比較ランキングをはじめ、個人口座との違い、メリット・デメリット、法人化する意味があるかどうか、法人化の目安やタイミング、手順、法人口座の開設方法など、海外FX法人口座に関するすべてをわかりやすく解説しました。
これから海外FXの法人口座開設を検討されている方は、必読です!
この記事を先読み
- 海外FXのおすすめ法人口座は、AXIORY、TitanFX、ThreeTrader、FXGT.com
- 法人化のタイミングは利益目安1,000万(給料含む)で、税金が安くなる
- 法人口座のメリットは節税、デメリットは手間と出費
AXIORY(アキシオリー) | TITAN FX(タイタン) | Three Trader(スリートレーダー) | FXGT.com(エフエックスジーティ) | |
|---|---|---|---|---|
| 特徴 | 資金の安全性 | スキャルピングに最適 | 最狭スプレッド | 仮想通貨に強い |
| 最大レバレッジ (仮想通貨) | 2,000倍 (取扱なし) | 500倍※少額口座:1,000倍 (100倍) | 1,000倍 (200倍) | 5,000倍 (1,000倍) |
| 信頼度・安全性 | ||||
| 仮想通貨の スプレッド (手数料) | – | |||
| スプレッド (手数料) | ||||
| ボーナス | ||||
| 銘柄数 | ||||
| 約定力 | ||||
| 日本語サポート | ||||
| 公式サイト | 公式HPへ | 公式HPへ | 公式HPへ | 公式HPへ |
各海外FX業者の法人口座は、以下の記事にまとめています。
目次
法人口座が開設できない海外FX業者:XMTrading
法人口座を受付停止している海外FX業者:Exness(再開予定なし)
海外FXの法人口座とは?法人化は意味ない?
法人口座は法人のみが開設できる口座で、要件を満たすと節税や経費計上など大きなメリットが得られます。
個人トレーダー(個人事業主)の法人化が意味ないかどうかは、海外FXを含めた投資や給料などの所得によります。
法人口座のための法人化が意味ある人
- 年間利益が1,000万円を超える人(給与所得含む)
- 法人として海外FX以外の事業展開を考えている人
既に海外FXなどの投資を行っている個人トレーダー(個人事業主)の場合、法人化を悩んでいるなら、税金が安くなる境界線の目安は、給料を含む「年間利益1,000万円」です。
また、将来的に会社として事業展開する場合は、幅広い経費計上で無課税になったり、損益通算で利益と損失の相殺で節税できたりと、税制上有利になることが多いです。
法人口座開設のタイミングは利益目安1,000万円超え
給料を含めた収入が1,000万円を超えたら、法人化して法人口座開設を検討するタイミングじゃ。
「法人化が意味ある人・意味ない人」の境界線が年間利益1,000万円とされる理由は、税率の逆転が起こるためです。
個人事業主としての個人所得税は累進課税であり、利益が増えるにつれて税率が上がりますが、法人税は利益800万円までが15%、それを超えると23.2%と、比較的低い税率で安定しています。
法人税と所得税が逆転するタイミングは以下の通りです。
| 利益・所得額 | 法人税 | その他法人税 | 所得税 | その他所得税 |
|---|---|---|---|---|
| 195万円以下 | 法人税15% | 法人住民税7万円程度 法人税割12.9% 法人事業税7% | 所得税5% | 住民税10% 国民健康保険10% |
| 195万円超~330万円以下 | 所得税10% | |||
| 330万円超~695万円以下 | 所得税20% | |||
| 695万円超~800万円以下 | 所得税23% | |||
| 800万円超~900万円以下 | 法人税23.2% | |||
| 900万円超~1,800万円以下 | 所得税33% | |||
| 1,800万円超~4,000万円以下 | 所得税40% | |||
| 4,000万円超 | 所得税45% |
境界線を900万円ではなく1,000万円に設定しているのは、他の税金や法人維持費を考える必要があるからじゃ。
単純計算ではありますが、利益または所得が1,000万円の場合、それぞれの税金がいくらかかるかを計算してみました。
法人利益1,000万でかかる税金【合計税額:2,648,656円】
- 法人税(800万円まで15%、800万円超過分に23.2%適用):1,664,000円
- 法人住民税(均等割):70,000円
- 法人税割(12.9%):214,656円
- 法人事業税(7%):700,000円
個人所得1,000万でかかる税金【合計税額:3,764,000円】
- 所得税(累進課税方式で最大33%適用):1,764,000円
- 住民税(10%):1,000,000円
- 国民健康保険(10%):1,000,000円
このように、年間利益が1,000万円以上になると、法人の税金が約260万なのに対し、個人だと税金が約370万円となり、約110万円以上の節税効果があります。
節税110万円に加えて、経費の無課税分の税金が免除されるのね。
ただし、法人の維持費や社会保険の負担も考慮する必要があります。
自分の状況と照らしあわせて、法人口座開設のための法人化の指標として考えてみてください。
法人口座と個人口座の違い
法人口座も個人口座も、トレード条件や規約は同じじゃよ。
取引上、法人口座は個人口座と何ら変わりありません。
ただ、法人名義で開設される取引口座で、法人の資金管理や取引を行うために使用されます。個人が作ることはできません。
違いは、口座開設時の入力内容や必要書類程度でしょうか。
海外FXで法人口座を開設する7つのメリット

税金が安くなったり、有利な制度が利用できますわ!!
海外FXでの利益が大きくなるほど、法人口座を利用することで得られるメリットは大きくなります。
法人口座(法人化)のメリット
- 利益にかかる税金が安くなる可能性がある
- 経費計上で法人経費分を非課税にできる
- 他投資・事業との損益通算で減税できる
- 10年の繰越控除ができる(9年の損失繰越)
- 決算時期の自由設定で翌年の税負担を軽減できる
- 役員報酬の設定で税負担が軽減される
- 法人口座と個人口座の併用で節税できる
法人口座メリット1:利益にかかる税金が安くなる可能性がある
海外FXなどでの利益が1,000万円を超えると、法人化して法人口座で取引することで税金を安く抑えられます。
利益を上げるほど、法人税の方が安くなるわ!
法人・個人事業主にかかる税金は以下の通りです。
法人・個人にかかる税金(単純計算)
- 法人の税金=法人税+住民税+事業税
- 個人事業主の税金=所得税+住民税+国民健康保険
法人税は最大で23.2%ですが、個人の場合は年間所得が4,000万円を超えると所得税率は45%に達します。
個人では税率が大きく上昇する一方、法人では一定の範囲に収まるため、高額な利益ほど法人化による節税効果が大きくなります。
高額利益の税金がいくらになるか計算してみたぞ。
こ・・・こんなに差が出ますの!?
| 利益 | 法人の税金合計 (法人口座を利用) | 個人の税金合計 (個人口座を利用) | 支払う 税金の差額 |
|---|---|---|---|
| 1,000万円 | 約260万円 | 約370万円 | 約110万円 |
| 2,000万円 | 約600万円 | 約920万円 | 約320万円 |
| 3,000万円 | 約940万円 | 約1,520万円 | 約580万円 |
| 4,000万円 | 約1,280万円 | 約2,120万円 | 約840万円 |
| 5,000万円 | 約1,620万円 | 約2,720万円 | 約1,100万円 |
| 1億円 | 約3,330万円 | 約5,720万円 | 約2,390万円 |
経費計上や、社会保険、法人維持費など他にも様々な要因があり、金額は目安になりますが、節税効果の差は歴然ですね。
法人口座メリット2:経費計上で法人経費分を非課税にできる
法人では、個人事業主では認められていない「経費」を計上することで、節税することができます。
経費計上すると、その金額が課税対象外になります。
法人の課税対象額
法人の課税対象(純利益) = 総収入(売上) – 経費
個人の場合は総収入に課税されますが、法人では純利益にのみ課税されるため、経費分は非課税となります。
例えば、法人口座の利益が1,000万円で、合計100万円を経費計上した場合、100万円分が非課税になり、残りの900万円にのみ課税されます。
法人経費として計上可能な費用の例
- 事務所の賃料(家賃)や光熱費(電気・ガス・水道)
- トレーディングソフトのライセンス料
- 通信費やインターネット費用
- 教育・研修費用
- パソコンやトレーディング機器の購入費
- 交際費や接待費
- 役員報酬・給与
トレーダーが法人化した場合、投資関連業や金融コンサルティング業に関わる出費が経費として計上されます。
家賃や光熱費まで経費計上できますの?
そうじゃよ。例えば自宅の一部・・・
20%を事務所としよう。その場合50%を法人経費にできるんじゃ。
自宅の一部を事務所として利用するだけでも、経費として認められる項目が多く、節税効果が期待できます。
法人口座メリット3:他投資・事業との損益通算で節税できる
法人化して法人口座にすることで、異なる事業や投資の利益と損失を相殺することが可能です。これにより、全体の税負担を抑え、効率的に節税できます。
法人は、複数の投資活動や事業の損失すべてを合算できるんじゃ。
個人だと相殺できる利益・損益がカテゴリ毎でしたわ。法人の方が有利ですわね。
| 種別 | 法人 (海外・国内FX共通) | 個人事業主 (海外FX) | 個人事業主 (国内FX) |
|---|---|---|---|
| 損益通算可能なもの | ・法人のすべての事業所得 ・他の事業(不動産、投資等)との通算可能 | ・海外FX同士の損益 ・他の雑所得(仮想通貨、株、アフィリエイトなど) | ・国内FX、先物、オプション取引 ・CFDなどの「申告分離課税」の金融商品 |
| 損益通算できないもの | なし | ・給与所得 ・事業所得 ・不動産所得 ・国内FXなど「申告分離課税」の所得 | ・給与所得 ・事業所得 ・不動産所得 ・海外FXなどの雑所得 |
法人化することで損益通算ができる例
海外FXで1,000万円の利益を得て、同時に不動産売買で300万円の損失を出した場合、損益通算により法人全体の利益は700万円になります。
これにより、法人税15%が適用され、税負担が軽減されます。
法人口座メリット4:10年の繰越控除ができる(9年の損失繰越)
法人化すると、損失を最大10年間繰り越して控除することが可能です。損失が発生した年の税負担を軽減し、将来の利益からその損失を控除することで、長期的な税負担を減らすことができます。
個人事業主の場合、損失の繰越控除は最大3年間でしたわよね。
法人だと繰越控除が最大10年間に伸びるんじゃ。
法人の損失繰越例
- 法人化した初年度に海外FX取引で500万円の損失が発生
- 損失を翌年以降の利益と通算するために繰り越し
- 4年後に800万円の利益を計上
- その年の課税所得から4年前の損失500万円を控除
- 残った300万円の課税所得として税金を支払う
このように、損失を活用して税負担を大幅に軽減することが可能です。また、損失を繰り越すことで、他の事業や投資、不動産売買などすべての損失をまとめて調整することができます。
法人口座メリット5:決算時期の自由設定で、翌年の税負担を軽減できる
決算は通常、年に1回行います。法人の会計期間(事業年度)は12ヶ月で、事業年度の終了日に決算を行います。この終了日は自由に設定することができます。
個人トレーダーの場合は決算が12月にあたるのかしら?
その通りじゃ!法人は決算月を自由に設定できるぞ。
法人は繁忙期や閑散期など好きな時期を決算月に決めることができるので、キャッシュフローや税金の調整がしやすくなります。
おすすめ決算時期の例「毎年12月に大きな利益が出る傾向がある場合」
決算時期を3月に設定します。12月から3月までの間に必要な経費を集中して計上することで、キャッシュフローの調整と税金の最適化を図ります。これにより、利益が多く出る時期に適切な経費を計上し、税負担を軽減することができます。
これに加え、法人では事業の状況に応じて決算月を変更することも可能です。計画的に決算時期を調整することで、より柔軟な資金管理と節税対策が行えます。
法人口座メリット6:役員報酬の設定で税負担が軽減される
会社(法人)の利益の中から役員報酬として、自分や役員(家族・共同経営者など)に給与を支払うことができます。
役員報酬は個人の給与所得として扱われます。所得が増えるほど税率が高くなる累進課税(収入に応じて税率が上がる仕組み)が適用され、所得を分散させることで全体の税負担を軽減することができます。
また、役員報酬は法人の経費として計上できるため、法人税の負担も軽減されます。
役員報酬を設定した例
- 法人として年間1000万円の利益
- 自身に年間500万円の役員報酬を設定
- 法人は役員報酬500万円を経費計上できる
この例では、個人の所得税を給与所得として申告し、給与所得控除の適用を受けています。
同時に、法人は500万円の役員報酬を経費として計上し、法人税の課税対象額を500万円に減少させました。これにより、自身と法人の全体の税負担を軽減することができます。
法人口座メリット7:法人口座と個人口座の併用で節税できる
海外FXトレーダーが法人口座を開設する場合、個人口座と併用しているケースが多いです。
法人口座と個人口座を使い分けて、節税効果を最大限に引き出すのね!!
前に説明した通り、法人の利益に対する法人税は15%~23.2%ですが、個人の所得税は最大45%です。
この税率差を活かし、利益を法人と個人に分散させることで、全体の税負担を抑えることができます。
法人から役員報酬を支払い、それを法人の経費として計上することで、法人税が軽減され、個人側でも給与所得控除が適用されるため、税負担が減ります。
海外FXで法人口座を開設する6つのデメリット

魅力的なメリットの反面、デメリットがあることも把握しておきましょう。
法人化の手間や費用をクリアできたら、問題ないかしら?
法人口座(法人化)のデメリット
- 赤字でも法人住民税の支払いがある
- 法人設立には初期費と維持費(社労士・税理士顧問費用)がかかる
- 保有中のポジションが課税対象になる
- 利益を自由に使えない
- 法人設立に手間がかかる
- 廃業時も費用がかかる
それぞれのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
法人口座デメリット1:赤字でも法人住民税の支払いがある
たとえ法人が赤字であっても、法人住民税は最低限支払わなければなりません。
具体的には、資本金1,000万円以下の中小企業の場合、年間7万円程度の「法人住民税(均等割)」が発生します。この金額は地域により前後します。
利益が出ていない年でも、一定のコストがかかる点に注意が必要です。
法人口座デメリット2:法人設立には初期費と維持費(社労士・税理士顧問費用)がかかる
法人を設立する際には、初期費用が合計で20万〜30万円程度発生します。
さらに、法人として運営を続けるには税理士や社労士の顧問契約費用、年次決算費用が、年間50〜180万円程度の維持費がかかります。加えて、社会保険料なども必要です。
維持費はかかるけど、法人化した方が得ならそちらの方が良いわね。
具体的には、以下のような費用がかかります。
法人設立(会社設立)にかかる初期費
- 登録免許税:株式会社15万円 / 合同会社6万円
- 定款認証費用:株式会社5万円 / 合同会社は不要
- その他の設立関連費用:印鑑作成費用1~3万円や登記手数料数千~数万円など
初期費用として、株式会社の場合は最低でも20万円、合同会社の場合は6万円が必要です。これに加え、法人設立後は継続的に維持費が発生します。
法人維持(会社維持)にかかる継続的な費用
- 税理士顧問料:月々数万円から10万円以上(年間約24万~120万円以上)
- 社労士顧問料:月々2~5万円程度(年間24万~60万円程度)
- 社会保険料(健康保険料・厚生年金保険料):年間の役員報酬200万円で約14万円、500万円で約35万円
税理士は、月次報告や税務申告、年末調整、決算期の業務を担当します。年末調整や決算期の業務量が増える時期には、追加料金が発生することもあります。
社労士は、給与計算や社会保険手続きなどを行います。社労士は、給与計算や社会保険手続きなどを行います。
また、社会保険料は健康保険が役員報酬の約5%、厚生年金保険料が役員報酬の約9.15%で、会社と個人でそれぞれ半分ずつ負担します。
法人維持費用は継続的に発生するため、法人の固定費として予算に組み込む必要があります。
法人口座デメリット3:保有中のポジションが課税対象になる
法人口座で保有しているポジションに利益(含み益)が出ている場合も課税対象になります。
決算時に保有する資産の価値が元値より上昇している場合、その評価益が利益として計上されてしまいます。
個人の場合、海外FXで売却した時点で課税されますわよね?
そうじゃよ。法人だと売却していなくても税金がかかる可能性があるんじゃ。
法人口座の保有ポジションが課税対象になる例
800万円で購入した株式が期末(決算月末)時点で1,000万円の価値になった場合、その200万円の含み益が利益として計上され、未決済であっても法人税が課されます。
そのため、損益通算や決済タイミングの調整、ヘッジ取引(含み益の調整)などで対策している海外FXトレーダーが多いですね。
法人口座デメリット4:利益を自由に使えない
法人口座はあくまでも法人の所有物です。自分1人の会社であっても、個人が自由に利益を使うことはできません。
わたくし、すぐ旅行に行きたいの!! 高スペックのパソコンも買いたいわ。
個人旅行は駄目じゃが・・・ 設備投資のような法人経費としてなら使えるぞ。
法人の運営のためであれば利益を自由に使うことができますが、その使用目的は法人の事業活動に関連するものでなければなりません。
投資関連の会社であればパソコン購入などは自由に行えます。
法人の利益を私的な用途に使いたい場合は、役員報酬(給料)や配当金として、手続きや税務処理をした上でお金を受け取る必要があります。
法人口座デメリット5:法人設立に手間がかかる
法人を設立するには、多くの手続きが必要です。後に「法人化の流れ」を説明していますが、簡単に説明すると以下の通りです。
法人設立に必要な手続き
- 定款の作成
法人の基本的な運営ルールを定める定款の作成・公証人の認証 - 登記申請
設立登記申請書類を法務局に提出・法人登記 - 各種届出
税務署や労働基準監督署など、関係機関への届出
すべての手続きが順調に進んだ場合でも、法人設立には通常1ヶ月程度の時間がかかります。
法人設立を専門にサポートする行政書士や司法書士の助けを借りることが一般的です。
行政書士や司法書士は税理士などと連携している場合もあるので、一括で依頼できる契約先を探せば、バラバラに依頼するよりも手間は省けます。
法人口座デメリット6:廃業時も費用がかかる
法人を廃業する際にも、解散登記や清算手続きなど、様々な手続きが必要です。
廃業時に必要な手続き
- 解散登記費用
※登録免許税費用:3万円、定款変更登記数:千円~数万円 - 清算人の選任と手続き
清算人を選任し、債務の整理や財産の分配
※精算登記費用:2,000円、専門家依頼する場合10~20万円程度 - 解散後の事務処理
法人の銀行口座の閉鎖、税務署への解散届出
法人規模にもよりますが、一般的には廃業に最低3万〜30万円の費用がかかります。
また、未処理の債務や契約がある場合、それらの整理に時間がかかることもあります。
海外FXの法人口座おすすめランキング4社・5口座
法人口座の開設を受け付けている海外FX業者の中で、信頼性、レバレッジやスプレッドなどの取引条件、サポート体制などを基準に、法人口座をおすすめランキングにしました。
また、法人化する時点で一定の利益を出せるトレーダーだと思うので、中・上級者向けの海外FX業者と法人口座をピックアップしています。
各海外FXの総合評価は、法人口座としてのレーティングです。
XM Trading(エックスエム)は個人口座向けなので、法人口座の開設はできません。
Exness(エクスネス)は現在、日本居住者が法人口座を開設することができず、再開の予定もありません。
1位:AXIORY(アキシオリー)│資産の安全性が高い法人口座

| 信頼度・安全性 | 最大レバレッジ | スプレッド(コスト) | ボーナス | 日本語サポート |
|---|---|---|---|---|
| 2,000倍※ |
※マックス口座(一般的なスプレッド)はレバレッジ最大2,000倍、低スプレッド口座は最大1,000倍
信託保全に近い資金管理、低スプレッド、高約定力にハイレバ・・・法人口座に最適ですわ!!
| 項目 | 評価 | 内容 |
|---|---|---|
| 信頼度 | 4.0 | ・FSC(ベリーズ国際金融サービス委員会) ・2011年創業 |
| 資金の安全性 | 5.0 | ・分別管理 ・信託保全に限りなく近い ・紛争解決の金融委員会(The Financial Commission)による損害補償 ※顧客1人あたり2万ユーロが上限 |
AXIORYの3つの特徴
- 資産管理が限りなく信託保全に近い
- ナノ・テラ口座のスプレッドが非常に狭い【おすすめ】
- 大口取引が可能(最大1,000ロットでポジション制限なし)
AXIORYで法人口座を開設する最大のメリットは「資金の安全性」です。
AXIORYでは、運営資金とは別に、顧客の資金は信託保全された銀行で管理されています。出金時には、口座名義人と第三者機関の承諾が必要で、万が一AXIORYが破綻しても顧客資金は返還されます。このため、海外FX業界の中でも資金保護のレベルは非常に高いと言えます。
2024年6月にはレバレッジ倍率の上限も最大2,000倍に、低スプレッドタイプの口座も最大1,000倍に上がりました。ストップレベルゼロであったり、大口取引が可能なくらい高水準の約定力と、取引環境のバランスが良いです。
また、全体的にスプレッドが低い海外FX業者で、特に中・上級者向けのナノ・テラ口座は業界的にも十分な低スプレッドで、一部銘柄は手数料も無料なので、銘柄次第では他社以上の低コストで取引できます。
ただ、仮想通貨CFDの取り扱いがないので、ビットコインFXなどをしたい人は、仮想通貨に特化したFXGTなどをおすすめします。
AXIORYのおすすめ法人口座は「ナノ口座・テラ口座」
AXIORYでは、法人用の規制は特になく、個人口座と同じ取引条件で利用できます。最低入金額も個人と同じく1,100円です。
おすすめは中・上級者向けの低スプレッドが提供されている「ナノ口座・テラ口座」で、2口座の大きな違いは取引ツールがMT4・Ctrader対応か、MT5対応かです。
| 特徴 | 条件 |
|---|---|
| 最大レバレッジ (仮想通貨) | 1,000倍(暗号通貨:取扱いなし) |
| ボーナス | なし ※キャンペーンで独自ボーナスあり |
| スプレッド | 0.0pips~ |
| 取引手数料 | FX通貨ペア:片道300円(3USD)/ロット パラジウム、プラチナ、エネルギーCFD、株価指数CFD:無料 |
| 初回入金額 | 制限なし ※国内銀行送信での入金:1,100円 ※クレジットカード/デビットカード/ApplePay:5,000円 |
| 最大注文ロット | 1,000ロット(ポジション制限なし) |
| プラットフォーム | ナノ口座:MT4、Ctrader テラ口座:MT5 |
| 取扱商品 | FX通貨ペア、日本株CFD(テラ口座のみ)、株式CFD、株価指数CFD、エネルギーCFD、貴金属CFD |
2位:TitanFX(タイタンFX)│スキャルピングに最適な法人口座

| 信頼度・安全性 | 最大レバレッジ | スプレッド(コスト) | ボーナス | 日本語サポート |
|---|---|---|---|---|
| 1,000倍※ |
※少額口座は最大レバレッジ1,000倍、低スプレッド口座は最大レバレッジ500倍
低スプレッドで安定した約定環境。
スキャルピングや自動売買(EA)にぴったりじゃ!!
TitanFXの評判・口コミ│TitanFX 法人口座について
| 項目 | 評価 | 内容 |
|---|---|---|
| 信頼度 | 4.0 | ・VFSC(バヌアツ金融サービス委員会) ※グループ会社がFSA(セーシェル金融サービス庁)などのライセンスを取得 |
| 資金の安全性 | 3.0 | ・分別管理 ・信託保全なし ・最低500万VT(約625万円)の賠償保険の加入(対ブローカー) |
TitanFX 3つの特徴
- 約定力が高い(スリップページが少ない)
- Zeroブレード口座のスプレッドが非常に狭い【おすすめ】
- スキャルピング・自動売買(EA)に最適な取引環境
TitanFXの魅力は、最速の約定スピードと高い約定率、低スプレッドという安定した環境で、スキャルピングや自動売買(EA)に適しています。
スキャルピングやEAをはじめとした取引制限も一切なく、ストップレベルもゼロポイントなので、市場との価格差を気にすることなくトレードすることができます。
また、多数の無料EAやMT5/MT4インジケーターの提供、無料VPS(条件:5ロット取引&残高60万円以上)など自動売買にも適しています。コピートレードの提供もあります。
安定性と低コストの相乗効果は法人口座としても最適です。
ただ、最大レバレッジが他社より低めです。最大1,000倍なのは少額専用のZeroマイクロ口座のみで、それ以外の口座では最大レバレッジ500倍に制限されてしまいます。
レバレッジが最大500倍で十分という方には、最適な海外FX業者といえますね。
TitanFXのおすすめ法人口座は「Zeroブレード口座」
TitanFXは、法人でも個人口座と同じ取引条件で利用できます。
おすすめは低スプレッドのZeroブレード口座で、スキャルピングや、取引回数やロット数が多くなりがちな法人にとっても、コストパフォーマンスに優れています。
| 特徴 | 高約定力・低スプレッド |
|---|---|
| 最大レバレッジ(仮想通貨) | 500倍(暗号通貨:100倍) |
| ボーナス | 口座開設ボーナスなし、抽選やコンテストを開催 |
| スプレッド | 0.0pips~ |
| 取引手数料 | 片道3.5ドル/ロット |
| 初回入金額 | 制限なし(国内銀行送金は5,000円) |
| 最大注文ロット | 100ロット |
| プラットフォーム | MT4・MT5、Titan FX Social |
| 取扱商品 | FX通貨ペア60以上、コモディティ、株価指数、仮想通貨、株式CFD |
TitanFXの評判・口コミ│TitanFX 法人口座について
3位:ThreeTrader(スリートレーダー)│業界最狭スプレッドのコスト重視な法人口座

| 信頼度・安全性 | 最大レバレッジ | スプレッド(コスト) | ボーナス | 日本語サポート |
|---|---|---|---|---|
| 1,000倍 |
他社に類を見ない最強の低スプレッドですわ!!!
ThreeTraderの評判・口コミ│ThreeTrader 法人口座について
| 項目 | 評価 | 内容 |
|---|---|---|
| 信頼度 | 3.0 | ・VFSC(バヌアツ金融サービス委員会) ・2021年創業 |
| 資金の安全性 | 3.0 | ・分別管理 ・最低500万VT(約625万円)の賠償保険の加入(対ブローカー) |
ThreeTrader 3つの特徴
- 業界最狭スプレッドでコスパがずば抜けて良い
- 法人並の取引量ならRawゼロ口座が更に低コスト【おすすめ】
- スキャルピングや自動売買(EA)の制限がない
ThreeTrader(スリートレーダー)は2021年創業の新興ブローカーですが、他社と比べても非常に低スプレッドと無料または安い手数料で取引できるため、注目を集めている人気の海外FX業者です。
また、デメリットとして「レバレッジが低い」「MT4のみ」と言われていましたが、2024年8月に最大レバレッジ500倍から1,000倍にアップデートされ、2024年9月よりMT5も利用可能になりました。
取引制限もなく、スキャルピングや自動売買にも向いています。
ただ、窓開けや指標発表時などのタイミングで、スリップページが発生しやすい傾向にあるので注意が必要です。それを避ければ、使い勝手の良さは抜群です。
ThreeTraderのおすすめ法人口座は「Rawゼロ口座」
ThreeTraderも法人口座・個人口座とも、同じ取引条件でトレード可能です。
提供されている口座タイプは「Pureスプレッド口座(手数料無料)」と「Rawゼロ口座」の2タイプのみで、両方とも低スプレッドです。
法人並の取引量であれば、手数料ありでも、より低スプレッドのRawゼロ口座の方がコスパ良くおすすめです。
| 特徴 | 非常に低スプレッド |
|---|---|
| 最大レバレッジ (仮想通貨) | 1,000倍(20倍) |
| ボーナス | なし |
| スプレッド | 0.0pips~ |
| 取引手数料 | FX通貨ペア:片道200円(2USD)/ロット |
| 初回入金額 | 100,000円(1,000USD) |
| 最大注文ロット | 1,000ロット(ポジション制限なし) |
| プラットフォーム | MT4、MT5 |
| 取扱商品 | FX通貨ペア、貴金属、原油、株価指数、仮想通貨 |
ThreeTraderの評判・口コミ│ThreeTrader 法人口座について
4位:FXGT.com(エフエックスジーティ)│仮想通貨に特化した法人口座

| 信頼度・安全性 | 最大レバレッジ | スプレッド(コスト) | ボーナス | 日本語サポート |
|---|---|---|---|---|
| 5,000倍 |
低スプレッド仮想通貨のハイレバ取引ならFXGTで決まりですわ!!
| 項目 | 評価 | 内容 |
|---|---|---|
| 信頼度 | 4.0 | ・FSA(セーシェル金融サービス庁) ・2019年創業 |
| 資金の安全性 | 4.0 | ・分別管理 ・信託保全なし ・賠償責任保険 ※最大1万ユーロ約1億4,000万円 |
FXGT.com 3つの特徴
- 仮想通貨(ビットコインなど)は低スプレッド
- 仮想通貨取引のレバレッジが高い(最大1,000倍)
- 豪華ボーナスがもらえる(スタンダード口座・クリプトマックス口座、ミニ口座)
FXGTは、仮想通貨CFD(暗号通貨CFD)とFX銘柄のハイブリッド取引をしたい人におすすめです。
FX通過ペアが最大レバレッジ5000倍と高いことが注目されますが、FXGTの魅力は仮想通貨が最大レバレッジ1,000倍で取引できることです。他社の20〜500倍に比べて非常に高く設定されていて、ボラティリティの高い仮想通貨との相乗効果はすごいです。
2024年8月に新設されたオプティマス口座(Optimus)では、FX銘柄などで最大5,000倍のハイレバレッジ取引が可能になりました。スプレッドもスタンダード口座より狭い設定で、デイトレードに向いています。
また、よくFXGTはスプレッドが広いと言われますが、ビットコインなど仮想通貨は低スプレッドで取引できます。
FX銘柄も、プロ口座(中・上級者向け)では平均レベルのスプレッドで、言うほど悪くありません。スタンダード口座は少し広めのスプレッドですね。
暗号資産関連の銘柄が種類豊富で、主要コイン・マイナーコインの他、「ビットコインと金」「ビットコインとアップル株・アマゾン株」などのシンセティック暗号資産も取引できます。
仮想通貨の入出金にも対応しています。
法人口座の開設ができる海外FX業者では珍しく、豪華ボーナスも提供されおるぞ!
新規口座開設ではキャンペーン時期により15,000円〜20,000円がもらえます。その他、Welcomeボーナスとして初回入金額の100%相当(上限8万円)、2回目・3回目以降の入金ボーナスなどもあり、資金を増やすことができます。
ただし、ボーナスは一般スプレッドの「スタンダード口座」、暗号資産専用「クリプトマックス口座(CryptoMax)」、少額用「ミニ口座」に限られます。
ちなみに、個人口座と法人口座は別アカウントとなるため、2つの口座それぞれでボーナスを受け取ることができます。初期資金として最大20万円の取引ボーナスをもらえるのは大きいです。
FXGT.comのおすすめ法人口座は「プロ口座」
FXGTも法人口座と個人口座の取引条件は全く同じです。
プロ口座は取引手数料無料の低スプレッド口座なので、一定の取引量を見込める法人口座としてコスパが良い口座です。
取引可能な銘柄もFXGTの中で最多です。
| 特徴 | 低スプレッドのハイレバレッジ仮想通貨FX |
|---|---|
| 最大レバレッジ (仮想通貨) | 1,000倍(暗号通貨:1,000倍) |
| ボーナス | なし |
| スプレッド | 0.1pips~ |
| 取引手数料 | 無料 |
| 初回入金額 | 5ドル |
| 最大注文ロット | 200ロット |
| プラットフォーム | MT4・MT5 |
| 取扱商品 | FX通貨ペア、株価指数、メタル・エネルギー、株式、暗号資産、GTi12指数、DeFiトークン、NFT |
| その他 | 金、株価指数が3日間スワップフリー |
ランキング外:法人口座の開設ができない海外FX業者(XMTrading・Exnessなど)
法人口座は、どの海外FX会社でも開設できるわけではありません。大口取引に耐えられるサーバー環境や、法人口座の受け入れ体制が整備されている業者である必要があります。
法人口座の開設ができない海外FX業者一覧
- XM Trading(エックスエムトレーディング)
- Exness(エクスネス)
2社とも日本人に人気の海外FX業者ですが、法人口座の開設ができません。
例えばXMTradingでは、個人向けの海外FX事業を重視しており、法人口座の提供は行っていません。これにより、個人トレーダー向けサービスの質を高め、ニーズに特化した事業運営を行っています。
また、Exnessは2023年半ばまで法人口座の受付を行っていましたが、それ以降は受付を停止しました。現時点では再開の予定は発表されておらず、個人トレーダー向けサービスの強化に専念しているようです。
これらの詳細については、「XMTradingは法人口座開設ができない理由」「Exnessの法人口座受付停止の詳細」の記事で説明しています。
海外FX法人口座の開設手順と必要書類

それぞれの法人口座の作り方の流れや、提出が必要となる書類をまとめました。
- AXIORY(アキシオリー)法人口座の必要書類と開設手順
- TitanFX(タイタンFX)法人口座の必要書類と開設手順
- ThreeTrader(スリートレーダー)法人口座の必要書類と開設手順
- FXGT.com(エフエックスジーティ)法人口座の必要書類と開設手順
どの海外FX会社もWEB申し込みとアップロードによる書類提出自体は変わりありませんが、申し込み手順が多少異なります。
また、早ければ即日審査がおりて取引が開始できますが、不備があると再提出で長引くので、以下の点に注意しておきましょう。
法人口座申込み時の注意事項
- メールアドレスは法人専用を用意する
- 運転免許証など裏表がある場合は、両方を提出
- 本人確認書類の期限が切れていないこと
- 書類の文字や写真が鮮明であること
- 書類は四隅が写っていること
- 提出書類の形式はJPGやPING(PDF形式がOKな場合あり)
- 確認書類は、6ヶ月以内に発行されたもの
※住所確認書類は3ヶ月以内指定の場合あり
AXIORY(アキシオリー)法人口座の必要書類と開設手順
資金の安全性と低スプレッド、総合力でAXIORYを選んだあなた!!
法人口座開設の準備はよろしくて!?
AXIORYには、法人口座用の申し込みフォームが用意されています。法人や代表者の情報を入力し、書類を提出するシンプルな手順です。
書類提出はフォーム入力途中にありますが、後から提出を選ぶこともできます。
AXIORY法人口座開設の流れ
- AXIORY公式サイトの「法人口座開設フォーム」へ
- 【申し込みフォーム】会社情報、連絡情報、所在地、取締役情報、
アンケートや質問入力、必要書類の提出(※あとで提出が可能) - 【申し込みフォーム】口座設定
- 【法人口座開設が完了】メールでログイン情報が届く
AXIORY法人口座の必要書類
法人の確認書類
- 履歴事項全部証明書(登記簿謄本)
- 法人現住所確認書類
- 取締役決定書
- 株主名簿
- 定款
- グループ構成(法人の構成 ※公式テンプレートあり)
代表者の確認書類(役員全員分)
- 本人確認書類(パスポート、免許証、マイナンバーカードなど)
- 現住所確認書類(公共料金明細・請求書、銀行残高証明書、取引明細書、健康保険証、印鑑証明書、税関係書類、運転免許証など)
※6ヶ月以内に発行されたもの
以下の「AXIORY法人口座」の記事で、より詳しく説明しています。
TitanFX(タイタンFX)法人口座の必要書類と開設手順
約定力と低スプレッドで安定したスキャルピングをしたいあなた!!
法人口座の作り方を伝授しますわ!
TitanFXでは、申し込みフォームで個人取引口座か法人取引口座かを選んで申し込みをします。
ユーザー登録後に、マイページより詳しい情報や書類をアップロードする流れです。
TitanFX法人口座開設の流れ
- 「公式サイト申し込みフォーム」で法人口座を選択
- 【申込みフォーム】ユーザー登録、取引口座の選択、お客様情報を入力
- 【メール確認】確認ボタンを押す
- 【ログイン】クライアントキャビネットへログイン
- 【マイページ】法人・代表者情報を登録
- 【マイページ】必要書類アップロード、投資額に関する質問に回答
- 【承認後】メール確認・法人口座で取引開始
TitanFX法人口座の必要書類
法人の確認書類
- 海外法人:取締役一覧が記載されたCompany Statement
※オフショア法人の場合は、Registered Agentが発行したCertificate of Incumbency - 海外法人:Certificate of Incorporation
- 日本法人:登記簿謄本(登記事項証明書)
代表者の確認書類(役員全員分)
- 写真付き身分証明書 1点
(パスポート、マイナンバーカード、運転免許証のIDセルフィ) - 住民票 ※発行から6ヶ月以内
以下の「TitanFX法人口座」の記事で、より詳しく説明しています。
ThreeTrader(スリートレーダー)法人口座の必要書類と開設手順
激的に狭いスプレッドに魅せられた、超低コスト派なあなた!!
すぐに申し込み・・・あら?公式サイトに法人口座申し込みが見つかりませんわ。
ThreeTrader公式サイトに、法人口座についての記載が見当たらなかったため、公式サポートに問い合わせてみました。
個人と同じ「ライブ口座」の申し込みをした後、公式サポートへ「メールで法人口座申し込み」をする流れになるそうです。そのため、「ライブ口座開設用の書類」と「法人口座開設用の書類」が必要書類となります。
ThreeTrader法人口座開設の流れ
- 【ライブ口座開設】「公式サイトフォーム」より申し込み
※個人情報入力、口座設定、本人確認書類アップロード - 【ライブ口座開設】審査完了メールが届く
- 【法人口座開設】メール添付で法人口座必要書類を提出
- 【法人口座開設】承認連絡で取引開始
ThreeTraderライブ口座の必要書類(個人口座と同じ)
個人確認書類
- 写真付き身分証 1点(マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなど)
- 住所証明書 1点(住民票、銀行及びクレジットカードの利用明細、公共料金の領収書)
※マイナンバーカード提出の場合、住所証明書は必要ありません。
ThreeTrader法人口座の必要書類
法人の確認書類
- 会社の登記簿謄本(3ヶ月以内のもの)
- 法人銀行口座取引明細書(3ヶ月以内のもの)
- 株主名簿または出資者名簿
- 法人名および役員全員の氏名、ローマ字表記(メール本文に記載)
代表者の確認書類(役員全員分)
- 顔写真付き身分証明書(役員全員)
- 身分証明書を持った状態での自撮り写真(役員全員のセルフィ)
- 「20%以上の株式保有者」または「出資者」全員の顔写真付き身分証明書
以下の「ThreeTrader法人口座」の記事で、より詳しく説明しています。
FXGT.com(エフエックスジーティ)法人口座の必要書類と開設手順
海外仮想通貨FXで稼ぎたいあなた!!
法人口座の開設方法を教えてさしあげますわっ!
FXGTでは、はじめから法人口座と個人口座の申込みフォームが分かれています。
申し込み後はすぐにアカウントが発行され、マイページから詳細情報の入力や書類アップロードを行います。
FXGT法人口座開設の流れ
- 「FXGT.com公式ページのフォーム」より法人口座開設の申し込み
- メール認証
- マイページへログイン・本人確認
- 企業情報の確認:フォームへ入力
- 企業情報の確認:必須書類のアップロード
- 代表者情報の確認:フォームへ入力
- 代表者情報の確認:必須書類のアップロード
- 審査・認証通過で【法人口座開設が完了】
FXGT.com法人口座の必要書類
法人の確認書類
- 銀行取引明細書・銀行残高証明書のいずれか ※法人名義で過去3ヶ月以内
- 登記簿謄本 ※過去6ヶ月以内
- 役員証明書 ※過去6ヶ月以内
- 株主証明書 ※株式発行がある場合のみ・過去6ヶ月以内
- 最終受益者申告書 ※画面内でテンプレートをダウンロード
代表者の確認書類(役員全員分)
- 代表者本人の写真付き確認書類1つ(免許証・パスポート・マイナンバーカードなど)
- 代表者現住所確認補書類1つ
(住民票、クレジットカード明細書、公共料金領収証、銀行取引明細書など)
※発行日から6ヶ月以内 - 取締役会決議書
※画面内でテンプレートをダウンロード
以下の「FXGT.com法人口座」の記事で、より詳しく説明しています。
海外FXトレーダー法人化の流れ

法人口座を作る前に、まずは会社を設立せねばならんぞ。
まだ法人設立が済んでいない場合は、法人化する必要があります。
法人口座は法人名義で開設するため、まずは法人化することが必須です。法人化が済んでいる人は読み飛ばしてください。
法人設立だけであれば、スムーズにいけば1〜2週間程度で完了しますが、法人用銀行口座の開設や税務署などへの届け出を含めると、1〜2ヶ月程度見ておくと良いです。
法人化までの7つの流れ
- 法人設立の基本事項を決定する
- 定款の作成と認証
- 登記申請
- 各種届出(税務署や労働基準監督署関連)
- 法人名義の銀行口座を開設
- 各種保険の加入(労働保険・社会保険)
- 事業開始の準備(海外FXで法人口座を開設)
法人書類作成や申請は、複雑なことも多いので、行政書士や司法書士に依頼することが一般的です。
法人化の手順1.法人設立の基本事項を決定する
まず、法人設立に必要な基本事項を決定します。
法人設立の前に決めること
- 会社名・・・自由に設定可能だが、他社との重複や商標登録に注意
- 所在地・・・例:自宅やレンタルオフィスなど
- 事業内容・・・例:外国為替証拠金取引、金融商品取引の仲介業務など
- 資本金・・・例:100万円~1,000万円程度
- 役員構成・・・例:1人の場合は自分が代表取締役
法人化の手順2.定款(ていかん)の作成と認証
法人化する際には、まず定款(会社の基本的なルール)を作成します。
定款には、会社名、目的、本店所在地、設立に関する事項などを記載し、それを公的に認証する必要があります。
やることリスト
- 定款の作成:法律に基づいた形式で定款を作成
- 公証人の認証:定款を公証人役場に持っていき、認証を受ける
法人化の手順3.登記申請
設立登記申請書類を準備し、法務局に提出します。
必要な書類には、定款、役員の選任に関する書類、資本金の払込証明書などが含まれます。法務局での登記処理には通常1〜2週間程度かかります。
やることリスト
- 登記申請書類の準備:登記申請に必要な書類を準備
- 法務局への提出:法務局に書類を提出、法人の設立登記
法人化の手順4.各種届出(税務署や労働基準監督署関連)
登記完了後、税務署や労働基準監督署など、関係機関への届出を行います。
やることリスト
- 法人設立届出書:法人設立後、税務署に法人設立届出書を提出
- 青色申告承認申請書:青色申告の承認を受けるための申請書を提出
- 給与支払事務所等の開設届出書:給与支払事務所を開設した場合は、税務署に届出
法人化の手順5.法人名義の銀行口座を開設
法人名義の銀行口座を開設します。これにより、法人の資金管理が容易になります。
開設には、登記簿謄本や法人の印鑑証明書などが必要です。
やることリスト
- 必要書類の準備:登記簿謄本や印鑑証明書などの必要書類を準備
- 銀行口座の開設:法人名義の銀行口座を開設
法人化の手順6.各種保険の加入(労働保険・社会保険)
労働保険や社会保険に加入します。役員や従業員がいる場合は、労働保険(雇用保険、労災保険)や社会保険(健康保険、厚生年金)の手続きが必要です。
やることリスト
- 労働保険の加入:労働基準監督署に届出を行い、労働保険に加入
- 社会保険の加入:社会保険事務所に届出を行い、社会保険に加入
法人化の手順7.事業開始の準備(海外FXで法人口座を開設)
法人化が完了したら、いよいよ海外FXで法人口座を開設し、事業を開始する準備を進めます。
個人口座とは異なり、法人口座には必要な書類や手続きが追加されるため、事前にしっかり準備しておくとスムーズです。
具体的な法人口座の必要書類や開設手順は先に述べた通りです。
海外FXの法人口座のよくある質問
海外FXの個人口座と法人口座は何が違うんですか?
個人口座も法人口座も、取引条件・規約が同じに設定している海外FX会社がほとんどです。
提出書類に関しては、法人口座では会社を証明する書類も必要になります。そのため、法人口座申し込みには法人化が条件です。
また、税制上の違いもあります。
すでに海外FXで個人口座を開設済みです。新しく法人口座を作る必要がありますか?
対応している海外FX業者もありますが、あまりおすすめできません。
個人のものを法人に譲渡することになるので、税制上などの手続きが面倒だからです。
AXIORY、TitanFXについては、海外FX会社自体が法人口座は新規登録のみの受付です。
ThreeTraderは個人口座を法人口座として使うことが可能ですが、未入金であることが条件です。法人専用メールアドレスでの登録も必要です。
FXGT.comは、個人口座から法人口座へ変更できますが、手続きの関係もあり、避けたほうが無難です。
海外FXの法人口座まとめ
海外FXで法人口座を開設するには、法人化が必要で、法人書類の提出が求められます。
おすすめの業者はAXIORY、TitanFX、ThreeTrader、FXGT.comの4社です。XMTradingやExnessで法人口座は作れません。
取引量が多い法人には、低スプレッドタイプの口座が最適で、コストを抑えた取引が可能です。
法人化の目安は年間利益1,000万円以上が一般的で、それ以下では、個人事業主でいるメリットの方が大きく、法人化の意味がない可能性があります。
最大のメリットは、法人税の軽減や経費計上による節税効果です。法人として最適に運営すれば、法人口座の利用で支払う税金が安くなり、税制上有利な制度も利用することができます。
AXIORY(アキシオリー) | TITAN FX(タイタン) | Three Trader(スリートレーダー) | FXGT.com(エフエックスジーティ) | |
|---|---|---|---|---|
| 特徴 | 資金の安全性 | スキャルピングに最適 | 最狭スプレッド | 仮想通貨に強い |
| 最大レバレッジ (仮想通貨) | 2,000倍 (取扱なし) | 500倍※少額口座:1,000倍 (100倍) | 1,000倍 (200倍) | 5,000倍 (1,000倍) |
| 信頼度・安全性 | ||||
| 仮想通貨の スプレッド (手数料) | – | |||
| スプレッド (手数料) | ||||
| ボーナス | ||||
| 銘柄数 | ||||
| 約定力 | ||||
| 日本語サポート | ||||
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