Exness法人口座の開設手順【現在は不可/再開は?】条件や必要書類、メリット・デメリット

Exness(エクスネス) 2024.09.05 2024.10.29

現在、日本でExnessの法人口座開設はできません。
法人口座受付再開の予定も未定です。掲載されている開設条件は2023年6月より前の情報です。

Exness(エクスネス)で法人口座は、個人投資家から一歩進んだトレーダーにとって、個人口座より税金面でメリットが大きい選択肢です。

法人口座を開設するには、どうすればいいかしら?

それが・・・日本ではExness法人口座の開設はできなくなったんじゃ。

結論から言うと、2023年6月までは開設できたようですが、現在、Exnessは日本居住者が法人口座を開設することができません。

無制限レバレッジを試す

Exnessの特徴や口座タイプ・入出金については、「Exnessの評判・口コミ」記事でも紹介しています。海外FXの法人口座についても、別記事にて解説しています。

2024年12月中旬より、公式の日本語サイトが非表示となっています。申込みフォームは英語表記ですが、通常通り口座開設が可能です。 (※2024年2月にも数ヶ月の非表示期間あり)
ログイン後のマイページは日本語で、サポートも日本語対応です。
(関連記事:「Exnessから日本語が消えた!?」)

目次

Exnessは日本で法人口座の開設ができない(2024年9月現在)

Exnessの日本語版公式サイトには法人口座についての記載が一切なかったため、サポートへ問い合わせ、回答をいただきました。

Exness公式サイトを見たけど、
法人口座について何も見当たらなかったのよね。

法人口座についての問い合わせメール1

法人口座開設に関するメール回答1(一部抜粋)

大変恐れ入りますが、日本では法人口座の開設につきましては受付を行なっておりません。ご要望に添えず申し訳ございません。

引用元:Exness公式サポート メール回答

Exnessでの法人口座開設できると書かれたブログやサイトがいくつもありますが・・・実は、過去の話です。公式ページにも「法人口座」の記載は一切なく、表記はすべて削除されています。

何にせよ、2024年9月3日現在は、法人口座開設ができません。

X(旧Twitter)などのSNSでも話題にあがっていますね。

Exness法人口座の受付再開はある?

追って、以下のサポート返答メールをもらいました。

法人口座についての問い合わせメール2

法人口座開設に関するメール回答2(一部抜粋)

残念ながら、再開の目処も立っておりませんとのこと、ご了承くださいませ。

なお、法人口座の開設については、現在お申し込みがいただけない国を以下にご紹介します。
ブラジル、UAE、日本でございます。

法人口座の開設については、まず弊社で個人のアカウントを、法人口座を管理する人物(代表者)にて開設いただきます。
その後、お客様よりお問い合わせいただき、弊社が用意する専用フォームへ記入、申請、弊社から提供を依頼する書類提出をお願いし、弊社での確認手続き、法人口座開設といった流れになります。
また、国ごとに必要要件は異なります。

引用元:Exness公式サポート メール回答

日本で法人口座を再開する目処は立っていないのね。

現在、日本を、ブラジル、UAE(アラブ首長国連邦)の3カ国で法人口座開設を停止しているようです。

3カ国の共通点は、金融規制が非常に厳しいことです。法人となると、より厳しくなりExness側の対応コストもかかります。受付再開の目処も立っていないとのことなので、期待して待たないほうがよさそうです。

法人口座を世界的に受付停止しているわけではないので、どうしても法人口座を作成したい場合は、対象の国で法人化して、その国の居住者を代表者とすることになります。日本居住者にはちょっと厳しいですね。

日本で法人口座が受付再開された場合は、追ってこのページにてお知らせします。

最後に、Exnessに近い環境のおすすめ法人口座も掲載しているので、法人口座の開設を検討中の方は参考にしてみてください。

以降は、過去に法人口座開設できたときの情報になります。

Exness法人口座の開設には3つの条件がある【受付停止中】

現在、日本でExnessの法人口座開設はできません。
法人口座受付再開の予定も未定です。掲載されている開設条件は2023年6月より前の情報です。

Exness法人口座を開設するには、以下の条件を満たす必要があります。

他の海外FX会社より・・「入金額」「取引量」のハードルが高いわね。

法人口座の必須条件

  • 条件1:個人口座での取引実績(目安は3ヶ月程度)
  • 条件2:プレミアシグネチャー取得
    (累計投資1,000万ドル、四半期取引量2億ドル以上)
  • 条件3:法人化していること(法人の必要書類提出)

それぞれの条件について、詳しく説明していきます。

条件1:個人口座での取引実績(目安は3ヶ月程度)

Exnessでは、はじめから法人口座を開設することができず、個人口座を開設した上で、取引実績を作る必要があります。

  • 個人口座を開設
  • 取引実績(目安:3ヶ月以上)

期間はかかるものの、特に難しい条件ではありません。

条件2:プレミアシグネチャー取得【入金額・取引額の条件あり】

この条件の難易度が非常に高いです。

プレミアシグネチャーになるには、
累計入金額14億円、四半期取引量280億円が目安じゃ。

そんな・・・条件が厳しすぎますわっ!!

Exnessには「Exnessプレミア会員」というロイヤルティプログラムがあります。プレミア会員には3段階あり、「プリファード」「エリート」「シグネチャー」というランク付けになっています。

取引量が増えるほど熟練アカウントマネージャーによる優先サポートやメンバー限定特典が受けられるようになります。各会員ランクになる条件は以下の通りです。

プレミア会員の条件(1ドル140円換算)
クラス
適用条件
プレミアム
プリファード
プレミアム
エリート
プレミアム
シグネチャー
累計入金額20,000ドル
(約280万円)
50,000ドル
(約700万円)
1,000万ドル
(約14億円)
取引量
(四半期当たり)
5,000万ドル
(約70億円)
1億ドル
(約140億円)
2億ドル
(約280億円)

表を見て分かる通り、プレミアムシグネチャーを取得するには、累計入金額1,000万ドル
(約14億円)かつ四半期当たりの取引量が2億ドル(約280億円)が条件
です。

相当な資産家でないと、条件クリアは非常に厳しいです。

条件3:法人化していること(法人の必要書類提出)

第3の条件は、どの海外FX会社でも必須となる条件です。

法人口座を開設するには、法人に関する証明書や代表取締役の本人確認書類を提出することになります。その書類を得るためには、「法人化(会社設立)」をしなければいけません。

法人化のメリット・デメリットについて後述しているので、法人口座開設したいと考えている方は読んでみてください。

【例外】Exness法人口座はIBパートナーランク「ブリリアント」でも開設可能

IBパートナー(アフィリエイター)は、Exnessを紹介(アフィリエイト)することで、収益を得る人のことです。

通常、Exnessで法人口座を開設するには、先に示した3つの条件をクリアする必要がありますが、IBパートナーの場合、別条件が適用されます。

IBパートナーの法人口座開設条件

  • 紹介ブローカー(IB)プログラムに登録して、IBパートナーになる
  • 「ブリリアントパートナー」ランクになる
  • 法人化していること(法人必要書類提出)

法人化は同じですが、「個人口座を開設して3ヶ月程度の取引実績」「プレミアシグネチャー取得」が免除されます。

以下は、IBパートナーランク達成条件の表です。

こちらも難易度が高いわね・・・

IBパートナーランクの達成条件(1ドル140円換算)
ランク
達成条件
紹介者の取引量紹介人数
(アクティブなお客様)
パートナー
(最初のステータス)
0~15百万ドル
(0円~約21億円)
0名
上級パートナー15~30百万ドル
(約21億円~42億円)
1名
ブロンズ30~150百万ドル
(約42億円~210億円)
3名
シルバー150~450百万ドル
(約210億円~630億円)
5名
ゴールド450~900百万ドル
(約630億円~1,260億円)
8名
ブリリアント900百万ドル以上
(約1,260億円以上)
10名

「ブリリアント」ランクになるには、10名以上のアクティブな紹介者(トレーダー)の総取引量が900百万ドル以上(約1,260億円以上)必要になり、簡単に達成できる条件ではありません。

Exness(エクスネス)法人口座の特徴と取引条件

法人口座も、個人口座と同じ取引条件が適用されるぞ。

Exnessの法人口座の特徴

  • 無制限レバレッジがある
  • 取引環境のバランスが良い(低スプレッド、高約定力)
  • 日本語サポートデスクがある

無制限レバレッジで有名なExnessですが、取引環境も良く、他社と比べても低スプレッド・低コストで、約定力も高いため、自動売買(EA)やスキャルピングにも向いています。

口座開設後は、マイページから日本語メールサポートもあり、基本的には数時間〜24時間以内に返答があります。

Exness法人口座は5タイプから選べる│おすすめはプロ口座

おすすめはプロ口座ですわ!
低スプレッドで手数料無料ですもの。

どの口座も最大レバレッジ無制限は変わりありません。

初心者であればスタンダード口座が最適ですが、中・上級者であればプロ口座、機関投資家並の取引量であればロースプレッド口座がコスパ良く、取引環境も有利になります。

口座タイプと種類

  • スタンダード口座・・・一般向けのバランス型(手数料無料)
  • スタンダードセント口座・・・少額トレーダー向け(手数料無料)
  • プロ口座・・・低スプレッド(手数料無料)
  • ゼロ口座・・・ゼロスプレッドあり・低スプレッド(手数料あり)
  • ロースプレッド口座・・・最狭スプレッド(手数料あり)
【法人口座】Exnessの口座タイプ比較
項目スタンダード口座スタンダード
セント口座
プロ口座ゼロ口座ロースプレッド口座
特徴一般口座少額用低スプレッド
即時約定
ゼロスプレッドあり
成行約定
リクオートなし
最狭スプレッド
成行約定
取扱銘柄外国為替
貴金属
仮想通貨
エネルギー
株式
インデックス
外国為替
貴金属
外国為替
貴金属
仮想通貨
エネルギー
株式
インデックス
外国為替
貴金属
仮想通貨
エネルギー
株式
インデックス
外国為替
貴金属
仮想通貨
エネルギー
株式
インデックス
取引手数料無料無料無料ロット毎片道$0.05からロット毎片道最大$3.50
スプレッド0.2pips~0.3pips~0.1pips~0pips~0pips~
最大レバレッジ無制限無制限無制限無制限無制限
ボーナスなしなしなしなしなし
初回入金額150ドル150ドル1,000ドル1,000ドル1,000ドル
最小取引ロット数
(1ポジションあたり)
0.01ロット0.01ロット0.01ロット0.01ロット0.01ロット
最大取引ロット数
(1ポジションあたり)
200ロット
60ロット
※時間により変動
200ロット200ロット
60ロット
※時間により変動
200ロット
60ロット
※時間により変動
200ロット
60ロット
※時間により変動
最大ポジション数無制限1,000ポジション無制限無制限無制限
マージンコール60%60%30%30%30%
ロスカット
(ストップアウト)
0%0%0%0%0%
追証なし○○○○○

Exness法人口座開設の必要書類

法人口座開設には、法人・代表者それぞれを証明する書類提出が求められます。

代表者に関する書類は、「役員」「株主(25%以上の株保有者)」全員分をデータアップロードにて提出します。

法人に関する必要書類

  • 申込書(英語)
  • 定款(会社の基本ルールや運営方針)
  • 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
  • 住所確認書類
  • 取締役一覧
  • 株式名簿
  • 法人番号

代表者に関する必要書類

  • 写真付き本人確認書類・・・1点
    (運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、住基カード、在留カード)
    ※期限切れでないもの、裏表がある場合は両方
  • 住所確認書類・・・1点
    (公共料金請求書※電気・ガス・水道・インターネットなど、銀行口座明細書、クレジットカード利用明細書、住民票、戸籍謄本など)
    ※発行から6ヶ月以内のもの

書類提出に関する注意事項

  • データ形式はjpg・jpeg、mp4、mov、webm、m4v、png、bmp、pdfのいずれか
  • データサイズは64MBまで
  • 書類の四隅が確認できるデータ
  • 内容がはっきり鮮明であること

書類に不備があると、審査通過が遅くなるので注意しましょう。

Exness法人口座の開設手順

先に説明した通り、いきなり法人口座開設の開設はできず、個人口座から始めることになります。

また、法人(会社)の法人口座なので、法人化が済んでいないと法人口座の申し込みができません。

Exness法人口座開設の前に法人化しておく

法人口座を開設するには、法人化(会社設立)する必要があるので、まだの場合はそちらもあわせて進めておきましょう。

法人化の流れは以下の通りです。

法人化の手順

  1. 法人設立の基本事項を決定する
  2. 定款の作成と認証
  3. 登記申請
  4. 各種届出(税務署や労働基準監督署関連)
  5. 法人名義の銀行口座を開設
  6. 各種保険の加入(労働保険・社会保険)

会社の基本事項の決定、定款の作成・認証、登記申請などの手続き踏まえると、法人化自体は1〜2週間程度で完了します。

ただし、実際の運営開始までには、銀行口座の開設や税務署などへの届出が必要であり、これらも含めると約1〜2か月かかることが多いです。

Exness法人口座開設の手続き流れ

Exnessは他の海外FX法人口座開設と違い、特殊な条件を設けています。

法人口座の前に個人口座で取引実績を作ってから、法人口座を申し込むという流れになります。

法人口座開設の方法

  1. 個人口座の申込み
  2. 個人口座にて3ヶ月以上取引をする
  3. Exnessサポートに連絡し、法人口座開設希望を伝える
  4. 必要書類を提出する(法人書類・代表者本人確認書類など)
  5. 審査通過で取引開始

Exness個人口座開設の流れ

個人口座開設はEExness公式サイトの「登録」より申し込みできます。手続きは5分程度で完了するので、すぐに取引をはじめることができます。

個人口座開設の方法

  1. Exnessのアカウントを登録
  2. メール認証を完了
  3. リアル口座を開設
  4. 本人確認を完了

必要書類

  1. 写真付きの本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、在留カードなど)
  2. 現住所確認書類(国民健康保険証、社会保険証、住民票、公共料金請求書※ガス・電気・水道など、固定・携帯電話請求書、クレジットカード請求書、納税証明書など)
    ※発行から3ヶ月以内のもの

手続きは簡単で、まずは登録フォームより、居住国、メールアドレス、パスワードを入力して申し込みをします。

届いたメールにある「取引口座を開設する」ボタンを押すと、マイアカウントページにログインできるようになり、「新規口座開設」より口座タイプを指定して口座を開設します。

口座開設が完了次第、本人確認のための必要書類をアップロードにて提出することで、取引を開始できます。

詳しい口座開設の流れは、Exness評判・口コミ記事で紹介しています。

Exnessで法人口座を開設する5つのメリット

Exness法人口座のメリット

  • 個人口座より税金を抑えられる可能性がある
  • 法人は損益通算と繰越控除10年が利用できる
  • 条件を満たすと無制限レバレッジが使える(通常は最大2,000倍)
  • 約定力・低スプレッドなど取引環境が良い(EA・スキャルピングにも最適)
  • スワップフリーで取引できる(仮想通貨など)

メリット1:個人口座より税金を抑えられる可能性がある

目安は年間利益1,000万円じゃ!

法人口座では、法人税の方が個人の所得税より低くなる場合があり、特に高収入のトレーダーにとって節税効果が期待できます。

法人口座で税金が安くなる理由

  • 利益900万超えの分岐点で、法人税の方が税率が低くなる
  • 法人化すると「経費計上」で節税できる

利益900万円を超えると法人税より所得税の方が安くなる

以下は、法人利益にかかる法人税と、個人所得にかかる所得税の比較表です。

法人口座と個人口座の利益分岐点
利益法人口座個人口座
195万円以下法人税15%所得税5%
195万円超~330万円以下所得税10%
330万円超~695万円以下所得税20%
695万円超~800万円以下所得税23%
800万円超~900万円以下法人税23.2%所得税23%
900万円超~1,800万円以下所得税33%
1,800万円超~4,000万円以下所得税40%
4,000万円超所得税45%

利益が900万円を超えた時点で、個人の所得税33%に対して、法人税が23.2%になるので節税になります。

ただ、新しく法人化する場合は、初期費用や継続してかかる費用なども考慮しないといけないため、利益1,000万円越えを法人化の目安とすると良いです。

法人は経費計上で節税できる

法人化すると税金がかからない「経費」として計上することで、以下のような費用を非課税にできます。

非課税となる「経費計上」できる費用例

  • 家賃(事務所として使う場合)
  • 光熱費(電気・ガス・電話・インターネットなど)
  • パソコン費用
  • 自動売買ソフトなど

メリット2:法人は損益通算と繰越控除10年が利用できる

法人は、異なる事業で生じた利益と損失を相殺する「損益通算」が可能です。これにより、複数の事業を行っている場合、損失を活用して全体の課税所得を減らせます。

また、法人は損失を最大10年間繰り越すことができ、将来の利益と相殺して節税効果を高めることができます。これにより、事業の浮き沈みに対して柔軟な税務戦略が可能になります。

個人だと繰越控除は3年なのよね。

メリット3:条件を満たすと無制限レバレッジが使える(通常は最大2,000倍)

特定の条件をクリアすれば、通常2,000倍のレバレッジを超え、無制限レバレッジが利用可能です。大きなポジションを取る際に役立ちます。

無制限レバレッジの利用条件

  • リアル口座で10回の取引が完了していること
    ※指値注文は除く
  • リアル口座で合計5ロット以上取引していること
  • 証拠金残高が1,000ドル以下(14万円以下)であること
    ※1ドル140円換算、含み益も残高に含まれる

ちなみに、無制限レバレッジを適用できる銘柄は、メジャー通貨ペア、マイナー通貨ペア、貴金属(ゴールド、シルバー)です。

メリット4:約定力・低スプレッドなど取引環境が良い(EA・スキャルピングにも最適)

あら、スキャルピングや自動売買(EA)に最適な環境ですわ!

Exnessの平均約定スピード:ミリ秒単位

公式ではミリ秒単位の約定であるとの記載がありました。このことからスリップページが少ないこともわかります。

実際、口コミでもExnessの約定力には定評があります。

スプレッドの狭さに関しても、Exnessは非常に優秀です。

法人口座の平均スプレッド比較(USD/JPY)
海外FX業者スプレッドの狭さ口座名USD/JPY
(米ドル/日本円)
取引手数料(片道)
Exness5.0ゼロ口座0.0pips3.5ドル/ロット
(※通貨により異なる)
Exness4.5プロ口座0.7pips無料
AXIORY4.5ナノ口座/テラ口座0.3pips3ドル(※FX通貨ペアのみ)
TitanFX4.5ブレード口座0.1pips3.5ドル/ロット
FXGT.com3.0プロ口座0.8pips無料
ThreeTrader5.0RAWゼロ口座0.0pips2ドル(200円)/ロット

法人口座としては、まずプロ口座をおすすめしていますが、より取引頻度が高い場合は、低スプレッドを求める場合は手数料ありのゼロ口座という選択肢もありです。

メリット5:スワップフリーで取引できる(仮想通貨など)

Exnessでは、新規口座開設をすると「優待スワップフリー」が指定の銘柄で適用されます。

ポジションを持ち越しても、スワップポイント(金利差調整金)が発生しないので、中・長期間ポジションを保有する際にコストを抑えられます。

初期設定の「優待スワップフリー」対象銘柄

  • メジャー通貨ペア(USD/JPY、EUR/USD、GBP/USD、AUD/USD、NZD/USD、USD/CAD、USD/CHF)
  • マイナー通貨ペア(EUR/JPY、GBP/JPY、AUD/JPY、NZD/JPY、EUR/GBP、EUR/AUD、EUR/NZD、EUR/CAD、EUR/CHF、GBP/NZD、GBP/CHF、AUD/NZD、AUD/CHF、NZD/CAD、USD/THB)
  • 仮想通貨CFD(全銘柄)
  • 株価指数CFD(全銘柄)
  • 貴金属CFD(XAU/USD)

ただし、取引量が少なくなったり、持ち越すポジション数が多くなったりすると、「スタンダードスワップレベル」に降格されます。

具体的な降格条件は公表されておらず、アルゴリズム判定で自動的に適用される仕様です。

「スタンダードスワップレベル」対象銘柄

  • 仮想通貨CFD(BTC/USD、ETH/USD・LTC/USD)
  • 株価指数CFD(JP225※日経平均株価、RLX、BBM)

レベルが下がったとしても、ビットコインやイーサリアムはスワップフリーですのね!

主要な仮想通貨は変わらず常時スワップフリーなのは良いですね。中・長期の取引にも最適です。

Exnessで法人口座を開設する5つのデメリット

節税をはじめ、法人口座開設のメリットは非常に大きいですが、デメリットもしっかり理解し、自身の取引スタイルや目標にあった判断をしましょう。

Exness法人口座のデメリット

  • 法人の場合、赤字でも税金が発生する
  • 法人口座は、保有ポジションの含み益も課税される
  • 法人口座の利益は、個人用途ですぐ使えない
  • 法人化は初期費用と継続費用がかかる
  • ボーナスがない

デメリット1:法人の場合、赤字でも税金や発生する

法人化すると、利益がなくても最低限の税金が発生します。

赤字でもかかる税金

  • 法人住民税の均等割

たとえば、法人住民税の「均等割」は最低でも年間約7万円程度かかります。

デメリット2:法人口座は、保有ポジションの含み益も課税される

法人口座の場合、未決済ポジションの含み益も「計上利益」として認識され、法人税がかかることがあります。

保有ポジションが課税されるケース

  • 「決算時」に保有中のポジションに含み益がある

まだ利益を確定していない状態で、決算を迎えると税負担が発生するリスクがあり、資金繰りが難しくなる可能性もあります。

特に、長期ポジションを保有する際には、含み益に対する課税リスクが問題になることがあります。

デイトレードやスキャルピングなら良いけど、決算期の中長期保有は避けたいわね。

デメリット3:法人口座の利益は、個人用途ですぐ使えない

法人で得た利益は、個人のものとして自由に使うことができません。

法人利益を個人が使うには

  • 役員報酬(給料)として支払う
  • 配当として支払う

その際に個人所得税や住民税が発生します。

急な出費も、個人用途の場合は面倒な手続きがいるんじゃ。ちょっと手間じゃの。

また、過度に法人資産を個人的に使用すると、税務調査などのリスクが高まるので注意しましょう。

デメリット4:法人化は初期費用と継続費用がかかる

法人口座を作るには、法人化が必須ですが、それには法人設立費用や継続して支払う費用が発生します。

法人設立(法人化)にかかる初期費用

  • 法人設立費・・・約20〜30万円程度(定款認証、登録免許税など)

法人維持のための費用(年間)

  • 年間の会計処理費用(帳簿作成や会計ソフトなど)
  • 税務申告費用(税務顧問・決算書類作成など)

それぞれ、司法書士や会計士、税理士など専門家に依頼する場合は、個人にくらべて高い費用が発生します。

これらの固定コストが、個人での取引と比べて負担が大きくなるため、収益が安定していない段階では法人化が逆に負担となることがあります。

デメリット5:Exnessはボーナスがない

Exnessではボーナスキャンペーンを開催していません。

他社では口座タイプにより口座開設ボーナスや入金ボーナス、取引ボーナスなどの特典が適用されることがあるので、ボーナスがないことはデメリットだといえます。

ボーナスはないけれど、取引環境は素晴らしいわ!

ボーナス提供しない分、取引に使うサーバーやシステム、スプレッドなどに充てられているため、中・上級者にとってはこちらの方がメリット大です。

例外として、「Exnessプレミアプログラム」としてランクを得られた場合、特別プロモーションとリワード(報酬)などで、限定ギフトが進呈されます。

初心者や少額資金でトレードしたい場合は、ボーナスの恩恵を受けられる海外FX会社の方をおすすめですね。

Exnessに近い環境のおすすめ法人口座

Exnessでは法人口座が新規開設できないため、法人口座の開設が可能な海外FX他社を比較しました。

Exness並のスキャルピング・EA環境を求めるなら「TitanFX」がおすすめじゃぞ。

ハイレバのFX通貨ペアならAXIORY、ハイレバの仮想通貨ならFXGTかしら。

低スプレッド・低コストならThreeTraderに勝る海外FX業者はないわい。

Exness法人口座と他社口座の比較早見表
Exness
(エクスネス)

【法人受付停止】
TITAN FX
(タイタン)
AXIORY
(アキシオリー)
FXGT.com
(エフエックスジーティ)
Three Trader
(スリートレーダー)
特徴ハイレバと
低スプレッド
スキャルピングに最適資金の安全性仮想通貨に強い最狭スプレッド
最大レバレッジ
(仮想通貨)
無制限
(400倍)
1,000倍
※少額口座以外:500倍
(100倍)
2,000倍
(取扱なし)
5,000倍
(1,000倍)
1,000倍
(200倍)
信頼度・安全性○○◎○○
仮想通貨の
スプレッド
(手数料)
◎○◎◎
スプレッド
(手数料)
○○○○◎
ボーナス✕△△◎✕
銘柄数◎◎◎◎◎
約定力◎◎◎◎◎
日本語サポート◎◎○◎◎
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Exness以外に、無制限レバレッジを提供している海外FX法人口座はありませんが、Exnessでも証拠金14万円以上あるとレバレッジ上限は2,000倍です。

最大レバレッジ2,000倍だと、AXIORYでも同程度のレバレッジで取引できます。

また、Exnessと同じくらいの約定力やスプレッドの狭さが欲しい場合は、TitanFXがおすすめです。スキャルピングや自動売買(EA)も許可されているので、似たような環境で取引することができます。

低スプレッド・低コストであれば、ThreeTraderも良いです。Exness以上のコスパの良さが期待できます。

ちなみに、ここで紹介しているExness以外の法人口座は、開設条件を特に設けていないので、法人化済みで必要書類さえ提出すれば、すぐに法人口座を開設することができます。

Exness法人口座のよくある質問

Exnessでは法人口座を開設できますか?

現時点(2024年9月3日)では、日本でExnessの法人口座を新規開設することはできません。

2023年6月から受付が停止されており、再開も未定です。

Exness法人口座まとめ

現在、Exnessは法人口座の新規登録を受付停止しています。

以前の法人口座では、Exnessは法人口座開設に厳しい条件を設けており、多額の入金や大きな取引料、またはIBパートナー(アフィリエイター)として、高いハードルを超える必要がありました。

Exness自体は、有名な無制限レバレッジ(通常は最大2,000倍)や低スプレッドかつ高い約定力で評価が高い海外FX業者で、スキャルピングや自動売買(EA)にも向いています。

法人口座自体には、税金面でのメリットも大きいので、未定であるExness法人口座受付再開を待つより、他社の法人口座の開設をおすすめします。

無制限レバレッジを試す